【らき☆すた】こなた×かがみPart19【こなかが】

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 09:37:10 ID:7841QnBT
百合っぽいこなたとかがみにゆる〜くマッタリと萌えるスレです

書き込み投稿ルール(はじめてお越し下さった方へ)
☆ sage進行を守りましょう(e-mail欄に半角小文字でsageと入力してください)
☆ 割り込み防止のため書き込みの前にリロードしましょう
☆作品投稿の前には予告を入れて5分以内に投稿を開始しましょう
☆投稿の予告があったら5分間は書き込みを自粛しましょう
☆使う予定のレス数と、終われば投稿完了を必ず知らせてください
☆悲恋、鬱展開、独自設定などの作品は、苦手な人のために前書きで注意を促しましょう
☆極端な欝展開や暴力、悲劇的な結末の作品は(当スレでは歓迎されない傾向にあります)、
 判断に迷われる作品の場合、『避難所SS投稿スレ』に投稿の上で、本スレでの投稿の告知をお勧めします。
 『避難所SS投稿スレ』→http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/

前スレ
【らき☆すた】こなた×かがみPart18【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1209066542/


こなた×かがみSS保管庫
http://www13.atwiki.jp/oyatu1/

こなかがお絵かき掲示板
http://www13.atwiki.jp/oyatu1/pages/574.html

避難所
http://jbbs.livedoor.jp/anime/6076/

2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 09:37:37 ID:7841QnBT
DX版パッケージ 216事件
ttp://ec2.images-amazon.com/images/I/5170IXTLLfL._SS400_.jpg

メガミピンナップ454事件
ttp://www.raki-suta.com/img/src/1198725084759.jpg

メガミピンナップ155事件
ttp://www.raki-suta.com/img/src/1209520160430.jpg


過去スレ
【らき☆すた】こなた×かがみ【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1184759923/
【らき☆すた】こなた×かがみPart2【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1189132797/
【らき☆すた】こなた×かがみPart3【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1190590116/
【らき☆すた】こなた×かがみPart4【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1191854895/
【らき☆すた】こなた×かがみPart5【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1193126126/
【らき☆すた】こなた×かがみPart6【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1194189891/
【らき☆すた】こなた×かがみPart7【こなかが】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1195136185/
【らき☆すた】こなた×かがみPart8【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1196173251/
【らき☆すた】こなた×かがみPart9【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1197991179/
【らき☆すた】こなた×かがみPart10【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1198835102/
【らき☆すた】こなた×かがみPart11【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1199721200/
【らき☆すた】こなた×かがみPart12【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1200669793/
【らき☆すた】こなた×かがみPart13【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1201969118/
【らき☆すた】こなた×かがみPart14【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1202953514/
【らき☆すた】こなた×かがみPart15【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1203870274/
【らき☆すた】こなた×かがみPart16【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1204988784/
【らき☆すた】こなた×かがみPart17【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1207069406/

3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 09:37:58 ID:7841QnBT
らき☆すた情報サイト
らき☆すたファンページ
ttp://harusuki.net/raki_index.html


こなかが漫画の連載している所
あお色えんぴつ
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Toys/4019/index.html
GUNP
ttp://gunp.jp/
よろず4コマ
ttp://www.lcv.ne.jp/~onakkey/page039.html
GABALL SCREEN
ttp://snowrabbit.lolipop.jp/public_html/karitop.html
PNOグループ
ttp://www117.sakura.ne.jp/~nyano/irasuto.html
ふたばミシャ絵保管庫
ttp://hp29.0zero.jp/602/tibimisya/

ニコニコ動画のこなた×かがみリスト
ttp://www.nicovideo.jp/tag/%E3%81%93%E3%81%AA%E3%81%9F%C3%97%E3%81%8B%E3%81%8C%E3%81%BF?sort=f

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 09:38:28 ID:7841QnBT
ここで話題になった同人誌 (英数五十音順)
(一般)
DREAM CAST (山猫BOX)
KNKG4 (ハネゴヤ)
LUCKY POINT (東ガル会)
LUCKY POINT SUMMER (東ガル会)
LUCKY POINT AUTUMN (東ガル会)
LUCKY POINT WINTER (東ガル会)
LUCKY☆STRIKE あじゅじゅじゅした〜 (チョボにょぽ)
Sugar☆Star (milkberry)
Sweet Spice (ぱるふぇ)
アトのまつり!@ (ゆ〜のす通信)
アンダンテ (麦畑)
鏡の中のもう一人の私 (山猫BOX)
かがみんぼ (from-D)
キラボシ (SW919)
コイビトミマン (旅人)
コココナカガガガ (ハネゴヤ)
ココココナカガガガガ (ハネゴヤ)
こころのおと (ハネゴヤ)
こな☆かがまんが ぷらす (PNOグループ)
こなたとかがみの麗しき新婚生活 (越ヶ谷興業)
こなたとかがみの麗しき新婚生活A (越ヶ谷興業)
幸いなる星 呪いたる目録 ふたつぼし☆☆ (Hellfragrance)
すく☆スク かがみん (ゆ〜のす通信)
セブンすたー (GUNP)
セブンすたー2 (GUNP)
せるふぃっしゅ2 (I'LL調)
大好きだよっ (まっさら)
ちゅー☆チュー かがみん (ゆ〜のす通信)
ちょー らき☆でい (腰の曲がった空間)
ちょこっと☆ラッキー (MIKIHOUSE)
ついんころねこ (なぐ茶)
破顔一笑 (クラスメイト・ショック)
破顔二笑 (クラスメイト・ショック)
はぐ☆ハグ かがみん (ゆ〜のす通信)
は・ぴ・ら・き (虚弱畑)
はろ☆ハロ かがみん (ゆ〜のす通信)
柊さんちのリラッコナ (おでんや)
もち*もち (スペースオレンジパンケーキ)
らき☆すたRESPECT!! (乙女たちの鳥篭)
らき☆すたRESPECT!!2 (乙女たちの鳥篭)
らき☆でい (腰の曲がった空間)

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 09:39:34 ID:7841QnBT
(18禁)
Caprice Star (ししゃもはうす)
CICADA DRIZZLE (しもやけ堂)
HOME SWEET HOME (いちごさいず)
KONA×KAGA (めろぷり) ※同人ソフト
LOVERY POCKY (ciaociao)
SWEET GIRL (ciaociao)
蒼☆菫 (CELTRANCE)
うぃんたぁ☆ふぃーばー (BBBえくすとら)
かがみんと遊ぼう (まるか家)
こな☆かが (ASTRONOMY)
こなかがでらぶらぶちゅっちゅする本 (最果て空間)
こな☆ちく (おとといのあれ)
こなほん (メカニカルペンシル)
しの☆はら (篠原重工営業部)
彗星 (いちごさいず)
セーラー服キャワイイ同盟 (優希M.K.C)
セーラー服キャワイイ同盟2 (優希M.K.C)
ぬがせて☆セーラーふく (yunico)
まそっぷ (ごべらっつぉ)
らき☆ちょ (恋愛漫画家)
らっきー☆すたー (GABALL SCREEN)
らぶ☆すた (彩也学園)

6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 10:25:13 ID:k28I/7Lz
>>1
乙!まったり行きましょう〜
前スレは155事件が強烈だったけど、今回は誕生日祭りが見られるかな…?

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 10:45:08 ID:oxVSPHev
>>1 乙です!

8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 11:09:19 ID:AfFtFNsQ
さあ、>>1乙ザマスよ!

9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 11:23:57 ID:z5nxBjSF
>>1
乙!!

10 名前:>>1に捧げる歌 :2008/05/13(火) 11:41:54 ID:C4N0XHct
『永遠の愛を告らせて』 By柊かがみ
  (元ネタ:『永遠の嘘をついてくれ(2006嬬恋バージョン)』)
---------------------------------
なのに 永遠の愛が告げられず
昨日まで一人頭抱えていた
永遠の愛を告げたくて
これからは私たち二人旅だよと
こなた 永遠の愛を告げさせて
いつまでも一緒にいたいと告らせて
永遠の愛を告げさせて
何もかも愛ゆえのことなんだと告らせて

場の空気は「こな×ゆき」の中らしい
私の告白はまだ間に合うだろうか
友達やつかさに力を借りまくれば
けっして作れなくはないだろう
告白の場ぐらい

なのに 永遠の愛が告げられず
昨日まで一人頭抱えていた
永遠の愛を告げたくて
これからは私たち二人旅だよと
こなた 永遠の愛を告げさせて
いつまでも一緒にいたいと告らせて
永遠の愛を告げさせて
何もかも愛ゆえのことなんだと告らせて

陵桜を卒業するんだね私たちはと
ほがらかに語ったこなたの目元には
本当はとても寂しいんだよと
嘘をつくのが下手な目尻の涙

なのに 無理に強がりを見せたくて
元気でと校門を離れていく
無理に強がりを見せたくて
新しい生活でも上手くやってけると
こなた 永遠の愛を告げさせて
いつまでも一緒にいたいと告らせて
永遠の愛を告げさせて
いつだって一緒に遊んでいたこなたじゃない

傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく
愛してるわと恥じらいを捨てて口にする
告っちゃえ永遠のさよならのかわりに
迎えたくない結末のかわりに

たとえ ツンデレとこなたが茶化しても
振り払え風のようにあざやかに
人はみな望む答えだけを
聞けるまでアタックしてしまうものだから
こなた 永遠の愛を告げさせて
いつまでも一緒にいたいと告らせて
永遠の愛を告げさせて
ここで出会ったのは運命だったんだと告らせて

こなた 永遠の愛を告げさせて
いつまでも一緒にいたいと告らせて
永遠の愛を告げさせて
ここで出会ったのは運命だったんだと告らせて

11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 11:42:39 ID:mjcN4fJo
こなかが要素が含まれた同人誌のまとめ、テンプレじゃなくて避難所にスレ立てるのは危険かな?
前回も幾つか追加分あったし、スレ立てる人もテンプレに困るだろうし。

12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 12:40:00 ID:M3hZpo5k
>>1氏ね

13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 14:08:09 ID:Pe4uyxId
誰かこなかがの百合焼そば屋を妄想してくれ。

14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 14:10:42 ID:7Q/7Y+Av
>>1おつ!
今月はこなたの誕生日だねー。
さて、どうなるか楽しみです

15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 15:21:05 ID:xXry5lYT
>>1乙 !

>>13
それってどんなのよ?
焼きソバ屋しながらイチャイチャしてるわけ? w
ていうか、この流れからなんで焼きソバ屋の話が出てくるww

16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 15:29:09 ID:Dbr6/5vU
            / / /                    \
         /Y^Y^ヽ/  /    /  .イヽ        \ \
.       /: : : ∨: : /  /     / / / !  !  ! !   \ ヽ
    /: : : : :::/: : :.l  /     / イ / |  |  | l  ',   l`ヽ.l
   /: : : : : :: /: : : :{  l、_  / / ! /  |  |  ,.l -ト  l   |   l
   \: : : : : : i: : : : :|  { `メ、 l/ l/、::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
    \: : : :.|: : : : :|  | / /` ::/':::::/ ´`ヽ _  三,:三ー二
       \/l___.r|  l イ ヽ゜、 .ノヽ--/ ̄ ,
        |  l  l{ ヘ l/   ".ミ }  ...|  /!/           
        |  l  lト、_V      」_}`ー‐し'ゝL _
        |  l  l   ̄lヽ、    _,:ヘr--‐‐'´}    ;ー------
        l  l   ',    |   > .、,,ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
.        /   ト、  ヽ、 |/: :.|   T:.ヽ |   l   |
      /   /  \  \|: : :.<   Lュ: 弋.  l   |
      /   /   | >、  \: : \___ ヽ: : lヽ.l   |
.     /   l   /⌒ヽヽ  ヽ: : : \  ̄| : l: :l|   | |


17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 17:17:16 ID:G6yLUWRg
155事件のピンナップはメガミマガジン何月号に載ってるのか教えてください

18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 19:37:11 ID:DZDSvEtW
                  -──―─‐-
               '"::::::::_:_:::::::::::::_:_::::::::::::`丶、
            /::::::::::: /::::::`ヽ/:::::::}::::::::::::::::::::\
            /::::::::::::::::::|^" ̄ ̄ ̄"^|:::::::::::::::::::::::::::',
          / :::::::::::::::::/‐ト        _|_::::/! :::::::::::::::: l
            /:::/::::::/:::::ハ::|       |:::/`ト:::::::::::::::::::|
        //|:::::::|:::::,' ヽ!         j:/  !:::::,'::::::::::: |
          〃  |:::::::|:::::! ,ィ≠ミ     ィ≠ミ |:::/ ::::::::::: | >>1 乙ッス!
          j :::::::l:: |/价ーイ     廴ノ心V:::::::::::/:::l
          /:/l:::::l::ハ{.{トー'i|  、 ,   {トr-':リ}|:::::::::/::: l
            レ' l:::::小 V少  }={  V辻ソ ,'::::: ∧::::l
             | :::::::`ト、__ノ' ヽ、___,メ ::::/ノ::::l
             |:::::::::::ゝ _   マ ̄)  '' /::::::/:::::::::l
             |:::::::::::: |:::::|:¬ーr--‐r<V::::::/:::::::::: |
            \::|:::: |:::::j:ノノフ   ゝfV:::/|::::::::::: |
               `|ヽ:|/ /∨    j∨'´\j:::::::::::::|
.                |:::/\  {⌒⌒Yノ'     ヽ ::::::::|
.                |/     V~~~/         ヽ:::::|
             ノ  {   ヽ/   /    |:::::|
            /     \  ○\//       |:::::|


19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 19:40:49 ID:OXCDC5+P
>>15
らき☆すたオンラインを読むといい

20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 19:55:09 ID:Mq2d56D7
猫口ごまかしぴょこりとあほ毛、こなたの恋路は遠回し
ツンツンデレデレかがみの恋路、照れ屋鈍感大暴走

なんてフレーズを考えてみたんだが、前後がうまく思いつかないぜ…

21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 20:22:35 ID:7F5wpvNU
[アニメキャラ(個別)]【鼻ぴー】 らき☆すたキャラ虐待総合スレ5
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1209879050/
[アニメキャラ(個別)]「泉こなたを自○させる方法」を考える 20
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210008214/
[アニメキャラ(個別)]木冬かがみが大学でぼっちになっているようです17
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210439077/
[アニメキャラ(個別)]【アンチ】らき☆すたの柊かがみは臭い その5
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210058374/
[アニメサロン]【らき☆すた】柊かがみの放つ悪臭について
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1194867628/
[アニメサロン]柊かがみの生放送ブボボ(`;ω;´)モワッ3発目
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1209203058/
[アニメサロン]かがみん><
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1199936657/
[アニメサロン]泉こなたは本当にいたら絶対にいじめられる その3
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1209693726/
[キャラネタ]【非常に】鬱の泉こなた【暗い】
http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1207328366/
[なりきりネタ]かがみがいじめをうけているようです
http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1197989731/
[なりきりネタ]こなちゃんうざいよ5
http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1206325295/
[モナー]( ̄ω ̄・) ←を虐待するスレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mona/1171466868/

22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 20:34:27 ID:oBC2pK4F
今更ながら買ってきたおきらくBOXの冊子が何気にこなかが要素満載な件について。
あるページではカップル扱いされてるしw

23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 20:34:30 ID:4SorhRgX
>>1
乙!!

24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 21:03:17 ID:O0Bu3Hwl
>>17
6月号。今書店で売っているやつ。

25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 21:06:55 ID:G6yLUWRg
>>24
どうも。
久しぶりに来たらえらいことになってたようで。

26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 21:10:11 ID:G6yLUWRg
amazonで注文完了

27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 21:26:59 ID:8L8eROW3
>>1
乙ガンダム


28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 21:39:13 ID:MR9FnPSf
>>1 乙!

29 名前:8-784 :2008/05/13(火) 21:47:19 ID:LgAoyJqC
>>1乙です !
こんばんは
落書きうPしたいのですが・・・なぜかアクセス制限に遭ってしまっていつも使わせていただいてる
うPロダにうPできませんでした orz

そんなわけで、しばらく身動き取れません・・・
お返事はうPできるようになったときに一緒に返させていただきます
すみません (涙)

30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 22:02:06 ID:933xDYNU
>>29
いつも楽しみにしてたのにorz

31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 22:18:36 ID:xfEugYwS
>>29
おやつ氏に送ってみてはいかがでしょうか?

32 名前:6-774 :2008/05/13(火) 23:09:32 ID:0viJ3fpG
>>1 スレ立て乙です。

と、新スレ早々で申し訳ない感じもありますが、ssの方。
子狐こなたんの物語ですね。続きの方が出来たので投下させていただいても構いませんでしょうか?
30分頃まで様子見ます

33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 23:11:42 ID:q710rpag
>>1
乙!

34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/13(火) 23:23:05 ID:bDJTH7eQ
前スレのAAラッシュすげーw

35 名前:6-774 :2008/05/13(火) 23:30:55 ID:0viJ3fpG
大丈夫なのかどうか、微妙に判断付き難いですが、時間は頃合になったので投下させていただきます。
先にも書きましたが、ちょっと前にやらせていただいていた、プロジェクト・こなかがと言うシリーズの外伝作品。
子狐こなたんの物語の続きです。
また、拙い文章ではありますが、このスレにいらっしゃってる皆様のこなかが萌えに少しでも貢献できれば幸いです。

36 名前:6-774 :2008/05/13(火) 23:32:31 ID:0viJ3fpG
「かがみ〜、あそぼ〜よ〜」
「ちょっと待って、今からこっち片付けないといけないんだから」
「え〜」
 そう言って唇を尖らせるこなた。そんなこなたを見て、かがみは苦笑しながら、
「後で遊んであげるから」
 と、ポンポンと頭を軽く叩きました。
 くすぐったそうに目を細めるこなた。頭に生えている狐の耳がピクピクと動きました。
 そんな、2人の日常です。

 助けた狐が人間になった。かがみも、そしてその家族も最初は驚きました。
 ですが、昔から狐は何かに化ける動物と言われています。
 なので、神社を営んでいるかがみの家の人達は、それを狐の恩返しと、解釈しました。
 一方、狐であったこなたは、何故、人間になれたのか?そんなことは一切気にせず、ここぞとばかりにかがみに甘えてくるようになりました。
「かがみ〜、あの時は助けてくれてありがと」
 そう言ってかがみに擦り寄るこなた。ですが、こなたの中で2箇所、人間になりきれていない所がありました。それは、耳と尾です。
 どういう訳か、狐の耳と尻尾だけは消えることなく、こなたの頭と腰の辺りから生えていました。
 なので、こなたがかがみに擦り寄ると、ふさふさと毛が生えた耳や尾がかがみに当るわけで、
「ちょ、くすぐったいってば」
「んふふ〜。か〜がみん♪」
 それでも、嬉しそうにしているこなたを見ると、ついつい口元を緩めてしまうのでした。

「あんまり足を動かすんじゃないわよ」
 かがみが言うと、こなたは、は〜い、と返事をしました。
 人間になっても、足に負った怪我は治ってなくて、まだ包帯を巻いています。包帯を替えるのはかがみと、双子の妹のつかさの役目でした。
 そのつかさは、今、かがみと一緒に神社の境内の掃除をしています。
 サッサッ、とかがみが竹箒で石畳を掃き、つかさが一箇所に纏める。木々が多いここでは、必然、ゴミは落ち葉が主体になります。
 はじめは、かがみが後で遊んでくれると言ってくれたので、こなたもおとなしく階段に腰をかけ、足をぶらぶらさせていました。
 しかし段々と積もっていく葉っぱの山を見て、悪戯を思いついたのか、ニヤリと笑うと2人に気付かれないようにそっと、立ち上がりました。

37 名前:6-774 :2008/05/13(火) 23:33:33 ID:0viJ3fpG
「お姉ちゃん、これぐらいでいいかな?」
 一通り境内を掃き終えて、かがみが、ふぅ、と息をついたところでつかさが話しかけました。かがみは辺りを見渡して、
「そうね。屋台の設営場所とかが綺麗になっていれば、とりあえずはいいと思う」
 その時です。掃き溜めた山から一抱え葉っぱを持ってきたこなたが、2人に勢い良く、それを被せました。
「わっ!?」
「きゃっ!?」
 狼狽する2人を見て、こなたはニコッと笑うと、
「驚いた?」
「〜〜〜っ、こなた〜っ!!」
 かがみが、勢い良く拳を振り上げると、こなたは「かがみが怒った〜っ」と、楽しそうに逃げ回り始めました。
「待ちなさいっ、こなたっ!!」
 追いかけるかがみ。ですが、こなたの足は早く、また、元が狐なためか非常に俊敏で、中々捕まりません。
「ここまで、おい……痛っ!」
 と、突然うずくまったこなた。かがみが追いつくとこなたは足を押さえ込んでいます。
「痛いよ〜、かがみ〜」
「はぁ……だからあんまり足を動かすなって言っといたのに――ほら」
 一つ息をついて、かがみはこなたの肩と腰を抱えると持ち上げました。
「傷口が開いちゃってるか、ちょっと包帯外して見てみなくちゃね」
「うぅ〜……」
 ショボン、と目じりを下げるこなた。それと一緒に耳もぺたんと寝てしまいました。
「全く、なんであんなことしたのよ」
 かがみが言っても、こなたは目を合わせようとはしません。不安そうに尻尾が揺れているだけです。
 そんなこなたの様子を見てつかさが助け舟を出しました。
「きっと、見ているだけで退屈だったんだよ。ね?こなちゃん」
「……そうなの?」
 かがみがこなたの瞳を覗き込むと、不安そうに揺れていたそれを伏せて、コクン、と頷くと、
「だって、後で、って言ったのに、かがみ全然遊んでくれないんだもん」
 寂しそうに、そう呟きました。
 そんなこなたの様子に、つかさは苦笑しながらかがみの方を向いて、
「ここは後、私がやっておくから、お姉ちゃんはこなちゃんをお願いしてもいいかな」
 と言いました。それを聞いてこなたは顔を上げると、
「かがみ……?」
「……分かったわよ。ほら、こなた、つかさにお礼言いなさい」
「うん。つかさ、ありがと」
「ううん。気にしないでいいよ」
 そして、つかさを残して、2人は家の方へと戻りました。

38 名前:6-774 :2008/05/13(火) 23:34:27 ID:0viJ3fpG
「はい、じゃあ、足を見せて」
 かがみがそう言うと、こなたは借りている巫女服の袴の裾を持ち上げて、傷口が見えるようにしました。
「あ〜、やっぱり、ちょっと傷口開いちゃってる」
 ちょっと待ってて、と言うとかがみは家の奥の方へと引っ込んで行きました。後に残されたこなたは特にすることもなく、畳敷きの部屋の中を見渡しています。と、
「あら、こなたちゃんじゃない」
 かがみが向かった方とは別の方から、かがみのお母さんの柊みきが盆にお茶とお菓子を乗せて現れました。
「あ、おば……」
 さん、と言おうとした時、一瞬背筋が寒くなった気がしたので、こなたは会釈をしておくだけに留めて置きました。
 みきは、盆を傍の机に置くとにっこりと微笑んで、
「こなたちゃんも、大分人間の言葉について覚えてきたようね」
 と言いました。
「ところで、こんな所でどうしたの?かがみとつかさは?」
 みきが不思議そうに呟くと、こなたは足元の傷口を指しました。それを見て、みきは納得したようで成る程、と頷きました。
「痛くない?大丈夫?」
 と、聞かれて、少しこなたは後ろに下がりました。
「どうしたの?」
 みきが訝しげに眉を顰めます。こなたは、耳と尾の毛をピンと張り詰めさせて、
「人間は、嫌い」
 と、言って四つん這いになると、姿勢を低くし警戒の意を示しました。
 それを見て、みきは苦笑すると、
「あらあら。どうして?」
「だって、人間は私達を罠にかけたり、大きな音を出す棒を持って追い立てるから」
 こなたは、更に姿勢を低くして、唸り声を上げました。その様は、人間になった狐といった佇まいは消えて、元の子狐のようにも見えます。
 ですが、みきは、その様子を見ても動じません。ふっと笑うと、
「じゃあ、かがみは?」
 と、聞きました。
 すると、こなたの張り詰めていた緊張がほぐれ、立っていた毛も元通りにぺしゃりと寝ました。頭頂の一房だけは立ったままでしたが。
「かがみは、好き。人間だけど、優しいし。ツンデレだし」
「え〜と……それは狐の言葉、なのかしら?」
「それにね、かがみといると、温かい。ずっと一緒にいたいって思える」
 そこまで言って、でも、とこなたの耳がぺしゃっと寝ました。
「かがみは、私のこと、どう思ってるのか分からない。私、迷惑かけちゃってるよね。自分勝手な狐だし、怪我もしてるし……でも、かがみといると楽しいから、だから……」
 ぐすっ、と鼻を啜り上げ始めたこなたを、みきは制しました。そして、
「大丈夫よ、こなたちゃん。かがみは素直じゃない所もあるけど、きっと」
「きっと?」
 それには答えず、みきは目線を横にずらしました。つられて、こなたもそちらを見ます。すると、
「ゴメン、お待たせ。中々替えの包帯が見当たらなくて。あれ?お母さん?」
 かがみが戻ってきました。みきの姿に一瞬訝りましたが、直ぐにこなたのところに向き直ると、
「大丈夫?痛くない?直ぐに包帯を替えるから」
 そう言ってこなたの足元を優しく両手で包みました。はっとして、こなたがみきを見ると、みきは微かに頷きました。
「あ、そうそう。かがみ、包帯を替えるなら先にお風呂に入れちゃったほうがいいわよ?」
「それもそうね。傷回りも洗わないとだし」
「……え?」

39 名前:6-774 :2008/05/13(火) 23:35:33 ID:0viJ3fpG
「こらっ、こなた!暴れないの!!」
「ちょっ、かがみ!?ダメ、お湯だけはダメ!!」
 お風呂場、ちょっと早い入浴です。
 かがみはこなたをお風呂に入れようと持ち上げますが、こなたは暴れて抵抗します。
「ヤダッ!毛が濡れると気持ち悪いんだよ?」
「ダ〜メ。清潔にしないと傷の治りが遅くなるわよ」
 お互いに一歩も譲りません。狭い浴場の中をじりじりとにらみ合いながらこなたとかがみは間合いを計ります。
 これは、こなたが人間の姿になった初日から続く戦いです。元々、狐であるこなたは毛が濡れる事を極端に嫌います。人間の姿になってもそれは変わらなかったようです。
 しかし、元は野生の子狐。外に出れば泥だらけになるまで駆けずり回ります。それで家に上がられては困ると、無理を承知でこなたをお風呂に入れるのです。
「うぅ〜……かがみにはあの気持ち悪さが分からないんだよ」
 こなたが呟くと、かがみは組んでいた腕を解いて、
「そうね、そんなに嫌なら強制するのも悪いかしら」
 と言いました。それを聞いてこなたも、ほぅ、と息を吐きました。
「良かった……」
 無い胸をなでおろしたこなたを見て、かがみは少しだけ微笑みました。
「ちょっとこなた、こっち来なさい。頭撫でてあげるから」
「ホントッ!」
 疑うことなく、こなたはかがみの胸に飛び込みました。お風呂場なのでお互い何も身につけていない状態です。ポフッ、と音がしました。
「ん〜、かがみん柔らかい」
「く、くすぐったいってば」
 すりすりと頬と耳をかがみに擦り付けるこなた。その時です、密着した状態のこなたの背中にかがみは右腕を回しました。
「ほぇ?」
 しっかりと捕まえて離しません。そして、かがみの左手にはお湯の入った桶。
「ぁぁぁあっ!?」
 ザパッとこなたの頭からお湯をかけました。
「うみゅぅ〜!?」
 そして、こなたが逃げないように両足で挟み込むと布に石鹸を絡ませてこなたの背中を洗い始めました。
「ちょ、か、がみ……ぁ」
「じっとしてなさいよ」
 背中を流し、尻尾の付け根へ。すると、こなたの体がピクっと硬直しました。
「じっとしてなさいって」
 丁寧に、丁寧に尻尾周りを洗います。最初は強張っていたこなたの体も段々と緊張がほぐれてきました。
「次、頭洗うわよ〜」
 かがみの声が届いていないのか、こなたは何も答えませんでした。それを肯定の意と取って、こなたの髪の毛に石鹸を絡ませます。
 耳に泡が入らないように気をつけて、ゆっくりと。
「(あ、耳がぴくぴくしてる)」
 こなたは先程から俯いたままで、その表情は分かりません。ですが、ぴくぴく動く耳を見ると、きっと気持ちいいんだろう、とかがみは思いました。
 そっと、こなたの耳に手を当てます。
「(うわ、狐の耳って柔らかい……)」
 ふわふわでもふもふ。そしてぴくぴく動く耳。ゆっくりと、毛並みに沿って指を滑らせます。
 こなたの体がまた強張りました。
「こなた……?」
 流石に心配になってこなたの顔を覗き込むと、潤んだ瞳と目が合いました。
 心なしか、こなたの息遣いも荒くなっているみたいです。
 こなたは、かがみを潤んだ瞳で見上げると微かな声で、
「かがみ、ずるいよ……そんなことされたら、私、私……」
 そう言ってこなたは尻尾をかがみの体に巻きつけました。そして、ゆっくりと、顔を近づけていきます。
 かがみも、こなたにあわせるように顔を近づけます。こなたが、目を閉じました。
 そして、
「にゃぅあ!?」
 頭の上から、またお湯をかけました。
「はい、頭洗い終わったわよ」

40 名前:6-774 :2008/05/13(火) 23:36:10 ID:0viJ3fpG
「うぅぅ〜……」
 お風呂に入った後は、かがみの部屋に行って足の包帯の付け替えです。
 お風呂に入って毛が濡れたことが相当嫌だったのか、こなたはかがみの布団に丸まって唸り声を上げ続けています。
「ちょっとこなた、いい加減機嫌直しなさいよ」
 かがみが言うのに、プイと横を向いて。
「フンだ。かがみひどいよ。頭撫でてくれるって嘘までついてさ」
 と言った時です。こなたの頭をフワ、と撫でるものがありました。
「……嘘は、言ってないわよ?」
 こなたが顔を上げると、ちょっと困ったような、微笑んだような、かがみの顔がありました。
 かがみはこなたを布団から持ち上げると後ろから抱え込むようにしました。
 そして、そのまま、また頭を撫でます。
「嫌だったお風呂、頑張ったからね。ご褒美」
「かがみ……」
 また、耳がぴくぴくと動き、尾がパタパタ跳ねます。短い付き合いですが、かがみには、これがこなたの喜んでいる証だと、分かりました。
 ゆっくり、ゆっくり、こなたの蒼い髪の毛を撫で梳き、耳をかいてあげます。
 気持ち良さそうに、こなたは目を瞑りました。
「包帯替えるの、後でいい?」
 かがみが言いました。
「もう少し、こうしていたいから」
「うん」
 こなたは頷きました。そして、かがみの方を向いて、その頬をペロリ、と舐めました。
「かがみ……好きだよ」


41 名前:6-774 :2008/05/13(火) 23:41:12 ID:0viJ3fpG
今回は以上です。お付き合いくださいましてありがとう御座いました。
狐から人間の姿になったこなた。文で表現するのはものすごく難しいですね。
自分の中のイメージは、原作やアニメでそれぞれを動物に例えたら?
と言う話題で、こなたが自身を指して言った時のイメージ狐こなたん。
それに巫女服装備。という感じですが。まぁ、絵にする技量は無いのでそこは読み手の方の素晴らしく逞しい妄想力にお任せします。

この話は、外伝と言うことで軽く読んでもらえるように、と意図的に浅くしている部分もあります。
人間になったこなたがどうやって柊家に受け入れられたか、等。
らき☆すたらしく楽しんでいただければ嬉しいです。
今回は、起承転結で言う所の承に当ります。
次回は何時になるか分かりませんが、またよろしくお願いします。

42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 00:03:58 ID:iVnUSW6H
>>41
乙!
擬音表現の的確さがGJすぐる

43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 01:05:41 ID:qOqrNLly
前スレの埋め乙!

>>41
GJ!
狐の耳と尻尾が生えたこなたか、いいじゃないか!
続きも楽しみにしてますよ。

44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 01:27:50 ID:ESlF3FYY
スレ埋めAA、以前みたいなこなたとかがみの掛け合いが見たいと思うのは俺だけk

45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 01:44:31 ID:JP5p1enc
>>44

>>928…@
>>930-931…A

どうでしょう?

46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 08:17:52 ID:bcAeIUos
>1乙。
前スレ>882は非常に重要な発言をしていると思うw
かがみからすれば「く・・・こいつ、可愛い・・・っ!」って感じであってほしいw

47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 14:36:48 ID:qBrAMbPp
         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>1
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E)
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |


48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 16:06:29 ID:HRL/Zw2l
>>41
GJ
みきさんwww

それから前スレAA埋め職人GJ !

49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 19:23:49 ID:9IBGqOUe
こなた「必死でノンケを装っていたのに…かがみんのバカ…」

50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 19:32:57 ID:0hGVbYZN
>>47
誰にも相手してもらえないからってここまで来んな池沼

51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 20:37:39 ID:pZzuxU7k
わざわざクラスを超えて会いに来る仲である

誰がみても学年公認カップルであったが

本人達がそういう設定ならそれでいいじゃんという
情けが3年B,C組生徒達にも存在した

あと、くっつけ隊とかファン倶楽部とかも存在した

52 名前:4-234 :2008/05/14(水) 20:46:21 ID:s87MzR2c
スキャンの仕方がやっとわかった記念うp
つ【http://www2.uploda.org/uporg1422360.jpg.html
たぶんこれでできるはず…
前に一度携帯でうpしたので分かる方もいる…かな…?
使い回し万歳!

53 名前:(=ω=.) :2008/05/14(水) 21:11:04 ID:URMMaN2w
>>52

うひょーーーーーーGJ!!
( =ω=.)o彡゜ かがみは私の嫁!かがみは私の嫁!


54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 21:21:57 ID:gphmgFiZ
>>52
姫抱っこwww

55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 21:29:09 ID:GgXiW9Qu
>>51
かがみやこなたみたいにクラスが違っても登校も一緒、休み時間も一緒、昼ごはんも一緒、帰着も一緒、夜は長電話
なんて人がいたらフツー誰がどう見てもカップル認定だよな
つーかこれをカップルじゃないと言う方がむしろ不自然

56 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 22:39:01 ID:qjJtCqqV
意外に二人の仲に気付いてないのがつかさだけだったりして。

57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 22:47:47 ID:TcVIg0OG
でも二人の仲に気付いたら、つかさは応援してくれそう

58 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 22:53:44 ID:qf+az+oG
つかさは直感が凄そうだから気づいてそう。
みゆきさんは反対しそうなイメージが強いな。

今保管庫みたら10万ヒット超えてた。職人様、管理人様GJです。

59 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 23:26:03 ID:5dJ5w2by
でも祝福してくれたらそれはそれで友達として駄目な気がするw

60 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 23:26:30 ID:l4DcBlaV
かがみん争奪戦やこなたハーレム状態が好きな自分としては
みゆきさんは天然だからあんまり気にしなさそうなイメージ

61 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/14(水) 23:28:26 ID:qn4MF289
ご、ごゆっくりー!系の反応を予想した俺は異端児…じゃなくて谷口

62 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 00:20:33 ID:JERfXj5G
>>61

ヴァヴァヴァヴァすれもの〜

ヴ ァ ! ?

うわっ……えろっ……





ひぃらぎ……            ごゆっくり! ε==( ノД`)

63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 00:33:36 ID:9g0s+RVr
カップ焼きそヴぁは焼いてないんだぜー
ゆでてるんだぜー

実際にはゆでてすらいません (ふやかしてるだけ

64 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 08:14:43 ID:H6Zl3NKV
みさおはこなたに嫉妬はするが、何だかんだでノンケっぽいな。
むしろ同性愛反対派で友達としてかがみを心配してそう。

65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 10:15:19 ID:rAPjoN8L
>>61
ご、ご・・・ごゆっくりしていってね!?

66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 11:35:46 ID:ejSLY2UR
急に過疎ってきたな
OVA発売も決まったというのに…

67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 12:25:40 ID:PjHNu7z9
みんなリアルも忙しいってことだよ

68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 12:30:37 ID:KSIc6Y9+
さぁ、午後の仕事もがんばるざますよ。

69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 12:30:43 ID:673OjqBA
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210008214/
こっちは賑わってるな

70 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 12:50:01 ID:+mEM3PpK
ここの住民にとって嫌なスレ貼るなよ。
口直しにこのスレ貼っておく。
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1200038889/l50

71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 13:28:49 ID:H6Zl3NKV
あっちのスレは所謂学校裏サイトみたいなもんだからな…
そのうち誰か住民がリアルで犯罪おかして捕まるんじゃないか?

72 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 14:20:54 ID:KPDwMwYB
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|   
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/



73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 14:50:39 ID:TmZULjvN
第一回。チキチキ柊家、こなたん争奪戦、開催!

74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 15:23:35 ID:BI4gNR6+
>>69単にらきすたキャラを使って狂った自分の妄想を書いてるだけの作品とそんなものを喜んでるのが今の住民
今の状況は見るのも無残になっているけれどもね、スレ10くらいまでは、リアルにすれば甘い話だけじゃないといったパラレルワールド的に面白い作品も多かった

単なるたたきでこのレスを書いたわけじゃないので、こなかが、かがこなの世界から見ても
きちんとキャラを使いこなしていてちょっと間違えばありえるなと思えるSSを二つほど紹介しておく(スレタイ通り自殺あり)
蜜より甘いこなかがしか認めないならスルー
でもここのSS職人さんには作品のスパイスとなり得ると思う

ttp://www34.atwiki.jp/konataowata/pages/121.htmlゆき★こな(黒かがみ)
ttp://www34.atwiki.jp/konataowata/pages/120.htmlゆき★こな(黒かがみ) END

ttp://www34.atwiki.jp/konataowata/pages/106.html桜藤祭 隠し


それと保管されている場所で知らない人も多いかも知れないこれは純粋にいい作品と思い紹介しておく
(仲たがいはあるがハッピーエンド、友情として二人を描いた秀作、こなかがSSは恋愛要素を入れなくとも書けるんだと感動した)
原点回帰というか、ネタやイロモノに走って壁に当たっている作者さんへの刺激になればと思う
http://www34.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/276.htmlだいすきな、あなたに

75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 15:52:47 ID:09AvhkFd
>>66
OVAにこなかが要素あるといいなぁ
でも、店長メインらしいけどw

76 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 16:07:14 ID:885RHxvz
>>74
最後のやつは以前読んだことあるな…
普通にいいな、って思えたやつだ
久しぶりに読んだ。ありがとう

77 名前:74 :2008/05/15(木) 16:20:21 ID:JG/lqFnn
「ネタやイロモノに走って壁に当たっている『作者』さんへの刺激になればと思う」の
『作者』は『他のSS職人』さんというほうが適切だった

>>76
自分が紹介した作品をいいなと思う人が他にいるのは純粋にうれしい

78 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 16:35:47 ID:TmZULjvN
文章力無いのは自覚してたつもりだったけど、改めて言われると結構グサッとくるね。
精進しないとね。
でも、個人の妄想SSも、その人にとってのこなかがであるわけだと思うし、SSのレベルに不満があるなら、その旨、投下時に伝えてほしい。
個人で見えない部分を語り合うのも新鮮だし、レベルを上げるのに他人の意見程貴重なものはないから。

79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 16:36:09 ID:/gRfntPC
>>74
ん〜、2スレ目からいるけど……
まあ、確かに鬱な作品は少なくなったかな?
個人的には以前の作品も今の作品も、充分楽しませて頂いてるのでその辺何とも言えず。

ただ、別に今の住人や職人さん達の質が以前より劣るとかは感じないかな。
単に需要の問題というか、らきすたSSが投稿される場所は幾らでもあるから、時間の経過と共に方向性が絞られてきただけのような。
私自身、違った展開のが読みたい時は余所を覗きますし。

いずれにしろ、問題提起が目的なら、今の作品を悪く言うのだけは良くないかと。
残ってる職人さんは逆にやる気無くしそうだし。

80 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 16:37:41 ID:KqbcGSJt
>>74>>77
気持ちはわからないでもないけど、もともと「○○を自殺させるスレ」というのは
『アンチ○○が、○○をいじめて溜飲を下げる』ことが目的で立てられるスレなんで
現状が正常運行だといっていい。

なので、「あまり勧められても・・・」というところはある。

81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 16:39:51 ID:TmZULjvN
文章力無いのは自覚してたつもりだったけど、改めて言われるとグサッとくるね。
精進しないとね。
SSのレベルに不満があるなら、その旨投下時に伝えてほしい。個人の妄想SSもその人にとってのこなかがであるわけだと思うし、それが駄目と思うなら、俺はこうだ、というのを見せてほしい。
そう言った意見交換も楽しいと思う。

82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 16:41:03 ID:TmZULjvN
あ、誤爆した。すまん。

83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 16:58:40 ID:+mEM3PpK
あくまで主観だが…

こなかがスレ住人→幸せな人、又は幸せな気持ちになりたい人
自殺スレ住人→人の痛みが解らない人
ぼっちスレ住人→何らかの理由で心に傷を負っている人

この傾向が強い気がする。

84 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 17:04:51 ID:4Lm5UkWT
鬱、シリアスどんとこいだが自殺スレのは受け付けない
あれは展開に酔ってるだけで、暗い内容やられても逆に薄っぺらく感じる
恋空みたいなもん
まぁ、ネタで書き込んでる人が多いんだろうし
向こうでやってる分には文句言えないんだけどこっちに持ってこられてもなと思うよ

85 名前:74 :2008/05/15(木) 17:08:19 ID:YkZTQG2i
78-80へ
>>69で自殺スレを指したつもりだがこっちの書き方が曖昧だった
全く以って情けないな安価の使い方を間違ったかな

それはそれとして
自分の意志と意思で作品を投下したならば作品に対する責任は全部作者が負う
じゃあお前が書けというのは筋違い
「私は料理はできないが、料理の味は分かる」というのが読者じゃなのか
すまん後半は>>81への意図的な誤爆だ

>>83

人に痛みを負わされてその結果

ぼっちスレ住人→何らかの理由で心に傷を負っている人

自殺スレ住人→人の痛みが解らない人

になったとも考えられないか

86 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 17:30:43 ID:/gRfntPC
>>85
ああ、なるほど。了解、申し訳ない。
文章だけだとなかなか難しいね。

それはともかく、自殺までいくと同じキャラ達を正反対の目的で使ってる事になるわけで。
個人的には自殺したいと思わされた事はあるけど、自殺させたいと思った事はないかなぁ。
むしろ、そういう時の方が幸せそうな人達見て癒されたいというか。
案外、求める話は違っても、欲求の源は似たような場合も多いのかも。

って、流石にそろそろスレ違いか。以後自重しますね。

87 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 17:36:34 ID:TPzJH1H9
それぞれのスレは

それぞれのスレで

楽しめばいいんじゃないかな

88 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 17:52:48 ID:0avmo3bJ
>>74
偉そうな口叩いてんじゃねーよ。何様だボケ

89 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 17:56:35 ID:qtyOvaGU
大生のスレ見てるかと思った。

90 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 18:04:57 ID:BAtEPt01
俺は人の痛みが分からなくて、心に傷を負っていて、幸せなんだな

91 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 18:45:07 ID:Oya5qTHu
正直こなかがスレしか見てないんでここで話されてもなあ…
空気読めない発言だとは思うけど、正直どうでもいい
自殺、ぼっちスレは見てないけどトラウマくらいあるし、人の痛みなんかわかる気せんわ

92 名前:74 :2008/05/15(木) 18:58:20 ID:iaYgVIE5
>>88
口は叩いてないぞ
キーボードは叩いてるが

↑一見子供の喧嘩だがちゃんと相手のレベルに合わせた大人の対応でもあるつもりだ
 

>>71
確かにそういう部分もあるよな、でもな犯罪が起こらなくてもここや他のスレも無関係じゃないかもな
自殺スレが何かのはずみで、脳軟化で頭が固くなった老い耄れ知識人や三文紙の食いつくネタにされて
結果的に作品そのものが駄目になる事もあり得なくはない
まあそうなってもあっちのスレの住民や職人にはネタのひとつでしかなくて、別の作品に移るだけで痛くもなんともないだろうけれど

それでなくとも、奇恥外ブログに提灯記事を書いた新聞の例も過去にあったからな
自称知識人(痴色塵)ウケを狙ったアニオタと叩きどころか捏造に近かったよな
神社が苦情言ってるとか、聖地巡礼者が地元民との間にトラブルを起こしてるとかな

神社や町が町おこしを始めたら新聞やテレビの手の平返しの早かったこと
血に飢えたボナパルトからナポレオン皇帝明日巴里に御帰還という過去の例に洩れず新聞の良識なんて知れたものだ

>>90
おお素晴らしいセンスだ、てか、それって人間として終わっていないか、なあ

>>91も含めてスレチとのレスも増えてきたしこれ以上やるとあらしだな

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 19:00:10 ID:2LFq3x5f
>>85

>自分の意志と意思で作品を投下したならば作品に対する責任は全部作者が負う
>じゃあお前が書けというのは筋違い
>「私は料理はできないが、料理の味は分かる」というのが読者じゃなのか
言いたいことは分からんでもない。
だがそれならそれで、「無償で料理を食べておきながら不味いとけなす」権利は読者にはない。
「食べさせてくれてありがとう」という、感謝の気持ちのないやつがいるのが問題だな。

>自殺スレ住人→人の痛みが解らない人
今現在痛みを感じていて、八つ当たりして憂さを晴らしている
作品の一つの形としてのチャレンジ
なんてのもあると思う。

94 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 19:30:50 ID:gYx2oeEk
好きな子ほどいじめたくなる
それの延長だと思う
何にしろこのスレとは無関係だしこれ以上話すなら該当スレでどうぞ

95 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 19:35:21 ID:gYSIVVcs
修学旅行にて

せいいち「柊に頼みたいことってのはさ、ニヤニヤ」
かがみ「ま、まさか・・・」
せいいち「そう、そのまさかさ。柊の持ってるy」
かがみ「・・・助けて
.                                 , -――- 、 _ _/ヽ
.                               /: : : : : : : : : : : : : : : : !-.-.‐.‐.‐. ァ
.                           __∧': /   . . . : : : : : /: :/: : : :`: :<
.                       .  /:::::::::::::::::〉: : : : : : :./: : : :,:イ: :∧: :i: : . .\:`ヽ
.                         〈::::/:::::::::::/: : : : : : :/ : : : / /: /  ',: |: : ハ: : ヽ  \
.                         ∨:::::::::::::/: /: : : : :/: :-∠_/_:/   |: |: : :∧: : :ヘ、  ',
.                         〈:::::::::::::/: /: : : : :/: :.X   //   \!∧: : : :',: : : ハ\j
┏━━┓    ┏┓    ┏━━┓     /\:::::/: /|: : : : /i/  \      /`ー∨: : :l: : : :.!  .        ┏━┓┏━┓
┗━┓┃┏━┛┗━┓┃┏┓┃     ,'.:: : :ヾ:./´ !: : : /  ̄ ̄ ̄       ___∨: :i:. : : :!         ┃  ┃┃  ┃
    ┃┃┗━┓┏━┛┃┗┛┃┏━━i.: : : ./イ!  |: : /      __    \    /!: ;イ::. .:.:i〉.━━━━┓┃  ┃┃  ┃
    ┃┃  ┏┛┃    ┃┏┓┃┃   !: : : : .::|:.ヽ_j: /     /:::::`:.、   \ /、|:/:.|:::. : ,'.         ┃┃  ┃┃  ┃
    ┃┃┏┛┏┛    ┗┛┃┃┗━━j: : : : : .:!:.:/ |/ \    /::::::::::::::::::〉     ! }':.:.:|∨:/ ━━━━┛┗━┛┗━┛
┏━┛┃┃┏┛          ┃┃      |: : : : : .:|:/    > 、j::::::::::::::::::/   , イ-<:.:.;イ:.W          ┏━┓┏━┓
┗━━┛┗┛           ┗┛     |: : : : : .:|'   /   |` ーrー-イ--‐ '  |:.:.:.∨:.!: |             ┗━┛┗━┛
                          |: : : : : : !   〉     |  /ヽ  ヽ.    j:.:.:.:.:. : !: |
                          |: : : : : : |  /`ー 、  |    ,!  }、   |:.:.:.:. : :.|: !
                          |: : : : : : | ./    ヽ |\/,|  / ハ   |:.:.:. : : :.|/
                          |: : : : : : |/      `|\///   |  .|::. : : : : |


せいいち「ん?いやその八橋君を・・・」
こなた「問答無用ッ!!」

・ ・ ・ ・ ・ ・ 

せいいち「せ、せっかくアニメに出れた・・・のに ガクッ」

96 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 19:40:48 ID:ok4iA087
新スレ立ったばっかりだし、いつも通りまったりいこうぜ

ところで過去ログ読んできたんだが、一番勢いがあったころの活気が凄すぎて吹いたw
いや、初代スレからいるけど当時の事を振り返りたくなってね
OVAも来る事だし、夏まで気長に燃料を待とうや

97 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 20:05:01 ID:H6Zl3NKV
そういえば不良に絡まれたかがみをこなたが助けて一人で数人の不良達を撃退するSSあったよな。
あのこなた格好良かったなぁ…

98 名前:4-234 :2008/05/15(木) 20:08:58 ID:fBSwGnfe
じゃあ、燃料になるかはわかりませんが小ネタ投下。
かの有名な155事件に便乗して書いたものです(今更)
私としては某所でお祝い代わりにこなかが書いたのでいいやーと
思ってたんですが、ある人の発言により急遽書いてみたものです
で、ちょうどゴールデンウィークの時期だったので無理やり絡めてみました

とある所で先に晒していたので見たことあるひともいるかもしれませんw

・2レス使用
・甘々注意報


99 名前:ふたりの夜 :2008/05/15(木) 20:10:03 ID:fBSwGnfe
「まさか、こういう所だとは思わなかったねぇ」
「そんな暢気な事言ってる場合か!」
「だけどかがみんや。もうどうしようもないいんだから、
楽しんだほうが賢明だヨ」
「まぁ…そうなんだけど…楽しむって…」



五月の大型連休、というか所謂ゴールデンウィークの初日。
休日にふさわしい青空は雲ひとつなく、ぽかぽかの陽気だ。
大学も今日は何もなくてアルバイトも入れていない。大学に入って
こなたと二人で暮らし始めた私は朝ごはんの時の食器を洗いつつ
こなたに話しかけた。
ちなみに家事は分担制だ。食事に関して言えば、作るのはこなたで
片づけるのは私。…もっとも、これは私の料理の腕があまり良くないから
必然的にそうなってしまったのだけれど。

「今日、どっか出かけるー?せっかくの連休なんだしプチ旅行とか」
「んー?なんか今つかさからメールがあって、今からこっちに来るんだって」
「?つかさが?昨日電話したときには何も言ってなかったんだけど…。
…何かあったのかしら」

エプロンで手を拭きつつ携帯を弄っているこなたの向かいに座る。パタン、と
携帯を閉じたこなたがくすりと笑った。
「あーぁ。まだまだお姉ちゃんは妹離れ出来てないみたいだねぇ。
妬けちゃうなー」
「んなっ!?そ、そんなんじゃないってば!!ってかあんたにだって
ゆたかちゃんがいるでしょ!?」
「ちっちっちっ。甘いなかがみん。ゆーちゃんにはすでにみなみちゃんという
伴侶がいるではないか。もう姉離れも妹離れも済んだのだよ。」
言いながら、蒲団を取った炬燵の周りを四つん這いになってじりじり距離を
詰めてくるこなたに、嫌な予感がして私も同じ速度で後ずさった。
とん、と軽い衝撃があって背中に壁が当たる。その間にも
距離は段々と近くなって、ついに30センチも離れていない距離にこなたの顔が迫る。
「ねぇ、だから早く私だけを見て?」

分かってる。これはからかっているだけだって事。それでも、心臓が鼓動を早めるのは
惚れた弱みってやつなんだろう。
「……っ、そんなの、…分かるでしょ」
「いやあ、態度で示して貰わないと伝わらないことだってあるんだヨ?」
「た、態度って…」
「キス、とか?」
止まっていたこなたの動きが再開して、またお互いの距離が狭まって行く。目を閉じることも忘れて
こなたのエメラルドグリーンの瞳を見つめた。
「目、閉じてよ…」
こなたの言葉に目をゆっくりと閉じて――。

「お姉ちゃん、こなちゃん、おじゃましまーす…わ…!」
「すみません、朝早くから失礼します。…!!お、お取り込み中申し訳ありません!!」
「わぁっあああああ!!!?」
最初のは私の妹であるつかさの声、二番目は私、こなた、つかさの友人であるところの
みゆき、最後のは私の叫び声だ。こなただけがち、と小さく舌打ちをして慌てもせず
離れていった。タイミング良くと言うか、それとも悪くと言うべきか
つかさがみゆきを連れてやってきたようだった。あれを見られていたかと思うと
顔に一気に熱が集まって行く。
「あー、まぁ気にせず上がってくれたまへー」
「気にするわっ!!」


100 名前:ふたりの夜 :2008/05/15(木) 20:11:12 ID:fBSwGnfe


そうして、冒頭のシーンに戻るというわけだ。詳しくは省略させてもらうが
要するにみゆきの知り合いが経営しているホテルに皆で行かないか、という
ことだった。知り合いということで特別に料金を安くして貰えるみたいだったし
特に予定も無かったから、一も二もなく承諾したというわけだ。

「まさかこんなに豪華だとは思わなかったわよ…」
「みゆきさんの人脈を舐めてたね」
ヨーロッパの城を参考にしたという外見はゴシック調で、ここが日本だということを
忘れそうになる。もちろんご飯や部屋の中も外装に劣らないような代物だった。
夕食を食べ終え私とこなた、みゆきとつかさに分かれお風呂に入ると
漸く緊張の糸が切れた。大広間で食べる食事はそりゃあ美味しかったけれど
ただの大学生が来ていいところではないとひしひし感じて気まずい事この上なかった。
「んもー、楽しまないとせっかく誘ってくれたみゆきさんに失礼だよ?」
「ん…そうね。明日からはもっとリラックスするから」
「そだよ。…ところでパジャマ的なものがこれしかないのはもしや仕様?」
「そう、みたいね…」
バスタオルとともに置いてあった部屋着はベビードールだけで、私たちはそれを着ている。
まぁ、甚平とか置いてあっても雰囲気に合わないからこれを置いておいたのは
正解だと思うのだけど、普段着なれないせいか何と無く気恥ずかしい。それに
半袖から伸びるこなたの真っ白な腕だとか、細い脚だとかが…なんというか、
目に毒だ。そのせいで、さっきからこなたの方をまともに見ることが出来ない。
それを知ってか知らずかこなたがぽふん、とベッドに座っている私の隣に
腰を下ろして来た。
「ねぇ、かがみ。かがみの思ってること、分かるよ。私だってどきどきしてるもん」
「こな、た…?」
「かがみがそういうの着てるの初めてみるからさ、なんだか新鮮で…」
恥ずかしそうに頬を染めながら俯いて話すこなたに一際大きく心臓が跳ねる。
するり、と微かな衣擦れの音がして、気づいたらこなたを押し倒していた。
目を細め笑みを浮かべたこなたの左手が私の頬に触れる。瞬間、ぞくりと背中が震えて
もう頭の中にはこなたしかいない。
「大好きだよ、かがみ」
「私も…好き」

そうして、私たちは今日初めてのキスを交わした――。


101 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 20:11:36 ID:+ZW2LYcX
>>95

「くぬっ、くぬっ、くぬくぬ(ゲシゲシ)」

「やめてこなた! もうその人(←名前知らないらしい)のHPはゼロよ!」

102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 20:13:05 ID:JERfXj5G
かがみをいじめるやつぁ
幼いころから鍛えた実戦合気道で
関節骨折させちゃうよ(=ω=.)b

103 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 20:53:49 ID:gYSIVVcs
>>100 あまーいSS GJです

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 21:15:06 ID:JgFwGYjK
>>100
乙。

>ヨーロッパの城を参考にしたという外見はゴシック調で、ここが日本だということを
>忘れそうになる。

実際にそういうホテルがあります。
ホテル川久
ttp://www.hotel-kawakyu.jp/

105 名前:18-106 :2008/05/15(木) 21:24:28 ID:9JzKlGsb
>>あまあまGJです!今の私には毒ですよWW(いい意味で)

どうもこなかがL6の前スレ106です。遅筆すぎて全然進まなかったのですが前回の続きができたので4-234さんの勢いに続いて投下してよろしいでしょうか?
ちなみにイロイロこなかがりすぎて作者がブッコワレかけてましたので、キャラも少しブッコワレてます(´Д`;)

106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 21:24:47 ID:ok4iA087
>>100
初見SSだがGJ !
どうやってメガミピンナップの状況まで持っていくか、苦心の跡が窺える
つづきは・・・18禁になりそうだから、ここでは無理かw

107 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 21:27:49 ID:885RHxvz
>>100
GJ!甘くて溶けそうだ…
自分も一時あの一枚を元に書こうか悩んだことがあるけど、
どうやってそこまで持っていくかが思いつかなくて断念したんだ…
だからこそ余計にいいと思う

>>105
やっちまえ〜

108 名前:18-106 :2008/05/15(木) 21:37:30 ID:9JzKlGsb
>>107
ありがとうございます、それでは投下します。5レスほど失礼します。長編続きです。
・微エロあり注意
・キャラこわれ注意

109 名前:18-106 :2008/05/15(木) 21:38:05 ID:9JzKlGsb
「ちょっ…こ、こなたぁ…」
「かがみ…もうこんななってるよ…?」「ばっ、ばかっ!恥ずかしいこと言うなっ!あ、あんたのせいなんだからっ…」「えへへ…口ではそんなこと言ってるけど体は正直だね?ほらっ?」
「んっ…!だ、ダメぇ…」
「かがみ可愛いよ…大好きだよ。」
「あ…あん、こ、こなたぁっ!わたし…わたしもうっ…」
「なぁに?」
「私もこなた大好きっ!!大好きなのっ!」
「かがみ…」
「もっと…もっと愛してこなたっ!こなたこなたこなたっ」
「こ、こなたぁ〜っっっ!!」

ドスンッ!

振動と共に痛みが体に伝わる。暗い…目の前が真っ暗だ。あれ…どうしたんだろ私…?
「お姉ちゃん!大丈夫!?」
「へ…?」
光が差し込む。目の前が急に開けた。そして悟る。私ベッドから転げ落ちたのか…。
「お姉ちゃん平気?」
呼ばれて見上げる。そこには心配そうな顔をしたパジャマ姿のつかさがいた。
「あ…おはようつかさ、大丈夫よ。」
恥ずかしいとこ見られてしまったな…しかも私あんな夢見てて…あ、あんな変な夢…何考えてるのよ私!
「お姉ちゃん、顔真っ赤だよ?熱あるの?」
「んあっ、ち、違うわよ、なんでもないっ。それよりどうしてつかさがここに?」
「え、え〜っと…珍しく早く目が覚めちゃって、トイレ行こうと部屋を出たらお姉ちゃんの声が聞こえて〜。そしたらなんかうなされてたみたいだったから。」「そ、そっか。ごめんねありがと。」
なんたることだ、声まで出ていたなんて…変なこと言ってなかっただろうな…?「じゃあ私下行ってるからね。」
「あ、うん、私もすぐ行くわ。」
パタン…
部屋の扉が閉まる。私は落ちた布団をかたす為起き上がる。ガチャ…
不意に扉が少し開いた。つかさが赤い顔をして隙間から顔を出している。
「あ、あのお姉ちゃん…」
「え、な、何?」
「こなちゃんと…お楽しみでしたね。」
―ピシッ!―
そんな音と共に頭から足元にかけて亀裂が入った気がした。なにも言い返せずただ佇む私がいる。
「えへへ…結婚式には呼んでね。」
そう言ってつかさは再び扉を閉めた。
「…き、聞かれてた…の?」

ジリリリリリリリリリ……

目覚ましの音が鳴る。もう覚醒しきった私には必要のないものだったが、茫然自失としている私にはそれを遮ることは出来なかった。



110 名前:18-106 :2008/05/15(木) 21:38:47 ID:9JzKlGsb
〜想いが重なるその前にB〜


「やふ〜、かがみん。」
「おっす、こなた。」
時刻は午後1時過ぎ。今日から夏休みが始まった。そして今こなたからの電話をとったところ。
唐突だが、私はこなたが呼ぶ「かがみん」という言葉が大好きだ。こなたしか呼ばない愛称(?)で、なんか特別っていうかそんな感じがして…すごく癒されるんだ。…べ、別にノロケてるわけじゃないからねっ!
「お〜い、かがみんどったの?」
「えっ!い、いや〜別に…あははは。」「ま〜た変な妄想してたんだ〜?かがみんはカワユイね〜。」
ニヤニヤ♪
電話を通してそんな擬音語が聞こえた気がした。
「ち、違うわよ!それよりなんの話?」「あぁ〜、この前の旅行の話なんだけどさ。明後日大丈夫かな?」
「う、うん、いいわよ。」
「よかった〜☆ホントはつかさやみゆきさんも誘うべきなんだろうけどさ、どうしてもかがみんと二人きりになりたくて…」
「えっ…」
珍しくしおらしくこなたが言う。…そっか、明後日は私達の…
「だ、大丈夫よ…」「えっ…?」
「その…つかさ達も私達のこと分かってくれてるし…それにつかさも明後日からみゆきとどっか行くって言ってたよ。」「そうなんだ。もしかしてあの二人…思いっきりフラグ立ってたりしてね!」
「またあんたはそんな発想を…とにかくこのことは気にしなくていいからね。」「ありがとかがみん。それじゃー明後日は10時に駅前集合でよろ〜。」
「は〜い、分かったわよ。」
ガチャ
電話を切る。明後日はこなたと一泊二日の旅行だ。こなたはこの日の為に旅行に誘ってくれたんだ。そう…明後日は私達の…二週間記念日。
〜ガタンゴトン…ガタンゴトン…〜
どんより曇っていた空から光が差し込む。今日はまだ姿を見せていない太陽は徐々にその姿を現わし始めている。窓の向こう側には一面の緑。そこに生命力逞しく息づく草々は今日初めて受ける太陽の光を喜ぶようにざわざわと揺れている。


111 名前:18-106 :2008/05/15(木) 21:39:34 ID:9JzKlGsb
更に手前には場違いな一本の青い草。決してピンと背筋を伸ばすことはなく時折左右に揺れ動く。
だが緑の中に栄えるその蒼はとても綺麗で。私はしばし窓の外の景色に心を奪われていた。
「か〜がみん!」
青い草の主が呼ぶ。「ん?どうしたこなた?」
「この問題分かる〜?何回やっても何回やってもこの問題が解けないのだよ〜。」
椅子に深く寄り掛かりながら某携帯型ゲームをしていたこなたが聞いてきた。
「珍しいわね、あんたが詰まるなんて。どれどれ〜、貸してごらん?」

「ほら、ここをこうすればできるのよ。」
「お〜♪さすがかがみん、私の嫁!」
「だ・れ・が嫁だ!!」
「じゃあ私の夫!」「そういう問題じゃないわっ!!」
そんないつも通りのボケとツッコミを繰り返しながら電車に揺られること約3時間、私達は目的地へ到着した。

「や〜っと着いたわね〜。さすがに少し疲れちゃったわ。」腕を上げ長い電車の旅で縮こまった体を思いっきり伸ばす。「そだね〜。だがかがみん、私達の旅はこれからが本番なのだよ!まずはあそこ行くよ。電車での打ち合わせ通りにっ。今日は遊ぶぞぉ〜☆」
「はいはい、どこでも付き合ってあげるわよ。」
「んふふふ、かがみんっ♪」
「な、なによ?」
「二人だけの思い出…いっぱい作ろうね。」
ドキンッ!!
いつもの猫口ながらいつもと違うしおらしさを見せながら、上目遣いでしかも頬を染めながらこなたは呟いた。
か…か、か、か、カワイすぎる…。
こ、こなたさんいつの間にそんな悩殺ポーズと台詞が出来るようになったんですか?ギャルゲか?ギャルゲなのか?
…ってなに私思春期の男子みたいな反応してんのよ!
「かがみぃ?あれ、かがみ?」
こなたが下から覗き込むように話しかける。しかし返事はない、ただのしかばねのようだ。
「ありゃりゃ〜、かがみんには刺激が強すぎたかな〜。んじゃあちょいと失礼して…」
こなたがつま先をスッとあげ…
ムチュ♪
唇が重なり合う。
お父さん、お母さん、私はもう理性を保つことはできそうにありません。先立つ幸運をお許し下さい。

112 名前:18-106 :2008/05/15(木) 21:41:05 ID:9JzKlGsb
「こ〜な〜たぁ〜!!!!」
思いっきりこなたに飛び付く。
「うわっ!かがみん落ち着いて…」
「あんたのせいだからね!責任とってもらうわよ〜!」
「ちょっ、待っ…うわぁっ!そこ手入れたらダメだって…」「うるさいうるさいうるさ〜い!!」
「かがみっ…人!人見てるからっ!か、かがみ〜!」
「そんなの関係ねぇ〜っ!!」
「ひょ、ひょんな〜!うわぁっ!そこダメぇぇ〜!!」

アッー!!!


なにか素敵なことが始まりそうな、そんな夏休みが始まった。私にとってきっと今までで最高の夏休みになるだろう。
予感じゃない、確信している。だってこなたといるんだから。どんな時だってコイツと一緒なら最高になるんだ。コイツがいれば私は最高に輝ける。大好きだよ、こなた。


113 名前:18-106 :2008/05/15(木) 21:41:59 ID:9JzKlGsb
すみません、4レスで終わりました。投下させて頂いてありがとうございます。

114 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 22:00:25 ID:qtyOvaGU
GJ!かがみはこなたのことがかわいくてしようがないんですね

115 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 22:09:41 ID:885RHxvz
>>113
GJ!
かがみのこなた大好きっぷりは最早とまらないな。
どこまでもいってしまえww

116 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 22:36:14 ID:ok4iA087
>>113
列車内、しかも公衆の面前でいちゃいちゃすんなバカップルwww
とりあえず、SSのっけからエロくて吹いたw
ステキな思い出がたくさん出来そうだねGJ !

・・・で、これってまだまだ続くんだよね?

117 名前:柊 かがみ :2008/05/15(木) 22:41:52 ID:f8sha875
キュ、とマジックで紙をこする時の独特の音が部屋に響いた。
私の目の前にあるカレンダーは、5月に入ってから、毎日、1日ずつ×印が増えている。
そして今日、5月15日にも×が点いた。
ふと、目を落とす。これからも×印が増えていくであろう数字の中に一箇所だけ、赤い○で囲まれた日付があった。
5月28日――アイツの、こなたの、誕生日。
暫くその日付を眺める。ぼんやりと。
数字の向こうに、蒼が碧が、霞んで見えた、気がした。

視線をはがし、机に向かう。
今日だって宿題が出たのだ、進めておかないと後々になって後悔するはめになる。
それに……と、知らず知らずに口元に微笑みを浮かべてしまう。
――いつ、こなたが宿題を見せてと言ってこないとも限らないし、ね。
そこまで考えて、いや、と頭を振る。
どうして私がアイツのために宿題をやらなくちゃならないのだ。
アイツのために……。

何でだろう?こなたの事を考えると気持ちがざわつくのは?
沢山、迷惑をかけられるから? 違う!
アイツは、確かに普段から真面目に授業を聞いてないし、宿題は人のを写してばかり、ダイエットしてる時だってからかってくるけど……こちらが一番嫌がることだけは決してしない。
傍から見れば、傍若無人に振舞っているけれど、実際は違う。
こなたは、こなたなりに周囲に気を使っている。
だから、アイツの周りには人が集まる。
つかさ、みゆき、ゆたかちゃん、田村さん、パトリシアさん、黒井先生、成実さん……そして、私。
日下部だって、峰岸だって、そう。時々、こなたの事を口にするようになった。
アイツは、一度あったら忘れられない強烈な印象を、与えていく。
気が付くと、アイツのことばかり考えている。
離れていると、無性に会いたくなる。
会って話をすると、楽しい。
黙って肩を並べていても不快じゃない。
時々、こなたが誰かと喋っているのを見ると、寂しくなる。
私を見て、私と話そう?そう言いたいのを必死に堪える。
こなたは、別に、私の所有物じゃない。私が、アイツを制限することは出来ない。

――アレ?私は、なんでこんな事を考えているのだろう?
宿題をやらなくちゃ。一旦止めた足を動かして、机に向かう。
すると、綺麗に包装された小包が目に入った。
こなたへの、誕生日プレゼント。
用意するのが早かったかな、と我ながら思う。
GWの一日をわざわざ費やして、店を何件も回った。アイツの趣味も考えて、色々探した。その結果が、この小包。
友達……親友に渡すプレゼントなんだ。それくらい時間をかけてもいいじゃない。自分に言い聞かせた。早く選んだっておかしくない。寧ろ理にかなっている。
親友に渡す。そう、親友に。
親友……アイツが頭から離れない!こなたの声が、抱きついてきた時の感触が、体中に染み付いている!!
苦しいのか、悲しいのか、辛いのか、分からない。28日が……怖い。
私は、こなたに会いたい。声が聞きたい。

携帯を手に取ると、リダイヤル機能を使った。毎週、いや、毎日繰り返している。
当然、今夜も、電話が長いんだよね?
『もしもし、かがみ?』
聞こえた、繋がった……こなた。
赤い○まで増える×は、後、12個。

118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 22:56:11 ID:cHODWODU
>>83
>>又は幸せな気持ちになりたい人
間違いなくオレ
リアルじゃ人見知りだからオレにとっちゃこのスレは幸せを感じられる唯一の場所

119 名前:18-106 :2008/05/15(木) 23:06:20 ID:WRWJK0q2
>>114 >>115 >>116
読んでいただきあじゅじゅした〜。
いちゃいちゃがなにより好きなんですよ私わ。ええ、なんせL6ですから。
駄作ながらまだ続かせていただきます。こなたんの誕生日までには完結させたいと思います。
こなたん祭りが楽しみですわ〜。きっと嫁が大張り切りすることでしょう!

120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/15(木) 23:07:26 ID:gYSIVVcs
>>117 かがみの葛藤がいいなあ

121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 00:19:31 ID:airpFv+l
http://rainbow2.sakuratan.com/img/rainbow2nd34770.jpg
http://rainbow2.sakuratan.com/img/rainbow2nd34771.jpg

すまんこれ誰だ・・・?
ゲーセンで、らきすたの定規をとったつもりだったんだが・・・

122 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 00:21:14 ID:ZN4wJ/QR
お二人のお子さんですね

123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 00:42:23 ID:1By2AF2j
間違いなくそうですね

124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 00:54:36 ID:o64wB0/X
どうみても二人の子供ですね
確実に二人の特徴を受け継いでいる。
8割くらいこなたの血が濃いようだけどw

125 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 01:16:41 ID:FH04g1IT
すげーほしいんだけど

126 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 01:17:25 ID:mbjm/n9r
>>121
こなみちゃんですね

127 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 01:30:42 ID:94zQCS5B
>>121
……コラだよな?

128 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 01:47:23 ID:airpFv+l
コラじゃないよーw
もう名前があったのね
それも二人の子供か…
なんとなく思いついてこのスレに貼ってよかったわw

129 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 02:29:44 ID:94zQCS5B
コラじゃなかったら一体何なんだ?ミスプリ?

130 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 02:30:40 ID:6bYNcAAC
公式のものじゃないから色を変えてごまかしてるとか?
ゲーセンの商品ならありそうでこわひ。

131 名前:1-166 :2008/05/16(金) 02:49:05 ID:fz07nh0J
 
 どうも、お久しぶりです。
 『彼方へと続く未来』の続きが出来たので投下したいと思います。
 尚、前回の投下から一月以上経っているので、内容が分かりにくくなって
いるかもしれませんがご容赦下さい。

・今回から第三章(こなた視点)です。
・前編です。
・5レスお借りします。

132 名前:1-166 :2008/05/16(金) 02:50:51 ID:fz07nh0J
 
 ユラユラと揺れる景色が、あっという間に視界から消えていく。
 眩しい朝日が照りつける、いつもと同じ朝。いつもと同じ時間の電車。
 そして、いつも通りの駅で電車から降りる態勢に入る。
 後ろ髪が余計な所に引っかからない様に注意しながら、
目の前のホームに軽くジャンプ。勢いで少し体がよろける。

 そんな私を、いつもの様に出迎えてくれた二つの影。
 一人はつかさ。高校生になって始めて出来た友達。
 そして、もう一人は―― 
 

       『彼方へと続く未来』 第三章 (前編)


 今日も、学校の中は平和そのものだった。
 ゆーちゃん達を始めとした一年生組は学期末テストの対策とかで
忙しいみたいだったけど、私たち三年生は卒業式の準備に関する
連絡とかがここに来る目的になりつつあったから、ある意味気楽だった。

 とはいっても、まだまだ授業は普通にやっていて、うっかり世界史の
時間にうたた寝しちゃった時は、黒井先生流の愛の鉄拳を何コンボか
決められて頭がグラグラしちゃったけどね。
 ……とかなんとかやっている間にあっという間にお昼の時間。

 いつもの机に自然と集合する私、つかさ、みゆきさん。 
 あの時は三人で囲んだこの机も、今は静かに四人目が
来るのを待っている様に見えた。みんなで待つこと数十秒。
トテトテという足音と共に、C組からの訪問者がやってきた。

「おーっす。お昼食べにきたわよー」
「お姉ちゃーん。こっちこっち」
「こちらですよ、かがみさん」

 かがみ。一昨日仲直りしたばかりの、私の大切な親友。
 怖い性格だっていう人もいるけれど、たまに見せる素直な所が
たまらなくかわいいんだよね。本人は否定してるけどさ。

「やあやあ、いらっしゃいかがみんや。何にもない所だけど、
 遠慮無く座ってくれたまえ」
「はいはーい、お邪魔しま〜す……って、なんでアンタだけ
 やたらと偉そうなのよ。納得いかねー!」

 かがみは、『いつものかがみ』のままだった。そのかがみを加えて、
四日ぶりにみんなでお弁当を突っつきながら、他愛もない話しで盛り上がる。
 つかさが、疑問に思っていることを口に出して、みゆきさんがそれに応える。
 それを私がネタにして返して、さらにかがみが突っ込みを入れる。そんな日常。
 私は、この日常が好きだった。かがみ達が、側にいてくれる日々が楽しかった。

 そして、また新しく刻み込まれた高校生活。
 こんなやりとりも、卒業したらきっと大事な宝物になるよね。
 そう……信じてる。


133 名前:1-166 :2008/05/16(金) 02:52:45 ID:fz07nh0J
 
***

「あれっ。もう帰っちゃうの、かがみ?」
「ごめ〜ん。どうしてもやらなくちゃいけない用事があってさぁ」

 綺麗に空っぽになったお弁当箱を抱えながら、かがみが私たち
三人にそう告げたのは、お昼休みがちょうど半分過ぎた頃だった。
 いつもなら、これからみんなでもっと盛り上がって、恒例のあるある話し
でもしようかと思っていた矢先の出来事だったから、余計に意外だった。

 どうしたんだろ。もしかして、まだ食べ足りないから、みさきち辺りのお弁当
とかでもつまみ食いに行くのかな〜? って冗談で言ったら、思いっきり突っ込まれた。
 『アンタといると毎日疲れるわよ』そうぶつぶつと文句を言いながら、
かがみは教室を出て行った。にしても、こんな時間に用事を作るなんて珍しいなぁ。

 ……まぁ、かえって都合がいいってもんだよね。
 今日に限っては、私にも大切な用事があるんだから。
 本当は放課後に行こうと思ってたけど、今が絶好のチャンスだしね。

「さ〜てと、私もちょっと出かけてこようかな」
「あら? 泉さんもどこかへ行かれるのですか?」
「まあね。ちょっとした野暮用って奴だよ」
「そうですか。それでは気を付けて行ってきて下さいね」
「頑張ってね〜、こなちゃん」

 ……なんだか、かがみでもないのに無性に突っ込みを入れたくなってきた。
 元々私は突っ込むよりも狙ってボケるタイプだから、こういうパターンって結構
対応しにくいんだよねぇ。って、こんなことしてる場合じゃないよ。急がなくちゃ。

 お弁当箱を鞄にしまって、二人に軽く手を振ってから教室の外へ。
テンポ良く廊下を早歩きしながら、校舎の奧へと向かう。
 その間に、すれ違う生徒の学年層はだんだんと下がって、やがて一年生達のいる教室の
エリアへとたどり着いた。その中の一つの教室へと入り、ゆーちゃんの所へ。

 『え〜と、確か部室の方に行くって言ってたけど……』ゆーちゃんの言葉を聞き、
グッジョブと言い残し再び廊下へ。歩き回る事数分、ようやく目的地へと到着した。
 
 “アニメーション研究部”そう書かれたステッカーが貼り付けられた扉が一つ。
 ここが今回の終点、改め今日の相談場所。こっそり持ち込んだ“アレ”が
潰れないように慎重に手に抱えながら、私は冷え切った扉にそっと手をかけた。



 部室の中は、しんと静まりかえっていた。作業し易い様に繋げられた机と、おそらく
余っていると思われる大量の椅子のざらついた感触が、不思議と心地良かった。

 そんな部屋の奧で、うごめく人影が一つ。その人影は、私がここに入って来た
ことが分からない程集中していたらしく、響く物音にもまるで無反応だった。
 仕方無いから、机に突っ伏しているその人影の正面まで行って自重しない程
の大声で叫んでみると、やっと反応が返ってきてくれた……ていうか、遅っ!


134 名前:1-166 :2008/05/16(金) 02:54:09 ID:fz07nh0J
 
「ええっ。勘弁してくださいよ〜、先輩。再来週からテストなんですよぉ〜」

 真新しい装丁の本をパタリと閉じながら、妄想に定評のある後輩……もとい
ひよりんが、目をパッチリとさせながら驚いていた。
 ていうか、テスト前のハズなのにこうして昼休みに部室にいる時点で、
今の言葉に説得力というものは存在しないのだよ、ひより君。
 それに、こっちにはとっておきの手段があるんだから。

「んふふ〜。その割には、目の色変えて読んでたみたいだけど?」
「な、何をっスか」
「私がこの前すすめた漫画の新刊♪」
「うぐっ、それは……」

 お〜お〜、困ってる困ってる。ここまで来たら、あともう一押しだね。

「そこまで余裕ならさぁ。相談の一つや二つ位、余裕ってもんでしょ?」
「はぁぁ〜。先輩にはやっぱり敵わないっスね……」

 頭を両手で抱えながら、ひよりんは降伏の白旗をあげた。
 目標、完全に沈黙! って奴だね。

「それで、相談の内容ってなんなんスか、先輩?」
「ん〜……まあ実際に見て貰った方が早いかな、はいコレ」
「はうあっ! こ、これは……」

 それとなく私が手渡したのは、一枚のルーズリーフ。
 そこに描かれていたのは二人の人物。一人は栗色の髪に青色の瞳を
した外国人の女の子。右手には、“ぼーいずらぶ”と書かれた薄い本。
 もう一人は、机に座って作品を書いている、茶色がかった髪をした女の子。
 それぞれ、昨日一晩かけて暇を見つけながら描いたものだった。
 
「え〜っと。これってもしかして、私と……」
「もちろんパティだよ。結構いいコンビだと思うんだけど」 
「あっ。そっ、そ〜っすよね。よく似てるっスよ。あは、あはははは……」

 今朝の埼玉県の空気より何倍も乾燥した笑いが部屋にこだました。
 お世辞はいらないよ、ひよりん。正直さ、よくわからなかったんでしょ?
 ひよりんからルーズリーフを受け取りながら心の中で叫んでみる。
 かくいうひよりんも、私の心中を察したらしく、こめかみの辺りを軽く
掻きながらしばらく目線を右往左往させた後、

「で、でも。どうしてこんな絵を描こうと思ったんスか〜、先輩?」
 結局スルーすることにしたらしい。まあひよりんの性格のことを考えれば、
この位予想はつくけどさ。

「まあ、ちょっとした遊び心って奴だね……そんなことよりもさ、ひよりんにぜひとも
 聞きたいことがあるんだけど」
「聞きたいこと、ですか?」
「そそそ。一体どうすれば、絵が上手く描けるようになるのかなってね」
「えっ……」

135 名前:1-166 :2008/05/16(金) 02:56:03 ID:fz07nh0J
 
 あっ、あれれ。ひよりんにしては珍しく冷めた反応だねぇ。
 んっ、そうか。そうやってさっきみたいにまた誤魔化そうって作戦だね。
 だけど甘いよひよりん。この程度で引き下がるほど、私は諦めが良くないんだから。  

「いやぁ〜。こうやって同人誌に関わる者として、最低限の画力位は身につけなきゃって
 思ったわけよ」
「はぁ」
「ほら、良く言うじゃん。描ける人のを真似したり、雑誌のイラストを描き写したり
 すると上手くなるってさ。下手の横好きって程じゃないけど、頼めないかなぁ?」
「…………」

 ま、またその反応……今日のひよりん、やっぱりどこか冷めてるよ。
 てっきり二つ返事でオーケーするものだと決めつけていたので、
ここに来て完全に手詰まってしまった。そうやってあれこれ考えていると、

「――確かに、他の人。例えば私や部長の描き方を真似したり、
 雑誌のイラストを参考にすることは、有効な方法だと思うッス。
 だけど、それよりもっと大切なこと。先輩にはわかりますか?」

 不意にひよりんが椅子から立ち上がって、普段なら同人誌の原稿の追い込みの
時くらいにしか見せない様な顔つきで、私に難題を吹きかけてきた。
 トレードマークの一つである眼鏡。それが太陽の光に反射し、キラリと光った。

(なっ……急に言われてもわかんないよ、そんなこと)

 再び脳内であれこれ会議してみるけど、一向に答えは見つからない。
 お互いに立ち尽くしたまま、時が止まった様な錯覚に襲われる。
 長い沈黙。その沈黙を破ったのは私ではなく、ひよりんだった。

「気持ちっすよ!」
「へっ?」

 怪しい電波でも受信しちゃったんだろうか。普段のひよりんからは想像も
つかない話しの切り出し方に、思わず驚いてしまった。
 だけどその驚きは、ひよりんの次のひと言によって、消えていった。

「自分は描くのが下手じゃない。むしろ誰よりも上手い、って思う気持ちっスよ」
「上手いと思う……気持ち?」
「そうっス。現に私だって、最初からこんな風に描けてた訳じゃ無かったんスよ。
 昔の頃に描いたイラストを見つけられて、笑われちゃったこともありましたから。
 だけど、上手くなりたい。誰よりも上手くありたいと思ったからこそ、今の私がいる」

 眩しい。なんかひよりんが眩しく見えるよ。これってまるで、長い解説が
一段落した後のみゆきさんと同じ……か、それ以上だよ。ひよりんって、こんなに
真面目なことを言う後輩だったんだねぇ。少し見方が変わった様な気がするよ。

「だから、泉先輩も見つけてください。先輩にしか出来ない、自分だけが表現できる
 気持ちで突っ走って完成させた絵を! ……って、ちょっと臭すぎちゃいましたかね」
 
 あ、やっぱり自覚はしてたんだ。だけど、言われて初めてわかったよ。
 技術とか器用さなんて関係ない。私には、大切な親友――かがみの為に存在
しているこの気持ちさえあれば、もう充分だってことにさ。


136 名前:1-166 :2008/05/16(金) 02:57:25 ID:fz07nh0J
 
 ……ありがとう、ひよりん。おかげで何か吹っ切れたよ。
 精一杯のお礼を、何回かに分けて伝えると、ひよりんは顔を赤くしながら照れていた。

 『こんなの、私のキャラじゃないっスよね』って聞こえた様な気がするけど、わざとスルー
して、普段のひよりんのパターンに戻ってもらうことにした。だって、そっちの方がやっぱり
いつものひよりんらしいもんね。再び頭を抱えながら、自重モードに入っているひよりんに
もう一度心の中でお礼を言いながら、私は部室を後にし、自分の教室へと向かった。

***

 何分か振りに出た廊下。だけど、そこにいる生徒の姿はまばらだった。
 たまたま持ち込んでいた携帯を開いて時間を確認してみる。すると、時間は私の予想
よりも遥かに進んでいて、午後の授業が始まる時間まで後少ししか無かった。

(ちょっとだけ、急ごっかな)

 急ぎ足で廊下を歩き、三年生の教室へと続く階段を二段抜きで上り切る。
 加速していた体を引き留めてふうっと息を吐く。これならもう楽勝で間に合うよね。
 そう思ってクラスに戻ろうとした次の瞬間、見慣れた人影が私の斜め上の視界に現れていた。

(あれって……かがみじゃん)

 その姿は、間違いなくかがみだった。その表情はいつになく険しくて、
緊張感を纏ったオーラみたいな物を出しながら、屋上へと続く踊り場に立ち尽くしていた。
 私は、何がどうなっているのか分からず、とりあえずかがみに話しかける為に
階段を上って近くまで行こうとしたんだけど、

「本当に、すみませんでしたっ!」

 それは、かがみの声によって遮られた。突然聞こえた声に驚いて、私はとっさに
下へと続く階段を少し降りた所に身を隠した。なんで、こんなことしてるんだろう。
 罪悪感にも似た感情が私の心にぐさりと突き刺さる。

 一方のかがみは、そんな私に全く気付くこと無く、深々と頭を下げていた。
 それは、私から見て死角の位置に居る人に向けられているみたいだった。


137 名前:1-166 :2008/05/16(金) 02:58:47 ID:fz07nh0J
 
 以上です。本来なら第三章は前後編分けない予定だったのですが、
慢性的なスランプの影響でやむをえず分けることにしました。
 次の投下もいつになるか分かりませんが、気長に待って頂けたら幸いです。
 それでは失礼します。

138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 06:22:44 ID:o64wB0/X
はじめてSSを書いてみたので、投下してみます。
10レスくらいお借りします。
基本こなた視点、4,5レス目のみかがみ視点となっています

139 名前:1/10 :2008/05/16(金) 06:23:13 ID:o64wB0/X
『蒼い空の下で』

「今週末…大事な話があるから家に来て」
 
 それを伝えたのが先週。
 文化祭の準備や受験勉強など、3年のこの時期やらなければいけないことはたくさんある。
 それでも、私はあの人に伝えなければならないことがあった。

そして今日がその日。

 私は、昔から決めていることがある。
 といっても大したことでもない。他人から見たらなんでもないことだろう。
 それでも私にとってはとても大事なことだ。

「ただいま、お母さん」
「今日はね、大事な話があるんだ」

 私に起きたいろいろな出来事。
 それを誰よりも最初に報告する相手はお母さんにする、ということだ。
 私は「母親」というものをほとんど知らない。
 物心がついた時にはお母さんはもういなかったから。
 私にとってこれは、私なりのお母さんとの接し方。

「私ね、好きな人ができたんだよ。
 隣のクラスの子なんだけどね。ツンデレでさ、からかうと凄い面白いんだ。
 …いつからこういう気持ちになったのかはわからない…
 気がついたら、その人のことをずっと目で追うようになってた。
 ずっとその人のことを考えるようになってた」

 はじめはどうしてなのかわからなかった。
その人のことを考えるだけで、視界に入るだけで胸が高鳴った。

「この気持ちが『恋』なんだなってわかったらさ、その人のことちゃんと見られなくなっちゃって
 私らしくないなとは思うんだけど…でね、この事でお母さんに謝らないといけないんだ。
 私が好きになった人ってね…」

 お母さんに好きな人ができた、と伝える事自体は喜ばしい事だと思う。
でも一つだけ申し訳ないとも思う。だってその相手は…

「…女の子、なんだ」

 …私と同じ同性だということだ。

「おかしいよね。自分には同性趣味なんてないと思ってたのにさ、初恋の相手が同じ女の子なんて。
 きっとこの先あの人以上に好きになる人なんていないと思う。
 ごめんなさい…先を残せない恋をして…でも」

 ―――ピンポーン

「…来たみたいだね。
 お母さんに見届けてほしいんだ。これから私がすることを」

 そう言って私は、玄関へと向かった。
 私の気持ちを、私の親友であるかがみに伝えるために。

140 名前:2/10 :2008/05/16(金) 06:23:44 ID:o64wB0/X

 呼び鈴に惹かれるように玄関に向かう。
 開けた扉の向こうには、私にとって誰よりも大事な―――

「おっす、こなた」
「いらっしゃい、かがみ」
「珍しいわね。アンタから家に来てほしいなんて言うの」
「まぁ…ね。どうしても来てほしかったから。とりあえずあがってよ」
「そうね。お邪魔します」

 そのまま私の部屋で他愛のない話を続けていた。
 しかし、こんな話をするために、わざわざ家に呼んだわけではない。
 いい加減話を切り出さないと、この安心できる空間に甘えて本来の目的を忘れてしまいそうだった。

「ねえ、そろそろいいんじゃない?大事な話って何なのよ?」

 ―――自分から切り出せなかった嫌悪と、
ちゃんと約束を覚えていてくれた嬉しさが混じり合ったような、不思議な感覚を感じた。
 ここからだ。例えかがみにとって迷惑になるとわかっていても私の気持ちを伝えなければならない。

「そうだね…場所、変えよう」
「…?ここじゃダメなの?」
「ダメっていうわけじゃないけどね…」

 訝しげなかがみを連れて私の部屋を出て、私が気持ちを伝えると決めた場所へと移動する。

「ここって…」
「お母さんの仏壇のある部屋だよ」
「どうしてここに?」
「私がかがみに伝えたい大事な話。それは、お母さんにも聞いていてほしいことだから」
「え…?」

 さぁ―――伝えよう。私の中の、ありったけの想いを込めて。

「私は…泉こなたは、柊かがみのことが、大好きです―――」

 …言った。言ってしまった。もう戻れない。例えどういう結果になったとしても、
以前のような関係には戻れない。 

「…何言ってんのよ。私だってアンタのことは好きよ?」
「違うよ…かがみの言ってる『好き』は、友達としての好きであって、
 私のは違うんだよ…私の好きは」
「でも…だって!私たちは女同士なのよ?!」
「わかってるよ。こんなの普通じゃない。それでも、好きになっちゃったんだよ…」
「…っ!」

 そう、わかってる。こんなのは普通じゃない。私の感じる感情は、本来異性に対して向けられるものだ。
 同姓相手に向けるものじゃない。


141 名前:3/10 :2008/05/16(金) 06:24:03 ID:o64wB0/X
最初は友達としての好きだと思ってた。でも違う、もっと別の好きだ感じたのはいつかみんなでハルヒのライブに行った時。
 あの時、私の前に背の高い人がいて私は見えなかった。その時かがみが場所を代わってくれたよね。
 つかさも、みゆきさんも気付いてくれなかった。だけど、かがみだけが気付いてくれた。
 その時に友達としてじゃない、もっと違う感情だってわかったんだ。
 友達としてじゃない、恋愛感情で好きなんだって」

 そういう意味で好きなんだってわかってしまったあの日から、以前は散々言えていた男関係の冗談が言えなくなってしまった。
 もしもそんなことを聞いて、男がいるなんて言われてしまったら、私はどうにかなってしまいそうだったからだ。

「かがみ。かがみにそんな気がないのも、友達からこんなこと言われるのも迷惑だって言うのも、全部承知でもう一度言うね。
 私はかがみのことが、誰よりも大好きです。私の―――恋人に、なってください」
 
 私がそれを言ってからどれだけの時間が経っただろう。10分?1時間?
 実際はそれほど経ってはいないのだろうが、私には永遠とも思える時間だった。

「…少し、考えさせて」

 聞き取れるかどうかというほどの小さな声でかがみは、そう言った。
 それはそうだろう。ずっと友達だと思っていた相手からいきなり告白されたんだから。

「うん…返事、待ってる。私、ずっと…待ってるから」

 そしてかがみは帰っていった。

「…お母さん、私…ちゃんと言えたかな…?自分の気持ち、好きな人にちゃんと伝えられたかな…?」

 返事などないのはわかってる。でも、聞かずにはいられなかった。
 そうでもしないと不安に押しつぶされそうだった。

「私、後悔なんてしない。かがみなら、どんな答えでも真剣に考えて出してくれる。
 それなのに後悔なんてしたら、真剣に考えてくれたかがみに失礼だからね…
 私は、かがみの出した答えなら、どんな答えでも受け止めてみせる。
 だからお母さん…もう少しだけ、私を見守ってて…」

 そう、お母さんに伝えて部屋を出ようとした時、
微笑んでいるお母さんが見えた気がした―――。


142 名前:4/10 :2008/05/16(金) 06:24:27 ID:o64wB0/X

 私の―――恋人になってください。

 はじめて、誰かから告白された。
 相手が男の人だったら、こんなに悩むこともなかったのだろう。
 私に告白をしてきた相手は同姓で、私の親友でもある子だったからだ。

「こなた…あんた、本気なの…?」

 誰に聞くわけでもなく呟く。
 あいつが本気なのはあの時の目を見れば、わざわざ確認など取る必要もない。
 あんなに真剣で、強い決意を秘めたあいつの目を私は今までに見たことがなかった。
 だからこそあいつがどれだけ悩み、あの答えを出したかよくわかる。
 それなら、私も真剣にあいつの気持ちを受け止め、答えを出さなくてはならない。
 半端な気持ちで出した答えなど、あいつに対して失礼なだけだ。
 私は自分の気持ちと正直に向かい合わなければならない。
 あいつをどう思っているかということに…。


 その日の夜、つかさが勉強を教えてほしいと私の部屋に来て、一緒に勉強をしていた時。
 ふと思い立ってつかさに聞いてみた。

「ねえ、つかさ。ちょっと相談があるんだけどいいかな」
「相談?珍しいね。お姉ちゃんが私に相談なんて。私でよければいいよー」
「ありがとう。じゃあ…」

 こんなことを妹に相談していいのかとも思う。
 しかしほかにこんなことを言える相手もいないのも事実。
 だから思い切って聞いてみよう。

「あのね、もしも女の子から告白されたら、どうする?」
「え!?同じ女の子に、ってことだよね…?」
「そうね。同姓から告白されたらどうする、ってこと」
「そうだなぁ。私なら、相手のこのことをよく考えて、
 それから答えるかなぁ。それがどういう答えでもね」

 大体は私と同じ答えのようだ。
 なんだかんだで双子なのかな、なんて思っていると…。

「でも一番大事なのは、お姉ちゃん自身の気持ちだと思うよ」
「そんなの、わかってるわよ…」
「ううん、わかってない。もしも本当にわかってるなら、
 わざわざ私にこんなこと相談してきたりしないはずだよ」

 本当にこの子は、普段ぽけっとしてるくせに、
肝心な時はこっちのことを見透かしたかのようなことを言うのよね…。

「そうね、大事なのは私自身があいつをどう思ってるか。それだもんね」
「うん、わかってくれればいいんだ」
「ありがとう、相談に乗ってくれて」
「いいよ、気にしないで」

 もう一度、私にとってこなたはどういう存在なのかを考えてみよう。
 その上でこなたの気持ちに応えよう。真剣に出してくれた、あいつの答えに―――。

「がんばれ、お姉ちゃん。がんばれ―――」

 去り際に、つかさが何か言っていたが、何を言っていたかまでは聞き取れなかった。

143 名前:5/10 :2008/05/16(金) 06:28:49 ID:o64wB0/X
 私はこなたのことをどう思っているのだろう?
 親友、それも確かだ。しかしこなたにとって私は親友というだけではなかった。
 じゃあ、私にとっては…?


 私をいつもからかうこなた。
 私をいつも遊びに誘ってくれるこなた。
 私をいつも気にしてくれるこなた。
 私をいつも笑顔にしてくれるこなた…。

 …そうだ。私はあいつといる時、いつも楽しかった。
 あいつがペタペタ引っ付いてきたり、私のことをツンデレとかからかったりしてる時、
文句を言いつつも、突き放すようなことはしなかった。
 それは何故?

 答えは一つ。嫌じゃなかったからだ。
 むしろ、そういう状況を楽しんですらいた。
 純粋で無垢な好意を受けるのが嬉しかった。
 
 そしていつからか、つかさに会いに行くという名目で行っていたはずの隣の教室に、
こなたに会いたいという気持ちで向かうようになっていた。

 あいつが私を秋葉原や、それに順ずる場所に誘ってきた時、
渋々ながらもついて行ったのはどうしてだろう?
 …あいつと一緒にいることが楽しかったからだ。

 そんな自問自答を何度繰り返しただろう…。
 私はこなたといることがたまらなく楽しいと感じていたようだ。
 
 でも、それだけではなかった。
 繰り返す追憶の中で、自分の中のもう一つの気持ちに気付くことが出来た。
 私は、あいつと一緒にいたい。ずっと、私の隣にいてほしい。
 そう思う自分に気付くことが出来た。

 なんだ…答えなんて、最初から私の中にあったんだ。
 ただ、それに気付くことができなかっただけ。
 答えは得た。それならこの気持ちを、こなたに伝えよう。 


 そうだ、私はこなたのことが――――好き、なんだ

144 名前:6/10 :2008/05/16(金) 06:30:00 ID:o64wB0/X
週が明ける…。
 かがみに気持ちを伝えた日から、ほんの数日しか経っていないのに、
まるで何週間、何ヶ月経ったかのような気がする。

 『…少し、考えさせて』

 あの日、かがみはそう言った。
 その言葉に期待と不安を抱いたまま、この数日を過ごしてきた。
 近いうちに、その答えも出るのだろう。それがどういう結果でも。
 そんなことを考えたまま、いつもの待ち合わせ場所に向かう。

「おはよ。かがみ、つかさ」
「こなちゃん、おはよう」
「おっす、こなた。珍しく早いわね」
「たまにはね。こんな日もあるよ」
「アンタも、いつもこうならいいのにね」
「それは難しいな〜」

 そんな、いつもと変わらない言葉を交わす。
 でも…そんなのは上っ面だけだ。
 私は、いつも通りなんかじゃない…。
 その「いつも」を壊したのは、私なんだから。

 上っ面だけの「いつも」を保ったまま、学校へ着く。
 わかりきっていることだけど、ここでかがみとは一度別れなければならない。
 そんなことわかってる、それでも私は…かがみと離れたくない、
もっと一緒にいたい、ずっと私の―――!

「…こなた!」
「っ!どうしたの、かがみ?」

 かがみの声で我に返る。
 
「どうしたじゃないわよ。ぼーっとしちゃって」
「ごめん。少し寝不足かも」
「まぁいいわ。あんたが寝不足なのはいつものことだし。
 それより、今日の放課後、屋上に来て」
「…わかった。放課後に屋上だね」
「ええ、待ってるからね」
 
 そういってかがみは自分の教室に向かっていった。
 
「こなちゃん、がんばってね。お姉ちゃん、昨日凄い悩んでたんだよ」
「つかさ…?」
「私は、いつだって二人の味方だよ」
「…ありがとう」 

 つかさが何を、どこまで知っているかはわからない。
 だけど、その言葉は私を安心させてくれた。
 
 そして昼休み―――。

145 名前:7/10 :2008/05/16(金) 06:30:22 ID:o64wB0/X
「あら…?今日は、かがみさんはいらっしゃらないんですか?」
「たぶん、今日は来ないんじゃないかな…」
「そうなんですか?泉さんは何かご存知なんですか?」
「…」
「お、お姉ちゃんね。今日はあっちで食べるって今朝言ってたんだよ」
「そうなんですか。今日はご一緒できないんですね、少し残念です」
「ほら、お姉ちゃんも自分のクラスの友達がいるんだし」
「そうですよね」
「……」

 違う…今日、かがみがこっちに来ないのはそんな理由じゃない。
 この後の「話」のことで、こっちには来づらいんだ。
 つかさが場の空気を誤魔化すために言ってくれたのはわかってる。
 なのに私は、その空気に乗れないでいる。
 

「泉さん…?どうかされましたか?」
「なんでもないよ。大丈夫」
「ならいいのですが…あまり無理はなさらないでくださいね」
「うん、ありがとうみゆきさん」

 私のせいで、みゆきさんにまで余計な心配をさせてしまった。
 …ダメだな、私。
 かがみが欠け、いつも通りの私でいられないまま昼休みが過ぎる。
 少しずつ、でも確実に時間は迫っている…。

 そして、放課後―――。

「ごめん。つかさ、みゆきさん。今日は先に帰っててもらえるかな」
「何か、ご用でもあるんですか?」
「ちょっと黒井先生に呼び出しされててね。授業中ぼーっとしてたからさ」
「…そうですか。がんばってくださいね」
「こなちゃん、がんばれっ」
「ん。行ってくるよ」

 つかさはともかく、みゆきさんも何か気付いてるのかな。
 きっと、かがみ絡みで何かあったんだってことはわかってるんだと思う。
 それでも、何も言わずにあとを押してくれる二人には、感謝してもしきれないな…。

 行こう―――かがみが、待ってる。

146 名前:8/10 :2008/05/16(金) 06:31:19 ID:o64wB0/X

 屋上の扉を開く。それと同時に、かがみの見慣れた後姿が見えた。
 その後姿からは、かがみが何を思い、
どんな覚悟を持って私をここへ呼んだのかはわからない。

「かがみ…」
「来たわね、こなた」
「話って、なにかな…」
「わかってるくせに、そういうこと言うのね、あんた」

 そんなのわかってる。
 今日、かがみが私を呼び出す理由なんか元より一つしかない。
 それでも。

「かがみの口から聞きたい。どうして私を呼び出したのか」
「そう…。じゃあ改めて言わせてもらうわ」
「…」
「あんたがあの日、私にした告白。それの返事をするためよ」  
「そっか…うん、聞かせて。あの日の返事を」

 どんな答えでも、受け止める覚悟はできてるつもり。
 
「あの日家に帰ってから、つかさに相談したの。同姓から告白されたらどうするってね。
 そしたら、大事なのは私自身の気持ちだ、って諭されちゃった。
 考えてみれば当たり前のことよね。こんな大事なことで、
ほかの人の意見に左右されるなんて私らしくないし。
 それでね、その後ずっと考えてた。私はこなたのことをどう思ってるのか、
私にとってこなたはなんなのか。この3年間のことを。そしたらね―――」

 そしてかがみは、私をまっすぐ見つめ、こう続けた…。

「何を思い出してみても、どんな思い出にも、いつもこなたがいた。
 私の思い出は、こなたとの思い出だった。
 こなたと一緒にいる私は、いつも楽しそうに笑ってた。こなたと一緒にいたから。
 それに気付いた時、もう一つの気持ちがわかったの。私は、こなたとずっと一緒にいたい。
 これから先何があっても、こなたと一緒にいたい…ってね」

 ―――今、かがみはなんて言った?私の聞き違い?
 そうでなければ、私とずっと一緒にいたい、そう言ってくれたの…?

「え…かがみ、それって…」
「あんたの想像通りの答え…じゃ、ダメ?」
「ダメ。ちゃんと答えて」
「…わかった」

 そして私は、生涯絶対に忘れないと確信できる言葉を聞いた―――。

147 名前:9/10 :2008/05/16(金) 06:31:46 ID:o64wB0/X
「私は、いえ、私もこなたのことが好き。この先、こなたとずっと一緒にいたい。
 どんなことがあっても、どんなときでも、こなたと同じ時間を過ごしたい。
 だから…」


「私の―――恋人になってください」


 ―――頭の中が真っ白になった。
 
「……」
「こなた?」

 心配そうなかがみの声で我に返る。

「あ…」
「…信じられない?」
「…なんて言うのかな、私からかがみに告白しておいて、
 こんな自分の望み通りの事が起きて、これは夢なんじゃないかとか、
 不安になっちゃって…」
「そう、なら…」
「え?」
「これは夢なんかじゃない。今この瞬間が、間違いなく現実だってことを教えてあげる。
 そして、こなたが感じてるその不安、私が消してあげる」

 そう言って、私の頬に優しく触れる。
 
「じっとして」
「かがみ?…っ!?」

 私の視界いっぱいに目を閉じたかがみの顔が見えた。
 それと同時に、唇に柔らかい何かが触れる。
 

 ―――かがみが、私にキスしてる―――


 その状態が一体どれだけ続いたんだろう。
 実際はほんの数秒だったのだろう。
 しかし今の私には、その『ほんの数秒』が永遠とも思える長さのように感じた。
 

 かがみがそっと離れる。
 その瞬間、全身から力が抜けた。

「こなた!?」
「あはは…ごめん、力抜けちゃった」
「私も悪かったわ。急だったし」
「確かに驚いたけど、大丈夫」
「そう…?」
「うん。それに、わかったよ。これは夢なんかじゃない」

 そうだ。これは夢なんかじゃない。
 確かに夢にまで見たことでもある。
 だからって今、目の前にいるかがみを信じられなくなるなんて、どうかしてた。

148 名前:10/10 :2008/05/16(金) 06:32:07 ID:o64wB0/X
「かがみ…大好きだよ」
「私も…誰よりも、こなたのことが好き」
「えとね、一つお願いがあるんだけど、いいかな」
「なに?」
「もう一度、キスして」
「…うん、わかった」

 

 二度目のキスは、一度目よりずっと、かがみを感じることができた。
 この暖かさ、優しさは、もう絶対に離さない―――。
 





 Epilogue



 ―――お母さん、私ね…好きな人がいるんだよ。
 その人もね、私のことが好きだって言ってくれたんだ。
 凄く、嬉しかった。かがみも私と同じだったんだって。
 だからね、もう大丈夫。どんなことがあっても、私は挫けたりしない。
 かがみと一緒に、いられる限り。かがみと二人で生きていこう、この先もずっと二人で。
 



 見上げた蒼い空の下に、優しく微笑むお母さんの姿が見えた気がした―――。

fin.

149 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 06:34:31 ID:o64wB0/X
以上です。
SS書くこと…二次創作自体がはじめてのことなので、
大分苦労しました。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
さ、寝よう…

150 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 10:24:33 ID:lTYTwJx4
>>126
「スレのみなさん、はじめまして。私はこなみです。
お父さんはいないけどお母さんが2人いるのでさびしくないです。
あ、私を産んでくれたのはかがみお母さんですけど。
2人のお母さんはいつも仲良くて、ときどき私のほうが恥ずかしくなっちゃうこともあります。
かがみお母さんはいつも真っ赤になってますけどね。」

だってさ。バイオテクノロジーの結晶らしいですね。

151 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 11:48:42 ID:+swsAY5H
告白まではぺたぺたひっついてたのに、告白後は意識しちゃって人前ではぺたぺたしづらい。
でも二人きりの時は、その反動でぺたぺたぺたぺた。

そんなこなたを妄想した。

152 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 13:54:34 ID:EH3Upwrx
>>151
告白まではぺたぺたひっつけなかった反動から、告白後は人前ではぺたぺた。
でも二人きりの時は、気持ちが暴走しそうな自分が怖くてぺたぺたできない。
そんなかがみを想像した。

更にもう一歩踏み込んで、
二人きりの時にぺたぺた出来ない分、普段の生活ではぺたぺたしたいかがみ。
できれば昔みたいに『こなたの方から』ぺたぺたしてもらいたい。
でも恥ずかしくてできないこなた。

意識しちゃって人前ではぺたぺたしづらい分、二人きりの時は、その反動でぺたぺたしたいこなた。
できれば『かがみの方から』ぺたぺたしてもらいたい。
でも自分の暴走した感情がこなたを傷付けるのではないかと怖くて触れることが出来ないかがみ。

あぁっ、このアンビバレンスな感じがもうたまらんですよ!!自分の妄想で一人ヘブン状態wwww

153 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 14:31:32 ID:FdBmVGxH
         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>5
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E)
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |


154 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 14:59:27 ID:UdTQcr9F
>>152

「君の名は」級の行き違いが期待できそうだ!女湯が空っぽだ!

155 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 15:10:35 ID:6ZxNaMkv
かがみの部屋にはこなたの写真が張ってある。そして、こなたはかがみの部屋に何度も遊びに行っているのだろう。
では、部屋に飾られた自分写真を見たときのこなたの反応はいかばかりのものだろうか。
また、かがみの反応は、どうであろうな?

156 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 16:29:18 ID:+FZ0TMG1
>>117
かがみの葛藤が切ない・・・短いけど良SSGJ !
>>137
終わり方が波乱含みで緊張感が漂ってるね
続くと思うけどがんばって !
>>147
長編GJ ! 本当に初めて書いたの? 上手いんですけど・・・
かなたさんに見守られて、祝福された二人の未来が見えてくるみたいだ


どうでもいいけど一晩でのSSラッシュにたまげたw


157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 16:55:48 ID:Q4X7PvBs
>>149
GJ!読みやすくて良かったです

158 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 19:10:00 ID:fMQmWYgJ
>>149
GJ、心境の描写がいいね
普段は天然なつかさだけど、こういう時は強いな
まるで某画像のキューピットみたいで・・・

159 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 21:18:38 ID:S2NRzdQ3
>>121
間違いなく二人の間に生まれた娘www
>>150
バイオテクノロジー万歳

160 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 21:53:58 ID:h140YXwN
かがみの携帯の発信履歴が気になる。
こなたにかけてる回数がかなり多そう。

161 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 22:27:45 ID:IJGDRpdn
発信履歴だと最新の一件しか残らないからねぇ…
常に24時間以内の時間が表示されてるんかな。

162 名前:お風呂中のこなたの携帯着信履歴 :2008/05/16(金) 23:16:36 ID:w01MW1lQ
かがみ 22:30
かがみ 22:33
かがみ 22:36
かがみ 22:39
かがみ 22:42
かがみ 22:45
かがみ 22:48
かがみ 22:51
かがみ 22:54
かがみ 22:57
かがみ 22:59
かがみ 23:01
かがみ 23:02
かがみ 23:03

ガチャ

かがみ『おっすこなたー』
こなた「かがみ……ソレナンテヤンデレ……(=ω=.;)」

163 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/16(金) 23:19:49 ID:vM20JWho
かがみんは焦らしプレイに弱いはず

そこでこなたは敢えて一日一回だけ電話に出るのだ

長いけど

164 名前:柊 かがみ :2008/05/16(金) 23:44:56 ID:xFEX3/zv
お風呂上り、まだ、しっとりと仄かな湿気を含む髪をタオルで拭きながら部屋へ戻る。
今日は5月16日、金曜日。週末だ。
慌しい、一週間だった。
そんな事を思いながら、ベッドの脇に腰掛けて、読みかけのラノベを開く。
萌え系のアニメキャラが印刷された栞が挟んであるそれは、こなたから借りたものだ。
印刷された活字を追い、物語を頭の中に浸透させていく。
そして、無意識の内に右手を伸ばし、机の上にあったポッキーを手繰り寄せ、袋を開けると一本取り出し、口元に運んだ。

暫くの間、私がページを繰る音と、ポッキーを齧る音だけが部屋の中で響いていた。
どのくらいそうしていたのだろう。本から顔を上げずに手繰っていた右手が空を掴む。
――ポッキー、切らしちゃったな。
一つ息を吐くと、今読んでいるページに栞を挟み、閉じた。パタン、と言う音が私を物語から現実へと引きずり戻す。
新しいお菓子を取りに行こうかと、ラノベを床に置いた時、ふと、栞に印刷されているキャラが目に入った。
萌え、私にはよく分からない概念。だけど、ここにある絵は素直に可愛いと思う。でも、私の目を引いたのは二次元の萌えキャラクターじゃない。
私は、こなたを――アイツに借りた本と栞を通して、その向こうにいるこなたを、見つめていた。
――ここでお菓子をまた食べたら、こなたに何か言われるんだろうな。
そう思ったとき、ハッとした。
まただ。また、気が付くと、こなたの事を考えている。

こなたは、友達。かけがえのない、親友。
だからなのかな……ふとした切欠で、アイツを、思い出すのは。
例えば本を読む時。
例えばお菓子を食べる時。
例えば宿題をする時。
私の中には、いつもこなたがいた。
会えない時でも私達は、会っていた。

何でかな。
どうして、私は……。

165 名前:柊 かがみ :2008/05/16(金) 23:45:36 ID:xFEX3/zv
今日の帰り道。5月の黄昏は長い。
紅く染まった道路を2人で、歩いた。
こなたは、嬉しそうに私の手を引いて歩いていた。思いがけない力強さに圧倒されながら、小走りについていく私。
道の途中で、こなたは急に立ち止まると、私を振り返った。
その瞬間、紅に蒼が混じり、その中に私は碧色の宝石を見た。
ハッとした。綺麗だった。
こなたは、鞄の中を探ると一冊の本を取り出した。それがこのラノベ。
――はい、かがみなら、きっと気に入ると思うよ?
そう言って微笑んだこなたは、紅い世界によく映えていた。

机の上にあった携帯が振動した。それが私を再び現実に引き戻す。
着信。こなただった。
電話に出る。あの紅い世界が目の前に蘇ってきた。
他愛の無い話をした。でも、一言一言話す度に私の中で蒼碧の宝石が、私を見上げてくる。
私の中にいる、私の、親友……。
こなたの声が、少し舌足らずな、でも決して聞き間違えることのない意思の通った言葉が。私の中を駆け巡る。それは、快感だった。
理由の分からない、でも、確かな充足感。
どんなに満たされていても、人の欲は尽きることはないのだろうか。もっと、欲しくなる。
そう思ったら、自然と、言葉が紡がれた。

――明日、休みなんだし、家に泊まりに来ない?
――いいけど?
――この前、アンタにゲームで負けたけど、今回は負けないわよ。
――はっは、かがみんからの挑戦状しかと受け取ったり。じゃあ、明日行くね。
――うん、待ってる……。

切れた。ツー、ツーと無機質的な音を聴きながら、私は、微笑んでいた。
こんなに上手くいくなんて。
明日、こなたが泊まりに来る。一日中、一緒にいられる。
無意識で、そう、感じた。
総てが、この世界の総てが、輝いて見える……こなたに会える、それだけで。
私は、軽やかな足取りで壁掛けのカレンダーに近づくと今日の日付に×を入れた。

赤い○まで増える×は、後、11個。

166 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 00:03:00 ID:vM20JWho
かがみん積極的だ

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 00:06:50 ID:yofxrMCJ
かがみ「ぁんっ…だめぇっ!こなたぁ〜……い、いっちゃうぅ〜」

168 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 00:11:26 ID:5UHxzfOB
>>162
それコワイよww
そう言えば、こなたがかがみケータイの電話帳を盗み見た時は
「意外と登録が多い」みたいな事言ってたね。

169 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 00:31:01 ID:+rU3yfJI
かがみの電話帳(の一部)

こなた携帯
こなた旧携帯
こなた宅
そうじろう宅
ゆたかの下宿先
こなたPC
こなたメッセンジャー
コスプレ喫茶
陵桜学園3B直通
泉家の隣の家(西側)
泉家の隣の家(東側)
泉家の向かいの家
泉家裏の家
こなたに買ってあげたポケベル

170 名前:9-310 :2008/05/17(土) 01:14:53 ID:DiWuN3a8
こんばんは、2か月ぶりぐらいでしょうか?9-310です。

>>149
物凄く和みました〜、GJです!
こなたがかなたの墓前に話しかけるところのシーンとかは、心を打たれました。
セリフとか、一つ一つの言葉がとても素敵だと思います。

>>165
おぉ、本物のかがみがここにいる!w
明日がどうなるか楽しみですね〜。

それとまとめてしまって申し訳ないですが、他の小説やイラストを書いていた皆さん、GJです!
最近来れずに1週間に一回か二回ほどで、保管庫でまとめ読みが多かったので…本当にすいません;;
また事件もあったようで、リアルタイムで参加したかったです><

もはや完全に忘れ去られているでしょう、なにせ2か月ですからね。
4月の上旬から下旬には完成させる予定が、今日まで延びました。
なので季節はずれです。

「差し出された手、変われた私」の続きで、「こなかがライフ」です
予定は10レスぐらいですが、今から投稿しても大丈夫でしょうか?


171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 01:18:46 ID:dn9BakAt
>>165
GJです。
誕生日までのカウントダウンという設定もいいですね。
>紅に蒼が混じり、その中に私は碧色の宝石を見た
この辺りの表現もとても綺麗ですね。
頭の中のその情景が浮かんできてきます。

職人のみなさんもこなたの誕生日SS書いてる方
多いのですかね?
私も今誕生日SS書いてる途中です。
5/28の誕生日までに間に合えばいいな。

172 名前:9-310 :2008/05/17(土) 01:23:16 ID:DiWuN3a8
どうやら、他に投降者はいないようなので5分後から投稿し始めます。

173 名前:『こなかがライフ』1 :2008/05/17(土) 01:30:35 ID:DiWuN3a8
「ふ〜、さすがに疲れてきたヨ。」
「そうね…こうも荷物を移動すると、腰とか腕とかもうくたくたよ。」
「かがみがもう少しラノベを減らしてくれたら…」
「あんたがあんなにグッズとか持ってくるからでしょうが!!人のせいにすんな!」
とあるマンションの一室で、大きな声が鳴り響いた。


『こなかがライフ』


全く、こなたも少し考えて欲しいわよ!なんでこんな量のグッズを持ってくるかなぁ。
天候・気温・運勢も最高の日に引越しできるって言うのに、これじゃあ台無しよ!
ゆたかちゃんにみなみちゃんまで手伝いに来てるのに…。

「あの泉先輩…さすがに私もこれはさすがに多すぎるかと…」
「うん、持っていくときに私もそう思ったんだけど…」
「そうよ、いくらなんでもダンボール8箱は多すぎるわよ!」
「いやいや、10箱だよ?まだ、下の車に残ってるから。」
「なお悪いわ!!こんなにあったら邪魔で仕方ないっつーの!」

そういいながら、横に積んである箱を指差す。
その箱8つで既に寝室1つを埋め尽くせそうな量のグッズが入っていることだろう。
ていうか、まだ下にもあるのか…一体どういう生活をシミュレートしてきたのよ。

「えー、かがみんだってたくさんラノベ持ってきてるじゃん?」
「確かに重いけど本棚一つ分ないわよ。ほとんど置いてきてるし、あるのはお気に入りだけよ。」
「私も10分の1ぐらいの量しか持ってきてないんだけど?」
『じゅ、10分の1?!』

いつも多いと思ってたけど、この量で10分の1とは…さすがに知らなかったわ。
そんなだから、ゆたかちゃんの部屋にも少し置くはめになるのよ。
一応悪影響がありそうなのは避けて、ゆたかちゃんが興味ありそうなのに絞ったみたいだけど。
ただ、田村さんが書いた同人誌もいくつかあったような…。

「お姉ちゃん、それだと残りの9割は全部うちにあるってこと?」
「うん、そだよ。でもおとーさんとの共有倉庫の分は入れてないから、これで5%にも満たないかも〜」
「とにかく何とかしなさいよね?これじゃあ、生活スペースがほとんどなくなるんだから。」
「むぅ、分かったよ…」
「それじゃあ、みなみちゃん、悪いんだけどこっち手伝ってくれる?」
「あ、はい。」
「それじゃあ、ゆーちゃん…こっちの手伝い、お願いしてもいいかな?」
「うん、いいよお姉ちゃん。」
「こなた、言っとくけど危ないものは自分で整理しなよ?」
「分かってるよぉ〜、それぐらいは弁えてるって。」

☆★☆


174 名前:『こなかがライフ』2 :2008/05/17(土) 01:32:07 ID:DiWuN3a8
数時間後

「ふぅ、やっとこっちは片付いてきたわね。」
「そうですね…後は衣類とかだけでしょうか?」

見渡すと居間にはマットレスや、カーテンはつけたし、部屋の形は整った。
テレビや冷蔵庫などは、既に業者さんが持ってきてくれていて、基本は軽いものだけだったから、
実際そこまで重いものはなく、テーブルと小型のソファーの位置を調整したぐらいだった。
小物もお気に入りだけ飾って、後はこなたと一緒に買いに行く予定だし、問題なしっと。
水周りや食器、玄関なども片付けは既に終わっていて、一つ除いて居間が最後だった。
そう、残ってるのは…

「…そうね、後は私とこなたの寝室のものだけね。私は自分でできるけど、こなた達大丈夫かしら?」
「ゆたかがいるから、大丈夫だとは思いますが…」
「はぁ…なんであんなに持ってくるのかしら。これから二人で暮らすってのに、
結局こなたはアニメやゲーム、漫画のことばっかりだし…あーもう、腹立つ!」
「…嫉妬…ですか?」
「んなっ、ち、違うわよ!?ただ、もう少し二人だけで生活するって自覚を持って欲しかっただけよ。」
「それを嫉妬というのでは?」
「そ、そうじゃなくて、ほら、二人だけなんだから、こう、もっとしっかりしてもらわないとね?
もう、みなみちゃんったら何を言い出すのよ。別に嫉妬なんてしてないんだからね?」
「……が…ン…レ…?(ボソリ」
「えっ?」
「あ、いえ…ちょっと、ゆたか達の様子を見てきます。」
「う、うん、ありがとう。お願いね。」

何か違うことを言われた気がしたけど、この際気にしない。
なぜなら、みなみちゃんは的確に私の心情を捉えていたからだ。
確かにオタクなのはこなたのアイデンティティーだし、それもこなたの長所の一つ。
こなたを好きになった理由というより、それも「こなた」の一部であるから好きになった。
簡単に言うと、よくあるクサイ台詞だけど、全てひっくるめてこなたが好き。
だから責めるつもりはないけど…やっぱり少し、ほんの少しだけど寂しいかな。
(私も様子見てこよっ…)
そう思って立ち上がり、ドアを開けた…が

ゴン!
「はうっ」ドサッ
「ゆ、ゆたか?!」
「へっ?」

ドアを開けた瞬間、何かがぶつかって、倒れる音がした。
嫌〜な予感がして、気をつけてそっとドアを開けて見ると、
目を閉じているゆたかちゃんを抱きかかえたみなみちゃんがいた。
言われなくても、大体のことは想像できた。

「ご、ごごごめん、もしかしてぶつけちゃった?」
「もう、かがみったら気をつけないとだめじゃん。全く凶暴なんだから〜」
「うっ…」
「大丈夫です、ちょっと気絶しているだけなので心配ないかと…」
「え、ええっ?!気絶させるほど強く開いてたの、私?!」

そうだとしたら、かなりショックだ。自分では普通に開けたつもりだったのに。
ノックもしなかった私も悪いけど、これだと本当に凶暴と言われても仕方がないわね…。


175 名前:『こなかがライフ』3 :2008/05/17(土) 01:34:16 ID:DiWuN3a8
「あ、いえ、ちょっと色々あって元々ふらふらしていたので、それが原因で…」
「色々って?」
「いやぁ、どの箱に何が入ってるかと書いてなくってさぁ、開けてみたら同人誌だったみたいでネ。
私が気付かないうちにそれを読んでて、ちょびっと刺激が強かったみたいなんだよね〜。あはっ♪」
「……あはっ、じゃないわよー!!」ごんっ!!
「ふごっ!」
「ったく、殴るわよ?!」
「かがみぃ…いっつも思うけど、もう殴ってるってぇ…」
「うっさい!やっぱりあんたが悪いんじゃないのよ?!」
「えぇー、実際に気絶させたのはかがみに変わりないじゃん?それに、その本書いてたのひよりんだったから、興味がわいたのも仕方ないことだし〜、ネ?」
「そりゃ…ノックしなかったり、そっと開けなかった私も悪いけどさ…。ていうか、どんな内容よ?」

そこに無造作に落ちていた同人誌を拾い上げ、中身を確認した私は固まってしまった。

「な、ななな、何よこれ!これ名前こそ違えど、どう見たって私たちじゃないの?!」
「いや、それもひよりんが書いたけど、ゆーちゃんが見てたのはこっちだヨ。」
「って、表紙見ただけでわかるけど、これだってゆたかちゃんとみなみちゃんじゃない!」

そう書かれていたのは、おそらく内容が濃いとされる百合本。
別にゆたかちゃんが見てはいけないレベルでないにせよ、かなり恥ずかしい内容である。
ほのぼのしているところこそあれど、キスシーンとかは無駄にシチュが凝っているように思える。
そこで、この間のことをふと思い出した。

「この間こそこそして、田村さんと話してると思ったら、もしかしなくてもこれのことか。」
「ん、まぁね。あの時、ひよりんとパティの会話で引っかかったから、問いただしたまでだけどね。」
「今度会ったら一言言っておかないと、今後どんなこと書かれるか分かったもんじゃないわ。」
「私も…これは、結構恥ずかしいから…」
「いやぁ、これでもかなり自重してくれたらしいよ〜。
もともとは年齢制限がバリバリかかるような内容だった所を、良心が働いて抑えたって言ってたしネ。」
「良心があるなら、書く前に一声かけてほしいわね…。私達だ、って特定されなきゃ、私もかまわないし。
それにしても、あんたやけに庇うわね。何か取引でもしたんじゃないの?」
「いやいや、同じオタクとして気持ちがわからないでもないからね。
特にこんなに身近に、願ってもいない話のネタがあって、毎日会うような相手だとどうしても考えちゃうもんだよ〜。
たとえば、毎日通る場所においしそうなアイス屋があったら、我慢しててもいつか食べたいと思うでしょ?
それと似たようなもんだヨ。」
「なんか無理がある気もするけど…なんとなく分かるかも。でもねぇ…はぁ…。」

勝手にネタにされていたのも、同人誌として販売されていたのも、ぶっちゃけると構わない。
しかし、第三者からこう見られてる、と考えると恥ずかしくて仕方がないのが一つ。
それともう一つ、この漫画にあったシーンの一つが気にかかった。

それは、二人きりのお泊り会の場面。実は、まだ私達は二人きりで寝たことがない。
なぜなら今までは、大抵つかさとみゆきが一緒だったのもあるけれど、一番は私が恥ずかしいから。
二人きりになるチャンスもあったけど、恥ずかしくて、いつもつかさを誘ってた。
遊びに行くだけなら、こなたに自分の気持ちを感づかれることもないと思ってたから平気だったけど、
お泊り会となった時に、双子の妹を置いて一人で行った場合は、どう考えても怪しまれる。
気持ちが伝わった後なら、別にお泊り会をやっても良かったけれど、機会がなかった。
受験もあったけど、勉強会ついでも、こなたがどうしても一人で頑張ると言い張ったため諦めた。


176 名前:『こなかがライフ』4 :2008/05/17(土) 01:35:51 ID:DiWuN3a8
(今から考えると、自分の受験校がばれないようにするためだったのかしら?まぁ、私もこなたが隣にいたら、どこまで集中してできたか分からないけどね…。)
でも、問題はそこじゃない。
そんな状況だった私たちが、明日からほぼ毎日、一つ屋根の下で二人きりということなのだ。
(今日からなのよね…嬉しくて頭になかったけど、今になって恥ずかしくなってきたわ…)

「かがみぃ〜?顔赤いけど、なんか変な妄想でもしてたでしょ〜」
「もぅっ…?!し、してなわいよ、そんなこと!ただ周りにこう見られてたと思ったら、恥ずかしくなってきただけよ!だぁー、そんなニヤニヤしてこっち見んな!!」
「いやぁ、本当にかがみは可愛いねぇ〜♪好きになって良かったヨ〜」
「あ…う〜っ…」

こんなにも簡単にこなたのペースに持っていかれる…何かずるい。
でも、私も自然とその流れを心地よく感じているのはいつものこと。
もっと積極的になれば、こなたの反応も変わってくるのは分かってるけど、しない(できない?)。
やっぱり、私って…

「やっぱり私って、こなたに弄られるのが好きなのよね〜♪」
「って、おいこら!何、勝手なこと言ってんのよ!そんなこと思ってないわよ!」
「いやいや、お酒が入った時のかがみんには私もたじたじだったし、やろうと思えば私を弄れるのに、
あえてそうしないのは弄られ好きだからじゃないの?今まで散々弄られておいて、私を嫌いにならずに、逆に好きになってるんだから、そうじゃないと辻褄が合わないジャーン?」

くっ、なぜこう言う時は無駄に鋭いのよ!っていうか、いつも図星指されてるのって私だけ?
そうだとしたら、こなたは私のことをよく分かってくれてることよね?
でも、悔しいからせめてもの反論をしておく。

「そ、それじゃあ、私がドMみたいじゃないのよ!私は積極的じゃないだけで、別にマゾとかじゃないわよ。むしろ、あんたが積極的だから自然とそうなったのよ…嫌じゃないのは認めるけどね。」
「もうかがみは素直じゃないな〜。」
「なっ!だ、大体、あんたの言い方だと取りようによっては、あんたがっ…!」
「う〜ん……あれ…?みなみちゃん?」
「あ、ゆたか…気付いた?大丈夫?」

ここでゆたかちゃんが目を覚まし、みなみちゃんが抱き起してあげた。
とりあえず、すぐに意識を取り戻してくれて、私もほっとした。
私もこなたに抱き起こされたいとか想像(という名の妄想)をしていたのは、秘密。

「うん、まだちょっとくらくらするけど、大丈夫だよ。」
「ご、ごめんね、ゆたかちゃん。私がドアを静かに開けなかったせいで…」
「ドア…?」
「ゆーちゃんはかがみんが開けたドアで頭打ったんだよ。」
「そうだったんだ…あ、でも私もぼーっとしてたので、気にしないでください。」
「本当にごめんね。ほら、あんたも謝る!」
「えっ、あ、そだね。私もごめん、ゆーちゃん。」
「…?なんで、お姉ちゃんも謝るの?」
「いやぁ、だってほら。あれ、見せちゃったしね。」

そういって、こなたは私がまだ手に持っていた同人誌を指さす。
ゆたかちゃんは私の手にあるものを見て、すぐに顔が赤くなってしまった。
なんだか私まで恥ずかしくなってしまい、それを両方共こなたに渡した。

177 名前:『こなかがライフ』5 :2008/05/17(土) 01:36:56 ID:DiWuN3a8
「あ、う、ううん、だって、あれは私が勝手に読んだんだから、気にしなくていいよぉ。私も表紙絵を見て、それが私とみなみちゃんに似てたから、つい見ちゃったし…。」
「そこはこなたの管理方法に問題があったってことよ。あれだけ念を押したって言うのに。」
「いやいや、ちゃんと年齢制限物を分けたんだけどさぁ、ジャンルまでは考えてなかったというか、手が回らなかったというか。ごめんネ、ゆーちゃん。」
「ちょっと恥ずかしかったけど、大丈夫だよ〜。お姉ちゃんたちは平気なの?」
「私は何回か読んでるし、もともと他ので見慣れてるから。まぁ、自分がモデルなのは、最初はさすがに恥ずかしかったけどネ。かがみは?」
「え、わ、私?そ、そりゃ恥ずかしいわよ。でも、もう気にしてないわ。結局はフィクションだし。」
「ある意味、これからノーフィクションになるだろうけど。」
「それを言うならノンフィクションだ!っていうか、何をさらっと言い出すのよ!」

ゆたかちゃん達がいる中でのとんでもない爆弾発言に、さっきの妄想が甦ってしまった。
思わず首を振って、振り払おうとしたけど、抵抗できずに顔が熱くなる一方。
あの純粋な二人も顔を真っ赤にして、少し焦りながらお互いを見合っている。

「同じベッドで寝るぐらい、すぐだって〜♪キスしたり、抱きついたりなんていつものことじゃん?」
「そ、それと、これとは話が別よ!!」
「だって、これから一つ屋根の下というより、一つ部屋の中で寝るんだしサ♪可能性無限大だよ〜。
むしろ、かがみが一番リアルにそうなって欲しいと願ってるんじゃないの?」
「んな訳あるかぁ!というか、一つ部屋の中ってどういうことよ?!勝手に人の寝室で寝るつもりじゃないでしょう……ね?」

ふと今まで気付かなかったのが不思議なぐらいだが、寝室は二つあるのに何故かここにベッドが二つ。
しかも、こなたの荷物が左角にたまっているので、右側にツインベッドみたいになって、並んでいる。
すぐさま部屋を飛び出し、自分の寝室になる予定の部屋を見てみると…
(な、なんじゃこりゃぁああーー!!)
ベッドなんてものはなかった。その代わりに机、本棚、椅子、パソコンがある…二つずつ。
要は、完璧な書斎みたいな形になってる。しかも、ケーブルやら何やらがほとんど接続済みで。
急いでもう一方の寝室に戻って(ドアはそっと開けたわ)、こなたに向かって言う言葉は一つ。

「い、いいいい、一体どういうことよ?!」
「なんか業者さんがね、配置間違えて置いちゃったみたいなんだよね〜。」
「ちょっと、待て!あんた、それに立ち会ったんじゃないの?!」
「いやぁ、置いた後に気づいたから、入れ替えてもらうのも悪いと思ってね。
あと、寝室と勉強部屋、分けた方が勉強の効率上がるかな〜って。
分からないところもお互いに相談できて、良い案じゃん?」
「た、確かにそうだけど…というか、相談してくるのは、主にあんただろうけどな。」
「それにかがみと同じ部屋で寝るなんて、ねぇ?…ぐふふっ」
「やっぱりそれが目当てなんじゃないのよ!私は納得してないからね!」
「とか言っちゃって〜、本当は一緒に寝たいくせに〜♪照れない、照れない。」
「て、照れてなんかないわよっ!!」

自分でもわかるほど顔が真っ赤なのだから、ただの照れ隠しにしか見えてないのだろう。
(それにしてもい、いきなり同じ部屋なんて。おまけにあれじゃ、同じベッド見たなものじゃないの…。)
とにかく、このままじゃいじり倒されるのが目に見えているし、それだと何も進まない。

178 名前:『こなかがライフ』6 :2008/05/17(土) 01:37:34 ID:DiWuN3a8
「だぁー、もうとりあえずそれを片付けなさいよ!私とゆたかちゃんでもう一つの寝室、というか書斎を片付けてくるから、それまでに終わらせなさい!いいわね?!ほら、行くわよゆたかちゃん。」
「へ?ふぁ、は、はい!」

そういって、強引ながらもこなたに反論を許さず部屋を後にする。
「嫁に逃げられた!」なんて声が聞こえたけど、今は聞き流しておくことにした。
今の私の頭には、今夜どうするべきかでいっぱいだったから。

☆★☆

「はぁ…(あいつのことだから、絶対何かするわよね…部屋が別だからって安心してたのに…)」
「…ぉ〜」
「う〜ん…(とにかく疲れさせたりすればあっさり寝てくれるかしら?でも、徹夜でネトゲする体力があるわけだし、片付けと夕飯を作るぐらいじゃ無理かしら…)」
「あ…、…み…ちゃん?」
「うぅ…(それならいっその事、私から…って、何考えてんのよ私は!)」
「かがみお姉ちゃん!!」
「ひゃぁっ!あ、ゆたかちゃん?ご、ごめん、何かしら?」
「この写真は、どっちの机に置けばいいですか?二人とも写っているので、こなたお姉ちゃんのか、かがみお姉ちゃんのか分からなくて…。」
「あー、その写真は私のよ。左側の机に置いておいて…って、あれ?今、お姉ちゃんって言った?」

あまりにも普通に言うから危うく気付かなかったけど、そう呼ばれていることに今気づいた。
私の記憶が間違っていなければ、今朝、挨拶をしたときは普通に「かがみ先輩」と呼ばれていたはず。

「えっ、あれ?あ、あの、もしかしてお姉さまって呼んだ方が良かったですか?」
「ちょ、ちょっとストーップ!そ、そうじゃなくて、いきなりなんでお姉ちゃんって呼んだの?」
「え?えっ?さ、さっきこなたお姉ちゃんが、『これからはかがみも〈お姉ちゃん〉とか〈お姉さま〉って呼んでいいよ〜♪』って言っていたので、てっきりかがみお…先輩も承知なんだと思って…。」
「ううん、知らないけど…またなんでそんな話に?」
「こなたお姉ちゃんに突然言われたので、何でかは分からないんですけど…」
「はぁ、何の脈略もなく話し出すのはあいつらしいわね。それで、どういう話だったの?」
「えっと、まず私から見て血縁的にはゆいお姉ちゃんが姉で、きよたかさんが義兄になりますよね?」
「え?えーと確か、きよたかさんって成実さんの旦那さんよね?だとしたら、そうなるわね。」
「それと本来なら私がこなた先輩と呼ぶところを、こなたお姉ちゃんって呼んでますよね?」
「まぁ、従姉妹だから先輩もよそよそしいし、間違ってないわね。それで?」
「だから、こなたお姉ちゃんのお嫁さんのかがみ先輩も、お義姉ちゃんになるって言われて…」

こなたの考えることだから大体予想はついていたけど、やっぱりその通りだった。
まぁ、別に迷惑でもないし、むしろ望むところだけど、何かむず痒いというか気恥かしい。
ゆたかちゃんに、こなたのお嫁さんと言われて顔が真っ赤になっているのが分かる。
ほんと、こういうことに抵抗がないわね、私って…。

「なるほどね、こなたの考えそうなことだわ。私は別にいいけど、ゆたかちゃんはいいの?」
「はい!むしろ頼れるお姉さんが増えて、嬉しいですから。」
「それなら、いいんだけどね。」

純粋さ100%の満面の笑みで返してくるゆたかちゃんには、いつも癒されるわね。
つかさが笑顔の時もそうだったし、妹の笑顔とかに弱いのかしら?つかさには結局甘いままだったし。
(まぁ、こなたの笑顔とかにも弱いからそうとも言えない…って、まさか私って…ロr…いやいやいや、そんなことはないはず。でも、これは絶対あいつには言えないわね。)

「あの〜、本当にお姉ちゃんって呼んでいいんですか?迷惑でしたら…」
「あ、ち、違うのよ、ちょっと考え事をね。大したことじゃないから、気にしないで。それと、姉と呼ぶからには敬語じゃなくてもいいわよ。こなたと同じ感覚でしゃべってもらって構わないから。」
「は…じゃなくて、うん、ありがとう、かがみお姉ちゃん♪」
「うん、よろしくね。」
「はい!…あ、えっと、うん!」
「まぁ、慣れないうちは気にしないでね。そういえば、さっきの理論だけど…」
「なに、お姉ちゃん?」
「あれだと、みなみちゃんも私とこなたの妹になるのかしらね?」
「え?あ、はうぅ…もう、お姉ちゃんってば。」
「ふふっ、さっきのお返しよ。さてと、あと少しだしぱぱっと片付けちゃおうか。」
「うん、そうだね!」

☆★☆

179 名前:『こなかがライフ』7 :2008/05/17(土) 01:39:04 ID:DiWuN3a8
「それじゃあ、またねお姉ちゃん!」
「うん、二人とも手伝ってくれてありがとネ〜。」
「ホント助かったわ。二人がいてくれなかったら、どうなってたことやら。ねぇ、こなた?」
「むぅ…いいじゃん、無事に終わったんだから。」
「あの、それでは失礼します…。今日はお疲れさまでした。」
「うん、お疲れ!またね〜」
「気をつけて帰ってね〜。じゃあね、二人とも。」
「またね、お姉ちゃん♪」
パタン

片付けも何とか無事に終わって、ゲームで少し遊んだり、夕食を一緒に食べたりしていたら、
辺りはすっかり暗くなっていたから、みなみちゃんはこなたの実家に泊まることになった。
下で見送りを済ませて、今部屋に戻ってきたところなんだけど…静かなかつ微妙な空気が流れている。
一気に疲れが来て黙っているのもあるけど、なんて話したらいいのかが分からない。
不意にこなたが、

「かがみお姉ちゃん♪」
「んなっ?!」
「むふふっ、言われてみてどうだった?」
「あんたねぇ、そりゃびっくりはしたけど、つかさがいるんだから特に何もないわよ。」
「いやいや、ゆーちゃんがかがみに言うのに意義があるのだよ。」
「どんな意義よ?」

もちろん分かっているけど、あえて言わない。なんとなく言い返す気も出なかった。
長い付き合いだから分かることだけど、こなたの攻めからはそうそう逃げられない。
それに、今のこの状態じゃ到底こなたには適いそうもない。

「もう、気付いてないフリして内心では照れてるかがみ萌え〜♪私に言ってほしいの〜?」
「べ、別に今更嫁だの言われたって、何とも思わないわよ。」
「ツンデレも健在みたいだし、一安心だね♪よっ、ツンデレ大ひょふごっ!」
「それ以上ツンデレツンデレ言うと、殴るわよ!」
「もう殴ってるじゃん…。でも、いつものかがみに戻って良かったヨ。」
「えっ?」

急に優しさを帯びた声と言葉に、声が少し裏返り気味になってしまった。

「いや、めがっさ肩に力入ってたし、緊張でもしてるのかな〜って。」
「そ、そんなことないわよ。ただ疲れてただけよ。」
「もう、ウソついたってバレバレだよ。どれだけかがみの事を見てきてると思ってるのさ?」
「あ、う…もう、恥ずかしいセリフ禁止…」
「これから一緒に暮らすんだから、れら〜っくすしよーよ。ね、かがみん♪」
「…ばか…それを言うならリラックスでしょ…でも、ありがとうこなた。」
「いやいや、嫁を元気づけるのは婿として当たり前だしね〜。そんじゃ、そろそろお風呂にでも入るかー!かがみも私と一緒に入ろっ、お・ふ・ろ♪」
「っ…!!」

すでに赤かった顔に、追い打ちをかけるように血が頭に上っていくのが分かる。
せっかくいい感じに落ち着きそうだったのに、やっぱりこなたはこなただわ。
別に何度か一緒に入ってるし、恥ずかしがることでもないんだけど。

「あれあれ〜、そんなに顔を赤くしちゃって、どーしたのかなぁ?」
「あ、あんたが変な言い方するからでしょ!」
「言い方一つで、妄想しちゃうかがみ萌え〜。」
「してないわよ、そんなこと!!変なことなんて考えてないんだから!」
「変なことってどんなこと〜?私は妄想としか言ってないんだけどなぁ〜。かがみのH♪」
「ううぅ、うるさい、黙れぇっ!!」

ニヤニヤ顔で近付いてくるこなたに、とことん図星を指されて、最早なす術もない。
この場からの逃げ道もなく、しばらくは主導権を握られることになりそうね…。


180 名前:『こなかがライフ』8 :2008/05/17(土) 01:39:55 ID:DiWuN3a8
「かがみ…近所迷惑になるよ?」
「知らないわよ!それに、ある程度は防音にしてあるって、あんた自分で言ってたじゃないの!」
「いや、それはかがみが叫んだり、色々大声出したりするかもしれないしね〜」
「ちょっと、あんたそれどういう意味よ!」
「さぁね〜、んじゃお風呂お風呂〜♪一緒に入りたかったらお好きにどうぞ〜」

そう言い残して、私の腕をするりと抜けて、いつ用意してたのか着替えを持って風呂場へ向かった。

「こ、こら、待ちなさいこなた!…ボソリ…もう、あんなに狭いのに二人で入れるわけないじゃない…」
『抱き合いながらなら、入れるよ〜♪』
「?!?!そ、そそそんなこと出来るかー!!ってか、なんで風呂場から聞こえてんのよ!!」
「へ〜、本当にそんなこと考えてたんだ〜。今、かがみの心を予想したんだけど、図星だったネ!」
「ぐぅ…分かったわよ、入ればいいんでしょ、入れば!」
「もう、素直じゃないんだからぁ。私と入りたいって言わないと、一緒に入んないよ?」

ひょこっと覗かせた顔は、すでに満面のニヤニヤでこっちを見てる。
ここで認めたら負け…なんだけど、今回は珍しく欲望が勝ったみたいで、

「うぅ………こ、こなた、一緒に、お風呂…入りたいんだけど…ぃぃ?」
「ナイスデレだヨ、かがみ〜。んじゃ、どぞどぞ〜」

☆★☆

「ふぅ、極楽極楽ぅ〜」
「……(あ゛ぁぁあ、やばいぃ!)」

めちゃくちゃ狭いというわけじゃないけど、一人がようやく足を軽く伸ばせるようなお風呂。
そこに私たちは同時に入っているわけで、それもお互い向き合っているわけじゃない。
それだと窮屈だからと、先に体や髪をこなたが洗っていたのだが、今こいつは私に重なって座ってる。
こなたの後頭部と背中しか見えてないけど、お互い裸で大きく触れているわけで、そんな状況で私が
平静でいられるかというと、そんなわけはない。今、頭は噴火寸前、吹っ飛んでいきそうなレベルだ。
別に抱き合ってるわけじゃないけど、けどやばいって!!

「いやぁ、気持ちいいね〜。特に背中の感触が♪」
「っ〜!!お、おま、何でいつも思考がおやじなのよ!」
「かがみ様、正直たまりません、これ。」
「ネタはいいから、早くどきなさいよ!体とか髪が洗えないじゃないのよ。」
「だが断る!天国ともいえるこの場、そう易々と退くことはできんなぁ〜。退くには対価が必要だネ。」
「なんでもいいから、早く退きなさいって!(そうじゃないと、私がもたないわよっ!!)」
「それじゃあ、失礼して。」

そういって、体を器用に捻って私の方に体と顔を向けたかと思えば、唇が触れ合っていた。

「んっ!んん〜…はぁ…ふう、んんっ〜〜!!(いつもより、なが、い……もう…ダ…メ…)」

☆★☆

181 名前:『こなかがライフ』9 :2008/05/17(土) 01:40:52 ID:DiWuN3a8
チチチ、チュン、チュン
「ん〜ふあぁ。もう朝か…」

少しずつ目が覚め始めているが、まだ頭がはっきりと機能していない。
昨日は引越しがひとまず完了して、ゆたかちゃん達と遊んで、あとは風呂に入って…?
(あれ、そこからどうなったんだっけ?えーと、確か…)

「もう無理だって〜、かがみぃん〜…」
「…〜っ?!」
(そうだ、こいつに思いっきりキスされて意識が…あれ、でもそのあとどうしたんだっけ?)

それを聞くには一つの手段しかない。ちょっぴりかわいそうだけど、昨日の仕返しもあるしいいわよね。

「もう入らないよぉ、かがみさmいったぁっ!!」
「早く起きなさいよ!ったく、どんな夢見てるんだか…」
「んぁ…、あぁ、かがみがめっちゃ料理上手になってる夢だったことは覚えてるな〜」
「よっぽど殴られたいみたいだな…」
「え、ちょ、ちょまっ!ゆゆゆ、夢なんだから仕方ないじゃん!?」
「だったら、昨日どうしたのか教えなさい、いいわね?」
「そんなまた強引な…」
「いいから!」
「うぅ、言うからそんな怒らないでよ…。え〜っと、私が確かキスしたら、かがみがお風呂でのぼせて、それで仕方がないから引き上げて、着替えさせて、あとは寝かせただけだよ。」

風呂場で気を失ったわけだから、ベッドで寝る状態にするまで全てこなたがやってくれた事になる。
しかも、髪の毛があまり痛んでないあたり、しっかり乾かしてくれたみたいだ。
でも、あまりにあっさりと言うものだったから、いつものこいつらしくもないと思って追及する。

「他に何にもしてないでしょうね?」
「してないって〜。多少は悪戯心が芽生えたけどね、そこは私の高性能な良心が働いて…」
「普段から悪戯心の塊みたいなくせに、何言ってるのよ。」
「なんと!…まぁ、ちょっとだけ寝顔をねぇ〜」
「って、やっぱりしてるんじゃないのよ!今すぐ消せ!」
「そんなの無理だヨ」
「なんでよ?!写真のメモリーぐらい…」
「だって、眺めてただけだし、あんな可愛いかがみの寝顔を記憶から簡単に消すなんて…無理だネ!」
「なっ?!ぁ、うぅ…」

てっきり携帯かなにかで写真を撮られたと思ってた私にとって、あまりの不意打ちだった。
まだ昨日のダメージが残っているのか、それとも朝だからか、普段より頭がくらくらする。
(あれ、何か世界がひっくり返ったような?そんなにやわだったの、私?)
と思ったら、こなたが私をベッドの上で押し倒しているだけ…って、ええぇ!


182 名前:『こなかがライフ』10 :2008/05/17(土) 01:41:27 ID:DiWuN3a8
「な、何すんのよ!」
「可愛いから押し倒しただけだよ?」
「いや、それ大問題だから!ほ、ほらお腹減ったし、朝御飯の支度でも、ね?」
「そだね、じゃあまずは目の前にあるりんごから…」
「ちょっと、たんmんん〜〜っ!!………」
「…んはっ、ってまた?!」
「―――」
「普段より十秒ぐらい長くキスするだけで気を失うなんて…長い道のりになりそうだヨ(=▲=.;;)」

そう言って、こなたが布団をかけるために起き上がった瞬間だった。

「……隙あり!」
「ぐふぉぁ!気絶するフリとは…やるね、かがみん。」
「まだまだ、詰めが甘いわよ。ったく、今日だって沢山やることあるんだからね。さっさと起きるわよ!」
「くぅ〜、かがみと〈お楽しみでしたね〉のはずが…って、まさか風呂のもわざと?!」
「さぁ、どうかしらね〜(あれは本気でのぼせたんだけどね…)」
「かがみんがこんな策士だったとは!迂闊だったー!うぅ…私の願望はまだまだ先になりそーだヨ…」
「はいはい、朝御飯の用意するわよ。」
「…ブツブツ…」

どうにも私をすんなり攻められなかったのが、よほど悔しいのか朝っぱらからネガティブオーラが出てる。
私が拒否したんだと勘違いはしてないだろうけど、ほら…心の準備とかいろいろあるじゃない?
それに元々は別の部屋にしてもらうつもりだったんだから、あいつとしては願ってもいない状態のはずだし。
…あれ、あいつが仕組んだんだっけ?まぁ、どちらにせよ、元気出してもらわないとね。

「はぁ、ほらシャッキリする!これから一緒に暮らすんだから…その…機会はまだいくらでもあるでしょ?」
「…ま、そだね♪ていうか、何々?かがみも心の奥では期待してたのかな?ねぇねぇ♪」
「ううう、うるさいっ。もうっ、切りがないから、早く作るわよ!」
「子供を?♪」
「違う!!朝ごはんだ!とっとと作れぇ!」
「ジョーダンだって〜。イエス・マイ・ロード!」

そう言って部屋を出て行き、キッチンの方へ向かった。
やれやれ、これから毎日これが続くのか…こなたと私の二人っきりの暮らしがね♪

−Fin−

183 名前:9-310 :2008/05/17(土) 01:52:59 ID:DiWuN3a8
以上です。

皆さんのと比べると、かかった期間も本文の長さも長いですが、内容はいかがでしょうか?
もし楽しんでもらえたり、ニヤニヤしてもらえれば本望です。

184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 02:15:54 ID:YTzQpuIr
>>183
楽しそうですねぇ…いいなぁ。


185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 03:43:33 ID:LOr0UKYT
にせんはっぴゃくにじゅうはち(・∀・)

186 名前:149 :2008/05/17(土) 06:36:30 ID:7xtvsuO4
まとめてで申し訳ないですが、皆様感想どうもありがとうございます
感想もらえるって凄い嬉しいな。次の作品への意欲が沸いてきますね。

今ふっと保管庫みたら、コテ番もらっててびっくり。
次に投下する時から、そちらを使わせていただきます
では、失礼しました

187 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 10:24:40 ID:6jUI/F+k
二人で暮らしたらやはりかがみんが保護者かな

こなた「うぅー、暑いアツイー」
かがみ「コラッ、何て格好してんのアンタは!」
こなた「いやー暑いからさ、クールビズだよクールビズ」
かがみ「…ならいいか」

188 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 10:33:24 ID:+BaFYxqM
渋々を装って薄着のこなたを堪能するんですね、むっつりかがみんは。

189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 10:35:04 ID:RTlvg+BE
>>183
これはいいニヤニヤ(・∀・)
GJですw

190 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 10:47:14 ID:IeXW94Av
かがみ「な、なななんであんた裸エプロンなんて……!」
こなた「だって暑くて(ry」
かがみ「それなら仕方な(ry」

191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 14:45:26 ID:Iqfv4VsH
         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>7
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E)
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |


192 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 16:09:44 ID:6jUI/F+k
「おーい、こなたー」
「んー?何でございましょう」
「そろそろそのPSPのゲーム終わんないのー?」
「ん、まだまだ装備が弱いからねー。ハンターに焦りは禁物なのだよ」
「ハンターはいいんだけど、こっちは暇だわ」
「スマヌかがみん。しばらくネットとか見てておくれ。あ、ただしDドライブは見ないよーに」
「見ないわよ。どうせ微妙な年齢制限のゲームとかでしょ」
「ゲームってか、バイトの時の写真がね……あ、くそっ、逃げられた!
 しょうがない、持久戦だよ。ちょっとトイレ行ってこよ」
(バタンッ パタパタ)

「…………えっと…
 (だ、大丈夫かしらねアイツ。バイトで変な格好させられたりしてないわよね。
  だ、誰かが注意しててあげなきゃいけないでしょ、教育的に考えて。
  これは全くやむを得ない状況で…一般に…こなたのメイド姿…公正妥当な…カチカチ)」
 
 『D://バイト衣装写真(露出多め).zip』
 
「う、うぉぉっ!(大変だわ…こ、これはちゃんと確認しておかないと。
 えーと、もしかしたらこなたが猥褻何とかで捕まってしまうかも知れないわよね。そうよねっ…カチカチ)」

 [圧縮ファイル] パスワード:かがみんは誰の嫁?

「ぶっ!(…何だそれは…KONATAで良いのかな…カタカタ)」

 [パスワード正常] 展開中・・・

「よし!(何か釈然としないけど、こなたの写真、写真が・・・)
 
 『ピローン パシャッ』(カメラのシャッター音)

「な、何ィィッ!!(カメラの音!?一体、どこから!?)」
「(ガチャッ)フフフ、PC内部にUSBカメラを仕込んで、PC正面を撮影できるようにしておいたのだよ、かがみん」
「あ…」
「さらにっ!カメラのシャッターを押すプログラムを圧縮ファイルに偽装した!
 偽装ファイルを開こうとすると、写真を撮られてしまうのサ!そしてかがみんは、図ったわねこなた、と言う」
「は、図ったわね、こなた!」(バァーン!)

「うわーん、かがみが私の秘密を見ようとしたー、ええーん、恥ずかしくて死んじゃうよー」
「ニ、ニマニマしながら泣くなー。もー、悪かったわよ、何かお詫びするから」
「じゃあ膝枕!…いやっ、そうだこうやって後ろから抱っこしてかがみん、ねっねっ」
「嬉しそうにー…しょうがない、コレでいい?」
「うん!こうすればかがみも一緒にゲーム見れるじゃん」

「あー…ありがと…」

193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 16:30:54 ID:SXTA8Pik
>>192
いいねー

194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 17:06:03 ID:1eY0zKA/
見るな、秘匿といいながら
分かりやすくもかがみにとっては釈然としないパスを設定することによって
見ざるを得ないように誘導するこなたは萌え孔明

195 名前:18-236 :2008/05/17(土) 17:06:31 ID:dn9BakAt
18-236です。
『小さな足跡』の続きを投稿する準備が出来ました。
文章自体は全て出来ており、もうちょっと早く投稿する
予定だったのですが、推敲するのに手間取ってしまいました。

前回はこなたが名も知らぬお母さんとの出会いを通して、
かがみと仲直りする決心をしたところで終わっていました。
今回はかがみの番です。

物語りもいよいよ中盤に差し掛かりました。
それでは、5分後に投稿を始めたいと思います。

以下感想です。

>>186
今SSを読ませていただきました。
こなたとかがみの告白前の、とても不安な心境が
強く伝わってきました。
最後の告白シーンもムードたっぷりで上手いですね。
かがみの告白に現実味が感じられないこなたにキスを
するシーンなど、どれだけ男前?なんだと思いました。
とにかくGJです。
続きも楽しみにしております。

他の職人さんのSSにもGJしたいんですが、特に続き物に関しては
時間が無くて最初から読めません(泣
中途半端に読んでGJするよりも、最初からきちんと読んでいつか
感想を書かせていただきたいと思います。

196 名前:18-236 『小さな足跡』 1/9 :2008/05/17(土) 17:11:30 ID:dn9BakAt


こなたに謝る決心をした後、部屋を出てまずは朝食を摂ることにした。
あれだけ悩んでおきながら、よく食欲が出るなと我ながらあきれる。
でもまあ私らしいといえば私らしい。
何事も腹が減っては戦はできぬと言うし、食欲があるのは健康な証。
そう言い訳して前向きにとらえることにした。

部屋を出て、まずは1階に向かう。
さすがにまだ朝早い時間帯だけに、家の中は静まり返っている。
まだみんな寝てるのかな?
そう思って1階に降りると、台所からトントンと小気味の良い音が聞こえてくる。
お母さん、こんな時間にもう起きてるんだ。
早速台所へと向かった。
そこには案の定お母さんの姿が。
いつもそこにある日常の風景に、心が安らいだ。
──毎朝こんな早い時間に朝ごはん作ってくれてありがとう
恥ずかしくて素直に言えないかわりに、心の中でそうつぶやいた。

「あらかがみ、おはよう。こんな早い時間にどうしたの?」
私がいることに気付いたお母さんが、手を止めてこちらに振り返った。
「おはよう、お母さん。なんだか寒くて目が覚めちゃって」
鍋から立ち上る湯気やコンロの火のおかげで、台所は他の部屋よりずいぶん温かい。
おかげで寒さに震えずにすんでいる。
「今日はこの冬一番の寒さらしいわ。待ってね、もうすぐ朝ごはんできるから」
そう言って再び手を動かし始める。
馴れた手つきで料理を作ってゆく姿を、しばらく見つめていた。
そんな私の様子に気付いているのかいないのか、てきぱきと作ってゆく。
あっという間に料理が出来上がってゆく。
さすが、すごい手際のよさ。
料理下手な私は是非とも見習いたい。
「できたわよ」
「はやっ」
見とれている内にできたらしい。
「かがみも慣れればできるようになるわよ」
「そうかな?」
「そうよ。さあ、お味噌汁よそうから食卓に持っていってね」
「うん」
温かそうに湯気を立ち上らせるお椀を食卓に運んでいく。
「お姉ちゃんたちは?」
「もう少ししないと起きてこないと思うわ。かがみが早かったからね」
「そっか」
確かにみんな起きてくるにはちょっと早い時間だ。
つかさなんかはまたお昼におはよ〜とか言いそうだけど。
「いただきます」
「はい、召し上がれ」
作ったばかりの温かいお味噌汁をいただく。
今日の寒さもあってか、普段より美味しい。
温かさが体中に染み渡り、心まで温かくなっていくようだ。


197 名前:18-236 『小さな足跡』 2/9 :2008/05/17(土) 17:12:11 ID:dn9BakAt

お母さんは私の向かいに座ったまま、私の顔をじーっと見ている。
どうしたんだろ。
「私の顔に何かついてる?」
「ん? かがみ元気ないなって思って」
その言葉に箸が止まる。
「……そんなひどい顔してる?」
手で顔を触って確かめてみる。
部屋を出る前おかしなところが無いか確認したんだけどな。
「顔はいつも通り綺麗なままよ。でも、何となくね」
そんなに負のオーラでも放ってたのかな。
何事も無いように振舞っていたんだけど。
お母さん鋭いから。
「別に。ただ、勉強に疲れてるだけよ」
何食わぬ顔でそう答える。
「そう……でもずっと辛そうにしてたから」
その言葉にビクッとする。
お母さんは相変わらず私を見ている。
………………
…………
……
さすがに何事も無いような顔をし続けるのが辛くなってきた。

「ふふ、素直じゃないところは変わってないわね」
「なっ」
……やっぱりお母さんに隠し事は無理か。
私が落ち込んでいるとき、最初に気付くのはいつもお母さんだった。
何も聞かずじっと私を見て、私が話すまで根気よく待ってくれた。
意地っ張りな私は、それでも隠し通そうとしたけど、いつも最後は根負けした。
「はぁ、私の負けです」
あっさりと負けを認めた。
相手が悪すぎる。
それに、お母さんと話せてどこかホッとしている自分がいる。
「かがみのことは何でもお見通しよ」
そう言って、微笑んだ。

そのまましばらく沈黙が続く。
なかなか本題を切り出せないまま、時間だけが過ぎていく。
……ただこなたと喧嘩しただけ。
それだけを伝えればいいのに、なかなか切り出せない。
……
ただ喧嘩しただけ?
それだけでこんなに悩んだりしない。
ほんとは、私……

一人うつむきながら、ずっと悩んでいた。
お母さんは、そんな私を焦らせることもなく、ただじっと優しく見守ってくれている。
私の心に無理に踏み込もうとせず、かといって遠くはなれることもせず。
私が自分から自然に話せるよう、ずっと待ってくれている。
その心遣いがとても嬉しい。
うつむいていた顔を上げお母さんの顔を見ると、目が合った。
相変わらず優しい眼差しで私のことを見てくれている。
どこかこそばゆい感じがしたけど、私もお母さんの目をしっかりと見返した。
しばらく静かな時間が続く。
そこに言葉はない。
でも、確かな信頼関係がある。
──大丈夫、かがみならできるから
いつもそうやって私のこと励ましてくれた。
言葉なんかなくても、お母さんの気持ちは伝わってくる。
これまでもずっとそうやって見守ってきてくれたから。

198 名前:18-236 『小さな足跡』 3/9 :2008/05/17(土) 17:12:36 ID:dn9BakAt

お母さん……
私の信頼できる人。
私の尊敬できる人。
いつも優しい眼差しで……
私を信頼してくれて……
私のことを大切に思ってくれて……

「……ぐすっ」
気が付けば涙が流れていた。
これまでずっと一人で辛い思いを抱えてきた。
一人で解決できると思ってた。
でも……無理だった。

お母さんは私のそばまで来ると、そのまま何も言わず優しく私を包み込んでくれた。
久しぶりに感じる、人の温もり。
懐かしいお母さんの匂い。
それらを感じた瞬間、心の奥に隠れていた感情が一気に表に溢れ出た。
「……うぅぅ、ぐすっ、……」
涙が止まらない。
いつもの冷静な私からは考えられないほど、感情のコントロールが効かない。
そのまま私は子供のように泣きじゃくった。
お母さんは何も言わずに背中をさすってくれる。
その手の温もりが、凍てついた心を徐々に、徐々に溶かしてゆく。
体を包み込む温かさが、こんなにも安らぎを与えてくれる。
これまで感じていた頭の重さが嘘のように消えていった。

こんなに単純なことだったんだ。
一人で抱えているときは、もう治らないかと深刻に悩んでいた。
でも、こんなにも簡単なことだったんだ。
人と触れ合うだけで、こんなに心が癒されるなんて知らなかった。

「誰でも隠しておきたいことはあるから、無理に言わなくてもいいわ」
「うん」
「でも、一人で抱え込まないで。かがみはいつも一人で無理するから」
「……ごめんなさい」
迷惑かけちゃいけないと、いつも自分ひとりで問題を解決しようとしてきた。
解決できない時には誰にも言わず我慢する。
そうやってずっと隠す癖がついてきた。
今回も何とかなると、自分だけで解決しようとした。
でも無理だった。
だって、……今回は特別だから。

「大丈夫よ、かがみならきっとできるから」
「うん」
「それに、いつでもお母さんはかがみの味方だからね」
「……うん」
その言葉にまた涙が出そうになった。
こんなとき、どういう風に今の気持ちを伝えればいいんだろう。
不器用な私には、上手い言い回しが浮かんでこない。
だから、ありきたりな言葉でごめんなさい。
短い言葉だけど、だからこそ、ありったけの感謝を込めて言わせてください。

「ありがとう、お母さん」

──と。


199 名前:18-236 『小さな足跡』 4/9 :2008/05/17(土) 17:12:59 ID:dn9BakAt
★☆★☆

「はぁ、はぁ、……やっと着いた」
肩で息をしながら目の前に立つ大きな鳥居を見上げた。
これでようやく一息つける。
名も知らぬお母さんと別れた後、そのままかがみの家に向かうことにした。
ずいぶん前に歩いていった時のことを思い出しながらだったので、途中何度も道に迷ってしまった。
さすがにスポーツが得意な私とはいえ疲れた。
こんな大雪の日にマラソンをする人間なんて、私以外いないだろう。
さすがの私も走る羽目になるとは夢にも思わなかったけど。
それもかがみに会いたかったから……て、考えていて恥ずかしくなってきた。

神社に着いたのはいいけど、これからどうしよう。
ここまで来たんだから、かがみに会わない手はないのだけど……
でも、こんな朝から何の連絡もなしに会うのはやっぱり気が引ける。
そうだ、携帯……、しまった、忘れてきた。
いつもの習慣が災いしてしまった。
こんな朝早くから家のインターホンを鳴らすわけにもいかないし……
勢いで来てしまったけど、どうしよう。
それに会ってもなんて言えばいいのか分からない。
後先考えずに来てしまったことを、少し後悔した。

どこかで時間を潰そうかな。
そういや、いつもかがみの家の中ばっかりで、神社を歩くことは余りなかった。
普段見慣れている様子とは異なり、白く雪化粧された境内を見ながらふとそんなことを思った。
いつもなら何人か近所の人が参拝に訪れているんだろうけど、今日の大雪のためか誰もいない。
さっきのマラソンもそうだけど、さすがにこんな雪の日の朝早い時間帯に訪れようと思う人間は、私以外いなかったらしい。
まだ足跡の付けられていない雪の降り積もった境内の先にぽつんと立つ社殿が見える。
しばらく悩んだ後、とりあえず神社にお参りすることにした。

これまで神社にお参りすることなんて初詣を除いてほとんどなかったけど、せっかく来たんだから何かお願い事でもしていこう。
神様とか特に信じるほうじゃないけど、何の神様が祀られているのかなんて知らないけど、ちょっとしたお願い事ぐらいしてもいいよね?
そう思いながら、拝殿の前に立った。
「これを鳴らすんだっけ」
からん、からん、と澄んだ鈴の音が辺りに響き渡る。
詳しい作法は知らないので、そのまま何度か手を打った後、手を合わせてお願い事をした。
願いはたくさんあるけど、とりあえず無難なところからしてみることに。
「えっと、かがみが無事目標の大学に合格できますように」
私がお願いするまでもなく、かがみなら大丈夫なんだろうけど、一応ね。
「それと、私も無事大学に合格できますように……って、自分で頑張らなくちゃいけないんだけどね、ハハハ」
お願いするよりは自分で努力するべきなんだけど、別にいいよね。
「それから、かがみと無事仲直りできますように」
顔を引き締めて改めてお願いをする。
そのために今日来たんだから。
あと、最後のお願い。
「その……私の……伝わりますように……」
恥ずかしくてちゃんと言葉に出せなかった。
心なしか顔が赤くなってる。
けど、神様はお願いを聞いてくれたよね?
かなわない願い、そんなものがあるからみんな神様にお願い事をするんだよね。
だから、私もお願いします。
どうか、願いをかなえてください……


200 名前:18-236 『小さな足跡』 5/9 :2008/05/17(土) 17:13:39 ID:dn9BakAt


久しぶりに泣いた後、これまで塞ぎ込んでいた気持ちがずいぶんと晴れた。
でも、まだ問題は解決していない。
お母さんにお礼を言った後部屋へ戻り、早速こなたと連絡を取ることにした。
携帯の着信履歴の中からこなたの名前を探すのに少し手間取ったけど、すぐに見つかった。
目的の名前を見つけ、発信ボタンを押そうとする。

こんな時間に電話かけてこなた何て言うかな……
いや、そもそもこんな時間に起きてるかな……

色々心配ごとが頭をよぎったけど、それを振り切って電話をかけることにした。
勇気を出して発信ボタンを押してみる。
プルルル、プルルル…………
「……おかけになった電話は、電波の届かない場所にあるか……」
お決まりのアナウンスが流れる。
出鼻をくじかれ落ち込みそうになるも、これは想定内。
こなたが携帯を余り使わないのは知っている。
今度は直接こなたの家に電話をかけることにした。
プルルル、プルルル…………
何度かの呼び出し音の後、こなたのお父さんが電話に出た。
「はい、もしもし、泉ですが」
「あ、もしもし、朝早くからすいません。柊と申します」
「ああ、こなたの友達のかがみちゃんかい? 久しぶりだね」
「はい。さっきこなたの携帯に電話したんですけど、出なくて」
「こなたなら朝早くから出かけて行ったよ。相変わらず携帯を持っていくのを忘れたんだな」
「えっ、そうなんですか? じゃあ、何時ぐらいに帰ってくるか分かりますか?」
「ちょっと外に出かけただけだから、もうすぐ戻ってくると思うよ」
「そうですか……」
「会う約束でもしてたのかい? 戻ってきたらすぐ電話するように伝えておくよ」
「いえ、そういう訳じゃ。すいません、よろしくお願いします」
「なに、気にしないで。あと少し聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」
「はい、いいですけど?」
おじさんから質問ってなんだろ。
想定外の質問がきたらどうしよう。
「いや、こなたのことなんだが、最近学校で何かあったのかな?」
「何かと言いますと?」
「こなたが最近元気なかったもんでね。思わず気になって。まあ、気にしすぎなんだろうが」
「……」

喧嘩した当初、ずっと辛そうな顔してたことを思い出し、胸が痛くなった。
そんな顔を見るのが辛くて、なるべく見ないようにしてきた。
私は逃げていた。
ここ最近学校での様子は、特におかしなところはなかったと思う。
でも、それは普段通りを装っていただけなの?
ずっと辛い気持ちを無理に隠し続けてきたの?

「もしもし、かがみちゃん?」
「え? ああ、すいません、学校では普段通りだったと思いますが……」
「そうか……ならいいんだが」
ずっと辛かったんだ……ごめんね。


201 名前:18-236 『小さな足跡』 6/9 :2008/05/17(土) 17:14:05 ID:dn9BakAt

「それにしても、遅いな、こなた」
「そんなに朝早く出て行ったんですか?」
「ああ、俺が起きたときにはもう外に出かける準備ができていたみたいなんだ」
「いつもそんなに早く起きてるんですか?」
「いや、いつもは昼まで寝てることが多い」
その言葉を聞き、不安が募る。
いつも休日前は遅くまで起きているんだろう。
なのに今日に限ってこんな朝早く起きて一人で外に出るなんておかしい。
「何の用事で出かけたんですか? 何か練習にでも行ったんですか?」
こなたは昔格闘技をやっていたと聞いたことがある。
もしかすると今でも続けてるんだろうか。
「いや、最近は習い事もしてないから、それはないと思う。ちょっと雪を見にとか言っていたが、何しにいったんだろうな」
「そうですか……」

こんな寒い中一体何しに行ったんだろう。
しかも久々の大雪。
地面もずいぶん滑りやすくなって危ないはず。
今朝のニュースで大雪による事故を伝えていたことを思い出した。
あれは車同士の事故だったけど、この大雪でスリップした車が人にぶつからないとも限らない。
そうじゃないにしても、どこかで転んで怪我でもしてるんじゃ……
もしかしたらそのまま動けなくなって……
心配のしすぎかな。
何とか心を静めようとするも、不安な気持ちは納まってくれない。

「それにしても1時間経っても戻らないのはおかしいな。30分ぐらいで戻ると思ったんだが」
「えっ、そんなに?」
──まさか、本当に事故に遭って……
顔から血の気が引いていく。
「こなたは、こなたはどこへ行ったんですか?」
「えっ? いやあ、行き先までは聞いてないな。すぐに帰ってくると思ったから」
「こなたが行きそうなところは分かりますか?」
「うーん、あいつが行きそうなところといえば秋葉なんだが、出かける時はいつも行き先を告げてから行くから」
「私、今からこなたを探してきます。失礼します」
「えっ、かがみちゃん? どうした──」
おじさんには悪かったけど、そのまま電話を切った。
悠長に電話してる場合じゃない。
早くしないと、こなたが……

すぐにコートを着込み、家の外へ飛び出した。
「こなたの馬鹿、こんな雪の日に倒れたらただじゃすまないのに」
また泣きそうになるのをぐっとこらえた。
今は泣いてる場合じゃない。
早くこなたを見つけないと。
こなたの行きそうなところ、雪を見に外に出かけたのなら家の近所のはず。
秋葉なんて論外。
とりあえずいつもの通学路を探してみよう。
でも、ここからこなたの家の近くまでは時間がかかるし、どうしよう……
とにかく走ってでも早く行かなきゃ。
そのまま一目散に鳥居の外めがけて走り出した。


202 名前:18-236 『小さな足跡』 7/9 :2008/05/17(土) 17:14:29 ID:dn9BakAt

足元の雪が邪魔で上手く走れない。
それに雪と砂利が跳ね返ってコートの裾が汚れる。
でもそんなものどうでもいい。
わき目も振らず、前だけを見て走り続ける。
早く、早く──

すると突然、目の前に蒼い影が飛び込んできた。

──えっ?

急いで止まろうとする。
でも、間に合わない!

ドンッ!

「うわっ!」
「キャッ!」

ドサッ……

ぶつかった勢いで二人一緒に木に倒れこんでしまった。
ついでに枝に降り積もっていた雪が落ちてくる。
私が何とか目の前の影を庇ったおかげで、ぶつかった相手に怪我はないようだ。
私も特に怪我はしていない。
不幸中の幸いだ。
そ、そんなことより謝らないと。

「ご、ごめんなさい、私急いでいて……」
慌てて目の前で雪まみれになっている小さな蒼い影に目をやった。
……蒼い髪?
え、ま、まさか……

ぶつかった相手は私のことを呆然と見つめている。
私もその顔に釘付けになった。
そのまま動けない。
何も考えられない。
…………
……

そのままどれぐらいの時間が経っただろう。
二人とも見つめあったままの時間がしばらく続いた。
やがて、目の前の相手が私に話しかけてきた。

「かがみ、大丈夫? どこか痛いの?」
「ねえ、かがみ。怪我でもしたの? 大丈夫?」
心配そうにずっと話しかけてくる声に、私は正気を取り戻した。

「……えっ、こな……キャッ!」
「う、うわぁ!」

相手がここにいるはずのないこなただと認識した瞬間、思わず悲鳴を上げてしまった。
目の前で大きな悲鳴をあげられたこなたは、驚いた反動で後ろの木にぶつかった。
その振動で再び枝から雪が落ちてくる。
雪まみれになりながら、非難の目をこちらに向けてくる。

「いたたた、いきなり大声出すなんてひどいよ」
「こ、こなた?」


203 名前:18-236 『小さな足跡』 8/9 :2008/05/17(土) 17:14:56 ID:dn9BakAt

えっ、ど、どうして?
どうしてこんな朝からここにいるの?
雪を見に外へ出かけて……そのまま……
そのまま……そうだ、事故に遭って動けなくなったと思ってたけど。
無事だったのね……よかった。
本当に無事で……
うぅ、こなた……
こなた……!

「こなたぁ!」
「わわっ、かがみ?」
そのまま私はこなたをぎゅっと抱きしめていた。
安心したら、不覚にも少し涙が出てきた。

「よかった、無事で」
「かがみ? ……泣いてるの?」
再び心配そうな顔でこなたは私の顔を覗き込んでくる。

「ううん、何でもない。私の勘違いだったから」
「何をそんなに慌ててたの?」
「そ、それは……」
自分が早とちりしてこなたが倒れていると思ったなんて、恥ずかしくて言える訳ないじゃない。
言ったら、またいつものようにからかうに決まってる。

こなたはじっと私の顔を見つめている。
きっと顔は真っ赤なんだろう。
それに目も赤いし。
またからかわれるに違いない。
でも、そんなことよりこなたが無事でいてくれたことのほうが、はるかに大事だった。

「私のこと心配してくれたんだ。……ありがと、かがみ」
こなたはからかう素振りを一切見せず、私の目をしっかりと見据えたままそう言った。
予想外の展開に、こちらも戸惑ってしまう。
「こなた?」
普段と違うこなたの様子に、目の前にある顔を見つめなおした。
こなたの顔が普段より赤く見えるのは、この寒さのせい?

しばらく見つめ合った後、こなたは珍しく恥ずかしそうに目をそらした。
それをごまかすように、いつものにやけた顔に戻る。
「なーんてね、私を心配して泣きそうなかがみ萌え」
「なっ、またあんたはそう……やって」
目の前のこなたは笑っていた。
こぼれそうなほどの幸せな笑みを浮かべて。
こんな嬉しそうな笑顔を見るのは、ほんとに久しぶりだった。

──そんな顔されたら言い返せないじゃない。
こうやって言葉を交わすのもとても久しぶりに感じる。
もう一度こなたの笑顔を見ようと顔の向きを変えると、すぐ目の前でこなたはこちらを見返している。
……目の前?
そこで、自分がさっきからこなたを抱きしめたままだったことに気付いた。


204 名前:18-236 『小さな足跡』 9/9 :2008/05/17(土) 17:15:28 ID:dn9BakAt

……!
慌てて離れたものの、恥ずかしさで一気に顔が赤くなる。
こなたはそんなこと全く気にしていない様子。
……嫌じゃなかったのかな、迷惑じゃなかったかな。
喧嘩の発端となった教室でのやりとりを思い出す。
そうだ、こなたは私と会えなくてもいいと言った。
だから、私なんかに触れられても何とも思わないのかな……
私一人こなたと会えて喜んでたけど、こなたは迷惑だったのかな……
そう思うと、再び心に冷たい風が吹き込んできた。

「どうしたの、かがみ? さっきから様子が変だよ?」
「ううん、何でもない……」
落ち込んだ私の顔をしばらく見つめた後、こなたは決心したように言った。
「かがみ、一緒に雪を見て歩かない?」
「えっ、いいけど……こなたは迷惑じゃないの?」
そう言うとこなたは、一瞬驚いた顔をしたものの、すぐに笑顔を返してくれた。
「どうして? 私はかがみと一緒に雪が見たいよ? だって、そのほうが嬉しいから」
まっすぐに私を見て、そう言ってくれた。
「こなた……」
その一言でどれだけ心が温かくなったろう。
「こなた……あり……う」
「ん、何か言った?」
「ううん、何でもない。行きましょう」
「うん」


205 名前:18-236 :2008/05/17(土) 17:17:13 ID:dn9BakAt
今日は以上です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
どこか読みにくい点や、改善したほうが良い点があれば
教えてくれるとありがたいです。
個人的に迷っているのが、三点リーダ(……)やハイフン?(──)
をどのように使うべきかという点です。
使用する基準があいまいなまま書いているので、
あるところは──を使っていたり、また別のところでは
使っていないという風に、かなりめちゃくちゃです。
あとは……を多用しすぎな点かな。

あとそれから、こなたの誕生日SSも執筆中です。
間に合うかどうか分かりませんが、がんばりたいと思います。
バレンタインの時のように、多くの作品が投下されるといいですね。


206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 17:48:46 ID:TfZ8u7aa
そろそろ4コマ絵師が来てもいいはずなのだが・・・

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 18:16:12 ID:GIHtFlzv
>>206
最後に来たとき規制中とか言ってなかったっけ

208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 19:28:17 ID:IZoiVwxW
>>165
萌えた ! GJ !
キャラソンのかがみがこんな感じだよね

>>183
死ぬほどバカップルwww 萌えた !
かがみがドMでこなたがS、やっぱりこうだよね ! 
途中18禁になりそうになって、ドキドキしたw

>>192
何だコレw GJw

>>205
GJ ! ああ、仲直りの兆しが・・・よかった
やはり二人で手を取り合って雪景色の中を歩くのかな?

どうでもいいけど最近SSラッシュ多くて超嬉しいw

>>206
アク禁かな?

209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 22:15:10 ID:ijoicPFe
SSラッシュいいねえ

210 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 22:48:34 ID:WRJeGncd
そういや、こなたの誕生日が近いんだな・・・
こなたバースデーSS祭りってやるのかな? あったらあったで嬉しいけど


211 名前:柊 かがみ :2008/05/17(土) 23:37:35 ID:aS+wkFPT
バタンッ、強く扉を閉める音が部屋中に響いた。
私は、扉に凭れながら、荒くなった息を整える。
ハァ、ハァッ……階下の座敷から自分の部屋までの短い距離を走っただけだと言うのに、こんなにも息が上がって、苦しい。
胸を押さえると動悸が激しかった。
ズルズル、と崩れ落ちて、座り込む。
閉じた瞼の裏で、アイツが……こなたが、笑っていた。

昨日、こなたを家に泊まりに来るよう誘った。こなたは快く応じてくれた。
そして、今日。こなたは約束通り来てくれた。
嬉しかった。こなたが、応じてくれた事。約束を、守ってくれた事。
何故、あんなに嬉しかったのか、自分でも分からない。
ただ、嬉しい。それだけで、充分だった。
こなたが来て、それを見たつかさが言った。みゆきも呼ぼうと。
その時、少し、引っ掛るものを感じた。
何故だろう。こなたは親友。みゆきも、親友。呼ばない理由はない。
なのに、私は……心の奥で、これ以上の闖入者を拒もうと、していた。
何故?何故?
答えは、つかさの言葉に頷くこなたを見て悟った。
――私は、人が増える事を、恐れているんだ。
こなたが、私から目を逸らす、その可能性が増える事を。
だけど、それは口に出せなかった。

いつもの4人が、揃った。
いつものように、他愛のないお喋り。
いつものように、じゃれあう。
いつものように、いつものように……。

私は、こなたに話しかけた。こなたは、それに答えてくれた。
私は、話題を続けようとした。その時、つかさが会話に加わった。こなたの視線が、私からつかさに移った。
グッと、奥歯を、噛み締めた。

皆でゲームをやった。2人チームを組んだ。
こなたは、みゆきと同じチームだった。
拳を、強く握り締めた。

分からない。何でこんなに、寂しくなるのか。分からない。
つかさは、姉妹。みゆきは、親友。こなたは……私にとって、何?
――今日の晩ご飯、こなちゃんと一緒に作ったんだよ。
何で……?
――泉さんと同じチームですね。力を合わせて頑張りましょう。
何で……?
――ねぇ、こな……た。
こなた……私を見てよ?私と、話そう?

212 名前:柊 かがみ :2008/05/17(土) 23:38:04 ID:aS+wkFPT
――あ〜、みゆきさん、ゴメンね。私、やっぱりかがみと同じチームが良いや。
……え?
――クイズゲームだしね。私とみゆきさん組んじゃったら結果見えちゃうし。
そう言って、アイツは、私に向かって、微笑んだ。
――な、何よ?
――かがみ、嬉しい?私は、嬉しいよ。
アイツの瞳が、口が、そう言っていた。
手を握られた。小さくて、柔らかくて、温かくて……大きい。

――ちょ、ちょっと、トイレッ!
気が付くと私は、その場から逃げ出していた。
嬉しくて、怖かった。こなたと触れ合うのが。
その温もりに総てを委ねたい、でもそうすると、こなたの総てが、欲しくなる。
そんな気がした……。

欲しい……?
私は、こなたが……?
総てって何?私は、こなたの何が欲しいの?
友達の、親友の、何が欲しいの?
誰か、教えて?この気持ちは、何?
苦しいよ……こなた。

顔を上げた。私の机の上には、こなたへの誕生日プレゼントが、静かにその時を待っている。
私は、立ち上がると、カレンダーの今日の日付に×を書き込んだ。
今日は5月17日。あの包みが待っているのは赤い○印。

赤い○まで増える×は、後、10個。

213 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 23:45:26 ID:0qVvhdGS
>>212
あぁもうGJ!!
かがみの気持ちが凄く伝わってきてなんだか切なくなる…!!
毎日これを楽しみにしてる自分ガイル


214 名前:17-113 :2008/05/17(土) 23:49:59 ID:2fbsM/SW
四レスほど投下します
かがみの性格に違和感があるかも

215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 23:51:20 ID:2fbsM/SW
「ねぇ」
抱きしめられている少女が後ろの少女に話しかける。
抱きしめている側の少女は嬉しそうに、んー? と返すだけでそれ以上の反応はない。
「これ、やっぱり恥ずかしいんだけど」
「気にしない。気にしない」
頬をこれ以上ないくらいに紅潮させた彼女に対し、彼女は何でもない風に答えた。
先程記述した通り、彼女は抱きしめられているのだが、
しかし、抱きしめられるにしては彼女は大きいし、抱きしめるにしては彼女は小さかった。
なんというか、その風体は、背伸びをしている妹とお姉ちゃんといった風で。
恥ずかしがるのも仕方がないかな、とも思えるが、それが理由では断じて無い。
なぜなら彼女達は同級生だったのだから。
どうして過去形なんだ、それがなんでこんな状況になっているんだ。
言ってやりたい事は多々あるだろう。
それでも、彼女は抱きしめられるのを容認しているし、
彼女もそれを理解して、にこにこと幸せそうに笑っていた。
……ええい、両方とも彼女でまぎらわしい事この上ない。

二人の関係を短く端的に述べてしまおうか。
泉こなたと柊かがみは、所謂――恋人同士であった。


 ◆

「抱っこしたい!」
それは三十分程前、こなたが部屋に遊びに来ていたかがみに言い放った言葉だ。
あまりにも唐突な言動にしばし硬直、頭の中で何回も言葉を反芻する。
「――――はい?」
が、首を傾げるしか出来なかった。

「だーかーら、抱っこだって」
「いや、だからと言われても」
わけが、わからない。
眉をしかめて真剣そのものの表情でこなたに問いかける。
しかし、そんな一言をこなたは、したいから、でばっさりと切り捨て、
固まっているかがみの背後に座り、腰に手を回す。

――――ぎゅう。

そんな効果音を出し、かがみを思いきり抱きしめた。
「ちょ……!」
背中やら腰やらにやわらかい感触が伝わり、腕から抜け出そうとする――
けれど、これ以上ないほどにがっちりとホールドされていてそれは叶わなかった。
「……あー、もう」
これでは、逃げられない。
そう悟り大人しくなったかがみを、こなたは更に強く抱きしめた。
「へへー」
はにかんだように笑って顔を押し付ける。
もっとも、身長差がありすぎるので背中に顔が埋まっただけなのだが。
「なんなのよ。この状況は」


216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 23:52:15 ID:2fbsM/SW
漫画だらけの部屋で自分よりかなり身長が低い恋人に後ろから抱きしめられている。
文にすれば限りなく不可解な状況だが、紛れも無い真実なのだ。
真実ならば、受け止めなくては。
受け止めて、納得のいく説明を聞かなくては。
納得のいく理由無しに、こんな恥ずかしい状況なんてやってられない。
表情を窺ってみるが真後ろにいる恋人の顔は見えなかった。
ただ、あほ毛がゆらゆらと、ひょこひょこと揺れている。
あほ毛に感情がある――なんて非科学的な事は言えないが、確かにそれは、嬉しそうだった。

もういいや。
そこで思考を放棄して、かがみは腰に回されている手を握る。
そのまま背中いっぱいに感じる温もりを、受け止めることにした。


 ◆

そして三十分後。
話は冒頭に戻る。
「ちょっとだけでも離してくれない?」
さっきはもういいや、なんてのたまっていたものの、流石にずっとその体制は辛かったのだろう。
少し呆れたように、疲れたように問い掛ける。
「私は呪われちゃったんだよ」
けれどもこなたは妙に弾んだ声で不吉な事を宣言した。
「呪われた?」
「そう。教会に行って神父さんに解いてもらうアレだよ」
「どのアレだよ……で、それはどうしたら解ける訳?」
「聞きたい?」
待ってました、と言わんばかりの笑み。
かがみはとてつもない不安に襲われたが、ずっとこの状態でいるよりはマシと考えたのだろう。
不用意に「いいわよ」などと答えてしまった。
こなたは大きく頷いてかがみの耳元に口を寄せ、囁く。
「それはね――

 王子様のキスなのです」

「――――はい?」
「聞こえなかった? キスだよキス。
 ちゅー、口づけ、接吻。えーと、他の言い方は……」
「それは分かった! 分かったけど今の状況に何の関係があるのよ!」
王子様? 誰が? とわめき立てるかがみをこなたは心底呆れたような顔で見つめた。
「かがみのニブチン」
腰だけに遣っていた手を、腕にも回す。
そのまま器用にするり、とかがみの前に行き、膝に座った。
「な!?」
下手すれば顔同士が触れてしまいそうな距離。
それを意に介さず、こなたは続ける。
「キスで呪いが解けるとか、昔話の定番だよね」
首筋に当たる吐息。
本当に近くにいるんだと、嫌でも認識させられるような距離。
「そうね。で、それが――」
どうしたのよ、と口にする前に言葉が耳に届く。

「王子様役が、かがみなんだよ」

217 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 23:52:57 ID:2fbsM/SW
「――――ッ!」
状況を見れば考えなくても、分かるような話である。
それが分からなかったのは、かがみが極端に鈍感だったからであろう。
その鈍感は宣告を予想だにしていなかったようで耳まで赤くし、狼狽している。
「とりあえず、どうぞ」
「え、ちょ」
目を閉じて、顎を軽く上に向ける。
元々が近いため、少しでも動けば触れてしまいそうな。
そこで、二人は停止していた。

「…………」
「…………」
沈黙。
なんだろう。なんなんだろう。
かがみは状況を把握しようとするも、考える事に集中できない。
視界いっぱいに映る恋人が、彼女の思考を乱している。
それでも、少し間違えば触れてしまうような距離は、どうしても埋める事ができなかった。


「――――かがみのヘタレ」
そのまま数分がたって、静止していたこなたがようやく動き出す。
体を持ち上げ、一部が触れ合うように更に身を寄せ――
「待……!」
目を閉じたかがみの耳に、柔らかい感触が伝わった。

「…………」
「…………」
またしても沈黙する二人。
しかし、空気は明らかに弛緩していた。
「……何で、耳?」
呆けたように問い掛けるかがみ。
「……なんとなく……」
そっぽを向きながらぼそりと答えるこなた。
「いや、普通に口でいいじゃん」
「だって、初めてはかがみの方からしてほしいというか、なんていうか……」
瞬間、かがみが耳まで真っ赤になる。
「え、そんな、あの、えええ?」
「大丈夫? ……ゆでだこみたいになってるけど」
「あんたのせいよ……!」
なんでこんな恥ずかしい事を言えるんだコイツは……っ!
顔の熱は、引く気配がなく、
かがみの頭の中では海を飛び、空を歩き、地を泳いでいるような世界が回っていた。
それを見て、こなたは笑う。
嬉しそうで、それでもなんとなく儚げに。
愛しそうに、独白のように、目の前の恋人に語りかけた。
「ねぇ、かがみ」
「にゃ、にゃに!?」
噛んだ! なんかシリアスな雰囲気だったのにこの人噛んじゃったよ!

218 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/17(土) 23:53:51 ID:2fbsM/SW
「……とりあえず」
緩んだ空気を正すべくこほん、と空咳をして話を切り出した。
「私からするつもりは無いから、かがみがしてくれるのを――待ってるから」
「………………」
言うべき事は言った、という感じの顔でこなたはかがみに回していた腕を離す。
そのままかがみの膝から下りようとするも、肩を掴まれ、それは出来なかった。
「なに?」
呆気にとられ、つい尋ねる。
対するかがみは真っ赤になって、こなたの瞳をただ、じい、と見つめていた。
「かがみ、おりれない」
その視線から逃げるように身をよじる。
けれど、肩に置かれた手は、それを許してくれない。
「かがみー?」
「…………えっと」
ようやくかがみが口を開く。
「その、私もしたい……じゃなくて、
 そんなへたれへたれ言われて黙ってたら末代まで馬鹿にされちゃうし」
「次の世代もあるかどうか怪しいけど」
「うるさい! ……とにかく、えーと」
続けるべき言葉が見つからない。
元々、素直な感情を伝える事は不得手なのだ。
加えて、こういうのは初めてで、どう対処したらいいか分からない、というのもある。
「うー……」
うんうん唸りながらこなたを見るが、適切な言葉が見当たらない。
どうしよう、と頬をさらに紅潮させるのみである。
そんなかがみに、こなたは頭の中だけで笑った。
「はい、どうぞ」
目を閉じて、顎を軽く上に向ける。
元々が近いため、少しでも動けば触れてしまいそうな。
そこで、二人はキスをした。
ただ触れるだけの。本当に触れるだけの、単純な。
こんな簡単な行為に一日を費やしたのか、と。
口にするのは楽だけれど、少なくとも、本人達には重要だった。
そんな奥手な恋人達は――
「……きゅう」
「かがみー!?」
鼻血を噴いて、失神寸前だった。
「ヘタレのくせにがんばるからだよ!
 ああ、もう! 嬉しいのに、喜んじゃいけない気がするっ!」
さりげなく酷い事を叫びながらティッシュをかがみの鼻に押し付ける。
ヘタレだヘタレだ、と騒ぎつつも必死に介抱している姿は実にほほえましい。
しかし、言われている当人はお気にめされなかったようで。

「へたれって、いうな……!」
「いや、このヘタレっぷりは呪いじみてるよ!」
この呪いはいつ解けるのやら――
そんな事が頭をよぎり、苦笑しながらもう一回恋人に抱き着いてみた。

219 名前:17-113 :2008/05/17(土) 23:56:10 ID:2fbsM/SW
終わり。
ヘタレな事に重点を置いて書いてみた
三人称はほぼ初めてだったので、ちょっと分かりづらい描写が多いかもしれないです

220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 04:54:37 ID:NPu6qRWi
かがみって初対面の頃はむしろ人当たりが良くて、連載開始時点ではこなた達と溶け込んでいたけど、
こなたがツンデレと言うようになったのには、作中で描写されてない間に何かきっかけがあったんだと思う。

221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 08:41:27 ID:NCfQeVkG
普段はダラダラしてるのに
告白とかする時ははキッチリ真面目に
やってそうなこなた

そのギャップがかがみを惚れさせるのです

222 名前:18-859 :2008/05/18(日) 10:14:44 ID:DqHDXESl
前スレで投稿させていただいた者です
155事件が素晴らしすぎたので描いてしまいました
激しく祭りに乗り遅れた感がありますがお許しください

ttp://toku.xdisc.net/cgi/up/vcc/nm5049.jpg

223 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 13:23:54 ID:6Kvm7FOO
>>219
これはなんという美味さふなこなかが…
激しくGJ!!

>>222
暗闇と微かな光量(月明かりか星明かり)を感じさせる藍色が綺麗でした。
良いものをありがとう!

224 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 14:29:53 ID:G5Of/1At
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|   
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/

225 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 14:56:59 ID:3QiOthKG
>>219
GJ!
俺もヘタレ攻めかがみ×誘い受けこなたが一番合ってると思う

226 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 15:02:37 ID:wNa4Hwtd
M攻め×S受け好きな自分としてはかがこなは天国です

227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 15:31:21 ID:NCfQeVkG
こなたもいざとなるとテンパりそうな気がしないでもない

ピピピピピ(電話)
「みみみ、みゆきさぁーん!かがみが、かがみがぎゅーってしてきて!
 勢いで私、私に任せて、って言っちゃったけど、全然そういうの経験ないよー!
 ど、ど、どうしよう!もう家まで来ちゃったよー!
 みゆきさん、みゆきさんは知ってる?女同士ってどうすればいいの?助けてぇー!」

ピピピピピ
「みゆき?みゆき、ゴメン!何と言うか本当、何も言わないで教えて欲しいんだけど
 その、あの、……女同士ってどんな風に始めるのが普通、なのかなぁ
 いや、別にね、えー、知識としてどうかって言うか…
 こなた?こなたは今、さっきその、シャワー浴びるって…」

自室で一人綿密に計画を練るみゆきさん

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 15:37:12 ID:TEx/E5Le
すぐにすっとんで来て、手取り足取り実技指導しそうな予感w

229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 15:39:50 ID:da0QPXOJ
>>212
GJ !
なんだか毎日投下されているような・・・ひょっとしてこなたの誕生日まで連載 !?
だったらうれしいな
>>219
なんというヘタレカップルGJ !
このもどかしさが堪らない !
>>222
遅れてなんか無いよー ! こなかが熱はいつでも沸騰中さ !

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 15:41:36 ID:bnT0WwyU
>>228
みゆき「ではですね…まずは………あっ、かがみさんそれはまだ早いです」

231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 16:09:47 ID:39Pp4jAB
みゆきさん頭はいいけどドジっこだからなあ……
あわあわしちゃって3人であたふたする光景が目に見える。





そしてうにょ〜んと乱入するつかさ

232 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 17:42:30 ID:+NWWVm/i
このスレまだ荒らしが時々現れるんだなあ…
これのせいで本スレは見たくないし…保管庫は見てるけど、SSの感想聞きたくなるなあ…

荒らしがいなくなったら、またSS投下したい。

233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 17:45:06 ID:a7nUQuaQ
>>232
スレが消滅するまで居座るとおもうぞ。
専ブラでIDや荒らし常用文句・AAの一部をNG登録オススメ。

234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 17:50:04 ID:da0QPXOJ
>>232
ここは2chなんだし、どこでも多少の荒らしはいるものさ
気にせずどんどんSS投下していいよ
スレの雰囲気が良くなれば、次第に荒らしにとっては居心地が悪くなるものさ

235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 18:45:30 ID:iHWdySkF
どんどんSS投下して欲しいなら、もっと感想書いてあげようぜ。
そうしないと書く方もモチベーション維持できないだろうに。>>特にROMってる人
読んでそのまま何の反応もなしってのは、書いてる人間にとっては、なかなか辛いもんだと思うぜ?

236 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 20:33:14 ID:DTPkxI5j
>>235の言葉で目覚めた。
次からそうする。

237 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 20:33:39 ID:3QiOthKG
>>232
つかさ×かがみスレみたいに荒しをネタに使ってSS書くのも一興かと

238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 21:12:14 ID:BuOjk5ML
感想もいいけど自分的には
ROMってる人もネタ出しやSSを書いてくれると
なお嬉しいよ

239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 21:20:52 ID:zorFbefk
>>237
そういう形で他のスレッドの話題を出すのは控えたほうがと気になりました
ここも荒れるし、先方が荒れる原因になって迷惑がかかるかもしれません
いや本当に無粋なことを言って悪いんですけれど

240 名前:柊 かがみ :2008/05/18(日) 22:14:02 ID:Vakjmk1u
夢を、見た。
とても、楽しくて、嬉しくて……哀しい、夢。

広がるのは、あの日見た紅い世界。何処までも、何処までも、遮る物なんかなくて、総てを、見渡せた。
私は、その中を1人、歩く。目的も、目標もない。
ただ、歩いた。
歩いたその先に何かある事を信じて。
いや、信じていたんじゃない。知っていた。
何かある事を。誰かがいる事を。

紅い世界は、黄昏。私は、かつてそこで見た蒼碧の宝石を捜していた。
宝石……私にとっての宝石。
ギュ、と胸を締め付けるこの想いは、何だろう。
左右で結った髪が揺れ、菫色の光が紅に反射した。
反射した光のその先に、彼女はいた。
こなた……。

――かがみ。
こなたの唇が動いた、こなたの声が私を呼んだ。
逢いたかった……体中が喜びに震えた。
――オッス、こなた。
私は、何気なくを装って、いつものように話しかけた。
――行こっか。
こなたが、手を差し出す。私は、それを取る。
2人で……この広い世界を、たった2人で、歩いた。
いつものように。

こなたがアニメの話をして、私がそれに呆れる。
私が宿題の事を言えば、こなたはちょっとしょげる。
こなたがラノベの話をすれば、私はそれに大きく頷く。
そんないつもの、私達。

誰にも邪魔されない。この世界には私達2人だけだから。
こなたが立ち止まって、歌を歌った。私の知らない、何かのアニメの歌。
私は、それに合わせて踊った。
目を閉じ、両腕を開いて、クルクルと、廻る。
こなたの声が耳に入ってくるのが、心地良かった。
2人だけの世界で、私は満ち足りていた。

241 名前:柊 かがみ :2008/05/18(日) 22:14:29 ID:Vakjmk1u
やがて、歌が終わった。
私は、目を開いた。
こなたの姿は、無かった。
紅い景色は、血に染まったように、不気味だった。

私は、走った。こなたを探して。
――こなた、こなたーっ!!
叫んだ。何度も、何度も、親友の名を、呼んだ。

こなたが、いた。
つかさか、みゆきか、それとも私の知らない誰かか……一緒に歩いている。話してる。笑ってる!

――こなたっ!
追いついて、こなたを後ろから抱きしめた。
こなたの目が、驚愕に見開かれた。
――かがみ?
私の名前を呼んだ。私を見た。私を……。

もう、押さえられなかった。私は、こなたが、欲しい。
これは友情なの?それとも、違うの?何か別のものなの?
分からない。ただ、今は、こなたが欲しい。
私に抱きすくめられて、目を閉じたこなたの睫毛がピクリ、と動いた。小刻みに、体が震えていた。
私を受け入れようとしてくれた。
私は、こなたを手に入れた。

目を覚ました。
昨日、4人でつかさの部屋で寝たままだった。
私の隣にはこなたがいて、私の手を握って、小さな、寝息を立てていた。
その寝顔を見て、私は、気がついた。
私は、濡れていた……。

自分の部屋に着替えを取りに行った。
誰も起こさないように、慎重に、足音を殺して。
部屋に飾られたカレンダーが目に入った。
5月18日。
乱暴に、×印をつけた。

着替えて、鏡を見た。
私は、泣いていた。
こなたを、親友を、夢の中で傷つけたこと。気持ちの整理がつかないこと。

扉が開いた。
振り向くと、そこに、こなたがいた。
――かがみ?
私を呼んだ。夢と同じように。
鏡を落とした。床に当って、粉々に砕けた。
――ぅ……ぅえっ。
私は、泣いた。こなたに縋って、泣いた。
私は言った。
――夢を見たの。とても、楽しくて、嬉しくて……哀しい、夢を。
こなたは言った。
――じゃあ、泣いていいよ。
顔を上げた。いつもは17cm上から見下ろす顔が、今は、17cm上にあった。
――かがみが泣き終わるまで、ずっと傍にいるから。
優しいこなた。私のこなた。私の親友、こなた。
親友……友情と、別の何かの狭間で揺れ動く私は、ただ、こなたに縋った。
散った鏡の欠片が、霞んで見えた。

赤い○まで増える×は、後、9個。

242 名前:8-784 :2008/05/18(日) 22:28:20 ID:FZyZms72
>>206
す、すみません・・・ただいま規制の真っ最中です
さすがに沢山うPし過ぎたみたいです
多分明日か明後日で規制されて一週間になると思うんですが、さすがに我慢も限界なので
そろそろ他のうPロダさんを使わせていただくかもしれません・・・
でも、百合コメディ漫画なんてうPしたら、その新しいうPロダの利用者さんたちが引いてしま
うかもしれませんね (汗)
明日か明後日まで待っててくださいね

SS沢山投下されてますね ! とりあえず今日の分だけでもレスを
>>212
少しづつこなたの誕生日が近づくにつれて、かがみの心が揺れている様子がステキです
ぜひこなたの誕生日までSS完走してください !
>>219
気絶するかがみウブでカワイイw 段々とその内、スキンシップが過激になっていきそうw
>>222
あああ、私が今描いてる漫画のシーンと被ってる (汗) GJ !


243 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 22:36:45 ID:ZXNeBUrv
>>241
俺の好みを直球で突くあなたは神か

244 名前:8-784 :2008/05/18(日) 22:37:32 ID:FZyZms72
>>241
私とすれ違いでしたねGJ ! かがみの心がどんどん加速して行っている姿が丁寧に描かれて
いて素晴らしいです
本当にこなた誕生日までSS走り続けるおつもりなのですね? がんばってください ! 応援して
ます
こなたの誕生日にどんなステキな結末が待っているのか、いまからとても楽しみです♪

245 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 23:48:19 ID:lYjVjTkT
誕生日といえば「私がプレゼント」とかもあるけどw
オタが貰って嬉しいものって、まぁ、それ系のものだよな
フィギュアとかゲームとか関連商品とか
こなたはファッションに無頓着ぽいし、かがみはどうするのだろうか

246 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/18(日) 23:56:51 ID:wmyBp0MJ
やっぱり誕生日祭は開催決定だねー。

247 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 00:03:51 ID:wNa4Hwtd
>>245
なんかこなたの場合リアルでそれ(私がプレゼント)されるとドン引きそうだw

「かがみ、何やってんの……バカっぽいよ」
「わるかったわね! いいから貰いなさいよっ」
とかw

248 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 00:30:37 ID:DpoDdyvT
「お姉ちゃんね、私たちと同じクラスになりたくて、文系選んだんだよ」
「つかさぁー!しゃべったなぁ〜!!」

「お姉ちゃんね、毎晩こなちゃんへのツッコミの練習してるんだよ」
「つかさぁー!しゃべったなぁ〜!!」

「お姉ちゃんね、毎晩こなちゃんの写真に話しかけて、ちゅーしてるんだよ」
「つかさぁー!しゃべったなぁ〜!!」

(=ω=.)


「お姉ちゃんね、毎晩こなちゃんのスク水写真をオカズにry
「つかさぁー!しゃべったなぁ〜!!」


(=ω=.;)


>>247
なんだろーね?本編ではかがみはこなたに何あげたんだろ。こなたにだから、大切にしてくれそうな物かな。
指輪とかあげて、たまにはファッションにも気を配りなさいよっ、とか言いそうかもw

249 名前:18-859 :2008/05/19(月) 00:49:26 ID:L7KaTO1x
>>223

250 名前:18-859 :2008/05/19(月) 00:57:35 ID:L7KaTO1x
↑ミスったwww

>>223
なんか自分の絵が素晴らしいものに思える…言葉って不思議だw
>>229
そだねーここはいつでも熱いもんなw
>>242
あああ、なんかすいませーん(汗

251 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 01:32:36 ID:N9nUtNJB
きのこなべ避難所のWEB漫画がwktkでしょうがないんですが

252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 05:38:58 ID:S8fQqyLR
>>205
やっと仲直りできたのかな…うん、よかったー
真っ白な中を彩る蒼と紫。いい景色だ。

>>212
毎回毎回GJすぎる…
これは誕生日当日になったらどうなってしまうのか楽しみで仕方ない!

253 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 14:26:12 ID:XDHfNN5Q
         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>4
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E)
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |


254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 17:49:05 ID:j0lc46we
>>253
頼むから死んでくれ

255 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 17:55:17 ID:yFKHVjHP
>>251
見てきました ! 最高すぎるwww
次回のタイトル名が意味深すぎて萌え燃えw

256 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 20:38:10 ID:Ovp4lnFN
責任取ってね?

257 名前:8-784 :2008/05/19(月) 21:22:12 ID:J1nNGbdz
こんばんは。お久しぶりです
以前使わせていただいてたうPロダの規制があんまり長いので、ガマンできなくなって他のロダを
使わせていただくことにしました orz
前回が一週間前ですので忘れられてると思いますし、前回のもうPしておきますね
http://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro06092.gif

そんな感じで、決意を固めたこなたのその後のお話です↓
Lv.1_up60000.gif

ついに告白まで来ました。ていうか、セリフ恥ずかしすぎですw 机に向かっていてもこなかが妄想
が止まらない私です (←重症です)
次回はもっと恥ずかしいセリフが飛び出してしまいます

こんなこなたを描いていたら、また「こなたを美化しすぎ」と言われてしまうかもしれませんが、私の
中だと「こなたはかがみの小さな騎士 (ナイト) 様」という感じなので許してください

前スレでお返事ありがとうございます !
842さん
そ、そんなにかがみ良かったですか? ありがとうございます
843さん
ありがとうございます。もう少しですけどお付き合いくださいね
844さん
そうですよね ! こなたとかがみはセットだとどうしようもなく萌えますよねw
846さん
BGMは皆さんの脳内におまかせしますw
どうでもいいですけど、Perfumeの「Puppy love」って曲の作詞が、よく聴くとこなたとかがみの関係
っぽくて激しく萌えますw
847さん
うっ・・・もうすぐ終わりなんですよ
ていうか絵ばっかり描いて学業おろそかにしてたら、リアルの私の人生が危ないdeath orz
でも、うPスピード落ちても続けていきたいなとは思ってます。短編とか描いて



258 名前:8-784 :2008/05/19(月) 21:23:56 ID:J1nNGbdz
>>257
あれ・・・? リンク上手く貼れてないですね orz
なぜ??

259 名前:8-784 :2008/05/19(月) 21:29:01 ID:J1nNGbdz
連投失礼しました
これなら大丈夫でしょうか
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up60000.gif.html

260 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 22:18:46 ID:zhqCFzyF
おおーいいムードだ

そう言えばかがみんから誘ったんだっけ
大成功ですな


261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 22:34:41 ID:eQNHwEhf
こなかがいいなあ

262 名前:8-784 :2008/05/19(月) 22:39:57 ID:J1nNGbdz
>>260
よかった、新しいうPロダに替えたから上手くうPできてるか不安でした
ムードは多分、次回が最高潮ですw 描いてる私自身が「あれ、私なんでこんな恥ずかしい漫画
描いてるんだろ?」みたいな感じで悶えながら描いてますw

263 名前:8-784 :2008/05/19(月) 22:42:17 ID:J1nNGbdz
>>261
いいですよね、萌えますよねw

264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 23:16:23 ID:My1bJWBT
>>259
GJ!
ついに来るべきものがきたというか、告白したかこなたさん
次回も楽しみだw

265 名前:柊 かがみ :2008/05/19(月) 23:37:46 ID:Dop2NVf3
開け放した窓から、夜風が入り込んでくる。
窓辺に身を寄せ、目を閉じ、風に身を委ねる。
だが、外の冷気を多分に含んだそれも、私の火照りを冷ますことは出来なかった。

瞼の裏に浮かぶのは、あの、紅い世界。
黄昏に与えられた束の間の奇跡。
毎日、等しく降り注ぐ泡沫の夢。
今日も、私は、こなたとその世界を歩いた。

いつもの帰り道。

でも……。

――私は、こなたを、どう想っているの?

いつもと違う、帰り道。

私達は、手を繋いで歩いていた。
私は、こなたに引っ張られる形だったけど、私から、強く握り締めた。
歩く道は、その紅い世界は、否が応にも、昨日の夢を思い出させた。

――もし、少しでも目を離したら、こなたは、いなくなってしまうんじゃないか。
――もし、少しでも目を離したら、こなたは、別の誰かとこの道を歩くんじゃないか。

そんな想いが、私を動かしていた。

繋いだ手は温かく、優しくて、何より、こなたに触れていられることが嬉しかった。

ゴクリ、と喉がなった。
触れているだけじゃ、満足できなくなりつつ、あった。
こなたは、親友。私の所有物じゃない。
でも、私は、こなたを欲しく思っていた。
認めないわけにはいかなかった。あの夢を想うと。

だけど、こなたの何が欲しいか、私には分からない。
繋いだ手が、汗ばんだ。
また、ゴクリ、と喉がなった。

266 名前:柊 かがみ :2008/05/19(月) 23:38:43 ID:Dop2NVf3
――こなた。
気がつけば、私は立ち止まっていた。
――何?かがみ。
こなたも、立ち止まる。その瞳が私を捉えて、その唇が私の名を呼ぶ。
――……私達、親友、だよね。
こなたは、それには答えず、スッと背伸びをして、私の頬を両手で挟んだ。
お互いの吐息がかかるほど間近な距離。
少し顔を動かせば、キス、出来てしまうんじゃないか。
そこに、こなたの顔があった。
――何かあったの?
こなたは、聞いた。
――何でも、ないわよ。
私は、答えた。
こなたは、困ったような笑顔を作って。
――話せるようになったら、言って。

その笑顔は、私を火照らせた。
どうして、そんな小さな体で、私の総てを包み込めるの?
こなた……昨日、私が泣いていた理由も、聞かなかったよね。
分かってるんだよね?全部。

――私は、待ってるよ。かがみ。

嬉しいよ、こなた。でも、辛いよ……。
私、甘えちゃうよ……きっと。
期待しちゃうよ……きっと。
ねえ、私を見てくれてるんだよね?

カレンダーに×印をつける。振り返った視線の先に、こなたへの誕生日プレゼントと、昨日割った鏡の欠片があった。

赤い○まで増える×は、後、8個。

267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 23:54:15 ID:+zOkbgLy
>>265
いつも楽しみにしてます
かがみ・・・大丈夫だよと言ってあげたい・・・

268 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/19(月) 23:57:13 ID:CNd2SOis
>>262
楽しみにしてましたー。
告白きましたね。でも、なんで2番目・・・w

>>265
毎日楽しみにしてます・・・。
日々大きくなっていく思いがよく伝わってきますよ・・・。
ここからも毎日、そして8日後、どのような形になるのか、楽しみにさせていただきます。

269 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 00:50:58 ID:AyHD+jk2
>>268
勿論、1番目はこなた自身w

270 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 04:21:43 ID:HavcilKK
>>259
なんという告白。
しかし2番目とな。
一番は自分だとでも言うのだろうかw
とにかく、終わりに向けて加速してきたかな

>>265
毎日が楽しみです
日が近づくにつれてかがみの気持ちが強くなっていきますね。
きっと、大丈夫。
こなたもかがみのこと、見てくれてるよ

271 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 06:25:26 ID:V5Pr8OpH
>>259
終わるのがもったいないほどにGJすぐる…
あんたの漫画を楽しみにこのスレ開いてるんだー!

272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 10:19:11 ID:GSgUPmY5
避難所の方に18-817氏の『レイニー・レイニー』が投下されておりました。
関東は昨日から雨ということで、すごくタイムリーな作品です。
かなり(・∀・)イイお話なので未読の方は避難所へドゾドゾ!

以上職人様支援レスでした〜ノシ

273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 10:57:55 ID:JGVSswoV
18-817氏が避難所にSSを投下されました
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/328-338

274 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 14:48:24 ID:IQQaIezD
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|       <乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


275 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 15:16:02 ID:nwIeKgx5
>>272 >>273
ありがとう読んできたよ
18-817氏GJ ! SSというより小説レベルの高クオリティでした
親友以上恋人未満の初々しい二人に鼻血が出そうですw

276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 17:34:27 ID:i9NuVmWB
こなたんファンタジーはこなかがorかがこな的に萌える
こなたかわいそうだけど

277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 18:14:39 ID:BojjVrDa
>>276 第一話見た時に神の存在を確信したよ

278 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 18:35:18 ID:zU36rGPx
>>276のレスでもしやと思い確認しに行ったら新しいのきてたw
報告ありw

279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 18:43:27 ID:HavcilKK
>>276
一月待ち続けた甲斐があるよね。
先が楽しみで仕方ないよアレ


280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 21:16:44 ID:ke09hy7q
何気にアレ、正式名称やっと決まったんだなw
今回はこなかが分多目で満足だった
かがみがなぜ裏切ったのか理由が気になる
案外、みゆきさんやつかさと楽しそうに旅してるの知って、ジェラシーだったりしてなw


それからまいたけ氏の連載漫画がいい感じにこなかがってる件についてw

281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 21:19:07 ID:ke09hy7q
おっと忘れてた
18-817さんGJ !
雨をテーマにした素敵なお話でした
最後に濡れた二人が手を握り合うシーンなんて最高

282 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 21:41:18 ID:i9NuVmWB
こなたがかがみに裏切られたり傷つけられるのに萌えてしまう
つーかあのこなたはすごく受けっぽいw

283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 22:29:31 ID:ke09hy7q
そういやドラクエをこなたとかがみがプレーする動画あったけど、続きなかなか来ないな
以前は一月に一度のスピードで公開されていたのに
あれもなかなかのこなかがっぷりで大好きだったんだけど

284 名前:柊 かがみ :2008/05/20(火) 22:34:29 ID:8jOR59Jg
――ねえ、こなた。私、どうしたらいいのかな?

今朝、バスを一本遅らせた。
お昼は、C組で食べた。
帰りは、1人で帰った。

私は、こなたを避けた。

いや、正確にはそうじゃない。
こなたと、誰かが一緒にいるのを見たくなかった。
それが、例えつかさでも、みゆきでも。
私以外の誰かがこなたと話しているのを見るのが、辛い。
自分勝手だって、分かってる。分かってるけど――。
辛いよ……こなた。

私達、親友だよね?
親友なら、こうなのかな?
親友だから、欲しいのかな――貴女を。
独り占め、したくなるのかな?

辛い。こなたと一緒にいられないことが、辛い。
苦しい。こなたと話せないことが、苦しい。

ポフッと音を立ててベッドに倒れこむ。
学校から帰った格好のままで、でも、着替える気力なんか、無かった。

最近の私は、変だ。
そう思う。こなたの事を考えてばかりだ。
ちょっとした事でアイツを想い、溜息をつく。
ちょっとした事でアイツに連絡を取って話をする。
ちょっとした事でアイツに会いに行く。
カレンダーに印を付け始めてからだろうか。いや、もっと前からだったかもしれない。

1日、1日、と、少しずつ近づいてくる。5月28日――こなたの、誕生日。
こなたがこの世に生を受けた日。
いつもは、どうでもいいよと、クールなつもりを装ってた。
でも、でも!
ふとした拍子にアイツがからかってきたり、じゃれ付いてきたり、落ち込んだり、笑ったり、泣いたり、手を繋いだり、一緒に買い物行ったり……。
こなたのやる事、こなたとする事が、総て楽しい!

ねえ!こなた!
こなたは?どうなの!?
私といて、楽しい!?
私は、私は……!

握った枕に皺が寄った。

285 名前:柊 かがみ :2008/05/20(火) 22:34:57 ID:8jOR59Jg
アイツの誕生日、お祝いしたいな……。
そしたら、喜んで、くれるかな?
その笑顔を、私にくれるのかな?

でも、もし、喜んでもらえなかったら……?

それを考えると、怖い。
もしそうなったら、私は、こなたを……。

一昨日の夢が、鮮やかに蘇ってきた。
こなたをこの腕に抱いた瞬間。
こなたを手に入れた瞬間。
紅い世界はこなたの蒼を呑み込む、私の……。

本当に自分勝手、だよね。こなたは、私の所有物じゃないって何度も言ってるのに、欲しい、なんて。手に入れる夢を、見る、なんて。でもね……。
溢れる、想いの、強さで、砕けそうなの……まだ、机に残したままの鏡の欠片のように。

だから、避けた。
私は、こなたを避けることで、喜びと不安の両方を捨てた。
でも、5月20日の日付に×印を入れるのは、何でだろう?

――私は、待ってるよ。かがみ。

昨日のこなたの言葉を、信じて、いるから。

静かに寝息を立て始めた私を、つかさが覗いていた事を、私は、知らなかった。
つかさが、こなたに連絡を取ったことも。

赤い○まで増える×は、後、7個。

286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 22:57:32 ID:BaGZMo4S
着々とその日に近づいているな。

287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 23:01:36 ID:wWQh+G5M
かがみん実はすごいMじゃ

288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 23:03:27 ID:mSVfQkSR
>>273(の、18-817氏)
GJ!
うまく言葉にならないんだけど、こなたとかがみっていいよなぁ、って読んでて再認識できたよ。

>>285
来週の水曜がこなたの誕生日か…
これからどうなるのか楽しみだ。

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 23:14:42 ID:i9NuVmWB
>>284
あなたの書くかがみがすごく好きだ
GJ!

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 00:32:08 ID:bOSjusqf
>>273
18-817氏GJ。
降り続く雨の季節の雰囲気が手に取るように伝わってきました。
雨が嫌いかどうかという話も、その場限りで終わるのかと思いきや、
後半その台詞を効果的に用いていたり、話の組み立て方や文章表現が
とても上手いと感じました。
また、こなた・かがみとも自分の中に芽生えた感情に戸惑いながら
繰り広げられるやり取りが、とても初々しいですね。
晴れた青空に母を思う、普段は表に出さないこなたの切ない気持ちも
よく伝わってきました。
とてもよいものを読ませていただきました。
また続きも楽しみにしています。

291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 00:46:14 ID:nkinrfUm
カウントが0になる日…
後にブラックウェンズデーと語り継がれるのであった

292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 00:55:16 ID:EcOyoLld
>>285
なんだかどきどきしてきた
続きがたのしみです

293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 00:59:04 ID:00lx6l0U
>>291
ブラックかよ
ピンクだろjk

294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 01:31:55 ID:1LVPJ4Yi
はじめまして。このスレを見て、ときめきのようなものを感じました。
いつか、自分もなにかSSを書いて投稿しようと思っており、今までROMってました。
で、作品をテンションと妄想のたけを振りかざして書いてみました。
面汚しを承知で、投稿したいと思います。

295 名前:こなたが告白された。 :2008/05/21(水) 01:32:56 ID:1LVPJ4Yi
こなたに彼氏が出来た。それはかがみにとって衝撃的な出来事であった。
昼休みの昼食時、こなたは彼氏が出来たと告げた。
その報告をするこなたの嬉しそうな顔を見てかがみは、複雑な気持ちになる。
「でさー、いつも放課後にゲマズとか行こうってなってね」
こなたと同類の彼氏らしい。気もあうのだろう。かがみは、つかさの作ったウインナーをフォークで刺すと、口の中に放り込んだ。
あまり味がしない。というより味を感じない。
「そうか、こなたにも彼氏か」
平静を装うためにもなんとなくつぶやいてみた。だけど、その言葉はより一層かがみを悲しくさせただけであった。
(なんで私、こんなに悲しいんだろう)
かがみは疑問に思った。こなたに先を行かれたから? 恋愛が羨ましいから? 
友人としては普通、喜ぶべきところなのだろうが、やはり悲しみと憂鬱さが増していく。
「かがみも、頑張れば出来るって!」
その慰めの言葉もただ空虚に響くだけだった。

おかしい。午後の授業中、かがみはそればかり考えている。
このよくわからないもやもやはどこから来て、どこへ行くのか。当ての無い感情の発露はどうすればいいのか。
かがみは自分でもよくわからなくなっていた。
(このせつなくて、やるせない気持ちはどうしてやってくるだろうか)
原因はこなたにあるのはわかっていたが、その原因からどうしてこの症状が出てくるのか見当もつかなかった。

放課後、こなたは彼氏とそのままどこかへ行くらしく、つかさと一緒に帰っていた。
かがみはいつもと違う帰り道に寂しそうにうつむいている。そんな様子を吹き飛ばすように、つかさは大げさに
「それにしてもこなちゃん、羨ましいね」
「まさか、あついに先を越されるとは思わなかったわ」
「お姉ちゃんも、頑張れば出来るよ」
こなたに言われたことをまたつかさに言われる。落ち込んでいることがつかさにもわかるらしい。だけど、その励ましの言葉はなんの意味を持たなかった。
「あーあ、こなたがいないと調子が狂うわ」
そういった後、かがみは悲しくなった。ここにこなたがいないことは、確かに調子が狂うのだが、それ以上の喪失感があった。
それきり、かがみとつかさはしゃべらなくなった。かがみはずっと押し黙ったように下を向いている。
(この胸を締め付けられる痛みはなんなんだろう)
自問自答しても回答は返ってこなかった。ただ、こなたの喪失を感じ、物足りなさが心に残っただけだった。

296 名前:こなたが告白された。2 :2008/05/21(水) 01:33:23 ID:1LVPJ4Yi
自室にこもり、予習、復習していたら結構な時間になっていた。
今ごろ、こなたはなにをしているのだろうかと、ふとかがみは思った。
そして、こなたに電話でもしようかと思い、電話に手が伸びた時、かがみの手が止まった。
もしかしたら彼氏と電話しているかもしれないし、邪魔しちゃ悪いかもと考えたのである。
そのとき、かがみは自分が泣いていることに気がついた。
(あれ、どうして私、泣いているの?)
ポロポロと落ちてくる涙を前にして、狼狽する。意味のわからない涙は、しかし、意味を持って出てくる。
こんなとき、急にこなたに会いたくなる。だけど、こなたに会えない。
(こなたぁ、こなたぁ)
かがみは何度も心の中で叫ぶ。こなたを感じていないと悲しくて胸がもやもやして、苦しかった。
やっとかがみは気がついたのだ、こなたが好きであると。
はじめて失って気がつく恋心は、もう行き場を失っていた。
淡くてむなしくて、そして悲しかった。
かがみはその晩、ずっと泣き続けた。自分がこんなにも弱い存在だとはじめて知った。
(こなたがいないと私、なにも出来ない!)
その心の叫びはこなたの元には届かない。ただ、空虚を漂うだけであった。

翌日、通学中にかがみはこなたと会った。
それは以前と同じ日常であったのだが、かがみはこなたに会って嬉しくなった。
こなたの声も、顔も、体も、すべて愛しくてすべて悲しかった。
(強くならなくちゃ)
かがみは決心する。
(こなたの彼氏に勝てるほど、強くならなくちゃ)
こなたと会話しながらかがみは何度も決心する。この誰よりも好きなこなたを誰よりも愛せるように。
性別の垣根なく、女同士だろうと構わない、そんな強い人になりたいとかがみは願った。
「どったの、かがみ? 今日はなんか変だよ」
「なんでもないわよ。あんたこそ、彼氏がいるからってちょっと浮かれているんじゃない」
「えへへ、かがみ、嫉妬してる」
「そんなわけないでしょ!」
こなたにつっこみながら、かがみはこの掛け合いが楽しいと感じた。
こんな日常、こんな掛け合いのために、かがみは頑張ろうとしているのかもしれない。

297 名前:こなたが告白された。3 :2008/05/21(水) 01:34:07 ID:1LVPJ4Yi
放課後、かがみはこなたのクラスにやってきた。
「お、かがみん、帰るの?」
「うん、つかさを呼びに来たの」
「つかさなら職員室に呼び出されていたよ。だから、先に帰ってだってさ」
「じゃあ、」
かがみは思い切って言ってみる。
「一緒に帰る?」
「いやー今日もちょっと……ね」
頭を掻きながら、こなたは悪そうな顔をする。また、彼氏と帰るのだろう。
「そう……」
かがみはちょっとだけ悲しくなったが、落ち込んでもいられないとすぐに立ち直った。
「へへ、かがみ羨ましい?」
こなたが悪戯な笑みを見せる。
「そうね」
穏やかにかがみは答えた。こなたはその回答を聞いてちょっとだけつまらなさそうにしている。つっこんで欲しかったのだろうか。
しかし、その先に続く言葉は、彼氏が羨ましいになるのだろう。
「おーい、こなた。行くぞー」
こなたの彼氏がクラスにあらわれて呼んでいる。
「じゃあね、かがみ」
というと、こなたは足早に彼氏の方へ行った。かがみは無言で別れると、その二人に背中を見せた。
(絶対に、)
かがみは、心の中でつぶやく。
(絶対に、こなたを振り向かせてやるんだから)
このとき、かがみはこなたの彼氏に宣戦布告したのだった。

終わり


スレ汚し、すいませんでした。

298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 01:56:31 ID:mYwiYGDe
>>295
GJ!
と言いたいのですが一つだけちょっと……

☆悲恋、鬱展開、独自設定などの作品は、苦手な人のために前書きで注意を促しましょう
とテンプレにありまして。
これは一概に悲恋とは言えないと思うのですが、ここで終わるとするならどちらかと言えばかがみの悲恋かなと。

個人的にはこの手の切ない話は好きですが、好まない人も結構いるので注意書きだけは。
折角いい作品なのに勿体ないですし。
もし続きがあるのでしたら、また読みたいですw

299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 02:05:50 ID:SSit1EOL
>>297
GJ!
「こなたに彼氏が出来た」の一文が重く苦いものに感じられるのは、俺が重度のこなかが厨だからなのか。

かがみがこなたへの思いに気づくには十分すぎるきっかけになっただろうし、
もし続きが出来たらまた投下してください。

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 02:14:17 ID:YkvkYxoD
>>297
GJです!
もしもここで終わりだとするのなら、
>>298の言っていたように、注釈があったほうがよかったかも。
でもここで終わらないで、こなたがかがみに振り向くまでやってほしいと思ったのです

>>299
その一言に何か重いものを感じたのはきっと一人じゃない
自分もそうだ。

301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 02:26:03 ID:6uoBLq0d
今更だけど、あの4人がいる学校って共学なんだから
どっちかにカレシができてそれがキッカケになって想いに気付くってのも
一層リアルな感じで良いと思います。
かがみが「自分に振り向かせてやる」ってところが個人的には萌えた。
アニメ見ててもそうだけど、ついつい女子校と錯覚してしまうw

302 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 13:15:40 ID:6T9QxN12
「モンキーマジック」を聞いてニヤニヤしつつ
あれはつかさにばっかり絡んでたこなたへのやきもちだったら
余計に美味しいなと思ってしまった

303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 14:33:06 ID:G1GfLJCe
         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>2
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E)
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |


304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 16:17:26 ID:XqsJOZwn
>>285
こなたの誕生日が近づくにつれて、かがみの想いが募っていく様子が素敵です
誕生日には何が起こるんでしょう・・・?
>>297
このまま終わっちゃらめぇぇぇえ !
ぜひ続きを書いて、ハッピーエンドにしてくださいw

305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 20:28:18 ID:8obC7zik
文化祭で活躍したことがきっかけで、仲良しグループ以外の生徒達とも交流が広がるわけだ。

面倒見が良くツンデレなかがみんはC組の人気者に。
こなたも最初は「私の見る目は間違っていなかった、時代はツンデレだよ」と大喜びだが、
しばらくすると「私のツインテが…私のツンデレが…」と寂しくなる。

こなたはついつい多めにちょっかいを出してかがみの気を引こうとするが「いい加減にしなさい!」と怒られる。
しょんぼりなこなた。

C組の友達と話すせいで、休み時間にもあまり会えなくなる。

ついにかがみに泣きつくこなた。
「うう”〜(泣)…かがみ、かがみぃー…」
「ど、どうしたのよ、こなた」
「だって、だって……かがみが、かがみが…
 宿題もやってくるようになったよっ、からかったりもももうしないからっ…
 だから…だから、私のこと忘れないでよぅ…」

期せずして現実となった夢のかがこなシチュを前にしても、かがみんは動じなかった。
百合の中の百合である。
『平常心、平常心だわ…取り乱して今の状況(至福)を終わらせるわけにはいかない!』

しかし、その数瞬後

「私には…かがみだけなんだよぅ…」

「プツッ(かがみの鼻の血管が切れた)」

涙+上目遣いから放たれた追いうちの台詞は、かがみの理性を確実に捉えていた。

かがこな派が学年で主流の座を獲得するのは正にこの日である。

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 20:54:41 ID:mHwJlkRt
しかし、これを機会にかがみが素直に転じると
一転責めに回るこなた。
そして理性が崩壊しかかってたかがみはそれにさからえず
こなかがとなっていく運命。








しかしツッコミ時は相変わらずかがみが責め。

307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 21:05:10 ID:6T9QxN12
いや、ツンデレがデレたときの攻め力を馬鹿にしてはいけない
暴走メーター振りきりだろう

そしてこなたがツッコミ、かがみがボケになる

308 名前:8-784 :2008/05/21(水) 21:51:02 ID:vOIwsT9C
こんばんは。SSいっぱい投下されてますね♪
>>285
どう接していいか分からなくて思わず避けてしまう・・・かがみ切ないですね
こなたの誕生日にどうなるのか楽しみです
>>297
ぜひ続き書いてください ! 負けず嫌いなかがみのことですから、このまま黙っていられないはずw

それから18-817氏GJ ! しっとりとした雨の日の一場面をSSにしたような、情感たっぷりの良SSでした !

それでは今夜の落書き行かせていただきます
こなたに告白されて嬉し泣きしてしまったかがみです↓
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up60150.gif.html

恥ずかしいセリフ禁止っ ! (笑) なんでこんなセリフ思いついたんだろう私 (恥)
2.3コマ目のこなたがかがみより背が高くなってるのは、こなたが膝立ちしてて、かがみがペタンと女の子
座りしてるからです。どうでもいいですけど4コマ目のかがみの目にグラデトーン貼ってスキャンしたら、
見事にグラデの目が潰れていてショックでした orz

お返事ありがとうございます ! 皆さんに先読みされていて吹きましたw
>>264
告白です ! 次はやっぱりキスですよねw
>>268
どうして2番目なのか、おわかりいただけました? w
>>269
ぎゃー !? 読まれてます !
>>270
正解ですww
>>271
ありがとうございます。でも、ここの職人さんたちは皆さんお上手な方々ばかりですので、皆さんに愛を
送ってあげてくださいね♪

309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 21:54:20 ID:mHwJlkRt
こなた「ああ〜んかがみんが暴走したあ〜ん」

めったなことではつっこみに回らないこなた(=ω=.)







〜一線後
ひとしきり襲って満足し、眠るかがみの横で
こなた「(ふっふっふ、かがみを取り戻したぜ!(=ω=.)b)」

310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 22:00:34 ID:mHwJlkRt
そして連投スマソ
>>308激甘こなかが展開におもわずノックアウト(゚∀゚)
いいぞいいぞ、躊躇せずにもっとやるんだ(゚∀゚)9m

311 名前:294 :2008/05/21(水) 22:19:49 ID:1LVPJ4Yi
294です。注意書きのところは、すいませんでした。
すごい微妙な感じだったので見落としてました。次からは気をつけます。

続編がすごい要望されてますが、正直、続編は考えいません。
この後のかがみがどうなるのか逆転劇みたいなものを思いついたらつらつらと書きたいと思います。

このあともちょこちょこと投稿するかもしれませんが、そのときは生暖かい目で見てやってください。

312 名前:柊 かがみ :2008/05/21(水) 22:22:29 ID:NKsZT9cu
ピッと音が鳴って、検温完了を告げる。
私は、脇に挟んでいた体温計を取り出すと、その数字に目を眇めた。

――38℃

当然、学校なんか行けるわけなくて。
こなたとも、会えない。
ホッとする自分。哀しい自分。両方の気持ちに対して怒りを感じる自分。
様々な自分が複雑に絡み合って、先程から感じていた頭痛が、一層酷くなった。

――寝よう。

薬を飲むと、直ぐに睡魔が襲ってきた。
でも、学校と違って、それを我慢する必要もない。

――でも、こなたなら学校でも我慢しないで寝ちゃうんだよね。

眠りに落ちる時でも、こなたの事を考えている自分が、何だかおかしかった。

夢の中はやっぱり紅くて、やっぱり私とこなたの2人だけで、やっぱり何も無い世界だった。
私は、こなたに向き直った。

――ねえ、こなた。

夢の中のこなたは、首を傾げた。その所作が可愛かった。

――私、こなたが、欲しい。

こなたは、何かを呟いた。
聞き取れない、こなたの唇は動いている。でも、声が聞こえない!!
不安が、胸を締め付ける、こなたに向かって、手を伸ばす。
それでも私達の距離は縮まらなくて……私は、その場に、崩れ落ちた。

涙が、溢れて止まらない。
やっぱり、望んではいけないことだったの?
その想いが胸を焦がす。紅い世界は壊れて、ただ、闇が広がっていた。

その時、ふわ、と私を包み込む温もり。
目を開けると、こなたの顔が、そこにあった。
闇の中でも、こなたの姿だけは、ハッキリと見えていた。
そして、こなたは私に囁いた。さっき、聞き取れなかった、言葉を。

――焦らなくて、いいんだよ。かがみ。

目を覚ました。
こなたが、そこにいた。

313 名前:柊 かがみ :2008/05/21(水) 22:23:00 ID:NKsZT9cu
――かがみって、意外と可愛い寝顔してるんだ。

そう言ってからかわれたのは、いつだったか。
こなたは、その時と寸分変わらない顔で、いつもの猫口で、言った。
――オハヨ〜。あ、もうオソヨ〜かな?
夢の続き?
――違うよ。
何で?
こなたは、夢の中と同じように私を抱きしめると、囁いた。
――焦らなくて、いいんだよ。かがみ。
――ッ!
――かがみが本当に言いたいこと。私は待ってる。
――こなた……。
――だから、泣かないで。笑って?
――そんな事言われると、私、甘えちゃうよ?
――いいよ。
――期待しちゃうよ?
――いいよ。
――時間、かかっちゃうかも。
――いいよ。このラノベでも読みながらじっくり待つから。
――……それ、私のなんだけど。
――細かいことは気にしない、気にしない♪ 全く、かがみんはツンデレだなぁ。
――ツンデレ言うな!

もやもやした気持ちが、スッと洗い流されたような気がした。
――こなた、ありがとう……。

夜、熱も下がり、いつもと同じようにカレンダーに×印をつける。
5月21日。
携帯が鳴った。メールだった。
こなたからのメールだ。
――Dearかがみん♪ つかさから元気が無いって聞いてた。ちょっとは元気でた? む〜、まだ?じゃ、これを見て元気を出したまへ〜。

ファイルが添付してある。
開くと、それは、私の寝顔に寄り添ってニマニマ笑っているこなたの姿だった。
――いつの間に……。
呆れるやら、嬉しいやら。
でも、そんなこなたの心遣いが嬉しかったし、つかさにも感謝した。
メールを消さないよう保護指定をかけて、また写真を見返した時。
胸の奥が、疼いた。ギュウッと締め付けられるような、この気持ち。
なんだろう……この、気持ちは。

赤い○まで増える×は、後、6個。

314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 22:31:57 ID:u2KKJrlF
>>308
は、恥ずかしくて見てらんねえええええええええごめん嘘、めっちゃ凝視した。それもニヤニヤしながら。

315 名前:8-784 :2008/05/21(水) 22:49:25 ID:vOIwsT9C
>>310
実は、次回も恥ずかしい展開にw 恥ずかしいセリフ警報ですww 悶絶注意報ですww
>>314
私もドキドキしながら描いてましたw もうダメだこの二人wみたいな

>>313
毎晩GJです !
病気のかがみには、こなたが特効薬ですよねw

316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 22:52:13 ID:bOSjusqf
>>308
恥ずかしいセリフ禁止っ !
ついに来るところまで来てしまいましたね。
これは甘々な新婚生活編に突入せざるを得ない勢いです。

>>312
毎日GJです。
しかし、よく連日思い浮かびますね。
このままだと壊れてしまいそうなかがみに、やっと救いの手が
伸ばされてよかったです。

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 22:57:29 ID:EcOyoLld
>>312
GJ!メール保護指定にニヤニヤ

318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 23:12:00 ID:TfTIq3VN
>>308
なんという甘さ。これから更に甘い日々が描かれるかと思うと糖尿病の心配までせざるをえない。
期待してまっせ。

319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/21(水) 23:14:22 ID:wX6MIPtf
>>308
GJ!
なんだほら、もうこの2人結婚しちゃえよ、ってするのかw

>>313
GJ!とうとう一週間を切ったなぁ。

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 00:36:31 ID:THrftulZ
>>308
いちいち感想の返事したけりゃHP作ってそこでやれば?
傍から見てるとさすがに鬱陶しい

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 00:56:42 ID:6s/6lkU1
>>320
8-784氏のレスは楽しみですけれど
そうれにこの件はすでにスレ上で話がついています
過去スレも読まないでいきなり書きこまないでください
最低限のマナーも守れない礼儀を知らない新参こそ
自分のブログで吠えていてください

職人さんが気にされると困ります
あなたがいなくなっても
このスレにとっては何の損失もありませんけれども
職人さんを失うのは大いなる損失です
以降身の程をわきまえたほうがよいですよ
リアルでも無礼な奴だと嫌われてませんか

322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:03:44 ID:lAGX1lad
>>320
お前個人の快・不快など知ったことじゃない
このスレに何ら貢献せずただ居座ってる分際で
口先だけ偉そうなのが笑えるw

323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:04:51 ID:cdtQd+M5
俺も8-784氏を応援しとるどー

煽り荒らしに負けるな。職人は少しくらい図太いくらいがちょうどいい。

ていうかこの言葉はすべての職人に言えることだけどな。

324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:10:54 ID:/jpRyLUD
本当にこのスレは文章を書ける
奴と書けない奴の格差がひどいなw
大人と3歳児(精神年齢)しかいなんじゃねえかwww

325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:12:31 ID:JDvyugaw
やさしい煽り学
ttp://wstring.pos.to/moebana/storm/aorigaku.html


326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:14:49 ID:4Ftle0ER
何度も貼るな
自分の言葉と意見で書け

327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:29:29 ID:dyXsVuOn
>>308
言い方はまずい、が少し同意する。
答えないとだめな質問(SSなら時系列がおかしいとか)ならまだしも
感想をすべてレスするというのはスレ的にもまずいと思う。
しかも8-784氏はこれで2回言われているし。
不快に思ってる人もいると思うし少しは考えてほしい。

>>321氏のように8-784氏を応援してる人の気持ちもわかるし自分もそうだけど
他の職人さんが投下しづらい雰囲気になってるのを忘れないでほしい

328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:41:07 ID:aHscfGtC
>>327
誰か投下しづらいと思っている職人さんいらっしゃいますか

>>327氏が職人さんでそう感じてらっしゃるのでしょうか

読者サービスだし

別に割り込んだり連投されてるわけでもない

前回も投下やレスのスタイルは自由ってことになったのでは?

だから自分の価値観で否定したら駄目だってヴぁ!



それにこれこそ避難所の職人雑談スレでやれば?

自殺スレのガンガン福岡をのさばらせておくから

類友のグレゴリーを名乗る奴が入り込んでるから

329 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:45:09 ID:pMfvoZ3G
自由って何してもいいわけじゃないんだよ
荒らすのが目的なら他行ってください

330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:53:10 ID:O8IvS42o
>>329
気に入らなければ
あらしという言葉の暴力で排除か
もう発想とボキャブラリーの貧困さが
可愛そうで涙が出てくるよ
しかも類似発言が多い中、安価もつけないでのレス
もう少し2ちゃんの最低ルールを守ろうよ

たのむから
じゃあ来るなボケ!に類する書き込みだけは勘弁なww

331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 01:56:06 ID:gk2ie6tQ
君らが荒らしかそうでないかは知らないけど、「投下しづらい雰囲気にしたくない」と
意見をぶつけあってる今の状態が逆に投下しづらい雰囲気を作り出してるからね
そういうわけで以降の議論は避難所の該当スレでお願いするよ

332 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 02:01:08 ID:uOPRmTgp
>>331
こんな雑談の流れにすら躊躇するような自信のない作品なら投下しないほうがよいのでは

333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 02:03:42 ID:cdtQd+M5
>>331に同意。以降は喧々諤々は避難所でお願いしたい。

以後、何事も無かったかのように こな×かが





いやまじでたのむから

334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 02:21:18 ID:e1TbXusc
つい最近没ネタ廃棄した自分が恨めしい…


とりあえずこなたのツインテールを見てかがみが暴走するというシチュが見たいぜ

335 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 02:26:21 ID:cdtQd+M5
その流れだと、かがみがアホ毛を生やしてないといけないわけだが……

よし こなた 暴走だ

336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 02:34:13 ID:Y2MwSMvo
でもこなたって何故か暴走しないような感じがする
暴走機関車かがみんはすぐに思い浮かぶんだけどな

337 名前:335 :2008/05/22(木) 02:37:45 ID:cdtQd+M5
言われてみると、確かに暴走しないイメージだ

あくまで冷静に襲い掛かるがwwwww



それはそうと、一度二人の髪型交換を見てみたいものだ。

338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 03:39:42 ID:lPRuRKal
>>334
下手ですが、イメージの補強材程度に…。
ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up60178.jpg.html

339 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 06:56:54 ID:NXSCIeAX
>>308
ついにきたー!
やっぱり一番は自分かw
もうこの二人はとまらないー!!
とりあえず部屋の中転がってきます

>>312
ついに1週間切りましたね。
こなたが原因で壊れそうになってしまったのなら、
それを救うことが出来るのも、こなただけということですな


340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 08:00:38 ID:9Lf4YPU+
>>333無責任だな
>>320は言い放しで一度もコメントしてない
で、一方的に引き合いに出された8-784氏はどうすればいいんだ

自分は楽しい部分だけ吸い取って叩かれてる職人さんは見捨てるわけね
使い捨てにされるのを見越して職人さんが逃げなきゃいいよな

>>329はそのまんまここさえよければ他所は荒れてもよいということだろ
つまらん書き込みには過剰反応するくせに
そういう無責任な発言を放置するこのスレのあり方が他のスレの反発を招くんじゃないか
AAあらしなんかの異常なしつこさはそういったところの住民の自覚のなさが招いているのかもな

>>331
言い出した奴がいつも逃げてしまって問題先送りで終わるあの避難所で何を論じるんだ
誰も見に来ないところでSSや意見を普通書くかどうかって所にマジで頭が回らないのか


8-784氏気にすることはないですよ、8-784氏に限らずここのスレに限らず自分もレスのレスうれしいし
きめ細かく読者を大切にされる方だから作品が暖かいんですよね
>>320が発端の今回のことや以前からのことで作品ごと発表の場をHPに移されないか不安
あなたの一連の作品が同人誌になったら是非買いたい

341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 08:26:05 ID:5XXUqmt6
>>340
同意。とかく問題を先送りして、嫌なこと、面倒くさいことには関わりたくない、嫌だから見なかったことにしよう
という態度は余りに無責任だ。
SSが投下されにくい雰囲気になるから別の場所でやれという意見も、自分の楽しみを奪われたくないからだろう。
余りに自分勝手ではないか?
340氏が言っているように、槍玉にあげられた職人の気持ちはどうなるんだ?
なにも解決していないではないか。
私は8-784氏を指示します。
自分の作品に対する感想にお返事をして非難されるなど、余りにもおかしい。
これからもお返事楽しみにしています。

342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 08:30:45 ID:5XXUqmt6
×指示します
○支持します

失礼。やはり携帯は変換しにくい。

343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 08:58:21 ID:e1TbXusc
無責任だと思われるかもしれんが、別にどっちでもいいよ。
ここは不特定多数の人が顔も合わせずに語り合う場だからどうしても意見は平行線になりやすいし、
円満にまとまることも殆ど無いんだよ。
嫌な人はNGにでもしてwikiで見てろ。
少し不穏な言い方になっちゃうだろうけど、誰が全レスしようが逃亡しようがどうだっていい。
個人の自由だし、無理矢理やれとは言わないさ。好きにしろ。

こんな言い方だが、俺はここにいる限りちゃんと見続けるぞ。
絵も、人柄も好きな方なんだ。
ここは好きなことを好きにやっていいんだから自分のやりたいようにやっちまえ。

344 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 09:19:18 ID:cTMhUt2E
>>338
うおっ!
このあとかがみはこなたに抱きつくんですね、わかりますwww

345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 09:41:59 ID:dyXsVuOn
どちらにせよこのスレ長くもたないな。

「♪」マークとか「(恥)」とか、
"スイーツ(笑)"的用法以外での「(笑)」を
濫用したレスを誰も咎めないなんて、
ここがどういうサイトがわかってるのかな?
他の板とか見たことある?
そういうノリが許されたのって(藁)とかが日常的に用いられていた
90年代だけだと思うんだけどな。

半年ROMれって言われた事ないの?

346 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 10:02:11 ID:DjQ5tXHE
>>345
このスレはこのスレ、他のスレは他のスレ。
こんだけたくさんの板やスレがあるんだから、スレによって雰囲気やノリが違うのは当然。
言葉遣いを他に合わせないといけないなんてルールないだろ?

347 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 10:36:13 ID:uOPRmTgp
>>345
時代は常に変わってゆくし歴史と流行は繰り返すのだよ
古さを馬鹿にするようになったときから老化が始まってるんだよ
自分より若い世代は自分の見方だと勘違いするのが老化
君より新しい世代からみれば君もまた陳腐化した老人

半年ROMれって言われた事ないの?なんて
ナウなヤングっていうのとセンスがかわらんよ

348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 10:39:37 ID:e1TbXusc
つーか2ちゃんをサイトって言ってる時点で似たようなもんだろwww

349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 10:52:51 ID:dyXsVuOn
>>346
このスレでSS本文以外に「♪」なんか使ってる人は
問題の8-784以外誰もいないんだけどな?
じゃあそれはたった一人で作り上げた雰囲気かねw

>>347
論点を擦り変えるなよ
そんなご高説は♪だの(恥)だのが再び2chで市民権を得てから
初めてご披露いただきたいもんです

>>348
(ウェブ)サイトは、World Wide Web(WWW)上にあり、
(一般に)特定のドメイン名の下にある
複数のウェブページの集まりのこと。サイトと呼ばれることもある。(Wikipedia)

で、どこに問題があるのか納得いくように指摘してくれ。

350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:01:32 ID:w9UsFMK0
ほら、まぜっかえして構うからこうなる
少し前からたまに来てるスレ運営議論を装った荒らしだろ
スルーしましょう

351 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:07:46 ID:6s/6lkU1
大抵のスレは避難所はアク禁やスレ落ちサーバー落ち対策を本来の目的に作るんだけれど
このスレは隔離所なんだ

で、その避難所の絵師職人雑談スレから紹介

42 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 10:06:01 ID:DVPIHQvg
作品投下はおろか、作品に対してまともな感想ひとつ書けない輩の要求に
従う必要など、断じて無いと思います。
もっとも、提案という形でだされたなら議論の余地はあるが、かの>>820のように
作品投下直後に文句を垂れる輩の書き込みからは悪意しか感じられない。

そもそも、全レスうざくないですか?→好きにするといいですよ、って話が
以前あったと思うんだけど、記憶違いならすいません。


避難所絵師職人雑談スレの42氏
安価>>820って何だよ少なくとも自分の文章ぐらい書き込み後に読み直した方がいい
それととにかくこのスレの住民はろくに読まずに書き込むのが好きな人が多いみたいだね

この本スレの>>321氏が元凶の>>320の直後に書き込んでるでしょ↓
321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 00:56:42 ID:6s/6lkU1
>>320
8-784氏のレスは楽しみですけれど
そうれにこの件はすでにスレ上で話がついています
過去スレも読まないでいきなり書きこまないでください



悪いけれどあんな避難所に書き込んでも仕方ないから本スレに書かしてもらいたい
誰も見に来ないんだもの、当たり前だけれど

あ、書き込みながらリロードしたらちょうどリアルタイムで
>>349氏という他人のレスに対する理解力もないくせに書き込むのが好きな人な見本もでた
だれも君の自称<IT博士>の薀蓄を聞きたいと思っていないともうよ
こういう奴に限って
WebとかITって何の略か知らないとか多いんだ
あ、知っててもわざわざ書き込まなくてもいいよ、もののたとえだから

352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:18:38 ID:dyXsVuOn
凄いな、自力で論破できなくなってきたら荒らし扱いか
一般的にビジネスや教育の現場で使われる用語を
きちんと理解せずに感情的に噛み付いてくる人間に対して
引用元を明かした上で「それでも間違えてるなら指摘してくれ」、と
意見を聞く姿勢を見せているのにも関わらず
それを薀蓄披露と横槍を入れるとは言いがかりもはなはだしい
他にもう少し反論材料は見当たりませんでしたか

この程度のことが薀蓄に聞こえるだとか
今日び一般的な用語を知らない人間がいるだとか
そんな低次元なものの例えを用いている時点で
ご自分が馬鹿丸出しだということに気づいていないようで

353 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:21:47 ID:bgviKMR0
>>350のいうとおり、すべてあらしということにして終了でいいよ

8-784氏あなたには何の責任もありません
被害者ですから

自作と作品を通じた住民とのレスでの交流お待ちしています

354 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:25:23 ID:bgviKMR0
>>352
いやいや
あんたが>>349で言ってることのほうがもっと低次元だから

自分が全レスを気に入らないから御託と薀蓄振り回してるようにしか見えないけれど

355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:27:54 ID:bgviKMR0
あ、>>345についたレスに対して>>349って書かないとわかりにくいねゴメン

356 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:40:45 ID:crfdMKNV
だから>>354挑発してんじゃね。

俺含めて荒らしにしていいから、いい加減双方やめようぜ。まじたのむよ…
8-784氏、この流れに負けないよう、引き続き素晴らしいこなかがをよろしくお願いします。何も気に病む必要はない!

357 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:41:59 ID:oyPY25QR
>>345は、全レスの話をするのなら話の流れとしてはまだわかるが、突然(笑)や♪の用法について言い出してる。
その上で、続くレスでは職人さんを名指しして「問題の」とか言ってるが、これこそ話のすり替えではないかな。
なんとしてでも職人さんを、ひいてはこのスレを攻撃したいのだろうか。

358 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 11:42:51 ID:dyXsVuOn
>>351
あと言葉尻を捕らえてどうこういうようだけど
「あんな避難所」って
避難所の管理人さんに失礼じゃないのか?
過疎っててもいざという時ないと困るだろ
俺のレスが気に入らないならいくらでも楯突けばいいけど
そういう発言はみっともないぞ

>>353
で、8-784氏に「何の責任もない」ことはない
そもそもこの人が全レスを始めなければ
2回も話題に上ったりしないわけで、
それだけ悪い意味で特異だということくらい自覚して欲しい

359 名前:354 :2008/05/22(木) 11:48:19 ID:IiUG2vi5
>>356
あなたのように応援しますの一言でよいんだな、すまん

360 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:02:34 ID:dyXsVuOn
>>357
全レスがうざいうざくないは平行線だという意見が出たので
他に8-784氏が抱える別の問題を提起しただけですが
それはすり替えにあたりますでしょうか?
全レスの話に戻した方がいいでしょうか?

別に職人やスレを攻撃したいわけではありません
過去スレでも指摘されて一度は流れた話ではありましたが
現行スレでも>>320で出ている「鬱陶しい」という意見に
賛同しているだけです。

361 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:10:35 ID:4OwUCGV4
>>345

今がどういう時代かわかってるのかな?

2ちゃんねるは殺伐としてて当然って、どんだけアナクロなんだよ。


362 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:15:07 ID:Hoff/unl
全レスがどうとかはもう前に話がついているんだから、
>>320みたいなのは8-784氏個人が対応するなりスルーするなりなんなりすればいいだけのこと。
周りが騒ぐからややこしくなるし、
ちょっと反抗的な書き込みがあると必死に擁護を始める奴らは正直取り巻きみたいで気持ちが悪い。
そんなんだから個人サイト作れだとか、2chらしからぬとかって言われるんだよ。
全レスが気に食わない奴がいたり、もっと言えばコテって時点で噛み付く奴がいるのは仕方ないこと。
全員が避難所や過去スレに目を通せる訳じゃないんだから、
ある程度の文句はどうやったって出るし、中には心無いレスする人もいるのはどうにもならん。

名指ししちゃって悪いけど、>>321みたいに熱くなる必要なないの。
何が言いたいかと言うと、お前ら義によって助太刀しすぎ。話長引きすぎ。
ここの人は職人を大切にするいい奴だけど悪く言えば過保護だ。フェイトさん並にな。

363 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:15:19 ID:4R64qVgI
職人叩きを叩かなきゃ気が済まない人が多いみたいだよね
華麗にスルーもしくはソフトに受け流す、これができないあたりがこのスレの脆さだと思うよ

コピペ系の荒らしへの耐性は高いと思うだけに残念だな

364 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:17:18 ID:4OwUCGV4
すまん、これじゃただの煽りだな……orz

時代が変わって、2ちゃんねるは今やどこにでもある掲示板と変わらなくなったんだよ。
殺伐としたスレも、まったりしたスレもあって当然。
全レスOKのスレがあっても、何もおかしくはない。

>>345には、その認識を改める事を強くお勧めしたい。
あなたが思うような旧態依然としたスレもどこかにあるから、
殺伐が好きなら、そこでやるといいと思う。

出て行ってほしいとは言わない。むしろ、ここはここで楽しんで欲しいけれど
ここはあなたが思っているような「古い2ちゃんねる」じゃない、ということは理解して欲しいな。

365 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:17:50 ID:bO7Jk39L
これ続けるような事?少数の意見を受けてどうするかは8-784氏の自由。
これ以上他人がとやかく言うほどの事でもない。個人的には気にせず頑張って欲しいけどね。

それ以外の議論とか、更にどうでもいい。
山ほど書き込みあっても大半の人が読み飛ばすでしょ。
議論とか興味ないしスルーするの当然、こなかがでニヤニヤするために来てるんだから。
良いとか悪いとか以前の話。

366 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:21:40 ID:Ir4YGDEt
では単発の私が話をまとめましょう

職人の皆さんへ
馬鹿なROM専ばかりでごめんなさい
でもみんなが作品を楽しみにしています
どうか笑って許してあげてください

367 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:22:50 ID:dyXsVuOn
>>364
誰も殺伐としていて欲しいなんて一言もいってない
昔から馴れ合い自体が許されているスレは存在したので
旧態依然どうこうという解釈はまた間違っていると思う

馴れ合いを推奨してるこの狭いコミュニティですら
他に誰も使わないような記号の濫用や間違ったwの使い方、
さすがに何度も名前書いて悪いような気もするけど
どうでもいいですけど、と前置きして自分語りを始めたり
明らかに浮いた言葉遣いでだらだらと続けられると
8-784氏があまりにも空気を読めなさ過ぎるように見える

368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:34:21 ID:Ir4YGDEt
(=ω=.;)むぅ…手ごわいネ

369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:34:22 ID:ZZPw5xGR
IDと主張、特定の単語に注目すれば何が目的かわかると思うんだが・・・
前々から何度か湧いてるが、基本姿勢はスレ進行の妨害と住人叩き
AA荒らしとは別に各スレをヲチっている(可変IPの)粘着アンチがいることを認識して欲しい
住人、職人がそれを理解していればフォローを入れて荒れを長引かせる必要もなくなるだろう

AA荒らしは半年以上前から粘着してるかがみアンチだから
ここがどういった行動を取ろうが変わらない

370 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:35:31 ID:9e+4XcBN
>>358
あなたが本当に理解力のない人だと分かったからもういいよ

過疎っててもいざという時ないと困るだろ

351 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/22(木) 11:07:46 ID:6s/6lkU1
大抵のスレは避難所はアク禁やスレ落ちサーバー落ち対策を本来の目的に作るんだけれど
このスレは隔離所なんだの部分をお読みになりましたか?見落としでなくてのレスでしたら本当にかわいそうな人ですね

で、8-784氏に「何の責任もない」ことはない
そもそもこの人が全レスを始めなければ
2回も話題に上ったりしないわけで、
それだけ悪い意味で特異だということくらい自覚して欲しい

話題に上っているのはあなたと同じく、単に気に入らないというレベルの理由でだけでしょ
別にレスをつけた人に高圧的な返事をされたり、他の作品やスレの事に否定的なことを一切言わない職人さんだね
自分の主観のみで『悪い意味で』なんて言い回しを使うあなたに
あんな避難所っていうちょっとした批判的な表現をとやかく指摘されるのはなんだかなあ...


偉そうにおっしゃるなら
このスレにふさわしくないという誰もが納得できる理由をちゃんと示してください
意見や批評や非難ですらなくて、8-784氏の創作に関する活動を『排除』しようという物凄いことを申し出られたんですから
事の重さが分かっていらっしゃるのですか



私のことですけれど>>351の書き込みでアンカの後の氏を統一しようとして消したりつけたりして
自分の>>321のアンカの後に氏とつけてしまってることを詫びます

371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:38:51 ID:UTR0jUgQ
つまり、

かがみはこなたの嫁

ってことですね、わかります

372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:40:41 ID:Ir4YGDEt
(=ω=.#)むぅ…

373 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:41:32 ID:5XXUqmt6
結局自分が気に入らないからいちゃもん付けてただけか。
くだらないマイルールの押しつけなんて気にする必要なんてないから、職人さんはこれからも頑張ってください。

374 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:43:56 ID:lCKTu96x
>>369を見ると
意見するにも批判するにも
あらしやアンチという言葉は
あらしを行う人間にとっても大変便利な言葉だと思うんだ
このスレでは使用禁止にするとか

375 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:44:11 ID:bO7Jk39L
かがみが嫁なのかこなたが嫁なのか。
状況によってどっちにもなるのが面白いとこなんだといつも思ったり。
嫁属性が一方に集中せず、割と均等に分かれてるからかね?

376 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:44:12 ID:Ir4YGDEt
>>371
(=ω=.)b

377 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:46:02 ID:D7WW6JgV
>>308
GJすぐる!ラストのかがみの右目がかわいすぎて死んでしまいそうだw

378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:46:37 ID:OfMxShXz
状況によって婿と嫁の立場が入れ替わるのが、こな×かがの魅力。

379 名前:某ツンデレ :2008/05/22(木) 12:48:12 ID:crfdMKNV
>>371
異議あり

こなたはかがみの嫁です

380 名前:某アホ毛娘 :2008/05/22(木) 12:52:28 ID:ZfDtp+W6
>>379

むふー、ベッドの上じゃすっかり嫁モードのくせに意地張っちゃって、かわゆいやつめ〜♪


381 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:54:59 ID:Y2MwSMvo
お互い自分より相手の方がかわいいと思ってたらいいな

「かがみの方がかわいいもん! だからかがみは私の嫁」
「はぁ!? こなたの方が可愛いに決まってるでしょ! こなたが私の嫁」
みたいに

382 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:56:52 ID:unCsCWwr
>>378
だから、こなかが派とかがこな派とこなかがこな派が同じスレで共存できるんだよな
みんなを幸せにする至高のカップリングだ

383 名前:ひよりさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:57:05 ID:1Ge0bkvZ
>>380
いや〜わたしの中では、いず…じゃなくてこなたが誘い受けで、
ひ…かがみがヘタレ攻めなんス…なんだけどなぁ。

リバありで。

384 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 12:57:28 ID:yKJJNi/6
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/

385 名前:某腐(ry :2008/05/22(木) 13:03:05 ID:crfdMKNV
>>380
異議ありッス、泉先輩こそかがみ先輩が暴走したとき嫁モードになってるッス。

私は見たッス!

386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:03:55 ID:dyXsVuOn
>>370
ID:9e+4XcBNさんはID:6s/6lkU1と同じ方ですよね?
いい加減な改行に冗長な引用、引用符ではなく矢印に頼る書き込み方
とりあえず人に読ませよう、理解させようとする姿勢が
まったく伺えないないのですがもう少し工夫はできませんか
他の方と違って大変読みづらい。

存在意義どうこうではなく、必要に駆られた時にないと困る物に対して
(「言葉尻を捕らえるようで〜」と前置きした上で)
あなたの用いた「こんな」という言い回しを指摘したのですが
そちらこそ理解していらっしゃらないのでは

また他の方はどうかわかりませんけど
自分が8-784氏の名前を上げているのは「気に入らないから排除したい」ではなく
過剰な自分語りとなれなれしい言葉遣い、2chに相応しくない記号の用い方を
改めて欲しいからなんですが、曲解していませんか?

>意見や批評や非難ですらなくて(略)事の重さが分かっていらっしゃるのですか

いつ8-784氏の「創作」に対して貶めるような発言をしましたか
いつ8-784氏に対して「出ていけ」といいましたか

過剰な自分語りや批判が生まれるような言葉遣い・態度は
創作内容とは無関係です。
どちらかというと人格攻撃に類するものだと自覚していますけど。

387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:04:05 ID:4R64qVgI
>>381
そういうのツボだわ

388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:04:59 ID:HL7YFYWz
数レスに及ぶならまだしも、1レス内で収めてるのに何がいけないのやら。
鬱陶しいっていうなら読まなければいいだけなんじゃないのか・・・?
容量っていう意見もあるかもしれないが、時々AAも貼られるし、
別に気にするようなもんでもないだろ・・・。
今みたいに自分に向けられているレスならまだしも、
関係ないレスなんて、言っちゃえば別に見なくてもいいわけだし。

何か間違ってたこといってたらごめん。

389 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:09:45 ID:8EObutq9
dyXsVuOn
もうオマエは黙っとけ
息だけしてろ
つか、平日の朝っぱらから何やってんだ?
仕事は?学校は?

390 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:10:36 ID:ooC2aCaa
暇な大学生とかじゃないの?
もしくは自宅ry

391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:18:30 ID:bO7Jk39L
>>381
この二人は相手に対しては「可愛い、いい人だ」と思ってるけど、自分は駄目駄目だと考えてそう。
異性は勿論、つかさやみゆきの方が魅力的なのに大丈夫だろうかと悶々としてたり。

392 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:31:51 ID:dyXsVuOn
>>389-390
ああ、チンタラレスしてたら
流れ変えようとしたところに割り込んだみたいで
それは申し訳ない

心配してくれてんのかイヤミなのかわからんけど
仕事は夜からだからなんの差し障りもない

393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:33:19 ID:D7WW6JgV
>>338
見逃してたけどGJです!
個人的には、ツインテこなたに欲情するかがみよりも、
こなたとおそろいで照れるかがみ、の方が想像しやすいです。
某アンソロのせいかなw

下手とのことですが、あんたは丁寧に描けばとても上手い人だってこと、
俺は知っているぞw

394 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 13:40:52 ID:8EObutq9
>>392
黙れと言っているんだよ
てめぇのレスの方が遥かにうぜぇよ

395 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 14:42:44 ID:jwHfTFX7
         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>1
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E)
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |


396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 14:58:15 ID:8ljdtWjM
>>394
蒸し返すな
お前が荒らしか

397 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 15:02:44 ID:FlH7Lci8
>>391

それはいいな。うん、実にいい。


で、双方から相談されて困惑するのがみゆきさん。
みゆきさんの立ち位置まで、きっちり引き立つじゃないか!

398 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 15:13:15 ID:Y2MwSMvo
こなたとかがみって我は強いのに芯が弱そうだからなぁ
一見正反対なのに内面は結構似てると思う

399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 16:48:28 ID:CC8mMfg/
こなたもかがみも、寂しがり屋、気配り屋、世話焼き、オタク気質、割とナイーブで本質はそっくりじゃないかと。
ただ、生まれ育った環境に合わせた結果、表向き正反対っぽくなってるだけな感じ。
身内が特に強要しなかった分、逆に気を利かせちゃったというか。

変な例えだけど、泉家に生まれたのがかがみだったとしても、こなたと同じような性格に育ったような。
つかさやみさおだったら、今の二人とあまり変わらない性格に育ちそうなんだけど。

400 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 17:38:17 ID:8Fzpt/WC
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1414544294

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114435526


yahoo知恵袋でかがみ発見

401 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 18:35:35 ID:fQUGLPmc
こなた「かがみとお揃い♪」
かがみ「リミット解除!!」

402 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 18:40:42 ID:ly6BHyEY
>>384
早く死ねよゴミカス野郎

403 名前:1-472 :2008/05/22(木) 20:52:32 ID:jSNlLpVp
お久しぶりです。始めましての人も多いと思います。
リアルが忙しくて、3ヶ月近くここに来れませんでした。

ようやく時間が取れるようになって、SS書いたので今から投下しようと思います。
去年の夏に作ったプロットを基にしたので、季節外れも甚だしいですけど。
7スレくらい使います。

404 名前:1-472 :2008/05/22(木) 20:53:49 ID:jSNlLpVp
カレンダーは八枚目から九枚目に移り変わった。
夏は終わりを告げた。
お情けで与えられた延長戦の土日も、もうすぐ終焉。
高校最後の夏は、もう戻ってこなくなる。
そう考えると、布団に入っても全然眠れなかった。
寝てしまったら、そこで私の夏が終わってしまうような気がするから。

朝なんて来なければいいのに。
せめて、最後に、夏の思い出を作りたかった。この先に持っていけるような、大切な思い出を。
それなのに、私たちの前には壁が立ちはだかっている。
受験。
高校生活最後の夏休み。恐らく人生で一番大切な時期。それを、こいつは潰していく。

受験なんてなくなればいいのに。
本当に、そう思う。今年の夏は、一体どんな思い出があったろうか。
頭に浮かんでくるのは、勉強に彩られた平凡でつまらない毎日だけ。

二年の夏が、遠い過去のように感じられる。
あのころはどれほど自由だっただろう。
自分が、どんどん大人に近づいている気がして、少し悲しくなった。
何かを楽しむ余裕も無い、時間に追われた大人にはなりたくなかった。

もう二度と、こなたたちと海に行ったりはしないかもしれない。
それぞれが新しい日常に溶け込んでいって、今の日常が過去の思い出となってしまう。
そんな未来が、来てしまうんだろうか。
みんながばらばらになってしまう未来が。
そして、こなたと離れ離れになってしまう未来が。

友達はでき、また、離れていく。
もしかしたら来年は、新しい友達と何処かに遊びに行っているのかもしれない。
そんな風には、なりたくなかった。

救いようのない絶望感が襲ってきて、気づいたら泣いていた。
いるはずのない誰かにその姿を見られないように、布団に顔をうずめる。
その時。

無音の闇の中、不意に、遠慮がちな携帯の着信音が響いた。

こなたからだった。
急いで涙を拭って、携帯を開く。

「もしもし、こなた?」
「……あ、かがみ? 遅くにごめん。今、起きてる?」
「ええ、起きてるわよ」
「眠れないんだ。……話しない?」
「……いいわよ」

ゆっくりと、上半身を起こす。
こなたも、やっぱり眠れないのか。私と同じだな。
携帯の時計を見ると、一時前だった。


405 名前:1-472 :2008/05/22(木) 20:54:57 ID:jSNlLpVp

「今日で夏休みも終わりだね」

呟くようなか細い声が携帯の向こうから聞こえてくる。
こなたの声は、残り少ない夏を噛み締めるようにゆっくりとしていて、どこか儚かった。

「そうね」

私は聞き役に回った。こなたが何か言いたそうだったから。
だから、それを受け止めることにした。

「あっという間だったね。何も思い出を作れないまま、二学期になっちゃって」

……そうか、こなたも、同じことで悩んでたんだ。
こう思うのも変だけど、少し、嬉しかった。

「高校最後の夏休みなのにね。受験勉強だけで終わっちゃった気がするわ」
「全くその通りだよ。私だって遊びたかったのに、かがみが勉強勉強うるさくてさ。折角の夏休みなのに」
「な、それはあんたのためを思って言ってるのよ。私達もう受験生なんだから」
「分かってるって。私のこと考えてくれてるんだよね」
「え、や、そ、それは……」

予想外の切り返しに、思わずしどろもどろになる。
電話越しに、小さな笑い声が聞こえた。

「受験生ってさ、一番疲れる職業なんじゃないの? ず〜っと勉強してないといけないし、お金も出ないしさ」
「そもそも職業じゃないでしょ」
「受験生にも給料を払うべきだよ。日本の未来のために勉強してるんだからね」
「あんたが言える立場か!」

いつも通りにつっこむ。いつもと変わらぬ何気ない会話。
この会話がなくなる日も来るんだろうか。
受験生、という言葉が、心に重くのしかかる。
夏休みの幻想を払いのけ、現実を突きつけてくるリアルな言葉。

それが私の中に暗い影を落として、どうしようもない焦燥感が生まれた。
何も言えない、僅かな沈黙の間が流れる。

「……ねぇ、かがみ」

突然、消え入りそうな声が聞こえた。
それは、いつも通りではなくて、私は思わず聞き返す。

「どうしたの? こなた」
「私、寂しいよ」
「え?」
「……やり残したことはいっぱいあるのに、もうすぐ夏はいなくなっちゃう」

こなたの声のトーンは更に落ちていた。
落ち込んだ表情で電話しているこなたの表情が脳裏に浮かんだ。

「それが、凄く怖いんだよ……」

……こなた。
こなたもこなたなりに、思い出が作れないまま消えていく夏に焦りを感じてるんだ。


406 名前:1-472 :2008/05/22(木) 20:56:13 ID:jSNlLpVp

夏休みが、高校の思い出を作る最後のチャンスかもしれない。
秋になったら本格的に受験勉強をするようになるだろう。冬は受験本番だ。
多分、時間が私たちの周りを緩やかに流れるのは今日までだろう。
だからこそ、思い出を作ればよかったという後悔が沸き起こってくる。

「かがみ、お願いがあるんだけど……」
「何?」

遠慮がちにこなたが尋ねてくる。あのね、と前置きして、

「……私のうちに来てくれない? 私、かがみに逢いたい……」



こなたの家まではかなりの距離があったが、嫌だとは思わなかった。
急いで服を着替えて、そっと家の外に出る。
自転車に乗ろうとして、ふと、タイヤのそばに落ちている何かが目に入った。
セミの死骸だった。

自分の役割を果たしたアブラゼミが、その生涯に満足したように、こてんと倒れていた。
夏はもはや僅かな残滓だけとなっていた。

反射的に携帯の時計を見る。一時半。
焦りが沸き起こる。早くしないと。早く行かないと。
夏が完全に去ってしまわぬ前に。
こなたとの思い出を作るために。

ペダルを必死で漕いだ。自分でも信じられないほどの速度で、自転車は大気を切って道路を滑走する。
ひんやりとした風が体に吹きつけてくる。
夏一色だと思っていた世界は、いつの間にか秋に侵食されていた。

このペースだと、十五分で行けるだろう。いや、行ってみせる。
ライトが照らす暗い道の先へ。夏休み最後の思い出を作りに。
更にスピードを上げる。
去っていこうとする夏に、少しでも追いつきたかった。



汗が噴出してくるあたり、さすがにまだ夏なんだと思った。
こなたの家が見えてくるころにはさすがに体力も減ってきて、速度はずいぶん落ちていた。
それでも、心地よい熱気を帯びた体に鞭打って、走り続ける。

家の前には、人影があった。
すぐに分かった。こなただ。
こなたが、家の前で立っていた。

最後の加速だと脚に最大限の力を込め、家の前、こなたの前に降り立つ。
こなたは驚いたような、それでいて寂しそうな表情だった。

「かがみ? ……来てくれたんだ」
「まあね。私も……寂しかったから」

近くにいないと輪郭しか分からない暗い世界。
その中で、こなたは少し道路の先に目をやって、それからまた私に視線を戻した。

「家の中はマズイから……ちょっと散歩しない?」
「え? ええ、いいわよ」


407 名前:1-472 :2008/05/22(木) 20:57:17 ID:jSNlLpVp

自転車を置いて、二人で並んで歩く。
誰もいない世界。虫の声以外は何も聞こえない世界。
私たちも、何も喋らなかった。
ただ、夏の最期を感じていた。

公園があった。
何となく中に入って、どちらともなくベンチに座る。
そこでようやく口を開いた。
聞こうと思って聞けなかったことが、するりと喉から出てきた。

「ねぇ、こなた。こなたは、大学に行ったら、どうするの?」
「え?」
「その……新しい友達とか作るの?」
「……うん。多分、作ると、思う」

こなたはばつが悪そうに答える。
……作るの、か。
それなら、私たちは高校までの付き合いかな。
やがて新しい生活に慣れていくんだろう。
終わる夏への焦りと、同じようなものを感じた。

「じゃあ、大学に入ったら、私たちが集まることもなくなるわね」
「そ、それは……」
「友達はできて、また、離れていく。場所が変わるごとに新しい友達が出来て、古い友達とは付き合わなくなっていくものなのよ」

自分の不安を、そのままこなたにぶつけた。
こなたに知ってもらいたかったから。この気持ちを分かち合いたかったから。

沈黙が続く。
私はこなたを見ることが出来なかった。
代わりに、真っ暗な空を見つめていた。

はるか遠方に欠けた月がある。
入試も、あの月のように、届きそうもないほど遠くにあるように思える。
でも、それはまやかしにしか過ぎないんだろう。
かつて人々が月に達したように、入試もいつか必ず目の前にやってくる。
その先に何があるのかは、全然分からない。
いつまでも、この夜が続いて欲しかった。

「……かがみ、それは違うよ」

こなたがやっと口を開いた。
ちらりと横を見ると、こなたも空を見ていた。
視線を戻す。

「私達、ずっと友達だよ」
「そんなこと、誰でも言えるわよ」

不意にそんな言葉が零れた。
こなたのありきたりな返事に感じた憤りのようなものが、無意識のうちに流れ出していた。

そんなのじゃ、安心できない。
もっとこの寂しさを鎮めてくれるような言葉が欲しかった。
それなのに……。


408 名前:1-472 :2008/05/22(木) 20:58:29 ID:jSNlLpVp

生温い風が肌を舐めるように吹き抜けていく。
僅かな肌寒さを覚えた。
その風に乗って、灰色の雲が流れてくる。
月はその雲に阻まれ、姿を消した。
途端に、周囲は暗闇に包まれる。

秋を告げる虫の音だけが、やけにはっきりと聞こえてくる。

この暗さなら、表情も分からないかな。
何も見えないんだから、これは独り言だ。
誰も聞いてないんだから、本当の気持ちを呟こう。

どこかもの寂しい感じのする音に、乗せるように。

「私、嫌なの。みんなと会わないようになるのが。それに、新しい友達を作っていく未来の自分も……」

声は闇に吸い込まれるように消えていく。
でも、返事は来た。
すぐ隣から。息遣いが聞こえるほどの近くから。

「かがみは不安なんだね。将来のことが」
「……そ、そうよ、怖いわよ。今の日常がずっと続いていけばいいのに、
後半年もしたら、何も分からない世界に投げ込まれるなんて」
「新しい生活が怖いのか〜。かがみんは寂しがりなんだから」
「う、うるさい。……あんたは寂しくないの?」
「私だって、寂しいよ」
「え?」

闇に向かって思わず聞き返す。
風が吹いて、止んで、答えが返ってきた。

「今までずっと一緒だったのに、離れ離れになるんだよ? 寂しいに決まってるじゃん」
「……それなら」
「かがみ。……確かに、新しい日常で、新しい友達が出来るかもしれないよ。
でも、それはいいことだと思う。友達は多い方がいいでしょ。……違う?」
「そ、それは……」

思わず言葉に詰まる。
友達を作るのが悪いこと。そんなはずがない。
それだけは言い切れる。
でも、はっきりと頷けないのは……。

「違わない。だけど……でも、こなた達を失ってまで作りたくない!」
「失わないよ」

その言葉に、反射的に振り向く。
闇に慣れた目に、空を見上げ、微笑を浮かべたこなたの顔が映った。綺麗だった。

「さっきも言ったでしょ。一度出来た友達は、ずっと友達のままなんだよ。
新しい友達が出来るごとに一番下から消えてくわけじゃない。
私とかがみだって、これからもず〜っと、友達なんだよ」

私は、何も言えなかった。
ただ、ぼやけたこなたの顔だけを、ぼんやりと眺めていた。
緩やかな風が頬を撫で、こなたの髪は宙を舞う。
そして私の視線を知ってか知らずか、こなたは風に似た穏やかな声で言葉を続けた。


409 名前:1-472 :2008/05/22(木) 20:59:43 ID:jSNlLpVp

「だから、未来は、かがみが思ってるほど寂しいものじゃないと思うよ。
 もっと、かがみが思ってる以上に楽しいもののはずだよ、きっと」
「……本当?」
「もちろん。だってね、離れ離れになっちゃうかもしれないけど、私とかがみの繋がりは、絶対にほどけないんだから」

こなたがゆったりとした動作で、私に振り向く。
こなたの視線が私の目を射抜くように見据えてくる。
暗闇の中で、その瞳だけが輝いて見えた。

「……ほどけないし、私も絶対に離さないから。だから、かがみが離さない限り
、私たちは一緒なんだよ」
「こなた……」

こなたの言葉が、私の心に開いた穴を、柔らかく埋めていく。
でも、その台詞は何処か、こなた自身に対して言っているようにも感じられて……。
気づいた時には漠然とした使命感というか、よく分からない何かが私の中で私自身を突き動かしていて、

「……わ、私も、離さないから」

思わず、口を開いていた。
こなたが驚いた様子で私を見る。
何故だか視線を合わせることが出来なくて、私は斜め上の空に顔を逸らした。
未だに空一面には灰色の雲が広がっていて、でもそれは少しずつ、流れ始めていた。

その大きなキャンバスに、私の未来を思い描く。
何処に住んでいて、何をしていて、そして傍に誰がいるのか……。

「……だから、私たちは、ずっと一緒」

呟いた言葉が、空に向かって飛んでいく。
あの雲にまで届いただろうか。そして、もっと大事なところにも。

虫の音は聞こえなくなり、風は吹かなくなり、何もかもが止まったようにすら思えた。
私は何も言わず、こなたも何も言わない。
そんな時間がどれくらい経っただろうか。
沈黙が破られ、声が聞こえた。

「……かがみ、ありがとう。……約束、だからね」
「ええ、約束。でも、お礼を言うのは私の方よ。ありがとう、こなた」

振り向いて、ふと、自分の周りに夏の暑さが蘇っていることに気がついた。
さっき自転車で走っていた時のように体が熱を持っていて、それがとても気持ちいい。
私の夏はまだ、終わっていなかった。
姿を消す直前に少しだけ立ち止まって、私たちを待っていてくれている。
そんな気がした。
……でももう、その時間は長くは残されていないだろう。

高校最後の夏という、今の私にとって一番大事で、きっと私の人生の中でも何番目かに大事な時間。
そのラスト数時間をどう使うかは、もう決めてある。

「こなた」

二人の思い出を作るって。
だから、私は立ち上がって、こなたに手を差し出した。


410 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 20:59:56 ID:zE47SvQz
おわり

411 名前:1-472 :2008/05/22(木) 21:01:16 ID:jSNlLpVp
「ほら、早くしないと、夏が終わっちゃうよ」
「……うん」

こなたは遠慮がちに私の手に触れて、それから強く握って勢いよく立ち上がった。

少し強い風が私とこなたの周りを突き抜けていく。
虫の音は徐々にぼやけて聞こえるようになった。
空を不気味に覆っていた灰色の雲が流れ、また、欠けた月が顔を出す。
それは、消える瞬間に見た月そのもので、まるで今まで時が止まっていたかのような錯覚さえ感じた。

そして、最期の夏のカウントダウンが始まる。
制限時間まで、後どれくらいだろうか。
とにかく、もう止まっている暇はなかった。

この間にも、着実に私たちの夏は最後のかけら一つまで削られていっている。
そして跡形もなく消えた時、私たちは月に向かって、戻ることの出来ない旅に出なければならない。
時間はもう立ち止まってくれない。

……でも、私たちももう立ち止まらないから、きっともう、大丈夫なはずだ。
迷うことも、不安になることもない。
未来へと続く約束が、道しるべのようにずっと先まで伸びているから。
離れていてもお互いの楔を手繰り寄せていつでも会えるから。
だからもう、大丈夫だ。

「もうすぐ、夏もいなくなっちゃうね」
「……そうね。ちょっと寂しいけど、でも、大丈夫でしょ? こなた」

そう言うと、こなたは大きく頷いて、笑みを浮かべて、

「うん、大丈夫だよ、かがみ。……だから、ちゃんと二人で見送ろう」

また、どちらともなく歩き始める。
公園の空気はもう暑いのか涼しいのか、よく分からなかった。
でも、私たちは分かっている。
この夜が明けたら、そこがどんなに暑くても、もう夏ではないのだと。

「これからどうする?」

私は言った。
これは、通過儀礼なんだと思う。私たちが満月を浮かべる秋に進んでいく為の。
だから精一杯、今のこの時間を大切にしよう。
こなたと一緒に、ずっと先まで持っていく思い出を作っている今を。

「うーん、どうしよう。そう言われると思いつかなくなるよね」

こなたはしばらく視線を泳がせて考え込み、それから、いかにもいいことを思いついたという感じの表情で、

「あ、そうだ!」

トーンの上がった声が、空へと響いていく。
そしてそれは風に流され、辺り一面に染み込んでいく。
私は思わず、空を見た。

大きな月が、夏の太陽を思わせるほどに輝いていた。



412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 21:01:32 ID:Bh9PhHt6
>>400
あらしかなと思って開いてみたらそれなりに笑えた
疑ってすまん

413 名前:1-472 :2008/05/22(木) 21:03:49 ID:jSNlLpVp
以上です。
緊張しててタイトル入れるの忘れてました。「楔」です。
9月あたりの気温が分からなくて結構想像で書いてますので、ご了承ください。

414 名前:412 :2008/05/22(木) 21:04:30 ID:Bh9PhHt6
リロードせずに書き込んで割り込むところでした
申し訳ないです

415 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 21:10:37 ID:NXSCIeAX
>>413
GJ!
確かに自分も高校を出る時にさびしく感じたことあったなぁ…
でもどこかの誰かが「高校の友は一生の友」なんて言ったらしいし。
実際今でも交流続いてるからね。こなたとかがみも大丈夫だよ。
二人だけじゃなくて、ずっと四人とも友達。
と、思います

416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 21:21:53 ID:WKty9elR
ナローバンドを余儀なくされている僻地とか
アク禁で泣く泣くIDが固定じゃない人もいるんだよ

417 名前:18-236 :2008/05/22(木) 21:29:56 ID:z9tGHAB/
18-236です。
なにやら荒れ模様ですが、雨ニモマケズ風ニモマケズ
嵐ニモマケズ『小さな足跡』の続きを投稿したいと思います。
物語りもいよいよ終盤です。
11レス消費予定です。

以下お返事です。

>>208
そろそろ暑くなり始める時期に激しく季節外れですが、
冬の寒さを思い出していただければと思います。

>>252
白の中にぽつんと佇む蒼と紫は綺麗ですよね。

>>308
余りの甘さにこちらまでとろけそうです。
続きが気になって仕方ありません。

>>413
GJ!
余韻に浸りたくて投稿するのをためらってしまいました。

夏の終わり、何かが終わってまた新しいことが始まることへの抵抗、
何もかもが変わってゆくことに対する憤り、無常……
そのなかでも変わることの無い二人の絆。
こなた・かがみの感じる不安が文章からとても強く伝わってきました。
この先卒業して離れる事になったとしても、心の中で二人はずっと一緒ですよね。
うーん、青春ですな。


418 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:31:57 ID:z9tGHAB/
雪の中から立ち上がると、体中に積もった雪を払い落とした。
そうだ、私がぶつかったせいでこんなことになったんだ。
「こなた、ごめんね、ぶつかっちゃって」
「大丈夫だよ。心配しないで。でも、どうしてあんなに慌ててたの? すごい勢いだったよ?」
「え、そ、それは、その……」
まずい、雪の中で倒れてると壮大に勘違いしたことだけは隠さないと。
「携帯に電話したんだけど出ないから、家に直接かけたのよ。そうしたらあんたのお父さんが出て……って、そうだ。おじさん心配してたわよ?」
「お父さんが? そういやすぐ戻る予定だったからなあ」
「それに後で謝らないと。電話の途中で切っちゃったから」
「え、どうして?」
「うっ……」
しまった。墓穴を掘ってしまった。
「ねえねえ、どうして?」
しつこく聞いてくる。
「あ、あんたを探すためよ」
目をそらしながら答える。
「私を? どうして?」
なおもしつこく聞いてくる。
……答えなければならないのか。
「……あんたが中々戻ってこないって、おじさん心配してたから」
なんとかおじさんのせいにすることができた。
ごめんなさい、おじさん。
それでもなお、こなたは私の目をじっと見つめてくる。
そ、そんな目で見られると……
嘘をついてる手前、こなたの目を直視できない。
「やっぱり私のこと心配してくれてたんだ」
「なっ」
こなたは勝ち誇ったような顔でニヤニヤしてる。
でも、その顔は嬉しさで満ちていた。
くやしいけど、こうなったら開き直るしかない。
「うっ……そ、そうよ。悪い?」
「ちょっ、かがみ落ち着いて」

こなたに詰め寄りながらも、とても充実したものを感じていた。
こうやってこなたと話せることがとても嬉しい。
こなたの発する一言一言が、心地よく耳に馴染んでゆく。
どんなつまらないことでも、一緒に話せるだけでこんなにも幸せを感じる。
今日こなたと会えてほんとによかった。
このまま卒業まで口をきくこともないのかと、不安に思ってた。
でも、めぐり合いは唐突にやってきた。
運命に引き寄せられるように。
こんな偶然の形で。
神様、ちょっぴり痛い再会でしたけど、こんな素敵な偶然を与えてくれたことに感謝します。

二人並んで歩きながら、何を喋ればいいのか考えていた。
話したいことはいっぱいあるはずなのに、改めて二人きりになると何を喋っていいのか分からない。
……そうだ、ひとつどうしても確認しなければならないことがある。
どうしてこんな朝からこなたがここにいるのか。
当たり前のように目の前にいるので聞くのを忘れていたけど、考えてみれば余りにも不自然だ。



419 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:32:18 ID:z9tGHAB/
「ひとつ聞きたいことがあるんだけど、いい?」
「ん、何?」
「こんな早い時間にどうしてここにいるのかなって」
「ここにいちゃ駄目?」
「ううん、そういう訳じゃなくて……雪を見に外へ出かけたとは聞いていたけど、まさかこんな所まで来ているとは思わなかったから」
「うん、最初はすぐに戻る予定だったんだけど。まあ、成り行きで」
「どういう成り行きでここまで来るのよ……まあいいわ。でも、どうやってここまで来たの?」
「走ってきた」
「……」
ここは突っ込むべきところなんだろうか?
あえて触れてあげないことにした。
「あんたって雪とか自然を見て回る趣味でもあったの? 意外だわ」
「いやー、こんなに雪が積もった日には何か面白いことが起こりそうじゃない?」
「私は事故が起こるんじゃないかってヒヤヒヤしてたけど」
「? 何かイベントが起こってフラグが立つかもしれないよ?」
「ああ、そっちの話ね……それに、同意を求めるように言われても困るわよ」
「でも、実際に木にぶつかって雪をかぶるなんてゲームみたいな体験もできたしね。某有名ゲームの中だったら、本当にフラグが立ってるよ?」
「一体何の話よ? それにぶつかって悪かったわね」
「気にしてないからいいよ。……それに現実でもフラグが立ったからね」
当の本人は満足げに笑っている。
相変わらず付いていけなくて良く分からないことも多いけど、それで良しとしよう。

「まあ、あんたのことだから雪の中ではしゃぎ回っているのかと思ったわ」
ちょっと意地悪して言ってみた。
「む〜、それはひどいよ。私だってもう大人なんだよ?」
「ずいぶん子供じみた大人ね」
ふふっと笑いながら、こなたの顔を覗き込んだ。
こなたはちょっと拗ねたように、頬をぷくっと膨らましている。
そんな様子がとても可愛くて、思わず頬を突っついてしまった。
柔らかい感触が指の先から伝わってくる。
本人には迷惑なんだろうけど、ずっとこうして突付いていたくなる感じだ。

「わわっ、かがみ?」
驚いた様子で、こなたは私のほうに向き直った。
また顔が赤く見えるのは気のせいかしら?
「顔が赤いわよ? もしかして熱でもあるんじゃないの?」
そう言って、手をこなたの額に当ててみた。
特に熱はないみたい。
私の勘違いかな?
こなたは額に当てた私の手をボーっと見ている。
どうしたんだろう?

「こなた、大丈夫?」
「えっ、あっ、何でもないよ」
言うや否やそっぽを向いてしまった。
心なしかさっきより赤いような。
本当にどうしたんだろう?
「こなた、本当に大丈夫なの? どこか体の具合が悪いんじゃない?」
「本当に何でもないってば……もう、かがみんは心配性だなあ」
またごまかすようにそう言った。
「ごまかさないの。私はあんたが心配で言ってるんだから」
言い終わってから、なぜか私まで恥ずかしくなってきた。
……何でだろう。
こなたは一瞬迷ったあと、ためらうように私を見つめてきた。
どこか不安と期待が入り交じったような目をして。



420 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:32:34 ID:z9tGHAB/
「じゃあ、もう一度熱があるか確かめてみる?」
「えっ? ええ」
もう一度手を額に当てようとすると、こなたは頭を横に振った。
「ううん、そうじゃなくて。よくテレビとかでお母さんが子供に熱があるかどうか確かめるために、おでことおでこをくっつけてるでしょ? あんな感じで」
一瞬何を言っているのか分からなかったけど、その内容を理解するや否や、私は耳まで赤くなった。
「なっ、何言ってるのよ? そ、そそ、そんなことできる訳……」
何を言うかと思えば、何という突拍子もないことを。
それにそんなこと、こなたが嫌がるに違いない。

「あれ〜、かがみんは何を想像してるのかな? ただ熱があるか確かめるだけだよ?」
私を試すように見ている。
その顔は私にそんなことできるはずがないという余裕の表情が見て取れた。
「恥ずかしがり屋のかがみんにはできないんだね」
さっきのお返しだよと言わんばかりの澄ました表情。
──むっ、そんなことないわよ
心の奥から負けず嫌いな性格が頭をもたげてくる。

「そ、それぐらい私にもできるわよ」
こなたの方へずいっと身を乗り出した。
「か、かがみ?」
「い、いくわよ?」
こなたはあっけに取られている。
まさか私が本当にするなんて思ってなかったんだろう。
そんなこなたの顔を見ながら、徐々に顔を近づけていった。
……
今になって強烈な恥ずかしさが襲ってくる。
心臓がバクバク鳴っている。
でも今さら止められない。
こなたの綺麗な瞳に見つめられていると、とても恥ずかしい。
その目をみないように目を閉じた。
そのままゆっくり顔をこなたの額に近づけていく。

……

額に肌が触れ合う感触。
さっき手で触れたときはそんなに熱く感じなかったのに。
まるで本当に熱があるかのように熱く感じる。
でも、嫌な感じはしない。
触れ合ったところから伝わってくる熱がとても心地よく感じる。
こなたの息も間近で感じる。
肌に感じる息がとてもくすぐったい。
ずっとこうしていたい。
ずっとこうしてこなたの熱を感じていたい。
…………
……
はっ!?



421 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:32:49 ID:z9tGHAB/
思わず夢中になってしまって……
「ご、ごめんな……さい?」
目の前のこなたはこれまで見たことがないほど真っ赤になっている。
目もどこか潤んだ様子で、ぼーっと私の顔を見ている。
おそらく私もそれ以上に真っ赤なんだろう。
「ずるいよ、かがみ……ほんとにするなんて」
また拗ねたような顔を見せる。
「ごめん、嫌だったよね……」
少し気まずさを感じ、目を逸らした。
「ううん、違うよ。全然嫌じゃないよ」
「えっ?」
意外な答えにもう一度その綺麗な瞳を見つめ直した。

「なんだか恥ずかしいね……えへへ」
「……!」
声が出ない。
これまでに見せたことのない、とびっきりの笑顔。
まるで天使のような笑顔に目が釘付けになる。
見ているだけで、そのエメラルドの瞳に吸い込まれてしまいそうだった。

──ずるいのはこなたよ……そんな顔見せられたら、私……
胸の鼓動が止まらない。
何で? どうして?
今日の私はどこかおかしい。
こなたと会ってから、ずっと気持ちが揺れ動いている。
嬉しかったり、悲しかったり、落ち込んだり。
でも、こなたの笑顔を見ているだけでこんなにも幸せな気持ちになれる。
これって……ううん、でもそんなこと……

「かがみ、行くよ?」
そう言うと、こなたは私の手を取った。
「えっ、ちょっと、……もう」
手の温もりを感じながら、同時に心の中が温かいもので満たされていく。
握られた手の先から、まるで幸せがいっぱい溢れてくるみたい。
そんな幸せな気持ちを少しでも分けてあげたくて、ぎゅっと握り返した。
こなたはもじもじしながらも、ちゃんと握り返してくれた。
その小さな手から、こなたの思いが伝わってくる。
言葉なんかなくても、温かい気持ちが伝わってくる。

「こなた……」
「なに?」
「ううん……なんでもない」
「……うん」
──こなた、ありがとう



422 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:33:06 ID:z9tGHAB/
しばらくそうやって、こなたと一緒に神社の中を見て回った。
外へ出かけてもよかったけれど、普段家の中ばかりなのでたまには神社を見たいというこなたの要望で、案内することにした。
見慣れた建物ばかりだったけど、こなたと一緒だと新鮮に見える。
普段は意識することがないけれど、雪化粧された古い建物を見ると、どこか厳かな雰囲気が漂ってくるから不思議だ。

周りの雪景色を見るふりをしながら、こなたの顔をちらりとのぞいてみた。
すると、こなたもこちらを見ていたのか、目が合ってしまう。

「うっ、……な、何よ?」
「ん〜? 何でもないよ?」
ほんとに何でもないやり取り。
こんな何気ないやり取りも本当に久しぶりに思える。
「こうやって一緒に話すのって久しぶりだよね」
その台詞に一瞬ドキッとした。
私を責めるような響きはない。
こなたは相変わらず嬉しそうにしている。
でも、その言葉は改めて私がこなたを避け続けていた現実を思い起こさせた。

「……そ、そうね」
何て白々しい台詞。
そうなった原因は私なのに。
素直に謝ればいいのに、私の馬鹿。
天邪鬼な性格が邪魔して素直になれない。
こなたに言わせれば筋金入りのツンデレなんだろう、私は。
でも、こんなときぐらい素直になりたい。
ううん、素直にならなきゃいけない。
こなたに謝ろうと決めたんだから。
覚悟を決めて向き直る。

「あの──」
「ねえ──」
なんて絶妙なタイミングで……
「こ、こなたからどうぞ」
「う、うん。かがみ、一緒に雪だるま作らない?」
「えっ? 雪だるま?」
「そう、雪だるま。これだけ雪が積もれば作れるでしょ?」
何を言われるかと不安になったけど、雪だるまか。
肩透かしを食らったものの、ホッとした。
結局問題を先延ばしにしているだけなんだけど、今はこなたと一緒に何かをしていたい。
「うん」
もうすこし、このまま一緒にいさせて。

「雪だるまか」
そう一人で呟きながら子供の頃を思い出した。
雪だるまなんて前に作ったのはいつだったろう?
子供の頃つかさと一緒に作ったことは覚えている。
「たまにはこうして自然と触れ合うのもいいかもしれないわね」
知らず知らずの内にそういう遊びから離れていき、気付いたときにはすることがなくなっていた。
近年めっきり雪が減ったという理由もある。



423 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:33:31 ID:z9tGHAB/
「あそこで作ろっか」
こなたは一本の大きな木を指差した。
良く見るとあの周囲は木の枝から落ちた雪が多く積もっている。
雪だるまを作るのには丁度いい。
こなたは早速木の下に向かうと、雪を集め始めた。
……って素手で?
「ちょっと、こなた、まさか素手で作るつもり?」
「ん? そだよ?」
「そんなことしたら手がしもやけになってしまうわよ?」
「そんなに本格的に作るつもりはないから大丈夫だよ」
「でも……今から手袋持ってくるから」
「大丈夫だって。私もそんなに無理して大きなやつ作らないから。だから、ね、ちょっとだけ付き合って?」
そんなに手を凍えさせてまで作りたいの?
理由は良く分からない。
けど、こなたの顔はどうしてもそうしたいように見える。
「もう、しょうがないわね」
すこしだけ、こなたのわがままに付き合うことにした。

「さすがに冷たいわね」
指先に触れる感触はとても冷たく、どこか懐かしいものだった。
雪玉を作ろうと触れた雪は、すぐに自分の体温で溶けてしまう。
「ひとつ作るにしても、なかなか難しいものね」
何度か失敗しながらも、ようやく小さな雪の玉を一つ作ることができた。
後はこれを雪の上に転がして、と。
徐々に大きくなっていく雪の玉を見ながら、子供の頃を思い出していた。
雪自体それほど降らないのでほとんど作った記憶はなかったけど、積もったときはとても嬉しかったしワクワクしたのを覚えている。
雪だるまとはいえ、作っているときは真剣だったし、なによりとても楽しかった。
小さい頃は、そんな単純なことでも嬉しかった。
じゃあ、大きくなった今は?

目の前でだんだん大きくなりつつある雪玉を見つめながら、意外に楽しんでいる自分に気が付いた。
こういう遊びは比較的冷めた目で見ていることが多かったように思うけど、いざやってみると意外とはまるタイプらしい。
とても単純な作業だったけど、自分の手を動かして何かを作る作業は楽しかった。
「美術の授業以来かな、こうやって何かを作るのは」
子供の頃はもっと自分の手を使っていろいろなものを作る機会が多かったように思う。
最近は勉強ばかりで、そういう体験はしていなかった。

作業すること十数分、雪だるまは徐々に形ができあがっていった
不格好ながらも、久しぶりに作るものとしては上出来だろう。
こたなは出来たかな?
そう思いこなたの方を振り返る。
……うわっ、私の2倍ぐらい大きい。
ってゆーか、何でそんなに手際がいいのよ?
思わずつっこみを入れかけたものの、言葉には出せなかった。



424 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:33:42 ID:z9tGHAB/
こなたの顔は真剣だった。
普段見ている姿からは考えられないほど、一心不乱に作っている。
手を真っ赤にしてどうしてそこまで一生懸命に作れるの?
赤くなった手が痛々しくて、思わず声をかけてしまった。
「手、痛くない?」
「うん、もうちょっとだから待ってね」
そう言うと最後の仕上げに取り掛かる。
どこで見つけたのか、葉っぱの付いた2本の枝を雪だるまの頭の両側面に取り付ける。
「よし、できた」
頭から垂れ下がった2本の枝は、まるでツインテールのよう。
もしかして、これ……
「こなた、これって……」
「うん、かがみだよ」
これもどこで見つけたのか、丁寧に葉っぱで顔まで作られている。
どこか怒ったような表情が、私によく似ていた。
「こなた……」
手があんなに真っ赤になるまで一生懸命作ってくれたことがとても嬉しかった。
とても冷たかったと思う。
それに指も痛かったはず。
そこまでして私を作ってくれたこなたの思いに、胸が熱くなった。

「葉っぱ、一枚もらってもいい?」
「えっ? うん、いいよ」
枝から細い葉っぱをつみ取ると、それを私が作った雪だるまの頭の上に挿した。
簡単に顔を描いた後、こなたが作った雪だるまの隣に移動させる。
こなたの雪だるまと比べるとずいぶん見劣りするものの、即席で作ったわりには良く出来たと思う。
「これは……」
「そう。こなたよ」
風に吹かれてわずかに葉が揺れる。
ほんとにこなたのクセ毛みたい。

「かがみと一緒だね」
「うん」
大きな雪だるまはさすがに素手では作れない。
でも、大きさなんて関係ない。
こなたと一緒に作った二つの小さな雪だるま。
見た目は不格好だけど、初めてにしては良く出来たとほめてあげたい。
ひとつはこなたで、もうひとつは私。
仲良く寄り添うようにくっついてる。
私たちの分身が仲良く寄り添う姿をしばらく一緒に眺め続けた。

──いつまで残ってるかな
できればずっとこのまま残っていて欲しい。
でも、いつかは溶けて無くなってしまうのは確かだ。
「どうしたの、かがみ?」
「ん? せっかく作ったのに、いつかは無くなってしまうんだなって」
そう思うと、少し悲しくなった。
「うん……でも、かがみと一緒に作った思い出は、これからもずっと残るよ。この手の冷たさも、痛さも、忘れない」
「……うん、ありがと」
──溶けて無くなっても、気持ちはずっと一緒よ
だから、これからもずっと私たちを見守っていてね。
小さな体でずっと私たちを見守り続けている雪だるまに、そう祈った。



425 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:33:58 ID:z9tGHAB/
「かがみ、私のわがままに付き合ってくれてありがとね」
「ううん、私も楽しかったから。それに、私の雪だるまも作ってくれたし……」
最後は恥ずかしくて、すこしどもってしまった。
「それよりも、手、大丈夫? 真っ赤じゃない」
「ほんとだ、真っ赤だね」
こなたは真っ赤になった手を見つめた。
「でも、かがみも真っ赤だよ?」
言われて確認すると、私もずいぶん赤くなっている。
「ほんとだ。こなたと一緒ね」
「えへへ」
無邪気に赤くなった手のひらを目の前で広げている。
その手がとても寒そうなので、温めてあげたくなった。
「かがみ?」
「こ、こうすれば少しは温かくなるでしょ?」
恥ずかしかったけど、このままこなたがしもやけになるよりはいい。
かじかんだ手を包み込み、ハーッと暖かい息を吹きかけた。
「わわっ、かがみ……」
身をよじって逃れようとするも、私は手を離さない。
「ほら、暴れないの」
もう一度息を吹きかける。
「もう……ずるいよ、かがみ」
こなたはまた熱が出たみたいに赤くなってる。
「ふふっ」
いつもはからかわれてばかりだけど、立場が逆転したみたい。
「赤くなっちゃって、かわいいとこあるのね」
「んなっ!? まさか、かがみんにしてやられるとは……」
「ふふふっ」
そんなこなたの様子がおかしく、しばらく笑ってしまった。
「ご、ごめん。あんまりおかし……」
すると、突然手に柔らかい感触が。
──えっ、何?
手の先を見ると、こなたは自分の頬に握った手をこすりつけていた。
「な、何やって!?」
「ん〜? 手を温めてるんだよ?」
「そ、そんなこと」
ものすごく恥ずかしい。
「かがみん、顔が真っ赤だよ?」
「うっ」
「あれ? 手を温めてるだけなのにどうしたのかな?」
「うああ……」
してやられた。
結局私はこなたにいじられる立場なのね。
当の本人はニヤケ顔で満足そう。
でも、嫌な気分はしない。
お互いの真っ赤になった顔を見、二人して笑いあった。
これまでずっと続いてきた関係が戻ってきて嬉しい。
ほんとに……嬉しい。



426 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:34:10 ID:z9tGHAB/
「やっとそんな風に笑ってくれたね」
「えっ?」
突然話が切り替えられて、頭が回らない。
「かがみが嬉しそうで、ほんとによかった」
「……」
「これまでずっと辛そうな顔してたでしょ?」
こなたはそう言うとにやけた顔を止め、まじめな顔で私を見つめた。
「見てたの?」
「私はずっとかがみのこと見てるよ」
「……」
その告白に、どう返せばいいのか分からない。
こなたは私がずっとひどいことしてたときも、私のこと気にかけてくれてたの?
「そんなこと言うなんて、あんたらしくないじゃない」
気まずさもあって、そんな風に答えてしまった。
「うん、私もそう思う」
静かな風が私たちの間を吹き抜ける。
「……あっ、でも笑わないでね。これも私の本当の姿なんだよ?」
「うん、笑わない」
まじめに話してるこなたを笑えるわけないじゃない。
こなたの手を再びぎゅっと強く握りなおした。
「ありがと。……えっと、何から話せばいいのかな」
こなたはずっと迷っているようだった。
しばらく迷った後、何かを決めたようにこう言った。

「ごめん」
「えっ、どうして謝るのよ?」
「もうずいぶん前のことのように思うけど、かがみにひどいこと言っちゃって、それで……傷つけちゃったから」
「でもあれは私が……」
「ううん、私がかがみの気持ちを考えずに言ったから、だから、ごめん」
そう言って頭を下げた。
「そ、そんなことしないで。あれは私が勝手に勘違いして、……それに悪いのは私の方だから」
「ううん、私にも責任あるから、だから謝らせて」
「……」
そう素直に言われては、無理に言い返せない。
「かがみと会えなくても大丈夫なんて言ったけど、ほんとは、そんなの嘘だよ。かがみとずっと喋れなくて、……すごく寂しかった」
その言葉に胸が抉られる。
「あの時は受験シーズンでみんな忙しい時期だったし、って今もそうだけど、私ずっとかがみに宿題見せてもらったりして迷惑かけてたから。だからかがみに気を使ってもらうのが悪くてあんな言い方しちゃって」
そうだったんだ。
私一人勘違いして、こなたを辛い思いさせていたなんて。
「あんな言い方したら、まるでもう来なくていいって言ってるみたいに聞こえるよね。ごめんね」
「ううん、あれは私がこなたの言いたいこと聞こうとせず、一方的に思い込んでただけだから。だからもう謝らないで」
こなたはこんなに私のこと気にかけてくれていたのに。
その気持を身勝手な思い込みで裏切っていたのは私だ。


427 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:34:58 ID:z9tGHAB/
「かがみはやっぱり笑っているほうがいいよ」
「そうかな」
「うん。かがみは意地っ張りだから、ずっと一人で辛い思い抱え込んでたでしょ?」
「……」
「私じゃ何もできないかもしれない、勉強もできないし役に立てないかもしれないけど、……でも、辛いときは言ってね。こんな私でよければ、いつでも相談に乗るから」
「こなた……」
私は自分のことだけで手一杯だった。
でもこなたは、私のことまで心配してくれて……
これほどの強さを小さな体に秘めて、ずっと辛いことに耐えていたんだ。
ほんとに、……ほんとにごめんね。
「だから一人で辛い思いを抱え込まないで。見てる私も……とても辛かったから」
「……うん」
「今さらだけど、あの時最後に言えなかったこと、ずっと言いたかったこと言わせて。たとえ受験で一時的に離れ離れになっても、みんなそんなこと気にせず、ずっと友達のままだよ」
「!」
こなた……
「もしかがみと会えなくなっても、そんなの絶対に嫌だけど、それでもずっとかがみは私の……一番大切な……友達だよ」
恥ずかしそうにしながらも、精一杯の笑顔を私に見せてくれた。
「こなた、ぐすっ、……ううぅ」
もうこれ以上我慢できなかった。
こなたがこんなにも私のことを気にかけていてくれたなんて。
それに対して私はどれほどの辛い仕打ちを行ってきただろう。
嬉しさと罪悪感の両方が混ざり合って、涙が出てきた。
ふわっと全身を包み込む柔らかな感触。
こなたは私を優しく包み込んでくれた。
こなたの優しい匂いを感じる。
とても温かくて、安心できる場所。
優しく頭をなでてくれる手の感触。
それらを全身に感じ、涙が止まらない。
………………
…………
……

「もう、大丈夫?」
「うん、ごめんね、服汚しちゃって」
「ううん、気にしないで」
「ありがとう」
今朝に続き、また泣いてしまった。
今日はほんとによく泣く日。
いつから私はこんなに泣き虫になったんだろう。
「今日はどうしてもかがみに会いたくなって、忙しいのに無理に付き合ってもらってありがとう」
「ううん、私もこなたと会えて嬉しかった」
こなたはそうお礼を言ってきた。
でも、お礼を言わなきゃならないのは私の方なのに。
「かがみと一緒にいっぱい喋れたし、雪だるまも作れたし……とても嬉しかったよ」
「こなた?」
どこかさっきまでと様子が違う。
「また、一緒に遊びにいこうね」
「う、うん」
どうしたんだろう。



428 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:35:17 ID:z9tGHAB/
「私かがみのこと……だから」
うつむき加減にボソッと言った。
「えっ? 今何て……」
「私かがみのこと……心配だから」
赤い顔でそうおどけてみせる。
その笑顔が辛そうに見えるのは何故?
「そろそろ帰らないと、お父さん心配してるから。じゃあ、またね」
そう言うと、こなたはそのまま逃げるように駆け出した。
「えっ、こなた、どうし──」

────…………
少女は立ち止まり、こちらを振り返る
そこにあるのは悲しい笑顔
とても儚く、すぐにでも壊れてしまいそうな脆さを秘めて
とても悲しそうに笑っていた
私は届くはずのない手を少女に向けることしかできない
どこへ行こうというの
どうして私の元を離れていくの
そう尋ねても声が出ない
少女は最後に何か呟くと、そのまま闇に飲み込まれていった
                      …………───

「──!」
突如夢に見たシーンが目の前に蘇る。
──駄目、そのまま行っちゃ。
「待って!」
まだ、私は謝ってないのに。
こなただけに謝らせるなんて……
それに……まだ私の気持ちも伝えてない。

幸いこなたは全力で走っていない。
これなら私でも追いつける。
そのまま全力で後を追いかけ始めた。
雪に足を取られ、思うように走れない。
でも、気にせず走り続ける。
徐々に詰まっていく距離。
あともう少しで手が届きそう。
力を出し切って、こなたへと近づく。
あと少し、もう少し──

「こなた!」

指先が触れる。
その指を絡め、温かな感触を確かにこの手に掴んだ。



429 名前:18-236 『小さな足跡』 :2008/05/22(木) 21:37:36 ID:z9tGHAB/
今日は以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

もうすぐこなたの誕生日ですね。
それまでに何とかSSを仕上げたいものです。

430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 22:16:05 ID:0GKZA/IV
>>413 >>429
一括ですみませんが、両氏共GJすぎる!!
夏と冬、両氏が書かれたのは真反対の季節ですが、もう、なんていうか言葉にならないよ、チクショー!!

431 名前:柊 かがみ :2008/05/22(木) 22:23:21 ID:0GKZA/IV
パチン、と音を立ててMDが起動する。
こなたから借りた、何かのアニメの曲。
耳に刺したイヤホンから、澄んだ声が流れ出す。

――恋を、しています。一時も変わらずに……。

それは、恋の歌。愛しい人への恋しい気持ちを歌った、歌。
目を閉じて聞き入った。
知らず、涙が流れていた。
恋……私は、恋をしている。
アイツに――泉こなたに。

今日の朝、HRが始まるちょっと前。
峰岸が、珍しく怒っていた。
なんで? その疑問には、日下部が聞いてもいないのに答えてくれた。
日下部のお兄さん――峰岸の彼氏と喧嘩したそうだ。
私にとっては、あまり関係の無い話。
そのまま聞き流そうとした私の耳は、しかし、続いた日下部の言葉をしっかりと拾っていた。
――あやのはさ〜、兄貴が他の女の子と話してたってだけで怒ってるんだぜ。恋って怖ぇよな〜、独占欲が強くなるって言うか、私だけ見て欲しいってヤツ?

私だけを、見て欲しい……?
持っていたノートが手からするりと、抜け落ちた。
床にぶつかったノートが立てる、カツン、と響く音が遠くの出来事のように感じられた。
視界が真っ赤に染まる。紅い世界に、こなたの姿が浮かんだ。

こなたには、私だけを、見て欲しい。
他の誰かと話している所を、見たく無い。
そう思う時が、多々、あった。
親友だから。
今までは、そう、思っていた。
親友だから、アイツの友情を独占したいと。自分勝手と分かりながら、溢れる想いに、戸惑っていた。

だけど、もしかしたら、違ったのかもしれない。
もしかしたら、もしかしたら……この想いは、恋、なのだろうか……。

お昼、B組に顔を出した。いつものように。
でも、久しぶりに。
――やっほ〜、かがみん。コッチ、コッチ〜。
こなたが、私に向かって、手を振った。
胸が、キュウ、と締め付けられた。
――あ……。
こなたの顔が、こなたの声が、こなたの所作が、こなたの総てが、私を……甘く締める。

432 名前:柊 かがみ :2008/05/22(木) 22:23:44 ID:0GKZA/IV
こなたの隣に腰を落ち着けた。
こなたは、私の腕を、その小さな両腕と胸で掻き抱いた。
体に、電流が走った。
――ちょ、離しなさいよ。
慌てて振りほどこうとしたが、こなたは、より一層力強く私の腕を抱くと、ニコッと笑った。
――昨日のメール、届いた?
その笑顔が、声が、私に、向いている。お腹の底から、何か、甘いような、くすぐったいような、そんな何かが、湧き上がって、胸の辺りで、停滞した。
――う……。
体中から、力が抜ける。停滞した何かが、徐々に、熱を帯びてきた。
こなたの顔が、まともに見られない。
でも、もっと、見ていたい。
そんな二律背反が、起こった。
――〜〜ぅっ!
体中が緊張して、弛緩した。
顔が……熱い。
――かがみ?
こなたが、私を覗きこむ。
――まだ、具合悪い?
心配してくれる。
私を……こなたが!
気がついたら、こなたを抱きしめていた。
こなたが、私を見上げて少し、驚いたような表情をしていた。
みゆきもつかさも、驚いていた。
――あ……え、え〜と、こ、こんな事も出来ちゃうくらい、もう、平気よ。
苦しい言い訳で、その場を取り繕った。

放課後、峰岸に聞いてみた――恋の事を。
峰岸は、くすぐったそうに笑って、言った。

――恋って、とってもいいものよ。素敵な事。

……そっか。
でも、峰岸のそれは男女のモノ。私のそれは、こなたへの恋は……。

MDに収録された曲が終わった。
聞いている間中、歌詞に私とこなたを重ね合わせていた。
ああ……。
溜息が出る。
この歌も、想いは男性へ向いている。だけど、それは身近にありすぎて、叶わないかもしれない恋で、切なかった。
身近にありすぎて、叶わないかもしれない恋。それは、私も同じだった。
私は、どうしたいのかな?
涙が止まらなかった。でも、私は笑っていた。
――だから、泣かないで。笑って?
こなたが、そう言ったから……。
カレンダーにつけた×印が霞んで見えた。
今日は5月22日。
こなたの誕生日は、28日。

赤い○まで増える×は、後、5個。

433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 22:29:40 ID:NXSCIeAX
>>429
GJ!
こなたが最後に見せた表情はいったい…?
でも捕まえることが出来てよかった、と思うけど。
まだ何かありそうな予感

>>432
誕生日当日まであと6日か…
本当にこなたのことが自分の中を埋めてしまってるんだなぁ…
ちょっと心配になってきました

434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 22:44:26 ID:10cAzNhv
>>432
どうどう自分の気持ちに気付いたかー

435 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 22:46:58 ID:UmSsLE3J
ヤンデレかがみん

436 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 23:28:16 ID:8rCsU8sI
>>413
GJ
リアル忙しそうですが、またSS投下してください
>>429
GJ
かがみがこなたに追いついて何て言葉を掛けるのか楽しみです
>>432
GJ
かがみ無理してるね
とうとう衆目の中でも行動が制御できなく・・・

437 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 23:36:25 ID:cdtQd+M5
きづいちゃって

きづいちゃって

ブレーキきかないかがみん(=ω=.)

438 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/22(木) 23:50:11 ID:z9tGHAB/
>>432
毎日GJです。
かがみが思いつめすぎて暴走してしまわないかやや心配です。
誕生日当日にどんなプレゼントを渡すのでしょう。
一緒に思いも伝わるといいですね。

439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 16:22:35 ID:rA77jLvn
職人の文才力すさまじいな。
>>295の続きが見たい・・・

440 名前:8-784 :2008/05/23(金) 17:59:02 ID:1opfTpHM
こんにちは・・・
まず最初に、こんなことになって申し訳ないです
正直、ショックです。ガックリきました。泣きそうです

でも、絶対に泣きません。泣かないって決めました
だって、こんなに沢山の方々が見守ってくれていて、後押ししてくれているってことに気づきましたから・・・

以前この話で揉めたとき、「個人の判断でいいよ」という結論が出たものだと早とちりしてしまったみたいです
私は、こなかがもこのスレも大好きです。そんな大好きなスレが荒れてしまうのは私の本意ではありません
私自身が職人さんと立場が逆になったとして、もし私のレスに職人さんが答えてくれたら、私は飛び上がる
くらい嬉しいです。ですから他の方々もきっと同じ思いだとばかり思っていました
私の口調は・・・出来るだけ直そうと思います。でもパソコン (機械全般) 音痴なので、ネットでの言葉遣いは
あまり良く知らないのが本音です。でも頑張ってみます

もし今夜私が落書きを投下してしまうと、また荒れてしまうかもしれません
でも、今回含めてあと2回なんです・・・。何とかお話を完結させてあげたいです
私はどんなに傷ついてもボロボロになっても構いません。私なんて安い人間ですから
でも、私の落書きを楽しみにしてくださっている方々の思いにはなんとか応えてあげたいんです
私はどうなっても構いません。スレが落ち着いたらでいいですから、投下を許してもらえないでしょうか

最後に、私に声を掛けてくださった皆さん、元気付けてくださった皆さん、ありがとうございます
大好きです

441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 18:10:37 ID:3brPkbxv
>>440
荒らしの中傷なんか気にしないでください。
ここで辞めてしまったら、このスレを潰したい荒らしの思う壺です。
私自身あなたからお返事をもらえてとても嬉しかったですし、
言葉遣いも気にする必要なんてありません。
あなたはこれだけ多くの人を楽しませてきたのだから、
もっと自信を持ってください。

442 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 18:15:49 ID:6Aa2a1rN
正直、何事もなかったかのように投下を続けて欲しかったけど…まあ気にしないべきだよ

443 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 18:21:36 ID:SQEtOpr/
>>440
よかった、続きが読めるんだ・・・
投下楽しみに待ってます

444 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 18:23:50 ID:/sodPTN8
>>440
もう来るなという意味ではなく、「全レスはやりすぎです」ってだけじゃないかね?
言葉遣いはみんなそれぞれでいいと思うぞ。
みんなあなたの作品を楽しみにしているんだ!待ってるぜ。

445 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 18:41:58 ID:YMgLWdaA
まあ、全レスに返事したい気持ちは分からないでもない。自分の作品にレス付けてくれた人はみんな好きになっちゃうんだよねw;
あなたの優しい気持ちや心遣いは、ちゃ〜んと伝わってますから。これからも投下を期待してますよ(^^

446 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 18:44:49 ID:9PT086Qy
俺の嫁下敷き買ってきた

ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1211535781.JPG

447 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 18:46:50 ID:ywiYM0kr
>>440
投下楽しみにしてます
自分も441さんと同意見です。


448 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 18:53:23 ID:GyKMEOCS
>>446
俺の嫁下敷なんて………………良い並べ方をするじゃないかwww

449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 19:03:09 ID:rA77jLvn
>>446
フリーズした

450 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 19:16:57 ID:rLZ8k9FN
J-CASTニュース

今どきの小学生が見るアニメ 人気1位アニメはエロコメディ『かのこん』
かのこんの動画を見ると、いくつかの場面で性的な表現が見られた。
性表現は子どもたちにどこまで開放されているのか。
http://www.j-cast.com/2008/05/17020147.html

451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 19:36:38 ID:1mYdUwgE
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!    >>1
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 19:51:38 ID:cwk1rXGc
>>440
8-784さんの作品をスレ住人みんなが楽しみにしています。
頑張って下さい!
投下wktkで待ってます!

453 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 20:01:17 ID:BQ3EMxNH
>>440
向こうはあちこちに中傷して、1人でも活動を止めれば
儲けものと思っている輩だから気にしない方が良い。

454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 20:01:21 ID:AkCNMmRb
8-784氏
あなたにとって自分の作品を発表するということは
どういうことなのでしょうか
作者から投下してよいかなどと問われたら
読者が困ります

あなたが世に出すべきだと思うなら発表すればよいし
レスにお礼としてレスすべきだと思えばレスすればよいのです

誰にも受け入れられなくて保管庫にも保管されていない作品もあるのです
それこそが住民の総意でしょう

あなたの作品はちゃんと保管庫に保管されてアクセス数が示すとおり住民に愛されているでしょう?
だから自分の作品を発表するという行為へのあなた自身の決意を明確にしてください
投下するも止めるもあなたが決めてください

書き込めば荒らしだアンチだと決め付けられて叩かれている
私もちゃんと保管庫に入れていただいています

455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 20:13:30 ID:TDFomIBf
>>441
>>453
荒らしだや輩だとレッテルを貼り付けるだけのそういうレスが
結果的にこのスレを荒らしているといい加減気付けよ

456 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 20:19:28 ID:Sqs8Fjuz
(=ω=.;)

457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 20:26:09 ID:GyKMEOCS
対抗意見を荒らしと一くくりにするのはよくないが、それで気に病み過ぎるのもよくない
大変かもしれないけど指摘された点は真摯に受け止めつつ次に活かしていくしかないんじゃないですかね
>>8-784氏はめげずに頑張ってくれ

458 名前:1-472 :2008/05/23(金) 20:41:52 ID:PUFbbO02
皆さん感想ありがとうございます。

>>415
「高校の友は一生の友」ですか……。
いい言葉ですね。
やっぱりあの四人にはずっと友達でいてほしいです。

>>436
総体とかテストとか終わって落ち着いてきたので、これからはちょくちょくこれると思います。


>>440
あんまり気にしなくて大丈夫ですよ。
全レスだって感想もらえたら嬉しくなりますからね。
全然おかしいことじゃないと思います。
応援してますし、楽しみにしてるんで、自分のペースでまた投下してくださいね。

459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 21:00:15 ID:/sodPTN8
全レスするのは構わないと思うが「作品を投下する時のみ」レスをするようにしたらどうか?
今までを見ていると、感想が1つか2つ付いただけですぐレス返してるからな。
たぶん何度にも分けてレスするから目に付くんだろう。

460 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 21:07:54 ID:BJuou5np
氏に限らず、気に病みすぎな職人さんも多い気がする
空気読まなすぎな態度とるのもアレだが、スレ住人の大半が肯定立場に立ってる以上
深刻に考えすぎるのも良くないと思いますよ?作品投下も楽しみですが、生活にまで支障出るとこちらも心苦しいです

そして某アラバマ氏のサイトが……あぅっ

461 名前:8-784 :2008/05/23(金) 21:56:04 ID:fh1NR8Pa
こんばんは。ご迷惑をおかけしました。あと2回ですので、お付き合いください

http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up60291.gif.html

次回で最終回です
お互い告白しあったので、あと一息な感じです

前回お返事くださった皆さんありがとうございます !
みなさんのレスは一つ一つ丁寧に拝見しました・・・

あの、こなたの誕生日に何か描こうかと思っているのですが、昔このスレに投下された小ネタを漫画化したら
ダメでしょうか? もちろん作者さんがいらしたら使用許可をいただきたいのですが・・・

462 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:02:49 ID:1ARkyw0C
ごめん、この間まではどちらかというと擁護側だったけど
今日のレス見て寝返るわ
8-784氏半端なくうざい

自分の非を指摘されてんのに
何が「泣きません」だよ
なんかのアニメのキャラクターなりきりかよ
マジきっしょい

463 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:06:44 ID:rA77jLvn
おいおい

464 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:08:25 ID:3brPkbxv
>>461
ついにお互い告白するところまで来ましたか。
なんというか感慨深いです。
でもあと1回で終わりだなんて寂しすぎです。

あと、どうしても潰したくて暴れている人間は気にしないでください。
私はあなたを応援しています。

465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:15:00 ID:SQEtOpr/
>>461
GJ!
待ってました!
次回で最終回・・・長かっただけに終わるのは寂しいなあ
最終回投下前から気が早いけど、告白成就後の二人の
番外編なんかも描いて欲しいです

あと、いきなり批判めいたレスがついてるけど
あまり気にしないで下さいね
俺も応援してます

466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:21:24 ID:3LNeIk7D
>>461
おおっ!おおっ!おおっ!
あと1回!あと1回!
しかしこのすばらしきこなかがが終わるなどもったいない、なあ(´・ω・`)
あとの1回を全裸にて待機。

もはや罵倒する奴はスルーで。


467 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:22:49 ID:6Aa2a1rN
ブログでもpixivでもいいから、拠点変えた方がいいとは思う

468 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:25:43 ID:GSd4MrD6
だからあやまらなくっていいんだって
事の起こりは例をあげるなら
>>462のごとく
個人的に好きか嫌いという事を脊髄反射の馬鹿げた書き込みなんだからさ

後、ネタに使いたいなら具体的にどのネタかリンクか引用で載せてくれなきゃ
誰にも分からないから答えることができない

469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:28:12 ID:3LNeIk7D
>>468
同意。
とりあえず、8-784氏がやりたいネタをあげてくだせ(=ω=.)b

470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:32:05 ID:KRTgpZKK
>>461
見れん・・・ なぜ?


471 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:34:12 ID:3LNeIk7D
>>470

ttp://sb.xrea.com/showthread.php?s=&threadid=7008

鯖テンポったときは、とりあえずあきらめずに、
時間を置いて再チャレンジ、が基本だ。

472 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 22:48:42 ID:f/Jkd6NY
あらら、折角読めると思ったのに残念。
鯖が落ち着くまでまったり待つとしますかね。

473 名前:8-784 :2008/05/23(金) 22:52:37 ID:fh1NR8Pa
お返事くださった皆さん、ありがとうございます !

>>468 >>469
あ、そうですね忘れてました・・・
17スレ目だったと思うんですけど、みさおが「I love misao」って読ませたときはかがみケロッとしてるのに
「I love konata」は恥ずかしくて読めないかがみのネタがあった気がするんです
みさおとあやのを今まで描いたことなかったですし、照れるかがみが私は大好きなので、ぜひ描いてみたい
です !

作者さん、いらっしゃいますか? できればネタの使用許可をいただきたいのですが・・・
勉強漬けの夏も近いですし、多分これが最後の投下になるかもしれないのですが・・・

474 名前:柊 かがみ :2008/05/23(金) 23:33:15 ID:YCsXrZzx
鼻歌交じりに、私は、機嫌良く荷物を旅行用のバッグに詰めていく。
ドキドキと、ワクワクそんな週末、5月23日。
明日は、こなたの家に泊まりに行く。
こなたと、一緒に、いられるんだ。

こなたへの恋を自覚した。
自覚したから、何か変わったのだろうか?
何も変わらない。
この想いは、伝えられない。
伝えられないなら、無いも同じ。
……いや、同じじゃない。
伝えられず、行き場を失った想いは、私の中で膨れ上がる。

こなたを想うと、体が熱くなる。
こなたを想うと、頭がぼぅっとする。
こなたを想うと、こなたを、想うと……。

今日、こなたのためにお弁当を作っていった。
チョココロネばかりじゃ、流石に体に悪い。
だから、作った。
こなたの嫌いなもずくも入れた。
――これを見たら、アイツ、どんな反応するかな?
そう思ったら、クスッと笑いが零れた。

お昼、こなたの隣に腰掛ける。
この距離感が、堪らない。
これが、恋なのかな。
そう思いながら、お弁当をこなたに渡す。
案の定、こなたは驚いていた。
つかさも、みゆきも驚いていたけど、気にならない。
こなたの反応が、見たかったから。

――あの〜、かがみんや?
――何よ?
――もずくは、勘弁してもらえると、嬉しいんだけど。
――ダーメ。ちゃんと食べなさいよ? 好き嫌いがあるから、そんなに小さいんだから。
――うぉっ!?さり気に気にしてる事を……ふんだ、かがみは好き嫌い無いから横に大きくなるんだよ。
――何ですって!

楽しい。
こなたとの会話が、やりとりが、全部が、楽しい。
ねえ、こなたも、そう思うでしょ?

――そだ、かがみ。
――ん〜?
――先週泊めてもらったお礼にさ、明日、泊まりにこない?

ドキン……心臓が、跳ねた。
少し、上目遣いに見上げてくるこなたは、可愛くて、可愛くて……。
私は、少しもそれを見逃したりはしたくない。
視界にはこなたしか入らない。
……恋を、しているから。

475 名前:柊 かがみ :2008/05/23(金) 23:33:43 ID:YCsXrZzx
くしゃ、と、こなたの頭を乱暴にかき混ぜる。
こなたの髪から、甘い匂いがした。

――うん。じゃあ、お邪魔しようかな。
――よし、決定!

熱い、熱いよ……こなた。
頭は、ぼぉっとするし、こなたの髪に触れた指先からは、軽い電気のようなものが流れてる感じ。
それでいて、視界は澄み渡っている。
こなたを、見ているから……。
こなたの事なら、何でも見たい。何でも聞きたい、何でも知りたい。
だからかな、一瞬、こなたの顔が翳った事にも、気がついた。
本当に一瞬。刹那にも満たなかったかもしれない。でも、確かに、翳った。

何で? こなたに、こんな顔をさせるものは何?
こなた、教えて?
私なら、きっと、ううん、絶対、力になれるから。

明日、泊まりに行ったら、絶対、聞き出そう。
そう思った。

壁にかけたカレンダーに×印をつけ、その後でバッグに入れる。
こなたの誕生日へのカウントダウン。一日だって、欠かせない。
本人に見られたら恥ずかしいけど。

明日は、2人きり。
つかさも、みゆきも行かせない、来させない。
だって、私は、こなたに、恋をしているんだもの。
こなたが、欲しいんだもの……。

私は、舞い上がっていた。恋という名の言葉の魔力に、酔いしれていた。浮かれていた。
冷静な自分が、本当にこれでいいのか、と訴える。でも、無視した。
恋してるから。その一言で、他の総てに目を瞑った。

恋。その気持ちの、本当の意味すら、見ることは無く、ただ、ひたすらに、こなたに焦がれていた……。

赤い○まで増える×は、後、4個。

476 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 23:41:51 ID:3LNeIk7D
>>475

× × × × × × 24
25 26 27 28

ハラハラドキドキソワソワワクワク
GJ(=ω=.)b

477 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 23:44:07 ID:OUkr3j5f
>>475
GJです
かがみが暴走しそうな気配を感じますけど気のせいかな?

478 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 23:46:02 ID:XFlHhng1
【らき☆すた】柊つかさの謎は全て解けた〜可愛い65
115:名無しさん@お腹いっぱい。 2008/05/23(金) 22:25:56 ID:DM4m0AVd[sage]
OVAはこなかがじゃなければいいや

つかさファン邪魔。早く絶滅すればいいのに

479 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 23:49:36 ID:B/TdGfRx
今度は対立煽りか

480 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 23:49:37 ID:3LNeIk7D
>>477
暴走しそうなんだけれど、我慢我慢で辛抱たまらずもだえるかがみがいいんじゃないか(´∀`)

481 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 23:51:55 ID:4XC/GpDs
>>475
GJ
かがみは恋をすると情熱的で周りが見えなくなるタイプだね、やっぱり。

482 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/23(金) 23:58:59 ID:XFlHhng1
>>479 昔っからでしょあいつらは

483 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 00:01:04 ID:3brPkbxv
>>475
GJです。
かがみは恋に盲目になりすぎて、周囲が見えなくなってしまったようですね。
こなたの顔が翳ったのも、周囲のつかさやみゆきを気にしてのことでしょうか?
それともそんなかがみの様子に危うさを感じてのことでしょうか?
続きがとても気になります。

484 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 00:02:05 ID:csRinxjL
挑発にはくれぐれものらぬよう。他住人の罵倒は争いの種しかまかん。

おーれたちゃ、しーんしーな、こーなかーがラヴァー

485 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 00:03:03 ID:RmYR5S16
どうせマッチポンプだよ

486 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 00:32:47 ID:dvNYbwSq
今じゃこなかが抜きじゃらき☆すたの展開自体ままならないのに
馬鹿なやつら。

487 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 00:44:07 ID:w9nKjig5
とりあえずひよりんの誕生日でも祝おうぜ

こなた達も今頃ひよりんの部屋で家捜しとかしてる

そして発掘されるひよりんのネタノート

ノートに書かれたカップリングは驚くほどズバリ的中していた

赤面して押し黙ってしまう数名

どうしよう、すごい気まずいッス…

488 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 00:51:29 ID:otx7yqLu
保管庫の人が動いてくれたよ、仕事早過ぎる

489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 01:04:51 ID:w9nKjig5
なるほど、専用アプロダを利用すればいいわけだ

490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 01:08:59 ID:WQYqEA/0
>>486
ご苦労さん

つかさスレより
141 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/24(土) 00:56:40 ID:dvNYbwSq
>>115
負け犬キャラ厨が生意気ぬかすな!
こなかが人気のおこぼれで食わせて貰ってるくせに。
らき☆すたファンを減らして自分の首を締めたいのか!?


いや〜らき豚ってホントに面白いですね

491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 01:17:49 ID:rLPsIMtD
こっちに貼るのも向こうに行くのも、それを装って煽るのもみんな荒らし。
鬱陶しくてもスルーするしかないんだよね。

専用アップロダ設置とは……その早さに驚くばかり。

492 名前:13-351 :2008/05/24(土) 01:36:48 ID:kVWReqxo
こんばんは、お久しぶりです。
SSが出来ましたので避難所のほうに投下させていただきました。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/341-348

493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 02:58:53 ID:gX7A279A
>>475
GJ!
一波乱ありそうな雰囲気ですね・・・
リアルタイム(?)で進んでるせいか臨場感ありすぎです

>>492
こういう大人な同居物はツボだなあ
恋愛感情がなくてもお互い支えあってるトコ見せられると
ニヤニヤしてしまうw
GJです!

494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 04:41:25 ID:WvYA4Z+j
>>440>>461
自分もあなたの作品、毎回楽しみにしてます。
自分が作品にレスをつけて、
それに対して作者さまから返事がもらえるっていうのは、とても嬉しいですよ。
そしてついに次で最後ですか…思えば長かったのか短かったのか。
結末をゆっくり待つとしますね

>>475
GJ!
本当に日が経つごとに気持ちが膨れ上がって…
表面上はいつも通りにしてるのに、心の中はもう破裂寸前。
どこかで決壊してしまいそうで心配です

>>492
何かあったら、か…きっと大丈夫だとは思うけど。
世の中本当に何があるかわからないから…
でも、一人じゃダメでも二人ならきっと…と思います。

495 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 06:33:16 ID:7yx43upD
>>440
取るに足らぬ名無しの煽りをまともに受け止めて己の道を誤るのならば是非に及ばず候、と直江兼次も言っておる。
要は気にしなくても良い、と。

>>475
当日になったらえらいことになりそうだ…非常に楽しみ。

>>492
いいなーべたべたじゃないけどもきっちり甘い…そんな距離感が…

どれもこれもGJ!と言わせて戴こうッ!!

496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 09:21:53 ID:9DtGEyAH
>>495
コテの声明は>>458で1-472氏が擁護してる以外出ていないですね
すると他のコテは「コテで馴れ合うな」ということを示してる訳だから
今回の8-784氏の問題は>>320の意見がこのスレの主流というわけですよね
わかります

>>8-784
他の職人さんを見習ってこのスレの空気を読んでください
>>1-472
あなたもマナー違反ですよ

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 09:44:43 ID:saP9Di1C
気にしなくていいとか言ってる奴こそどうかしてると思う。
自分だけよければそれでいいって奴ばっかり。
職人の事を思うなら厳しい事を言うのも当たり前だと思うぞ。

498 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 09:50:12 ID:mJkjz27i
荒らしが何かしゃべるたびに
漫画の改変とかの小ネタで押し流そうと思ってるんだけど
なかなか上手くネタが浮かばない憂鬱

499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 09:52:40 ID:hRlcJjBQ
>>498
どんまい

500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 10:37:34 ID:CQZpojnt
名無しで諌めてるのはこのスレを愛している職人様
名無しで擁護するのは無責任で利己主義なお子様

質の違いがレスに反映してる


501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 10:38:02 ID:I/0foPgp
全レスは 作者の罪
それを許さないのは 住人の罪
厨だった 何もかもが
あの思いやりは もう捨てたかい

(虹とスニーカーの頃/チューリップ)

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:09:27 ID:pP1rhk9+
4-248氏もこういう空気を嫌ってブログに流れたんだよな
いかな馴れ合い空気といえど、アニキャラ個別は基本キチガイの巣窟
出る杭を打つのはキチガイの習性
屑の相手をせずにブログ等に行かれるのをお勧めします

503 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:09:48 ID:omAjQM7X
変わりゆくスレ ただ眺めていた
たたずむ人の背中に やりきれない思い
淀んだ空気が 冷たくスレに吹く
何も出来ない自分が 悔しくて泣けてきた
だけど君が言う さまよった日々もあったけど
闇抜ければ そこはこなかがパラダイス

(未来のために/DEEN)

504 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:10:00 ID:pP1rhk9+
4-248氏もこういう空気を嫌ってブログに流れたんだよな
いかな馴れ合い空気といえど、アニキャラ個別は基本キチガイの巣窟
出る杭を打つのはキチガイの習性
屑の相手をせずにブログ等に行かれるのをお勧めします

505 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:24:59 ID:I/0foPgp
見せてもらってる感謝の気持ちを忘れて、匿名を隠れ蓑に好き勝手言うDQNがいる以上、
2ちゃんでは「SS投下マシーン」に徹したほうが安全、とも言えるね。
某スレじゃ、馴れ合いレスはBlogやSNSでやってるみたい。

506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:39:15 ID:iQ9Bqs7o
って言うか何故、なんども蒸し返す?
いいんじゃない?別に。全レスしようが、コテで話しようがさ。
大事なのはこなかがの二人に萌えることじゃないの?

507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:43:03 ID:faV6TJ0/
そう、こなかがの二人が萌えるってことですよ

508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:48:02 ID:rcRhdiTa
柊かがみを名乗ってる奴も痛いよ。
とりあえずGJしてるけどいい加減気付いて欲しいわ。
お前は必要ない。
むしろサーバーの負担でしかない。
>>475
GJ。続き期待してます。


509 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:54:01 ID:QeBsDBSy
>>508
ツンデレかあんた

510 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 11:54:50 ID:/8krwonZ
>>506
どうしてもこのスレ潰したくて一人自作自演してる奴が蒸し返してるから
そいつは無視の方向で

511 名前:20スレ用テンプレ :2008/05/24(土) 12:14:54 ID:hvf5xoIT
【らき☆すた】こなた×かがみPart20【こなかが】


百合っぽいこなたとかがみにゆる〜くマッタリと萌えるスレです

書き込み投稿ルール(はじめてお越し下さった方へ)
☆ sage進行を守りましょう(e-mail欄に半角小文字でsageと入力してください)
☆ らきすたとこなかが同人誌の情報のみ転載してください
☆ 職人様は作品の投下のみ、おこなってください
☆ 個人的な発言(意見・感想・希望など)は不必要です、書き込まないでください
☆ レスをする人は荒らしです、それを指摘する人も荒らしです

前スレ
【らき☆すた】こなた×かがみPart19【こなかが】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210639030/

こなた×かがみSS保管庫
http://www13.atwiki.jp/oyatu1/

こなかがお絵かき掲示板
http://www13.atwiki.jp/oyatu1/pages/574.html

避難所
http://jbbs.livedoor.jp/anime/6076/


512 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 12:24:00 ID:csRinxjL
そうなんだよなあ、ここって
こなかがをひたすら愛し、そして語り、
職人はこなかが作品をひたすら作るスレなんだよな。
ていうかこなかがスレなんだからそれが当たり前なんだよな。
でも、せめて、
こなかが作品にGJすることくらいは、
継続して認めることはしようぜ。

513 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 12:54:32 ID:xbOS2Ii4
>>510
どう見ても一人の自作自演じゃないでしょ。
いい加減なこと言ってミスリードするのは止めていただきたい。

職人の為を思ったらこのスレは潰れてもいいと思う。
問題を解決させずに先送りを続けた結果、潰される職人が出続けてる現状は有益なものとは言えないでしょ。
問題を解決させずに先送りするのがこのスレの問題。
作品の有無を問わずコテを持ってスレ住民の総意を話し合える場を作ることを提案する。

514 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:01:48 ID:iQ9Bqs7o
このスレが潰れてもいいっていうのは勘弁。
スレ自体に罪は無し。
話合う場が必要とは、思うけどね。スレには是非、存続してほしい。

最近思う、こなたってかがみに対するツンデレ、なのかな。

515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:03:37 ID:38zjSIa4
>>513
ここへどうぞ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1203580350/



516 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:15:06 ID:OFmyThWy
いつからここは作品専スレになったんだという気がするがな
全スレする勘違い職人もウザイがそれを擁護して崇める住人もウザイ
それと職人がGJくれレスくれみたいな乞食状態なのがウザイ
作品を見てマンセー意見が欲しければブログでも作ってろ
それができないなら黙って作品だけ投下しろ、そうすれば誰も文句を言わん

517 名前:513 :2008/05/24(土) 13:21:00 ID:XWFCz0IF
>>515
機能していない場所への誘導はただの排除ですよ。
あなたがそこでチェアパーソンを果たす訳ではないのなら有害です。
そういう姿勢を指摘してます。

518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:21:01 ID:7yx43upD
>>496
お前のような煽りに意味を曲解されたくはない。

519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:25:53 ID:meQen/BJ
>>518
どんまい

520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:26:04 ID:csRinxjL
また始まった。
そんなにこのスレを潰したい人って多いのかなあ。
主義主張がどうあれ、喧嘩口調はスレの空気にとって
100害あって一利もないというのに。

ここはこなかがスレですよ。
もう一度言います。
ここはこなかがスレですよ。

521 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:27:04 ID:meQen/BJ
ごめん、あげちゃった・・・

522 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:27:24 ID:tzCynu2z
>>513

>問題を解決させずに先送りを続けた結果、潰される職人が出続けてる現状は有益なものとは言えないでしょ。
>作品の有無を問わずコテを持ってスレ住民の総意を話し合える場を作ることを提案する。
これに関しては激しく同意します。
顔が見えないため、誰が誰に何を書き込んでいるのかが分からない状態が原因ですよね。
ただ、それは匿名掲示板である2chでは実現不可能です。
各人が固有のIDを持って、その人の発言に対して賛成か反対かを投票できるような
掲示板システムがあれば理想的なのですが……
このままの状況はせっかく絵やSSを書いて楽しみを提供してくださっている職人さんに余りに失礼です。

523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:27:56 ID:eyLTcWGX
やっぱここまで来るとブログなりなんなりでやるべき

524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:39:09 ID:gX7A279A
>>516
ブログ作れってのは極論ですね、テキスト書いてコピペするだけで
気軽に作品公開できるのがこのスレの良さのひとつだし。
自ブログ立ち上げて管理しながらとなるとちょっと難しくなる人も
多いでしょ。
職人は普通に投下して住人もGJや感想を書き込むのが
当たり前のスタイルで19スレまできたものを、いきなりGJするな、
職人に感謝や感想と伝える書き込みするな、職人は投下以外
発言するな、・・・では納得できない住人のほうが多いと思うし。

たとえば一つの提案だけど、レスもいらない発言もしないという
職人さんは避難所の作品投下スレに書き込んで、「レス不要」の
注意書きと共にここにリンクだけ貼る、当然住人は作品に目を通しても
レスは返さない。
1〜18スレまでの流れで普通に感想が聞きたい、自身も
発言したいと考える職人さんは今まで通りここに投下、
スレ住人も「いい仕事だ!」と思ったらGJしたり感想を書いたりする。

これならどうやっても相容れない住人同士でも住み分けできるでしょ。
仮にほとんどの職人さん達が避難所スレに投下する形になったなら
それが職人さん達の総意として本スレを>>516のいうとおりの形に
するべきだし、そうならなかったなら本スレは従来通りの運営で
いいと思う。

525 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:41:24 ID:sgah//KT
というかこれ以上話して何になるんだ?
全レスに関しては作者が謝罪して自重してるんだからもう話しても意味なくね
作者が「全レス続けます」とか「荒らしの意見は気にしません」とか言ってるならまだしも。

526 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:41:57 ID:pP1rhk9+
スレがこんな雰囲気じゃしばらくは職人寄り付かないな
不毛な議論してる時点でスレ潰し厨の思う壺って奴だね

527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:44:18 ID:iQ9Bqs7o
そうそう。
まずはかがみのキャラソンでも聞いて落ち着こうや。

528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:47:55 ID:QeBsDBSy
>>514
なんとなく友情としてはこなたがデレデレかがみがツンデレ
恋愛感情になったらこなたがツンデレでかがみがデレデレになると思う
それこそ「100%〜」なんて思いっきりかがみのデレだし

529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 13:57:05 ID:iQ9Bqs7o
》528
なーるほど。
じゃあ、恋愛になると、「べ、別にかがみのためじゃないからね」というこなたが見られるのか。
それを見て暴走するかがみ。
いいね。

530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 14:00:33 ID:m86q2vZK
どうあっても全レス禁止を既成事実化したい奴がいるようだが、
感想書くのも職人さんがレスを返すのも自由だ。
以上。

531 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 14:01:03 ID:csRinxjL
過去レスの影響で、
あのキャラソン、どう聞いても、
かが→こなの歌としか思えなくなってしまいました。
謝罪と賠s(ry

532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 14:07:48 ID:y1UOaORc
今職人に投下されたら困るんだよ。
鳥頭な住民は快楽しか覚えないから職人の犠牲者が増える。
どれだけ「筆を折る」「コテをすてる」「自重します」って去って行ったよ。
今の問題はこなかがスレの向かう方向。
話し合いについていけない人は動画でも見ててよ。


533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 14:12:06 ID:38zjSIa4
わざわざ、こなたの誕生日が近くSSが大量投下されるかもしれない
このタイミングでそんなの言い出すから、荒らしとか工作員とか言われるんだろう。急にだしな。

しかもIDがことごとく単発・・・



534 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 14:14:46 ID:wMOVFzK7
>>531
いや、レスみなくてもどう聴いてもかがこなです
型落ちのフィルターでも余裕です

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 14:15:42 ID:Qz+Lkl2t
これだけの長文を書いて自分の意見を言えるのですから皆さん職人さんですよね?
時間を決めてチャットかメッセに集まりませんか?


536 名前:513 :2008/05/24(土) 14:30:13 ID:IqbUs3zK
>>533
急にと言われても毎日見てるわけじゃないからね。
IDは私の責任か?

こなたやかがみの気持ちを察せる人がこのスレの職人の気持ちを察せらない訳ないですよね。
それともこなたとかがみだけ幸せになってつかさやみゆきその他は要らないと言う人の集まりがこなかがスレですか?
キャラも職人も住民もみんなが幸せになれるスレ作りを行うことを否定されるなら喜んで追い出されますよ。


537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 14:52:39 ID:iQ9Bqs7o
そこまで言ってない、と思うよ。
職人さん達にはまたSSや絵を投下して欲しいよ。
みんなでさ、楽しもうよ。
なのに、何でこんな事になってるの?そもそも、どんな話からこうなってるのさ。

538 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 14:53:06 ID:uSznndnM
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


539 名前:10-478 :2008/05/24(土) 15:14:28 ID:vx3Cdd9X
こなたの誕生日も近くなってきたことだし、そろそろこの話はやめにしようよ。
「全レスは鬱陶しい」という意見からどうしてこう不毛な議論に発展しちゃうのかな。
全レスを指摘された8-784氏ももう控えるようにするようだし、それでいいと思う。

今までみたいにこなかがについてまったり語りつつ、
職人は作品ができたら投下しつつ、
その作品が良いなと思った人はGJ!のコメントをつけつつ、
GJもらった職人は「前回コメント下さった方ありがとう。また作品ができたので云々」でまた投下しつつ、
メガミあたりがナニかやらかしてくれたら全力で3冊買い&100万回保存しつつ、
⊂⌒^⊃。Д。)⊃ってみんなで萌えて幸せになればいーじゃない。

こなかが好きの、こなかが好きによる、こなかが好きのためのスレなんだからさ、
皆ナカーマ、楽しくやっていきたい。

(意見の出所を示すためにコテつけました。
ずっとスレを見てきた私としては、これからもまたここでこなかがに萌えていきたい所存です。)

540 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 15:34:53 ID:VldoqFJg
職人はレス全てに返事を付ける必要は無い。職人が思っているほど、読む側は返事を期待していないし、望んでいない。
だから、後でまとめて「皆様あじゅじゅしたー」と感謝を述べるだけで充分。 ←結論

これでいいジャマイカ

541 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 15:41:43 ID:RTI7DVvB
何だかこの流れ、昔活躍していた某絵職人さんが姿をほとんど現さなくなった状況と似てる気がする
確かあの時も、活躍してる職人さんに嫉妬した輩が、個人名で名指しして嫌がらせを始めていたな
嫉妬して噛み付く連中どうにかならないかな
全ては>>320の嫉妬レスから始まっている
主に職人さんの活躍で成り立っているこのスレで、職人さんの行動を制限する方向で話を進めることは
いかがなものか

542 名前:513 :2008/05/24(土) 15:54:20 ID:i2NPFXfE
>>539
途中から冗談になってますが問題はそこからなんです。
>メガミあたり・・・とならずに

〜投下しつつ、非建設的な意見が出れば「名無し」が過剰な反応をしてスレの雰囲気を悪くして、
賛否両論が雨後のたけのこのように湧き出て、巻き込まれた職人が責任を感じてこのスレを去って行く。
と言うのが今までの19スレなのですよ。

ですのでこの「非建設的」な意見に対するレスを一人ひとりの名無しが一斉にするのではなく、
スレ住民の総意として対応できるシステムを作りませんか?
と申し上げたいのです。
総意を話し合っている間は>>320のような書き込みにレスをつけない。
我慢できない人は話し合いを主催し参加する。
このような総意によってスレの雰囲気を作っていくことが
スレ上の不毛な議論を減らすことになるのではないでしょうか?

543 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 16:04:25 ID:csRinxjL
とりあえず、どう見ても喧嘩腰、罵倒、罵詈讒謗なレスは
AA荒らしと同じく無視することからはじめようぜ。
これらはどう考えてもスレにとってマイナスでしかないからな。
基本マターリなはずなこのスレで上記のようなことをするってのは
ネガティブキャンペーン以外の何者でもない。
決め付け?ああそうだよ。なんなら俺も荒らしと決めていただいて結構。

ここは何のスレだ?
こなた×かがみのスレだ

ここは何のスレだ?
こなた×かがみのスレだ

ここは何のスレだ?
こなた×かがみのスレだ

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 16:18:01 ID:VIrjcJs6
お前らいい加減にしろよ。
こなたはかがみの嫁、かがみはこなたの嫁、
それでいいじゃないか

545 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 16:56:38 ID:csRinxjL
>>544
激しく同意
そして俺らは、そんな2人を見てハァハァする
量産型ひよりんじゃないか

546 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 17:06:22 ID:yr2rwcdR
>545
ってことは時々我に返って壁に頭を叩きつけねばならんのかw

547 名前:絵師・職人雑談スレのスレ主 :2008/05/24(土) 17:43:01 ID:1lDRFjAw
本スレでははじめまして。
避難所の絵師・職人雑談スレのスレ主をやっている者です。
もしよろしければ避難所の方針スレで今回の話のチェアマンをさせていただければと思い書き込みをしました。
もっと早く提案するべきだっと思っているのですが、リアルで忙しかったため、この事態を知ったのがついさっきでした。
とりあえずまだ語りたいと言う方々は避難所の方針スレに移動しましょう。
本スレで議論するのは荒らししているのと同じだと思います。
(そういう意味では私も荒らしですが…)
…確かに大事な問題かもしれないけれど、蒸し返した話にまで本スレで対応する人の考えが私には全くわかりません。
多分、『荒らしはスルー』『議論は方針スレで』『荒らしに付き合う人も荒らしです』と言うスレのローカルルールを守って敢えて書き込みを我慢してる大人な人も絶対に大勢いると思います。

私の意見は避難所に書かせてもらうので、この提案(書き込み)に対するレスも不用です。
ちゃんとあっちに行けばチェアマンとしてお話にお付き合いしますよ。
むしろ住人の大多数の皆様が参加されて、テンプレに今回の話の教訓が生かされるところまで持っていけることを願っています。

>>544-546
せっかく話題を変えようとしているところすみませんでした。

548 名前:1-472 :2008/05/24(土) 17:48:36 ID:Tjg9hs0W
>>496
そうでしたか。ごめんなさい。
気をつけます。

549 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:13:44 ID:csRinxjL
こなた×かがみのせいで
額に生傷、壁にめり込み傷が絶えません。
謝罪と賠s(ry

550 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:20:21 ID:y5lECptz
はむ

はむ

はむ

「なんておいしいマシュマロ」
「かがみそれ私の上唇」

551 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:27:58 ID:fuWYWAmh
>>548
いや、コテ持ちの人たちも名無しにしているだけで、この話に参加している人は多いと思う
個人を特定できる名前で発言して火の粉を被るのは誰でも嫌だろうから
おそらく>>496は以前から8-784氏を快く思ってなかったのだろう
発言からトゲトゲしい悪意を感じる
わざわざコテ使って発言したあなたの勇気は褒められるべき
排他的で喧嘩腰の>>496こそ責められてしかるべき

552 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:29:51 ID:VIrjcJs6
>>551
もういいじゃない、落ちつけよ

553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:44:02 ID:OJtTtvP9
職人さんも住人も、こなかがやほ〜いなノリじゃないのは全部スルーでいいと思うけどね。
突き詰めれば、それ以外は全部スレ違い。悪意も善意もないというか〜

そんな私はこなかがこな派って事で宜しく。



554 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:44:35 ID:uYL7xsGs
久々に来たけど、これはどうゆう状況だ?

555 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:48:00 ID:AeCn8gUl
>>551
>>496は炎上中の8-784さんを火の粉が被らない位置でオチってるコテに対する皮肉じゃないの?



556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:55:59 ID:VO3QYjJt
SSが大量に投下されたのかと思った・・・
釣られたよw

557 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 18:56:12 ID:4FxEws3k
ぶっちゃげレス返しの部分は興味ないから基本スルーでほとんど読んでなかったぜぃ

でももし自分が感想述べてレス返されたのならきっとそこだけ読むw

558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 19:36:30 ID:y5lECptz
「荒れが収まらないわねペロペロ甘い」
「なんで私のほっぺ舐めてるのさ」

559 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 19:52:38 ID:QeBsDBSy
変態かがみ好きだw
かがみって小説でも動画でも壊れネタが多いけど
色々鬱憤が溜まってそうだから暴走させたくなるんだろうか

560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 19:56:19 ID:lKcwcubH
「かがみのヒザって気持ちいいな〜(=ω=.)」
「…あんたって見事にすっぽり収まるサイズね」
「ん〜…このまま寝ちゃおうかな…」
「風邪引くぞ…季節の変わり目だし」
「かがみがあっためてくれるからいいよ…」


(…って、本当に寝てるの………)

ぎゅっ
「うぅ…」

フッ!
「んあぁ…」
(色っぽい声出すのね…顔に似合わず…)

ツー…
「あぅ…ぁ…あぁ……」

「寝たふり?」
「…そうだよ、このエロかがみん」

561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 19:59:26 ID:fuWYWAmh
>>554
職人さんに喧嘩売った奴がいて、それ以来スレが大荒れなんだ・・・
どう責任取ってくれんだよ>>320

すまない、これじゃ自分も荒らしだ・・・
でも悔しいんだ
以前のまったりこなかがスレを返してくれって

>>558
それじゃかがみ変態だw

562 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 20:07:56 ID:lKcwcubH
「やれやれ、今日もレベル上げ疲れたよ」
「おっす、こなたー」
「あれ?どうしたのかがみ、こんな時間に」
「今日は一人だって言ってたでしょ?遊びに来たの」

がばっちょ

「あのさ…効果音をかわいくすればいいってわけじゃないよ(=ω=.;)」
「今夜は寝かさないわ」

(聞いてないし…目がマジだし…)


563 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 20:17:32 ID:OJtTtvP9
かがみが暴走するネタが多いのは、実際にアニメでも暴走しがちな描写があるからでは?
興味無さそうにしてたクレーンゲームに、熱くなってお金注ぎ込んでたし。
逆にこなたはコミュニケーションの一環として元気なオタクキャラやってるけど、根っこは老成してそうな。

564 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 20:21:31 ID:csRinxjL
ゆたかと一緒に病気してたときに、萌え巨匠ぶりを発揮してたくらいだしなw

「すなわちツンデレ萌えというのはひとえにかがみに集約するのですなオホン」
「巨匠〜〜(がばっちょ)」
「ぬぉ!?かがみツンデレ認めてなかったような気が……」
「それとコレとは話が別よ(目がマジ)」

565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 20:33:24 ID:9KL3ojT2
こなたの誘い受けが上手く決まれば暴走かがみんになる。
かがみんから襲ってきたんだからネー!、と
かが→こな→かがの流れを作ろうと狙っているこなた。

566 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 20:57:13 ID:uBHhz0b+
単発ネタばっかり。
もっと長くてえろいのをやれよ!脳みそ枯れたか?

567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 21:03:08 ID:2lmlVkB3
ttp://www.imgup.org/iup615098.jpg

568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 21:04:09 ID:csRinxjL
ここにきて流れはかが×こなとなるか・・・?
今ちょうどよく、カウントダウンもあるし・・・

569 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 21:10:19 ID:csRinxjL
ぬおっ!ちょっと前にあったあの彼氏編の漫画化かっ!?

570 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 21:13:07 ID:iQ9Bqs7o
生乳100%
こなた「ねえ、かがみョ、これ、なんて読む?」
かがみ「え、なまち・・・ハッ」
こなた「ニヤニヤ」

571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 21:17:26 ID:9KL3ojT2
永井はいいヤツだよ

6スレ目で現れて、すぐ消えたが

572 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 21:19:56 ID:VIrjcJs6
>>567
いいねー

573 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 21:51:49 ID:pP1rhk9+
予想通り投下が途絶えたな
ますますスレ潰し厨の思う壺じゃねぇか
今頃ほくそえんでるぜ

574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:12:10 ID:MgJ2PknY
いやいや、一時がハイテンションだっただけですよ
きっと今はネタを探しているのさ
俺も探しているからわかる

575 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:33:16 ID:oaXROkGj
久々に来てみたら一騒動あった後か・・・
スレが進み方が急加速してたから気になってたが

最近こなかが病が進行したらしく、気が付くと妄想してるんだ
何かいい薬はないものか。治す気もないけど

576 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:37:22 ID:96JzTG2x
暴走かがみん…
乙女こなたん…
うむ、よいではないか…

577 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:37:26 ID:RYaHzsaJ
>>320の全レスうざいって言っただけで嫉妬とか言いがかりにもほどがあるだろ

578 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:42:13 ID:96JzTG2x
>>575
俺はまとめサイトを読み直すと言う手で抑えている。ムッハー

579 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:42:43 ID:j5vCIydv
もうやめろ。
なんで保管庫の中の人がアップローダーを作ったか考えろ。

580 名前:柊 かがみ :2008/05/24(土) 22:47:44 ID:qBRByt4C
頭の中がグルグルする。
明かりを消して、星明りが支配する、こなたの部屋。
私は、隣で静かに寝息を立てるこなたの息遣いをパジャマ越しに感じながら、さっき、ゆたかちゃんに言われた事を、考えていた。

――友情と恋愛の違い、か。友情と恋愛で同じこと、か。

何だろう……。

今日、こなたの家に泊まりに来た。
昨日交わした約束。
恋に溺れていた私は、地に足がついていない。
何にも不安なんか無くて、何にも心配する事なんか無くて、ただ、ただ、浮かれていた。
――いらっしゃい、かがみん。
そう言って歓待の意を示してくれたこなたを見たら、顔が、熱くなった。
思わず、頬が緩みそうになる。だけど、そこは自制した。
そんな所を見られたら、なんてからかわれるか、分かったもんじゃない。
――オッス、来たわよ。
そう言って、片手を上げるに、留めた。
時間は沢山ある。まだまだ、沢山……。

2人並んで、ゲームをした。
レーシングゲーム。
何時だったか、こなたが、こういったゲームってマシンの動きと体の動きがシンクロするって、言ってた。
だったら、不自然じゃないよね?
肩と肩がぶつかっても。
触れ合った所が、熱い。
でも、決して不快じゃない。

勉強だって、もちろん、やった。
こなたが分からなければ、私は、教える準備は出来ていたし、頼って欲しかった。
こなたのために、何かをしたい。

案の定、こなたは、初めて直ぐに唸り声を上げてペンを止めた。
しょうがないな、と首を振って、こなたの傍に寄った。
ふわ、と香るのはこなたの匂い。甘い、甘い匂い……。
――どこが分からない?
そう聞いた私の表情は、きっと緩んでいた。
そっと、こなたの手を握って言った。
――言ってくれれば、教えるから。
また、こなたの表情が、翳った。
何で?
こなたは、迷っているようだった。
何を?
こなたにこんな顔をさせるのは、何?
こなたが、口を開いた。
――あのさ、かがみ……。

581 名前:柊 かがみ :2008/05/24(土) 22:48:07 ID:qBRByt4C
その時、ドアがノックされ、ゆたかちゃんが顔を覗かせた。
――かがみ先輩、ちょっと、いいですか?
内心、舌を打った。
行きたくは無い。こなたが心配だから。
でも、そのこなたに目線で促されては行くしかない。
そうして、私達は廊下に出た。
扉を閉めて、こなたに聞こえないようにして、ゆたかちゃんは、言った。
――かがみ先輩も、私と同じですね。
何が? と思う。
――私も、あの人の前に出るとそうなっちゃうんです。
奥歯に物が挟まったような言い方。早くこなたの所に帰りたい。イラっとした。
――恋だなって、思うんです。恋してるから、嬉しいんです。でも、嬉しすぎて、苦しいんです。
――え?
――時々、思うんです。本当に、恋なのかなって。

その言葉は、楔のように、浮かれていた私の気持ちに罅を入れた。
――親友だったはずなのに。友情を感じながら、恋をしているんです。私の本当の気持ち、どっちなのかな……。

ゆたかちゃんの言葉は、冷静な自分が語りかけてくる言葉。
――友情と、恋。この2つって、何が違うんでしょう? 何が同じなんでしょう?
そう言って、ゆたかちゃんは、最後に、

――その答えが分かったら、私にも教えてください。

そう言って、儚げに、微笑んだ。
さっきまで感じた苛立ちは、消えていた。

こなたの部屋へ戻った。
こなたは、私の顔を見て心配そうに言った。

――大丈夫?かがみ。顔色、悪いよ。
頷いた。でも、こなたは首を振った。
――無理してる。前に、言ったよね? かがみの言いたいこと、本当に言いたいこと、私は待つって。今のかがみ、焦ってるよ?
言葉を返せない。
――ねえ、もっと私を信用して。待つから。焦らないで。気持ちに、振り回されないで。
私を見上げてくる瞳は、揺れていた。

薄明かりの中で、そっと、こなたを起こさないよう注意しながら、布団を出る。
持ってきたカレンダーに×印をつける。
5月24日。後、4日。
眠るこなたを見た。
――その日までに、答え、見つけるから。

赤い○まで増える×は、後、3個。

582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:48:16 ID:VD6voAjN
職人がうざいんじゃない
職人の親衛隊がうざいんだよ

583 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:51:43 ID:3urgPYzb
一時期保管庫自体が公正に運営されていなかったのも遠因かもな

584 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:53:04 ID:jcrP9FW6
バイト先のコスプレ喫茶の客とかで、こなた親衛隊があっても消されそうだなw
一人の少女の手によって・・・・

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:55:42 ID:x4Fbzd8L
>>584
気がついたら自分が親衛隊を名乗ってるんですね
わかります

586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:56:30 ID:oaXROkGj
>>584
かがみんのケーキ爆弾で葬り去られるに違いない

587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 22:57:45 ID:gX7A279A
>>581
ゆーちゃんが暴走かがみを諌める役回りになるのは予想外だったよ
最近色んなスレで黒いゆーちゃんを見すぎたせいかなw
かがみの答えが出るまであとわずか、楽しみにしてます

588 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:00:15 ID:RYaHzsaJ
>>582
職人守りたいのはわかるが、いささか行動が過激すぎる
ちょっとでも反論でると嫉妬だと言ったり荒らし扱いしたり

589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:00:38 ID:4lzQ7QeP
>>583
どういうこと?保管庫管理してる人に対して言ってるなら
お前二度と保管庫見るな。
あくまでボランティアでやってもらってるんだぞ?

590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:01:41 ID:oaXROkGj
>>581
最近のやつまとめて読ませてもらいましたよ
かがみの心理描写が上手いなあと思った

あと、いくつか前のやつの曲の引用が「想い」だったのはに妹姫好きだった俺にはツボったw

591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:10:26 ID:/TAHtwcO
とりあえず、この期に及んで話を蒸し返そうとするなら避難所でやってくれ。
以後も続けるなら、どんな理由であれ現時点では荒らしと認識せざるを得ない。

592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:14:30 ID:4lzQ7QeP
>>591
避難所でやる意味なんてあんの?

593 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:16:12 ID:MgJ2PknY
したらばのこな×かが避難所の『こなかが板方針について』はこちらー
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1203580350/
*名様ごあんないー

594 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:20:58 ID:Fpep4Z5G
避難所そのものの意義や避難所に誘導されるのを否定する立場の人はここに書き込むしかない...

595 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:22:13 ID:I/0foPgp
>>587
諌めてるというより、むしろ(いい意味で)炊きつけてるような……


>>593
したらばはいまだにLive2chが対応してないのが痛いな。
PDA用のq2chですら対応してるってのに……

596 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:39:09 ID:LrFEMuKr
友情百合についてはひよりんが詳しいぜ

597 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/24(土) 23:40:56 ID:4lzQ7QeP
避難所見てきたけどあまりに幼稚すぎる。
このスレの存続もやばそうだな

598 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 00:16:23 ID:iBEUTE8l
話の流れをぶった切るが。
ttp://www.raki-suta.com/img/src/1211585248312.jpg
なにこのガチバトルw

599 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 00:21:33 ID:HA8mADbz
>>581
いよいよクライマックスに突入かー

600 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 00:46:18 ID:pi8JmL6S
>>598
いいねえいいねえ
愛ゆえ拳で語り合わねばならぬさだめ。
某スレでこういうの見てきてるだけになおさら燃える、いや萌えるw

601 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 00:48:06 ID:eTcXvFyJ
ラストバトルか!避けて通れないな

602 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 01:00:42 ID:9vAhzb+W
優しさよりも激しさが 大事な時があるものさ

603 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 01:04:13 ID:BIrB8QpE
どっちが今夜の主導権を握るかどうかの争いですね。わかります

604 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 01:10:08 ID:HVhpmClL
転載
これも、24日投稿のやつかな

かがみが食べられる方
ttp://www.raki-suta.com/img/src/1211640223857.jpg

605 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 01:13:05 ID:mlfsG5ku
>>604
ネズミランドでデートですね

606 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 01:14:49 ID:pi8JmL6S
>>604
こりゃたまらぬ!!
♪こなたとかがみ〜なかよくけんかしなwwwww


そいやもともと、
こなた:きつね
かがみ:うさぎにたとえられてたんだよな。
やっぱり主導権は、こなたが握る運命・・・wwww

607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 01:16:09 ID:bn4QNhl9
>>604
いや、これは窮鼠猫を噛むの逆転フラグだ!

608 名前:10-45 :2008/05/25(日) 03:39:09 ID:JvOoyBpR
>>580
毎晩楽しみにさせてもらってます!
今日のゆーちゃんとの会話が、かがみにどんなものを齎すのか・・・。
4日後が本当に楽しみです。

夜中にこっそり投下です。
作品が投下しづらい雰囲気になっている、とのことでしたので、
>>580さんが既に投下されていらっしゃりますが、自分もいかさえてもらいます。
相変わらず他の方に比べて明らかに程度が低いですが、ご容赦頂ければ幸いです。

今回、とある他の作品のはなしに影響されています(題名もそれを意識しましたw)
・つかさメイン
・7レス使用

カキコもしないようなので、直でお邪魔します。

609 名前:ひー壊し編(1/7) :2008/05/25(日) 03:39:53 ID:JvOoyBpR
――――お姉ちゃんを助けてあげてください。

私は、本殿に向かってお祈りをしていた。
「あれ……?」
長いお祈りの後に目を開くと、眼前に赤と白のお守りが2つ。
いつの間にかあったそれを、なんだろ、と眺める。
「もしかして……」
もう一度本殿をじっと見つめていると、漆黒の中で何かが光った気がした。
「神様、ありがとうございます」
私はお辞儀をして、再びお祈りをした。



「お姉ちゃん、これあげるよ〜」
「え?突然どうしたの?」
私の急なプレゼントに、お姉ちゃんは驚いたように聞く。
「私からの応援だよ」
「応援……?ま、まさか、つかさ……」
お姉ちゃんの顔が少し赤くなった。
やっぱり、お姉ちゃんはかわいいな〜♪
「えへへ、おまじないがかかったお守り……だと思う」
「お守りってだいたいはおまじないがかかってるものでしょ」
「はぅぁっ!」
その言葉に、何も言い返せない。
うう……お姉ちゃん鋭いよぉ〜……。
何と返そうか考えてると、お姉ちゃんはにっこり微笑んだ。
「ま、でもありがと。大切にさせてもらうわね」
「う、うん!」
私は嬉しくて、つい何度も頷いた。
「やふ〜、かがみにつかさ」
後ろから挨拶が聞こえる。
もちろん、その相手は私たちのよく知る人。
「おっす、こなた」
「こなちゃん、おはよ〜」
私とお姉ちゃんが挨拶を返したその人は、私たちの親友。
そして―――お姉ちゃんの意中の相手。
でも、男の子じゃないよ。
だから、お姉ちゃんは悩んでるんだ。
女の子が女の子を好きになるのは悪いことじゃないはず。
なのに、みんなそれを許してくれない。変な目を向ける。
でも、そんなことないって私は思うんだ。
神様だってそう思ってるよ。
だから、このお守りをくれたんだよね。


「こなちゃん」
「ん〜、なに、つかさ」
「これあげるよ」
こなちゃんに、お姉ちゃんにあげたのと色違いのそれを渡した。
「これ、なに?」
「お守り。きっといいこと起こるよ」

きっと、こなちゃんもお姉ちゃんのことが好きになってくれるよ。
だって、神様お墨付きのお守りだもんね。

「ありがと、つかさ」
「あ、つ、つかさ、こなたにもあげたの……!?」
お姉ちゃんが急に驚いたように言った。
「かがみん、どうしたのかな〜?あれ、それ、これと同じやつ?
やったね、ペアルックだ!支援効果で命中とか上がっちゃうかも」

610 名前:ひー壊し編(2/3) :2008/05/25(日) 03:40:55 ID:JvOoyBpR
「あがるか!私もつかさからもらったのよ」
「へぇ〜。つかさ、なんでいきなり私たちにお守りくれたの?」
うぇ〜ん、お姉ちゃんがすごい睨み付けてきてるよぉ……。
うう、何て言おう………。
「そ、その…お煎餅占いの結果で、自分と親しい二人にお守りをプレゼントすると運気があがるって…」
「何ソレ…?」
私の言葉にこなちゃんがいぶかしげな顔をする。
「えとね……」
「つかさがいつかにやった占いよ。効果あるのかはわからないけど」
私が困ってるのを見て、お姉ちゃんが助け船を出してくれた。
お姉ちゃん、いつもありがとう…………。
「太占より信憑性なさそうだね。どうやったらお守りをあげれば運勢アップなんて出るんだか」
「………確かにね……」
「―――!!」
こなちゃんのくせにぃ〜〜〜っ!




「こなちゃん、どうしたの?」
休み時間。
こなちゃんが少しそわそわしてる。
「い、いや……何でもない……」
「本当に大丈夫?」
「うん……ごめん、ちょっと」
こなちゃんはそう言うと、教室から出ていった。
「泉さん……どうかされたのですか?」
ゆきちゃんが、心配そうに聞いてきた。
「わかんない……。大丈夫って言ってたけど……」
「そうですか……」

結局こなちゃんは、次の授業開始ギリギリに帰ってきたかと思うと、
授業が終了するとまたすぐにどこかに行ってしまった。
休み時間の度にいなくなるって、どこかで聞いたような……?
お姉ちゃんとこなちゃんがアニメについての話をしてたときだっけ?
気のせいかもだけど………。


そして、お昼の休み時間。
いなくなってたこなちゃんが、すぐ帰ってきた。

―――お姉ちゃんにしがみつきながら。

「かがみん〜〜もう離れたくないよ〜〜」
「だあ〜〜、どうしたのよ、っていうか何なのよ〜〜!」
「私、かがみと一緒じゃなきゃ、生きていけないヨ」
「わかったから、大声で言うなッ!」
私とゆきちゃんは呆然とその光景を眺めていた。
お姉ちゃんは教室の中にいる私たちの姿を見ると、こなちゃんをひきずりながら向かってくる。
「ちょっと、つかさ、みゆき、コイツどうしちゃったのよ!!」
混乱してるお姉ちゃん。
「どうもしてないよ。嫁のところにいくのは間違ってないでしょ〜?」
「誰が嫁だ!さっきからわけのわからんことを……」
お姉ちゃんはまた私たちの方を向く。
「休み時間の度にこっちの教室に来ては、私にすりよってきてるんだけど!!」
どこ行ってるんだろって思ったら、お姉ちゃんのところだったんだ……。
「い、泉さん、かがみさんも困っていますし、一度離れてあげてはどうでしょうか……?」

611 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 03:41:39 ID:JvOoyBpR
「授業中離れてて、もう我慢出来ないよ!」
こなちゃんはそう言って、もっとぎゅっとお姉ちゃんにしがみついた。
「もう、わかった!わかったから、ご飯食べるわよ!こなただってお腹へってるでしょ」
その言葉に、こなちゃんは絡ませていた腕をはなし、自分の席に戻った。
お姉ちゃんもほっとしたように、開いている席に座って、お弁当を広げた。
「いただきま―――」
言い終わる前に、お姉ちゃんの首にはまた腕が回っていた。
お姉ちゃん顔のすぐ横にはこなちゃんの顔。
「んも〜かがみも正直に言ってくれればよかったのに〜〜」
「え?な、なによ!?」
「私にお弁当食べさせて欲しいんでしょ?ほら、あ〜ん♪」
「ば、ひ、一人で食べれるわよ!」
「流石ツンデレだね〜♪素直になりなよ〜♪」
「ツンデレ言うな!しかも本心よ!」
「萌え〜♪」
「萌えとか言うなぁ!!」
結局、次の授業の始まりまでこんなのが続いて……。
私とゆきちゃんはそんな二人をぼんやり眺めてただけだった……。


帰り道もお昼と変わらず、お姉ちゃんにべったりなこなちゃん。
私たちと分かれるところにきたら、
「かがみと離れたくない!」
って言ってついて来ちゃって、仕方なくそのまま帰ってるけど……。
「つかさ……こなたに、何か言ったりしてないわよね?」
「うん………」
「かがみ、つかさとはいつでも話せるんだから、私と話そうよ〜〜」
「あんたとはさっきから十分に話してるでしょ!」
「え〜〜、あんなの、1割にも満たないよ〜〜」
こなちゃんの言葉を無視して、お姉ちゃんは私に言った。
「なら何で急にこんな風になっちゃったのか全くわからないわね……」
「うん………」


しばらく歩いてると、うちの神社が見えてくる。
「そういえば……ねぇ、つかさ」
こなちゃんと色々話してた姉ちゃんは思い出したように聞いてきた。
「今朝のお守り……あれ、どこでもらったの?うちのじゃないわよね。あんなの見たことないし」
「え………?」
お守り………あっ、そっか!そうだったんだ!
「お姉ちゃん、お守りの効果だよ!こなちゃんもお姉ちゃんのこと、好きになったんだよ!」
お守りをつけた2人はきっと結ばれるんだよ!!
やっぱり神様は助けてくれたんだ!
それなのに、お姉ちゃんは少し困ったような顔になる。
「やっぱり……あのお守りなのね……。信じられないけど………」
神社の娘なのに、そんなこと言っちゃだめだよ、お姉ちゃん……。
「でも、原因が分かったなら……!こなた、お守りはどこよ!」
「お守り?ああ、これ?」
こなちゃんがかばんにつけたお守りを見せる。
「今、助けてあげるからね」
お姉ちゃんはそう言うと、お守りを外そうとする。
なのに、お守りはまるで魔法みたいに外れない。
「な、なによ、これ……」
「かがみ、このお守りが欲しいの?」
「違うわよ。こなたを助けるためよ」
「え?どういうこと?」
「気にしなくていいの。―――く、なにこれ全然取れない……!」
お姉ちゃんは今度は自分のお守りをとろうと必死になる。


612 名前:ひー壊し編(4/7) :2008/05/25(日) 03:43:41 ID:JvOoyBpR
 
――――………なんで?

私には、その行動が理解出来なかった。
「私のカバンの方もダメね……。つかさも手伝ってくれない?」
お姉ちゃんは私の方を向いて言った。
「なんで…………?」
「え?」
私の口からでた言葉に、お姉ちゃんは呆然とした顔になる。
でも、私も呆然としてるよ?
だって―――――。

「せっかくこなちゃんもお姉ちゃんのことを好きになってくれたのに、どうして外そうとするの?
お姉ちゃん、言ってたよね?こなちゃんがお姉ちゃんのこと好きでいてくれてたら良いのにって。
そうすれば、勇気出せるのにって。あんなに悩んでて、せっかく神様がお願いを叶えてくれたのに……。
なのに、どうして自分から望んでいた世界を壊そうとするの?」
「つかさ………」
私の言葉に、お姉ちゃんは少し驚いていた。

私は、お姉ちゃんの言葉を待つ。
こなちゃんも、私たちの異様な雰囲気を感じたのか、何も言わない。

「つかさ、あのさ……」
お姉ちゃんはしばらく考えてから、そう言って切り出した。
「確かに、こなたが私のことを好きでいてくれてたら嬉しいわ」
「なら、どうして!?」
お姉ちゃんは、子供のころに私を諭した時と同じ顔をする。
「でも、これってこなたの気持ちを完全に無視して、弄んでるじゃない」
「え………?」
「こなたが私のことをどう思ってくれてるかはわからない。でも、もしこなたが他の人が好きだったらどうなるか、わかるわよね?」
……もし、他人に自分の気持ちを勝手に変えられちゃったら――――。
私、そんなこと全然考えてなかった……。
「こなたのことが好きだからこそ、本当に好きな人と幸せになってもらいたいの。その相手が私じゃなくても、ね」
お姉ちゃん……こなちゃんのこと、ただ好きなだけじゃなかったんだ……。
そんなに色々考えてたんだね……。
「それに、こんな力で好きになられても、所詮は偽の感情。好きって言われても、少しも嬉しくないわ」
そうだよね……これじゃこなちゃん、からくり人形と同じだもんね……。
「私にも譲れないものってあって。こうゆう気持ちは、やっぱり自分の力だけで得たいんだ」
私……間違ってた………。
「う………うっ…ごめんね、お姉ちゃん………」
歪んで見えるお姉ちゃんの顔が、優しく微笑みかけてきてくれる。
「つかさ………。お守り取るの、手伝ってくれる?」
「ひっく……うんっ」
気合いを入れるため、気持ちを入れるかえるため、視界を歪ませてるそれを拭う。
「二人で同じのを取るのは逆にやり辛いから、つかさは私のかばんについてる方をお願い」
「うん、わかった」
さっき見てたけど、普通にやっても取れそうにないよね……。
……そうだ、ハサミ!
私は自分のカバンの中からハサミを出す。
紐を切るようのじゃないけど、これくらいなら……。
「わっ!」
紐を切ろうとすると、バチッという音の後、突然ハサミが弾かれた。
「つかさ、大丈夫!?」
「う、うん」
「よかった…。でも、やっぱりそっちもダメみたいね………」


613 名前:ひー壊し編(5/7) :2008/05/25(日) 03:44:26 ID:JvOoyBpR
お姉ちゃんがしょんぼりしたように言った。
「うん…ごめんね………」
2人とも沈んだままじゃまずいって思ったのか、お姉ちゃんは気持ちを入れ替えるように元気に言う。
「まだまだ諦めないわよ!こなたを助けるまでは、絶対に!」
「う、うん!」
お姉ちゃんは思い付いたように言った。
「2つを同時に取ろうとしたらいけるかも。そうゆうのよくあるし」
「わ、わかったよ、じゃあせーの、で」
「「せーのっ!」」
指先に力を込める。
……それでも、やっぱり取れない。
でも諦めちゃいけない。
こなちゃんのためにも、お姉ちゃんのためにも!


神様、お願いします―――!


「わわっ」「な、なにっ!?」
一瞬お守りが光ったかと思ったら、すっと勝手に外れていく。
「と、とれた………っ!?」
それが完全に外れて地面に落ちるのと同時に、どさっと倒れる音が響いた。
「こなた!!」
その音の主であるこなちゃんに、お姉ちゃんが駆け寄って介抱する。

「……よかった、息はしてる」
お姉ちゃんが安堵の息をついた。
「お姉ちゃん………本当にごめんなさい」
安心したら、また瞼が熱くきた。
「ううっ、勝手なことして……結局いつもみたいに……ひっく、ううん、いつも以上に迷惑かけちゃって……」
「ううん……。私のためを思ってしてくれたんだもん、迷惑なんかに思うわけないじゃない。むしろ、嬉しいくらいよ」
「でもっ、でも……」
「それに、悪いのはつかさだけじゃない」

―――……私も、だから……―――。

お姉ちゃんが、こなちゃんを見つめながらポツリと言った言葉。
悲しい表情を浮かべたそれに、どんな意味が込められていたのか、私にはわからなかった。
「………謝るなら、こなたに謝ってあげて……っ」
眠ったままのこなちゃんをぎゅっと抱き締めながら、お姉ちゃんは言った。
「………うん」
涙は、まだ止まっていなかった。



「うぅ……あれ……かがみ?」
「よかった……!こなた、目覚ましてくれたのね……」
「こなちゃん!!よかった……よかったよぉ………!」
「私、どうして……?」
こなちゃんは不思議そうに周りを見渡す。
お守りの効果が利いてた時のことは覚えてないみたいだった。
「いいの……何も思い出さなくていいの……」
お姉ちゃんが、またぎゅっとこなちゃんを抱き締める。
「か、かがみ、痛いよ……」
こなちゃんはそう言いながらも、抵抗しようとしなかった。

お姉ちゃんの抱擁がとけるのを待って、私はこなちゃんに近づいた。

614 名前:ひー壊し編(6/7) :2008/05/25(日) 03:45:02 ID:JvOoyBpR
「こなちゃん………本当にごめんなさい……。私が勝手なことしちゃって、こなちゃんに酷いことしちゃって…………」
「つかさ……?」
歪んだこなちゃんが、不思議そうに私を見つめる。
「あんなことしちゃって、赦してもらおうっていうのが、図々しいってわかるよ……。でも、謝らせて欲しいんだ……」

―――ごめんなさい―――。

私は、震える声で、でもしっかりと伝えた。
「覚えてないと思うけど……お姉ちゃんを悪く思わないでね……。私が一人で勝手にやったことだから……。だからお願い―――」
「つかさ」


私の言葉は、途中で遮られた。
―――こなちゃんによって。
それはつまり、要求どころか謝罪すら受け入れてもらえない、ということを意味していた。


けど、こなちゃんの言葉は予想とは違うものだった。
「何で謝るの?私にはわからないよ」
「覚えてないと思うけど……私はこなちゃんに酷いことしちゃったんだ……」
「えっ……?なんのこと?私が倒れてから、何かしたの?」
「ううん……ってあれ……?」
今、こなちゃん――――。
私はこなちゃんの言葉に妙な引っ掛かりを感じた。
その違和感を、おそるおそる、こなちゃんにたずねる。
「こなちゃん、お守りあげてからのこと、覚えてるの……?」
「うん、ばっちり覚えてるよ〜」
「「ええーーーっ!?」」
私とお姉ちゃんは、一緒に驚いた。
「じゃあ、さっきなんで『私、どうして……?』なんて言ったのよ!」
「どうしてかがみに抱きつかれてるのかな〜って」
困ったように頭を掻く仕草をするこなちゃん。
お姉ちゃんは呆れたような顔になる。
「アンタねぇ………」

「でさ、つかさ」
こなちゃんは、私のほうを向く。
「私は、むしろ感謝したいくらいだよ」
「え……なんで?」
覚えていたなら、余計に怒らせちゃうと思うのにどうして………?
「だってさ………」
こなちゃんはそういって、お姉ちゃんのほうをまた向く。
そして、次の瞬間、こなちゃんはお姉ちゃんに抱きついた。
「かがみが、私のことをあんな風に思ってくれてるってわかったからネ♪」
お姉ちゃんは、顔を真っ赤にしながらこなちゃんを見る。
「おわっ、こ、こなた、まだお守りの効果続いてる!?」
「違うよ〜、私もかがみのこと、大好きだったんだよ〜♪」
あれぇ…………?
「こ、こなた、それ本当なの……!?」
「本当だよ。でも、かがみに迷惑かかるって思ってずっと隠してたんだ」
その後、まるでドラマのようなラブラブ展開を蚊帳の外で、ぽーっと眺めていた。





615 名前:ひー壊し編(7/7) :2008/05/25(日) 03:45:35 ID:JvOoyBpR
お守り……やっぱり、二人を幸せにしてくれたんだ………。


少し前まで恨めしく思っていたそれに、対極の感情を抱いていた。



――――神様は全部わかってたんだね。


あ、そういえばお守りはどうなっちゃったんだろう……?

さっきお守りが落ちたところを見る。
けれど、そこには数分前まであったそれはなくなっていた。
どこいっちゃったんだろう…………?強い風も吹いてないから、飛ばされるわけもないし………。


でも、答えはすぐにわかった。


別の人たちを幸せにするために、また誰かのお願いするところにいったのかな………。

菫と蒼が、幸せそうにお互いを見て微笑んでいる。

そんな二人を見てると、私も幸せな気分になれる。

ホント、よかったよ――。
二人が幸せになってくれて――。


――――神様、本当にありがとうございました。
欲張りだけど、これからの2人のことも見守ってあげてください――――。


……そのとき、本殿のほうで何かが一瞬光った気がした――――。

616 名前:10-45 :2008/05/25(日) 03:53:52 ID:JvOoyBpR
以上です。
かがつかとも取れるような内容で、申し訳ないです・・・。
6-774さんがみゆきさんを活躍させいらっしゃるので、つかさメインでいってみよう!と意気込んだものの、
結局つかさらしくないつかさになってしまい、自分の表現力のなさに絶望しましたorz
余談ながら、この後3人がどうなるかは皆さんのご想像にお委ねさせていただきますw

GJコメに返答するな〜という書き込みがありますが、
自分としても、作品を読んでいただいて、それを良くも悪くも評価してくださるのは、とても嬉しいです。
で、そのお礼として、色々返答したくなるわけですが・・・。

ともかく、今までのようなこなかがスレであることを望むばかりであります。
たいした文章も書けない者が大口を叩いてスレ汚ししてしまい、申し訳ありませんでした。

617 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 03:55:41 ID:YosZPfHc
>>615
こんな深夜に乙ですそしてGJ

618 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 04:05:16 ID:pi8JmL6S
なんという寝逃げキューピッド
これは間違いなく……良こなかがGJ!

619 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 04:14:44 ID:ro9vIKZO
>>615
GJ!
つかさの願いが叶ったのかな。
結果論かもしれないけど、コレでよかったと思えるな。
きっかけってな大事なものだ。うん。

620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 05:20:40 ID:N67ecANQ
>>591
そうやって自分の意にそぐわないものを荒らし扱いするやつがいるから
こんなに揉めてんだろ

621 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 10:32:02 ID:wnbe45tz
>>616
GJ!
このお守りは某ひぐらしのアレですなww

622 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 14:33:54 ID:gsBHhbTo
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


623 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 15:18:39 ID:bv6mylNr
つか→かが→こな→ゆき→つか→…

ドロドロである

624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 15:28:41 ID:gQerJJv3
>>623

ドロドロではあるが、完結している。

四人で暮らせばみなしわやせ。

625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 15:33:42 ID:9vAhzb+W
>>616
GJ!そうか、「ひー壊し」ってようするにデイブレ・・・ゲホゲホ

626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 16:07:59 ID:slhtA4rh
>>616
GJ ! なんというほのぼのw
こういう話大好きだ !

私も職人さんからの返答は自由でいいと思います
職人さんも住人も窮屈な思いをするのは嫌でしょうし
事の発端>>320にはその辺りもう一度考えてみて欲しい



627 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 16:12:49 ID:bn4QNhl9
かがみはこなたを誰かと共有するなんて無理そうだな
独占欲激しそうだし、自分だけのものにならないなら拒否しそうだ

628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 16:42:50 ID:u8aBygQN
>>627
そんなことはない
かがみなら素直にわかってくれるさ
ttp://www.imgup.org/iup615623.png

629 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 16:45:59 ID:mjhrIwKv
>>628
さて、どこに突っ込もうかな…

630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 16:55:48 ID:pi8JmL6S
>>628
さて、どこに突っ込もうかな…(2人目

631 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 17:02:24 ID:JAoGL4yU
>>628
さて、どこから突っ込もうかな・・・(3人目

632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 17:06:48 ID:bn4QNhl9
>>628
とりあえず「他の女子」って基準はどこまで当て嵌まるのか
お婆さんでもだめですか、幼女でもだめですか

633 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 17:09:54 ID:EbCZ1fNd
>>628

なんて明るいヤンデレwwww

634 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 17:24:47 ID:mlfsG5ku
>>628
わろたw

635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 17:49:33 ID:KTlh6Nco
>>616
他人の幸せを自然に願えることこそ、つかさの魅力ですね。


ところで
ttp://www.raki-suta.com/img/src/1211668005090.jpg
4コマ漫画スレからの転載ですが、
公式とほとんど変わらないアニメ絵ですね。
どの絵師さん由来かご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。

636 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 17:54:00 ID:mjhrIwKv
それpixivで見たな

637 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 18:11:01 ID:DwZDf+JR
>>635
pixivにいる絵師。サイトは書いてないから、あるかどうか分からない。

638 名前:10-45 :2008/05/25(日) 18:27:27 ID:JvOoyBpR
>>617
ありがとうございます〜
>>618
つかさは見事なキューピット役を担ってくれましたよ!
>>619
神様は、こうなることを全て知っていてつかさの願いに応えたのですよ( ´ー`)
>>621
ええ、オットセイの形とかしちゃってるアレですねw
神社の娘ですし、丁度いい!と思って使わさせていただきましたw
>>623,624
そんな世界も・・・アリ・・・ですかね?w
>>625
それと、つかさが自分につけたあだ名をかけてみましたw
>>626
喜んでいただけて嬉しいです〜。
>>635
ええ、つかさはきっと誰よりお姉ちゃんの幸せを願っていると思ってますw

>>628
かがみ激しいですねww暴走かがみは、もはや誰にも止められないに違いないw

639 名前:17スレの460 :2008/05/25(日) 19:33:17 ID:nm7nuxsM
>>473
8-784さんの漫画にしていただけるならこちらからお願いしたいぐらいです

それとバレンタインデーシリーズでこなた編の後かがみが勝ったらバージョンをリクエストしたら
書いてくださった事へのささやかな御礼になれば幸いです

この騒ぎが収まってからと思ったのですが、こなたの誕生日に絡んでというのを見落としていました
レスが遅れましたが間に合いますでしょうか

私が本人だと証明する手立てはありませんが
同じノリで別カップルで作ってみます

「みなみちゃん、これ読んで」
「ん…I love Yutaka.」

「え、えっと、日本語で言ってみて、みなみちゃん」
「わたしはゆたかを愛している」

「み、みなみちゃん?はずかしくない?」
「べつに…ゆたかが主語なら、はずかしくない」

「〜〜〜〜!」







モチロン最後の絶句してもだえてるのはめがねをかけた腐女子である

640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 19:35:46 ID:KTlh6Nco
>>636-638
どうもありがとうございました。


641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 20:00:41 ID:Vkpntw3B
主語はみなみちゃんですが萌えますね(=ω=.)

642 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 21:18:01 ID:05ui5IPa
>>635
最初笑ったが良く見ると背筋がww

643 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 22:17:44 ID:slhtA4rh
>>628
かがみ病気www

>>639
ゆーちゃんカワイイw
そういや4コマ絵師さんそろそろ現れてもいいと思うんだけど
来ないね orz

644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 22:20:38 ID:mlfsG5ku
いいよ来なくて

645 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 22:29:35 ID:ue/2qarP
>>598
激しさ惜しまないのさ 
悲しみに染めたくないから〜♪

646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 22:33:44 ID:pi8JmL6S
拳で語る愛情もある、か……

647 名前:639 :2008/05/25(日) 22:35:24 ID:t8u4pe4Y
>>643氏、そうですね、見てくださって間に合えばいいのですが

>>641氏に感謝
書く人間としてはずかしいミスです…
これでいいのかな



「みなみちゃん、これ読んで」
「ん…I love Yutaka.」

「え、えっと、日本語で言ってみて、みなみちゃん」
「わたしはゆたかを愛している」

「み、みなみちゃん?はずかしくない?」
「べつに…ゆたかに言うのなら、はずかしくない」

「〜〜〜〜!」







モチロン最後の絶句して悶えているのはメガネをかけた腐女子である。

648 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 22:40:27 ID:tgpTOspp
あー、ついにこなかがスレじゃなくなったのか。
もう終わりだな。

こんだけ長く続いてるスレなのに住み分けも出来ない奴が出てきて
それを黙認されてるのがありえない。
なんのためのこなかがスレだ。

>>639
自重しろ

649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 22:46:44 ID:3hmrYg9I
>>647
その眼鏡をかけた腐女子は早くかがこなにも目を向けるべきだっぜ

650 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 23:00:50 ID:YJ7lxJwm
>>638
ちょっと頼りなげなキューピッド役が、つかさによく似合ってますね。
神様からもらったお守りという、ちょっとファンタジーの入った
設定も面白いですね。
私もそういった設定でまた何か書いてみようかな。

>>639
8-784氏が4コマ漫画にしてくれるの、すごく楽しみにしてます。
しかしなんというか、こちらのカップルは積極的ですね。
こなたも積極的なようでいて、実は肝心の場面で強く出れない
ようなイメージが私の中になるので、かがみにがんばってほしい
ところです。

651 名前:柊 かがみ :2008/05/25(日) 23:21:10 ID:5oq2w9tS
私の親友、こなた。
私が恋した、こなた。
私――柊かがみにとって、泉こなたって、どんな人物なのかな。

パタン。
こなたから借りたラノベは、読み終わった。
借りた時は、ありふれた本の一冊と思っていた。
今は……どうかな。
借りた時と、今とでは、こなたに対する私の気持ちは、大きく動いた。
友情、そして、恋。
じゃあ、今は?

――友情と、恋。この2つって、何が違うんでしょう? 何が同じなんでしょう?

昨日、ゆたかちゃんに問われた言葉。
こなたへの恋を自覚してから、私の中で、無視し続けてきた、言葉。

こなたへの想いは、本当に……恋?
心の奥では、自信が無かった。でも、気持ちを浮き足出させることで、無視した。
もし、恋じゃなかったら、友情?
……分からない。
以前の私……友情だと思ってた頃の私より、ずっと、ずっと、こなたを意識している。
友情ではない、気もした。

パラパラ、とページを繰る。内容は、頭に入っている。
――この本の主人公は、どうだったのかな。自分と同じ、女の子に恋をした、この子は。
挿絵に描かれた、ポニーテールの活発そうな子に、少しだけ、親近感が沸いた。
こなたは、何を思ってこの本を私に貸してくれたのかな……。
私の気持ちは、完全に行く当てを見失っていた。まるで、迷路を歩くように。
迷路……そう、迷路。
私は、気持ちの迷路に、迷い込んだのかもしれない。
恋と、友情。
私の心は、振り子のように、行ったり来たりを繰り返す。
振り子を吊った線の先には、何があるのかな。
その先を見るのが、少し、怖い気がした……。

ベッドに横になって、目を閉じる。
瞼の裏に浮かんできた情景は、こなたの家から帰る時。
こなたと、ゆたかちゃんが、帰る私を見送ってくれた。
夕刻で、やっぱり紅く染まった世界で、こなたの蒼はよく映えていた。
――じゃね、かがみん。
――うん。じゃあ。
手を振り合った、私達。こなたの動きに合わせて揺れる蒼が澄み渡っていて、また、ドキリとした。
見上げてくる碧を直視できなくなって目を逸らしたら、儚げに微笑んだ、ゆたかちゃん。

――その答えが分かったら、私にも教えてください。
昨日、私にそう言ったこの子も、私と同じ悩みを、抱えているのだろうか。
友情と、恋の狭間で、揺れ続ける心を持て余して、舞い上がって、浮き足立って、不安な心を押し潰して、ただ一人の人をこの手に欲する事を。

652 名前:柊 かがみ :2008/05/25(日) 23:21:33 ID:5oq2w9tS
私の視線に気がついたのか、こなたはニヤッとした。
――あれあれ?もしかして、かがみ、ゆーちゃんと……フラグ、立っちゃった?
――そ、そんなわけ無いでしょ!!
――ち、違うよぉ、お姉ちゃん!
ゆたかちゃんと2人、必死になって、否定した。
ゆたかちゃんは、気がつかなかったみたいだけど、こなたが、一瞬言い澱んで、寂しそうな顔をしたのを、私は見逃さなかった。
チクリ、と胸が痛んだ。こなたにはこんな顔をしていて欲しくない。こなたには、笑っていて欲しい。
この気持ちは、恋でも友情でも、偽らざる、私の真っ直ぐな気持ち。
もし、こなたが寂しそうだと、こっちまで寂しくなる。
もし、こなたが哀しそうだと、こっちまで哀しくなる。
でも、例え私をからかってくる時でも、こなたが笑っていれば、こっちも嬉しくなる。
アイツのオタクな発言や、辛口な毒舌を、まぁ、いいか。と、思えるのはアイツの笑顔が、私にとって、特別だから。
だから、こなたに向かって、言った。
――また、明日ね。
こなたは、笑った。
――うん。また明日。

コンコン、扉をノックする音で、私は、目を覚ました。
少しボーっとする。寝ちゃってたかな。
入ってきたのは、つかさだった。
その手に、多分自作の、ホットケーキを持っている。
つかさは、ニコッと笑った。
――食べる?
頷いた。
おいしい……。
暫く無言で、フォークが皿に当って立てるカチャリと言う音だけが響いた。
つかさが、壁にかかったカレンダーを見て言った。
――もう直ぐ、こなちゃんの誕生日だね。お姉ちゃん、毎日こうやって、印、つけてるの?
しまった、と思ったが、もう、遅い。本当は誰にも知られたくなかったけど……つかさなら、まぁ、いいか。
そのつかさは、また微笑むと、私の方に身を乗り出した。
――お姉ちゃんにとって、こなちゃん、特別なんだよね?
――え?
つかさは、私の頬に手を添えた。
――もし、こうしてるのが私じゃなくて、こなちゃんだったら、お姉ちゃん、ドキドキしてるでしょ?
……あ。
確かに、そうだ。でも、なんで? なんで知ってるの?
――見てれば、分かるよ。
じゃあ、つかさには、分かるのだろうか? 今の、私の、こなたに対する、気持ちは、恋? それとも、友情?
――ん〜……どうかな。そんなに難しく考えなくてもいいと思うよ。
今のつかさは、私以上に大人だった。
――もっと単純な答えが、あるんじゃない? 今はきっと、それでもいいよ。
その答えって、何?
――だ〜め、お姉ちゃんが自分で、見つけて。
そう言って、つかさは、私のカレンダーの今日の日付、5月25日に×印をつけた。
――でも、一個だけヒント。お姉ちゃんが、私やゆきちゃんに感じてる事と、こなちゃんに感じてること、きっと大元は同じことなんだよ。
そう言って、つかさは出て行った。お皿の片づけを忘れて。
1人残された私は、つかさの言った事を考えていた。

赤い○まで増える×は、後、2個。

653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 23:29:04 ID:YJ7lxJwm
>>652
GJです。
うーん、恋か友情かで揺れ動くかがみの心が良く伝わってきます。
つかさやみゆきを好きである気持ちと、こなたを好きな気持ち。
どちらも好きであることには変わらないけれど、それを決定的に
恋に変えるものって何なんでしょうね?
柄にもなく色々考えてしまいました。

654 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 23:39:14 ID:SpmTEwlJ
ポニテで百合なラノベが気になる

655 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 23:46:46 ID:+tl2Fml0
たぶん、ストパニじゃね?

656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 23:49:42 ID:JvOoyBpR
つかさの言う単純な答え。
はたして、それは何なのでしょうか。
深く考えてくると、大分哲学めいたものになってきそうですね・・・。
つかさの言う様に、もっと単純な答えがあるんでしょうけど・・・。

×と○が重なる日までに、答えが見つかるのでしょうか?
明日も楽しみにさせていただきます。

657 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 00:05:20 ID:ZZ6DEyxZ
>>654
シアンとマゼンタとか?

658 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 00:06:29 ID:dtyAOuFa
答えは単純なんだ
しかし、いかにしてかがみが、その単純な答えにたどり着くかなんだ。

解答、誕生日までに間に合えかがみ(=ω=.)9m

659 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 00:14:28 ID:CYpXBXUk
きっと単純、シンプルすぎて気付けないんじゃないかな…
そういうことって結構あると思う。悩みすぎて、遠回りに考えすぎて。
近くにある簡単な答えに気がつかないっていうこと。

660 名前:14-586 :2008/05/26(月) 00:18:13 ID:ARGUw5oR
>>651-652
・こなたんは小説が大の苦手
・そんなこなたんがラノベを貸してきた
・しかもストパ……なんか百合っぽい

いかん、これを総合すると何をどう考えてもドキドキが止まらないというか
かがみんに大声で叫びたいのを押さえるので必死な自分が余りに精神異常(汗)
もうGJすぎです!どうしてくれるんですかっ!!

そして、誕生日に向けてSS書きたいのに、なかなかいいネタが飛んでこなくて
ちょっと悲しいorz 残り48時間、まにあうのかっ?

661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 02:14:22 ID:R11PVBt8
>>648
この程度で「もう終わり」だなんて、どんだけ耐性低いのよアンタ……
……アンタまさか、スレ終了誘導したいってんじゃないでしょうね!



「落ち着いてください、かがみさん。 ……それより、これを読んでいただけませんか?」

ん…I love konata.

「えーと、日本語で言ってみて、かがみん?」

そうねぇ……『月が綺麗ですね』、かな。

「……そうだね〜……」




「……あれ、あれ〜? なんであれでいいムードなの? お姉ちゃんとこなちゃん……」

「泉さん、夏目漱石の逸話をご存知だったんですね(うふふ)」

662 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 07:13:47 ID:rH8nlYbv
コミケでこなかが本を見つけたかがみ。
さて、その後のかがみの反応は?
1・購入
2・赤面しつつ立ち読み
3・覚醒

663 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 07:29:08 ID:wWyiC+oD
2→1→3の順番で全てこなすんですね、わかります

664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 08:00:14 ID:dtyAOuFa
あ……あの……
私には刺激が……強すぎて……







3冊ずつください

665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 08:27:58 ID:3Dr2jS+3
>662,663
あれ?何のマンガだっけ?
主人公が3択問題出して友人が「順番どおり全部」って答えるのがあったような…

666 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 08:35:36 ID:7IvO1DO/
>>662
4・作者である後輩の腐女子をイベント終了後に呼び出して、もっと過激なものはないか聞く

667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 09:28:30 ID:muBMGXMr
>>662
モデルが自分らであることを確認すると、ブチ切れて作者にビンタ。
泣きながら帰り、次の日こなたが話しかけようとしても、目も合わせられない。

668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 15:02:32 ID:LofqJCX2
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 16:56:18 ID:2v+Hhucb
ttp://www.imgup.org/iup616183.jpg
いかかですか?500円になりますけど

670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 17:39:49 ID:ikIJ1wU9
3冊下さい

671 名前:19-294 :2008/05/26(月) 17:44:25 ID:3e00tese
お久しぶりです。
前作では、なにかとアレでしたので、頑張って後編を書いてみました。
以前言ったように後編を書くつもりではなかったので、矛盾やら展開上無理やりなところとかお見苦しい点が多々ありますが、ご了承ください。



672 名前:こなたが告白された1/3 :2008/05/26(月) 17:45:42 ID:3e00tese
注意:依然としてやはり悲恋ぽいです。救済されてますけど……。

こなたに彼氏が出来た。それはかがみにこなたが好きであるという事実を与えたが、英知は与えなかった。
具体的になにをすればいいのか、かがみにはわからなかった。
強引に別れさすのは人としてどうかと思うし、意外とべた惚れのこなたたちに魔が差すのを待っているしかなかった。
(だけど、なんとなくそれは寂しいわ)
自分の卑しい心があるのを感じて、かがみは寂しくなった。友達なんだから別離を応援してどうするのだ。
四面楚歌だ。心に正直に生きるって難しい。
強くなると誓ったはずなのに戦うって決めたのに、なにも出来ずにいる。
だから、今日も下を向いてしまうのだ。こなたのいない帰り道を歩きながら。

登校時や昼食時には、こなたはいた。しかし、どれだけ近くにいても遠い存在だった。
かがみは、平常心をなんとか保ちながら、みんなと話をしていた。それでも、いくらかはへまをした。
たとえば、急にぼーっとしたり、急に泣きたくなったり、その症状は様々だった。
誰もかがみに対して変だとかおかしいとは言わないが、うすうす気がついているのではないだろうか。
日に日にこなたは幸せそうになるが、かがみは辛くなっていく。
実際に、かがみは押しつぶされていたのだ。自分の気持ちと現実との間で。
しかし、それを感じ取った人がいた。

こなたは、かがみが日に日に少しずつおかしくなるのを感じていた。
なにかに耐えているような、そんな感じ。今まで、彼氏のことがあったため、その関連だろうかと思っていたが、つかさやみゆきはそのショックから復活しているのに、かがみだけが相変わらずなのである。
それに彼氏が出来たことで、かがみがそれほどまでに落ち込むことがあるのだろうか。嫉妬とかはあるだろうけど、そんな間接的なこと忘れてもいい頃合のはず。
(おかしい)
こなたは、今日彼氏が用事で放課後一緒に帰れないのをきっかけにかがみと一緒に帰ろうと思った。
聞かないまでにしても、慰めることぐらいはできるはずだと考えたからだ。
「おおい、かがみ帰ろう」
「え、でも、彼氏と一緒に帰るんじゃないの?」
「なんか用事があるらしいってさ」
「そう、それじゃ、つかさも呼んで」
と、かがみはつかさを探す。
「あーそうそうつかさ、なんか職員室に呼ばれてたよ。先に帰ってて、だってさ」
「まったく、あの子たらなにをしたのやら」
ため息をつく、かがみ。でも、嬉しそうだ。
「よーし、それじゃ帰ろう!」

673 名前:こなたが告白された2/3 :2008/05/26(月) 17:46:08 ID:3e00tese
かがみは、こなたの申し出が嬉しかった。好きな人と一緒に帰るというのは、新鮮であった。たとえ、それが今までの日常であったとしても。
「いやーほんとに……」
こなたは一方的に彼氏の話題をしゃべる。
本当にこなたは楽しそうだと、かがみは考えると、自分が嫌になりそうだ。
(宣戦布告、戦い、強さ、本当にそれらは必要だったのかしら)
やはり、それらはこなたの幸せを思うと、行使できない力だった。
かがみはずっとずっと、考えていた。だけど、その考えは、自分を幸福にする思考でしかなかったのではないか。
そう思考の深みに入りかけた時、こなたは下を向いて少し寂しそうに、
「最近、かがみ変だよ」
「え」
「そうやって、悲しい顔をしたかと思えば、ずっと考えたり、なにか悩みでもあるの?」
こなたの寂しそうな顔をして、やっぱり同じようにかがみも寂しそうな顔をする。
「べ、別にない……わよ」
ここで、すべてを吐露してもよかったのかもしれない。でも、それだと台無しになってしまうから。こなたの幸せが。
「そう」
こなたは依然、寂しそうにしている。
(私がいたらダメになる)
こなたの表情を見ながら思った。
(私のせいでこなたが不幸せになる。それなら私なんかいないほうが……)
かがみは走り出した。こなたはそれを見て、驚いている。それでも振り返らずにかがみは走った。
(私はこなたと会ってはいけない。だって私は……)

674 名前:こなたが告白された3/3 :2008/05/26(月) 17:46:39 ID:3e00tese
どこかの公園のブランコに乗りながら、かがみは息を切らしている。こなたの顔も、こなたの体も、こなたの心も、でもそれ以上に好きだったこなたのことを忘れなくてはいけない。
あの日、確かに強くなると誓った。だけど、強さはいつからか忍耐力へと変わっていくのだろう。そうやって、ブランコのように揺れる心も、今は停止させて、ただ忘却に放り出さなくてはいけない。
もしかしたら、最初から強さなんて必要なかったのかもしれない。ただ、諦める強さだけ必要だったのかもしれない。
(諦めよう)
最初からそうしていれば苦労はなかったのに、とかがみ自嘲気味で思う。
(諦めることで全てがよくなるのなら……)
「かがみ……」
声が聞こえる。それは心からでもなく、まして天からでもない。目の前の少女からである。
「……こなた」
目の前の少女は髪を乱し、息を切らしていた。
「こなたっ!」
探してくれたんだと思うと急にかがみは泣き出した。
そんなかがみを見て、こなたは少しだけ困っていたが、やさしく抱きしめた。
かがみはこなたの胸でずっと泣いていた。すべての思いをこなたに伝えようと必死に泣いていた。
「かがみ、泣いてばかりじゃわからないよ」
母親のようなやさしい声でいった。うんと頷くと、かがみは降参した。
「あのね……」
言っていいのだろうか、迷った。だけど、こなたには勝てない。こなたから離れて、ちゃんと相手の目を見て、
「こなたのこと、好きなの」
こなたは驚いた様子を見せたが、いつものちょっとふざけた顔をしながら、
「じゃあ、両思いだね」
「え、どういうこと」
「私も、かがみのこと好きだよ」
とても軽い調子でいう。
「え、あ、え!」
口が思うように動かない。どこから質問すればいいのかわからないのだ。
「か、彼氏のことはどうするのよ」
「いやーだって彼氏とかがみは別物じゃん」
「私のこと好きって、それは友達としてだったの? だとしたら私は、こなたのこと……」
「わかっているよ、かがみ」
こなたは空を見ながら真面目にいう。
「だったら、別物って……」
「かがみは、私のどこが好きなの?」
「えっと……」
どこだろう。顔? 声? 体? 心?
ううん、どれも正解でどれも違う。そう答えは、
「こなたが好きなの。こなたと一緒にいるのが好きなの」
「うんうん。私も、かがみが好き。かがみと一緒にいるのが好き」
そういってから、こなたは一息ついて、
「だから、きっとそれは浮気じゃないんだと思うよ」
きっぱりという。それを聞いて、
「なんだか、それって男が浮気するときの言い訳みたい」
とかがみは笑いながら言った。やっぱりこなたには勝てない。
「というわけだから、かがみ一緒に帰ろ」
手が差し伸べられる。それを取り、二人は手をつないだ。
「やっぱり、笑顔のかがみが一番いい」
「私も、笑顔のこなたが一番いい」
そういいながら、二人は笑顔になる。これから何度も波乱があるだろうけど、今この瞬間はこなたを感じていたい。
こなたと一緒にいられる、そんなありふれた幸せを。

終わり

675 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 18:38:24 ID:rnUORxU8
>>671
きたー!待ってたよ

676 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 21:20:46 ID:iKBT6EmE
>>669
ワラタw

>>674
GJだね
恋ってのはやっかいだからな・・相手を独占しないと気が済まなくなってしまう
というわけで、なにがなんでもこなたを独占しようとするかがみを描いた続編希望
・・・ダメですか?

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 21:23:00 ID:HPhtGkjF
>>669 3冊ずつください
>>674 GJですぞ!

678 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 21:59:45 ID:/yJNdksp
>>669
欲しいですw

>>671-674
GJです!

679 名前:フタ☆某 :2008/05/26(月) 22:01:05 ID:e114FRiS
初めまして ちょいとまー!
・・・そんな訳で、こちらにもペタリ。
ttp://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080526215325.jpg

かなりフライングな感じですが、
何事も自重しない、それがフタ☆クオリティー!(やかましい
失礼しました。ノシ

680 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 22:44:14 ID:h4DWnkhi
>>671-674
お疲れ様でした。

>>679
こなたがとても幸せそうだ。
京アニに就職できそうなくらいうまい。

681 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 22:45:59 ID:HPhtGkjF
>>679 美味…じゃなくて上手いっすな!

682 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 23:18:40 ID:rH8nlYbv
本当はこんな形でご挨拶する予定ではなかったのですが。どうも、19-117のコテを頂いた者です。
実は別にコテ貰ってたりもしますが、それはさておき、困ったことに本スレで規制されましてね。非難所の方にいつもの奴上げました。良かったらどうぞ。携帯からなのでアド貼れませんが。
19-294氏と内用被っちゃいましたが。19-294氏GJ!

683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 23:23:00 ID:Cl/3N8a8
>>682
今日もありがとうございます
かがみの決意を聞いて、安眠できそうです

684 名前:19-117 :2008/05/26(月) 23:29:22 ID:rH8nlYbv
すごい細かい事なのですが非難所、ではなく避難所ですね。

685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 00:15:52 ID:AP/NerJe
>>684
毎日楽しみにしてます
かがみの想いにニヤニヤしながらも癒されます。GJ

686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 12:20:46 ID:94Mo+I3X
12時間切りました
期待と不安が入り混じってます。

687 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 13:10:36 ID:BZ8WUKTy
明日だけは無礼講だね。
みんな投下しまくって楽しめればいいね。

688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 14:35:22 ID:6MCq5qb2
         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>4
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E)
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |


689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 15:48:17 ID:eEjcbviB
>>679
うん、わかったから早く某SSの続きも頼むよw GJ !

690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 19:05:00 ID:nhUvy68k
なんか急に過疎ったな。
祭りの前の静けさか

691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 19:24:03 ID:GEV1NzLG
明日が楽しみだ

692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 21:44:48 ID:4GEo6Y+H
明日何があるの?

693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 21:50:04 ID:xU4Xp4L/
>>692
まじで言ってる?
だとしたら……

694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 21:55:17 ID:FlPwDdFs
泉さんの誕生日です
さらに詳しく説明すれば少し長くなるのですが

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 22:26:54 ID:MJ3tNsqu
こんばんは。19-117のコテを頂いた者です。
規制受けてますので、残念ながら、こなたの誕生日に本スレに下ろせそうにありません。
とにかく、本日分のアレ、避難所に上げておきました。良かったらどうぞ。
携帯からなので避難所アド貼れませんが。

696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 22:30:32 ID:lka8t3yT
かがみんになりきって俺とメールしてくれ
http://ex25.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1211893530/

697 名前:19-117 :2008/05/27(火) 22:41:35 ID:MJ3tNsqu
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/351-353

貼れました、かな?すみません、何分機械音痴なもので。

698 名前:14-586 :2008/05/27(火) 22:42:23 ID:cfz19baN
>>695 柊 かがみ のカウントダウン
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/349-350 5月26日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/351-353 5月27日

……!!
明日、何が起きるのか、かがみの想いは届くのか……!!
全力を上げて期待させていただきますっ!!!!

699 名前:19-117 :2008/05/27(火) 22:47:52 ID:MJ3tNsqu
〉〉698
あ、どうもありがとうございます。
先程、私も携帯でもいけるかな?と思って貼ってみましたが、やはりやって頂けると安心します。

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 23:44:55 ID:3VSDUEG2
GJです
バッチコイヤー!みたいなこなたが妙にオトコらしい
シスプリだけに妹かがみんですね

そろそろこなたの誕生日
まあ平日だし、あまり日付にこだわらずに誕生日週間でも良いと思いますが
SSが沢山投下されるのを期待

701 名前:5-974 :2008/05/27(火) 23:50:35 ID:h4BWER51
誰も覚えていないだろうけど、数カ月ぶりに、俺、参上!
誕生日ぎり前日ということで、投下しちゃいます!

702 名前:5-974 :2008/05/27(火) 23:53:28 ID:h4BWER51
今日、放課後の教室で私はかがみに告白された。

すっごくうれしかった。
だから私も自分の気持ちを伝えた。

そして、手をつないで帰った。


今日はかがみの部屋にお泊まりすることになった。
柊家でご飯をごちそうになって、今はかがみの部屋にいる。

かがみが、まずベッドによりかかるようにして座る。
私は、その横にくっつくようにして座った。

「えへへ…」

いつもとは違う雰囲気…うれしいんだけど、緊張して話もうまくできない私たちは、ただ目を合わせて笑い合うだけだった。

でも、それがすごく幸せ。

想いを通じ合えたかがみと一緒にいられるっていうだけで…すごく嬉しくて…胸の奥がキュン、てなる。

私も結構乙女だったんだね…








〈ファーストキスまでの道乗り…けっこー遠い〉









703 名前:2 :2008/05/27(火) 23:54:46 ID:h4BWER51
「じゃ…じゃあ、いいのね?」
「うん…いいよ、かがみ…」

「「…」」

「目、目つぶってくれないとできないでしょ…?」
「あ、う…うん…」

私は目をつぶった。
自分のキスする顔をかがみに見られてると思うと、すごく恥ずかしい。

一方、かがみも恥ずかしいのか、なかなか行動できずにいた。

…どうしよ…
すごくドキドキする…
落ち着かなきゃ…初めてのキスなんだから…


「かがみぃ…早くしてよ…私、恥ずかしいんだからぁ…」
「ご、ごめんねっ。…今、するから…」

ドキドキドキドキ…


二人の顔が少しずつ、少しずつ、近づいていく。


そして…二人の唇が、ついに…





ガチャ。
「お姉ちゃん、宿題教えて〜!」

つかさが部屋に入ってきた。
慌てて顔を離す私とかがみ。
かがみはつかさにラリアットをくらわせ、つかさを肩で担いで、部屋まで連れていった。

「…」




つかさです。
お姉ちゃんに宿題を聞きに行ったら、ラリアットをかまされ、そのまま私の体を抱えて部屋まで連れて行ってくれた。
そして、私をロープで縛りあげて、「今は邪魔しないでね、後でちゃんと教えてあげるから」と言ってくれた。


ありがとう、お姉ちゃん。





704 名前:3 :2008/05/27(火) 23:55:57 ID:h4BWER51
「そ…それじゃあ…するわよ…」
戻ってきたかがみが顔を赤くしながら、言う。
改めて、さっきの続きだ。
かがみ、よくこのテンション持続できるね。

と、かがみの案外ずぶとい神経に関心しつつも、私ももうその気になってどきどきしていた。

「かがみぃ…ちゅー…してぇ」
私は甘えるように言った。
「う、うん…そうね…まだしてないものね…じゃあ…」

今度はお互いに少しずつ顔を近づけていく。


これが私の… 始めてのキ

「お姉ちゃん、まだ〜〜〜?」


私たちは慌てて、顔を離す。

かがみは、つかさの首ねっこをつかみ、部屋を出て行く。部屋の扉が閉められる。
廊下の方から『どごっ』という音が聞こえ、その後ズリズリと『何か』をひきずる音がし、隣のつかさの部屋の扉の閉まる音が聞こえてきた。



「おまたせ」
かがみが、乱れた髪を整えながら部屋に戻ってきた。
「あの…つかさは」

「ああ、もう 大 丈 夫 よ」


…大丈夫って何が。

つかさ、生きてるよね?

と、友人の心配をしつつも、すぐにさっきの雰囲気に戻れる私たちもすごい。





つかさです。
今は手足を手錠で繋がれてて動けません。
お姉ちゃんは、私が宿題教えてって言ったの忘れてないよね?って聞きに行ったら、私の体にぼでぃぶろーをかまし、
びーむを出しそうな程の目つきで、「もう少しだけ待ってね。あとでチャント教エテアゲルカラ。とりあえず、今は邪魔しないでね?ぶっ殺すわよ?」


って、言ってくれた。
やっぱりお姉ちゃんは優しい。






705 名前:4 :2008/05/27(火) 23:57:15 ID:h4BWER51
「えへへ、かがみ…」
「こなたぁ…うふふっ」
再び、見つめ合う私達。
思えば、かがみとはいつフラグが立ったんだろうね?
いつも一緒に話している時かな?コンサートで席を譲ってくれた時かな?修学旅行の時かな?それともその積み重ねかな?

…どうでもいっか。

今はただ、お互いのことが愛おしくて…あまり会話をすることもできない。

それでも、意志は通じ合っているのか、微笑み合って、かがみは私の肩に手を、私はかがみの腰の部分に手をあてる。
そして二人の間の距離を縮めていく…そして…口づけを




ガチャ。
「ねえ、お姉ちゃ〜ん!」


無論、体を離す私たち。

「な あ に ? つ か さ」

かがみは、これ以上ないくらい満面の笑みで、応えた。

指をばきばきっ♪と鳴らしながら。


「ちょっと宿題分からないところがあるんだけど、教えて?おねえちゃ」



最後の単語を聞きとれない間に、いつの間にかかがみは部屋にいなくて、扉が閉まる音だけした。
隣の部屋から、何かをぶつける音や、何かを切り刻む音や、何かをひきずる音が聞こえた。


…つかさ、生きてるよね。


かがみが戻ってきた。
「あ…あのう…かがみ…」
「こなたぁ〜!」
かがみが嬉しそうに私に寄り添ってきた。
私は、なんか大事なことを聞こうとしたけど、もう忘れちゃった。




つかさです。
今は、十字架にはりつけにされてて動けません。私の体はなんかもうすごいことになってます。
額にお札を貼られ、なぜかニンニクの首飾りまでされてるんだけど、なんでだろう。
そういえば、私の前の机の上に、銀の杭とハンマーが置いてあるんだけど、一体何に使うのかな。

お姉ちゃんのことだから、きっと何か楽しいことなんだろうな。わくわく☆




706 名前:5 :2008/05/27(火) 23:58:28 ID:h4BWER51
戻って来たかがみが私の前に来ると、顔をちょっと赤らめ、色っぽい顔で「こなた…」と呟いた。

可愛すぎる。もうありえないくらい可愛いすぎる。

「かがみぃ……キス…して…」
私は甘えるようにかがみに懇願した。

「うん…好きよ、こなた…」
「私もだよ、かがみ」


私ね…
いっぱいあるよ。かがみの、好きなとこ。
優しい所も、ツンデレなとこも、ツインテールも、意外とオタな所も、寂しんぼなとこも…全部好きだよ。


こなた…ありがと……
私…あんたに会えて本当に良かった…
私もね、こなたのこといっぱい愛してるよ。だから…めいっぱいの気持ちを込めてキスしてあげるね、こなた…

「…かがみぃ」
「…こなたぁ」




ガチャ。
「お姉ちゃん、脱出できたよ〜〜!!」


「「…」」



かがみは、つかさの肩に“ぽん”と手を乗せると、そのままつかさを連れて部屋を出て行った。
部屋の外からは、もはや何の音もしなかった。


ああ…『これが、私がつかさを見た最後だった』とかになるのかな…
つかさグッバイ…今までありがとう…
つかさに出会わなかったら、かがみと出会うこともなかっただろう。
ああ、なんと皮肉なことだろう…
なんて不憫な子や。




かがみが戻ってきた。
「お ま た せ(ニッコリ)」

普通にしてるかがみがなんか怖いよ…

                                      …でもいとしい。





707 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:00:09 ID:vAbrl1Mh
.                                 , -――- 、 _ _/ヽ
.                               /: : : : : : : : : : : : : : : : !-.-.‐.‐.‐. ァ
.                           __∧': /   . . . : : : : : /: :/: : : :`: :<
.                       .  /:::::::::::::::::〉: : : : : : :./: : : :,:イ: :∧: :i: : . .\:`ヽ
.                         〈::::/:::::::::::/: : : : : : :/ : : : / /: /  ',: |: : ハ: : ヽ  \
.                         ∨:::::::::::::/: /: : : : :/: :-∠_/_:/   |: |: : :∧: : :ヘ、  ',
.                         〈:::::::::::::/: /: : : : :/: :.X   //   \!∧: : : :',: : : ハ\j
┏━━┓    ┏┓    ┏━━┓     /\:::::/: /|: : : : /i/  \      /`ー∨: : :l: : : :.!  .        ┏━┓┏━┓
┗━┓┃┏━┛┗━┓┃┏┓┃     ,'.:: : :ヾ:./´ !: : : /  ̄ ̄ ̄       ___∨: :i:. : : :!         ┃  ┃┃  ┃
    ┃┃┗━┓┏━┛┃┗┛┃┏━━i.: : : ./イ!  |: : /      __    \    /!: ;イ::. .:.:i〉.━━━━┓┃  ┃┃  ┃
    ┃┃  ┏┛┃    ┃┏┓┃┃   !: : : : .::|:.ヽ_j: /     /:::::`:.、   \ /、|:/:.|:::. : ,'.         ┃┃  ┃┃  ┃
    ┃┃┏┛┏┛    ┗┛┃┃┗━━j: : : : : .:!:.:/ |/ \    /::::::::::::::::::〉     ! }':.:.:|∨:/ ━━━━┛┗━┛┗━┛
┏━┛┃┃┏┛          ┃┃      |: : : : : .:|:/    > 、j::::::::::::::::::/   , イ-<:.:.;イ:.W          ┏━┓┏━┓
┗━━┛┗┛           ┗┛     |: : : : : .:|'   /   |` ーrー-イ--‐ '  |:.:.:.∨:.!: |             ┗━┛┗━┛
                          |: : : : : : !   〉     |  /ヽ  ヽ.    j:.:.:.:.:. : !: |
                          |: : : : : : |  /`ー 、  |    ,!  }、   |:.:.:.:. : :.|: !
                          |: : : : : : | ./    ヽ |\/,|  / ハ   |:.:.:. : : :.|/
                          |: : : : : : |/      `|\///   |  .|::. : : : : |




誕生日、おめでとう☆

708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:00:23 ID:v+eMxPog
こなたおめでとう!

709 名前:6 :2008/05/28(水) 00:00:31 ID:h4BWER51

「それじゃ、キス…するわよ…」

「うん…かがみ大好き…」

「わたしも…」




「んっ…」
唇が重なる。とってもやわらかいかがみの唇…





ガチャ
「おね





(殴)





私がちらっと横目で見た時、部屋には、私とかがみ以外誰もいなかった。そのかわり、部屋の扉がなぜかぽっかりと人の形に穴が開いていた。




こうして、私とかがみはファーストキスを交わした。

大好きだよ、かがみ。




710 名前:5-974 :2008/05/28(水) 00:01:36 ID:h4BWER51
完。

なんかもういろいろとごめんなさい。


つかさorz


711 名前:707 :2008/05/28(水) 00:04:11 ID:vAbrl1Mh
>>710

割り込んでもうしわけないが、やらずにはいられんかった・・・今でははんs(ry
抱腹絶倒の誕生日カウントダウン小品GJ。KYつかさカワイソスwwwww

712 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:04:13 ID:p46r3a3m
::. /::.::.::.::.!::.::.:l::.l::l1三三三三三;/:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:/::.::.::.:/1::.::.::.:l:.:.:、:.ヽ、
:./::.::.::.::.:l::.::.::.l::.l:.:lヽ三三三エ//::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:/.::.::./l1::.::.::./::.:.:.:ヽ:.:.ヽ
/..::.::.::.::.l::.::.::.:l::.l::.:l::.ヽ三エ/::./::.::.::.::.::.::.::.::.::.:/::.:/ . /!::.::.::.ハ::.::.:.:.:.ヾ、:ヽ
. .::.::.::.::.l::.::.::.::l::.l::.::ヽ::.ス,/::.::./::.::.::.::.::.::.::.::.:/: -≠ェ.,_ j l::.::.:/::.:.l:.:::.::.:.:.:.jヽ:ヽ
:. /::.::.::.l::.::.::.:.l::.l::.::.::Y::.::.::.::,::.::.::.::.::.::.::.:.::.,イ::.::.:/   メ、l::.::/::.::.:.l:.:.:.::.:.:.:.l ヾ,、
:/::.::.::.::l::.::.::.::.:!:_j -/::.::.::.:/::.::.::.::.::.::.::.:/://:/ ___   / .l::./::.::.::.:.lヽ:.:.::. .:l   ヾ
::.::.::.::.::l::.::.::.::.:/ _ /::.::.::,〈:/::.::.::.::.::.::../´ /7 ,へz、.,`y   j:/::.::.::.::. l ヽ:.:. :l   l!
::.::.::.::.::l::.::.::.::.l   '::.::./´j1::.::.::.::.//   /´ / ( `fミ、 //::.::.::.::.::.:l1  ヽ:.:l   j
::.::.::.::.::l::.::.::.::.l  l::.:/}  ,::.::.::.::/ ./  /  l  /rf/ j/l::l::.:!::.::.::.:.:l l   ヽl
::.::.::.::.j!::.::.::.::.:ヽ l / ヽ l::.!::.::./ ./   l  l /ィ/ ./::.::.:/!::l、::.::.:.:.l l     l
::.::.::.::l::l::.::.::.::ヽ::.l/、  l/l::.:/ ,        l /ン´ , ' ::.::./ l::j l::.::.:.:. l l      こなた、誕生日おめでとう
::.::.::.:l::.l::.::.::.::.::ヽl::. l`} .l Y         ¨´ /::.::.::/7 l/ l::.:.:.:,' !
::.::.::.l::.:l::.::.::.::.::.::、::.::ヽ´  l  xxxx       〈::.::.::// .l!  l:.::.:l  l
::.::.:.l::.:ヽ::.::.::.::.::.:ヽ::.::ヽ              〉: //  j   l::./  j
::.::.:l::.::.::.〉、::.::.::.::.::ヽ::.:ヽ 、        rっ /l:::/        レ   /
::.::/::.::.::j::::ヽ::.::.::.::.::.:.ヽ::ヽ´゙' ‐- .,_   , ´   l/
::/::.::.::/::::::::::\::.::.::.::.::.ヽ::.ヽ::.::.::.ノ1ー'´    /
:.::.::.::/::::::::::::::::::`ヽ、::.::.::.ヽ:.ヽィ´ j:.!
::.::. /::_,. -──‐-.,_ヽ、::.:.:.:.ヽヽ//
::.::/'´_,.z=====z.,-\::.::.:.:.ヽ〈
: /γ´         `ヾヘ::.::.::.:.:f^1
:/´             `ヽ::.::.:.:ヽ ヽ

>>710
ちょっとタイミング悪かったね、けどGJ

713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:05:16 ID:kNX68gq5
こなた誕生日おめでとう!!

714 名前:13-351 :2008/05/28(水) 00:06:25 ID:uhdYI3QA
こんばんは。
誕生日おめでとうこなたああああぁぁぁぁ!!!

というわけで、誕生日記念SSを書かせていただきました。
エロ表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください。
(18禁にはならないはずです)
http://blog.livedoor.jp/x3772t/archives/211704.html

>>710
つかさ…可愛そうに。
かがみが暴走しすぎですね。ソレナンテヤンデレ?(=ω=.;)
でも面白いです。笑わせてもらいました。

715 名前:5-974 :2008/05/28(水) 00:08:06 ID:SkPseJ3j
本当にごめんなさいorz

彼女はもちろん生きてます。
次回は他の皆がやられま(血文字はここで途切れている

716 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:11:30 ID:A+rzifPL
こなちゃん誕生日おめでとう!

717 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:17:46 ID:FH0aZjHC
こなた誕生日おめでとおおおおお!!

718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:26:39 ID:z7/4Mc5o
こなた誕生日おめでとうー。

・・・製作中のこなかがRPG、いつか完成までこぎつけられますように。

719 名前:4-248 :2008/05/28(水) 00:28:19 ID:JE1euMrz
こなた誕生日おめでとう!
というわけで誕生日絵を携えて参上しました!
これからもこなかが、そしてこなかがスレに幸あれ…!

http://kissho.xii.jp/1/src/1jyou36438.jpg

720 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:33:32 ID:XbwsC7wx
>>719
4-248氏の絵を心待ちにしていました。
感動しました、見ている自分までうるっときそうになりました
本当に素晴らしい作品をありがとうございます。GJ!

721 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:35:20 ID:DVli4ztP
>>710
GJ!ww
ノーライフキングのようなつかさに大笑いさせて頂きましたw

722 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:38:19 ID:IY7Dl/bU
>>719
なんてハートウォーミングなパースディ絵図。
こいつははなから、縁起がいいぜ(=ω=.)

723 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:46:17 ID:kNX68gq5
>>719
こなたの涙にもらい泣きしそうになりました。
本当にGJ!!

724 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 00:54:14 ID:eL8AGrmb
>>719
なんというGJ!!!!!

725 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 01:35:46 ID:pjqUDfLc
>>719
すごいきれいな絵…やっぱりあなたはただ者じゃない!


それと、日付け変わりにまたいでSS投下なんぞしてゴメンナサイorz
タイミング大失敗ですじゃ…

726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 01:48:36 ID:pLlmvyYm
らきすたに誕生日あったの?

727 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 01:58:50 ID:Pugr4V8S
http://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080528002112.jpg
4-248氏の後にお目汚し(汗)
まあ、折角だから恥のかき捨て……こなた誕生日おめでとう!(脱兎)

728 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 03:34:38 ID:5Bdm/tg0
>>714
いいねーGJ!

729 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 03:50:55 ID:y3oLe0lU
まとめてで恐縮ですが、職人の皆様GJです、堪能させて頂きました
そして祭りに便乗投下
ttp://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080528034224.jpg
プレゼントの代わりに放課後ずっと髪を梳ってもらうと言う謎シチュエーションですがw

730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 05:18:19 ID:GTg6rVuh
さて、まずはっと・・・

こなた、誕生日お目でとおおおおおおおおお!!!!!!

>>710
GJ!
しかしつかさ、もうちょっと空気ってものをだね…w
だがしかし、最後にはちゃんと出来たのでいいと思うよ!!

>>719
GJです!
いいなぁ…大好きな人から誕生日を祝ってもらえたら、
それはとても素敵なことだと思うのです。
こなたも、今日くらいは泣いたっていいと…。

731 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 07:12:38 ID:btiD1QDn
こなた誕生日おめでとうかきこ。
早速いろんな人が祝っているね。
皆さんGJです。


732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 07:49:43 ID:lkz6xKe5
>>719>>727>>729
アナタ達のおかげで朝から妄想が止まらないじゃないか!w
素晴らしい絵をありがとう!GJ!

そしてこなた誕生日オメー
かがみさんとお幸せに!

733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 09:00:56 ID:y7H0Ksoo
>>719>>727>>729
皆様GJです!
朝から幸せな気持ちになれますね。
そしてこなたん誕生日おめでとう!

734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 09:38:43 ID:viRs/aRP
こなた誕生日おめでとう
ほらそこのかがみも喜んでい(ry

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 11:34:01 ID:2GQ1Wjwf
>>719>>727>>729
な…なんという素晴らしいものを!!
たまらんのぅ、たまらんのぅw

736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 11:57:55 ID:ReWt/NbO
今日はこなたの誕生日か

737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 14:41:03 ID:h3M1n2pW
こなたん誕生日おめでとう!
絵が描けないからねんどろいどで・・・

ttp://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080528143902.jpg

738 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 14:43:05 ID:vyf1pAxy
            / / /                    \
         /Y^Y^ヽ/  /    /  .イヽ        \ \
.       /: : : ∨: : /  /     / / / !  !  ! !   \ ヽ
    /: : : : :::/: : :.l  /     / イ / |  |  | l  ',   l`ヽ.l
   /: : : : : :: /: : : :{  l、_  / / ! /  |  |  ,.l -ト  l   |   l
   \: : : : : : i: : : : :|  { `メ、 l/ l/、::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
    \: : : :.|: : : : :|  | / /` ::/':::::/ ´`ヽ _  三,:三ー二
       \/l___.r|  l イ ヽ゜、 .ノヽ--/ ̄ ,
        |  l  l{ ヘ l/   ".ミ }  ...|  /!/           
        |  l  lト、_V      」_}`ー‐し'ゝL _
        |  l  l   ̄lヽ、    _,:ヘr--‐‐'´}    ;ー------
        l  l   ',    |   > .、,,ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
.        /   ト、  ヽ、 |/: :.|   T:.ヽ |   l   |
      /   /  \  \|: : :.<   Lュ: 弋.  l   |
      /   /   | >、  \: : \___ ヽ: : lヽ.l   |
.     /   l   /⌒ヽヽ  ヽ: : : \  ̄| : l: :l|   | |
            / / /                    \
         /Y^Y^ヽ/  /    /  .イヽ        \ \
.       /: : : ∨: : /  /     / / / !  !  ! !   \ ヽ
    /: : : : :::/: : :.l  /     / イ / |  |  | l  ',   l`ヽ.l
   /: : : : : :: /: : : :{  l、_  / / ! /  |  |  ,.l -ト  l   |   l
   \: : : : : : i: : : : :|  { `メ、 l/ l/、::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
    \: : : :.|: : : : :|  | / /` ::/':::::/ ´`ヽ _  三,:三ー二
       \/l___.r|  l イ ヽ゜、 .ノヽ--/ ̄ ,
        |  l  l{ ヘ l/   ".ミ }  ...|  /!/           
        |  l  lト、_V      」_}`ー‐し'ゝL _
        |  l  l   ̄lヽ、    _,:ヘr--‐‐'´}    ;ー------
        l  l   ',    |   > .、,,ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
.        /   ト、  ヽ、 |/: :.|   T:.ヽ |   l   |
      /   /  \  \|: : :.<   Lュ: 弋.  l   |
      /   /   | >、  \: : \___ ヽ: : lヽ.l   |
.     /   l   /⌒ヽヽ  ヽ: : : \  ̄| : l: :l|   | |
            / / /                    \
         /Y^Y^ヽ/  /    /  .イヽ        \ \
.       /: : : ∨: : /  /     / / / !  !  ! !   \ ヽ
    /: : : : :::/: : :.l  /     / イ / |  |  | l  ',   l`ヽ.l
   /: : : : : :: /: : : :{  l、_  / / ! /  |  |  ,.l -ト  l   |   l
   \: : : : : : i: : : : :|  { `メ、 l/ l/、::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
    \: : : :.|: : : : :|  | / /` ::/':::::/ ´`ヽ _  三,:三ー二
       \/l___.r|  l イ ヽ゜、 .ノヽ--/ ̄ ,
        |  l  l{ ヘ l/   ".ミ }  ...|  /!/           
        |  l  lト、_V      」_}`ー‐し'ゝL _
        |  l  l   ̄lヽ、    _,:ヘr--‐‐'´}    ;ー------
        l  l   ',    |   > .、,,ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
.        /   ト、  ヽ、 |/: :.|   T:.ヽ |   l   |
      /   /  \  \|: : :.<   Lュ: 弋.  l   |
      /   /   | >、  \: : \___ ヽ: : lヽ.l   |
.     /   l   /⌒ヽヽ  ヽ: : : \  ̄| : l: :l|   | |


739 名前:17-113 :2008/05/28(水) 14:52:38 ID:tLWdLgo5
こなた、誕生日おめでとう!

しかし、誕生日にはまったく関係ないSS投下
三レスほどかと

740 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 14:53:17 ID:tLWdLgo5
それは、ため息が出るほどの快晴だった。


じりじりと照り付ける太陽を恨めしく思いながら、私は散歩に出ていた。
「やっぱ、間違いだったかな」
最近は不安定な天気だったものだから、晴れたのがついつい嬉しくなってしまって。
ネトゲ漬けの日々も、体に悪いしね、と言い訳して散歩をすることにしたのだけれど――
「暑い……」
少し、いや、かなり暑い。
コンクリートの地面は熱気を持ち上げる手助けをしているし、
見上げるかぎり、雲はどこにも出ていないので太陽を遮ってはくれない。
とりあえず喉も渇いたし、飲み物でも買って近くの公園で休憩しようかな。
「はぁ……」
今日は、ため息が出るくらいの快晴だった。

「あ、」
「ん?」
公園に入ってすぐ、ベンチに座っている友人と目があった。
「やふー、かがみん」
親友の名前を呼びながら、隣に腰掛ける。
「え? こなた? どうしたの?」
と、疑問を口にしながらも、律義にスペースを開けてくれた。
あーあー、信じられないって顔をされてますよ。
そんなに私が公園にいるのが珍しいのかね。
「ちょっと散歩してたんだよ」
「あんたが!?」
「そんなに大袈裟に驚かなくても……傷付くなあ」
目を丸くしながらものすごいオーバーなリアクションで驚かれた。
かがみは私にどんなイメージを持っているんだろうね。
「ごめんごめん……あ、でも、こういうの噂をすれば影って言うのかも」
むう、と顎に手を当てて考えているとかがみがそんな一言を漏らした。
「噂?」
「いや、今日いい天気じゃない?
 こんな日でもこなたは家でゲームしてるのかな――って思ってて」
「……かがみの中の私って」
まあ、いつもならそうしてただろうけどさ。
落ち込んだフリをしておこう。
だって、ほら、面白そうだし。
「悪かったわよ。……ほら、これあげるから」
機嫌直しなさいよ、と渡されたのはジュース。
「ん、ありがとう。喉渇いてたんだよね。
 さっき買おうとしたんだけど、お金持ってきてなくってさー」
「本当、いきあたりばったりに生きてるわよね……」
呆れ顔でため息を吐くかがみを横目に見ながら一口。
「あー、生き返る……」
「あんたつくづく親父臭いな」
「本気で喉が渇いてたんだよ」
若干引いた感じで突っ込まれたので言い返してみた。
「あ、そうだ」
でもそれだけじゃ溜飲が下がらなかったので、追い討ち。

741 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 14:54:22 ID:tLWdLgo5
「これって、間接キスだよね」
「はあ!?」
思いきり叫びながら、眉をしかめて、耳まで赤く染める。
予想通りの反応。これだからかがみは可愛いよね。
かがみはひったくるように私からジュースを奪って、後ろ手に隠した。
「もうあんたに飲み物とかはやらん……!」
唸るように威嚇されるのだけれど、そんなに赤くちゃ、恐くもなんともないわけで。
「そんなあ。それなしで、私の傷付いた心をどう癒せと」
「傷付いてろ!」
「実は傷付いてなんかいませんでした!」
「…………」
知ってたわよ、と言わんばかりの眼光で睨まれる。
まあ、まだ頬は赤いままだから恐くないけどね。
「とりあえず、それ、どうする?」
「どうするって?」
「それにはもう私が口をつけちゃったわけだ。
 つまり、かがみがそれを飲むとまたしても間接キスになっちゃうんだよ」
「んなあっ!?」
これまた一段と赤くなるかがみ。
ここまで赤面しやすい人もそうそういないよね。
分かりやすくポーカーフェイスが出来ない、とも言いますか。
「つまりかがみはどっちを取ってもプラスしかないわけだね」
「何がプラスよ!」
「かがみが飲むなら私と間接キス。
 私が飲むならかがみとの間接キス続行」
本当はそれを捨てるって選択肢もあるけど、勿体ないから個人的にパス。
「マイナスしかないじゃない!」
「でもどっちかを選ばなきゃいけないんだよねー」
「っぐぅ……!」
見ての通り、かがみは気付く気配もないし。
でも、このままじゃ貴重な休日が浪費されていくだけだしなあ。
ううん、どうしよう。
「……決めた」
「え?」
んん、かがみの性格からして決められないと思ってたのに。
現実とは、かくも奇妙なものなり。
かがみは、ますます赤くなりながらジュースの入っている缶を睨み付け、宣言した。
「私が飲む……!」
おお、かがみの心のドミノが倒れていく音が聞こえる。
「しかし、その反応はすっごく傷付くなあ」
「傷付きなさいよ」
「傷付きました!」
命令形で言われた。
……本気で傷付いちゃうよ?
「ていうか、何でかがみんが飲むのやら。
 実は私と間接キスしたかったとか?」
「怒るわよ? ……だって、どっちみち一緒なら自分で飲まないと損じゃない」
「む、そうか。じゃあ、早く飲んじゃいなよ。ぐぐいっと」
「わ、分かってるわよ……」
まるで親の仇のような目で缶を見つめるかがみ。
なんか、時間かかりそうだなあ。
……ええい、まどろっこしい。
「たりゃっ」
「なっ」
ジュースを引ったくって、一口飲む。


742 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 14:55:21 ID:tLWdLgo5
「これ、おいしいよね」
「あ、あああ、あんたなにしてんのよ」
「どもりすぎ。だってかがみ、じれったいんだもん」
「それでももうちょっと待つくらいはさあ……」
「あのままでも、かがみは飲めなかったね」
と、反論してくるかがみにぴしゃり、と言い付けた。
「それに、暑かったしね」
「確かに暑いけど、取る理由にまではならないじゃない」
「恥ずかしがってるかがみより、喉がからからな私に飲まれた方がいいと思うんだよね」
「何によ」
「ジュースに」
かがみは、一瞬目を見開いたけれど、すぐにあはは、と笑う。
「うん。そうね。あんたらしいわ」
笑いながら髪をぐしゃぐしゃとかきまぜられた。
「何を、」
「ジュース飲まれたお返し」
するんだ、と言おうとしたけれど、その前にその一言だけを返された。
む、なんか納得いかない。
「あんた、可愛いこと言うわね」
「どうせ、いつもの屁理屈だよ」
かがみに髪をいじられながら、まだ少し中身がある缶を弄ぶ。
はあ、とため息を吐いてみた。
「落ち込むな落ち込むな。……面白かったわよ?」
「それ、慰めじゃないでしょ」
「からかってるからね」
空の青さが恨めしい。
なんで今日を快晴にしてくれたかな。
「とりあえず髪から手を離してよ」
「ん。じゃあ、そのかわりに、」
ひょい、と私から缶を取り、それをぐぐいっ、と飲み干した。
「な、かがみ、なにして……?」
「……間接キス」
ぷはあ、と缶から口を離して、問いかけに、真っ赤な顔をしながら答える。
「それは、分かってるよ」
「実は、私も喉渇いてた」
「だから?」
顔をしかめて返答を待つ私に、かがみは、綺麗に微笑んだ。
「飲んであげなきゃ、ジュースに失礼でしょ?」
その笑顔はとても、可愛くて。
「ずるい」
「何がよ」
「内緒」
その笑顔とか、それだけで許しちゃいそうな自分とか。
訳は分からないが、何かがずるいのだ。
自分に分からないことを説明しろ、と言われても困るしね。
なんだか、もやもやした感じを晴らそうと、空を見上げた。


743 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 15:01:19 ID:b9VYOsw5
「青いね」
「こなたの髪と同じ色よね」
厳密には違うけど、と付け足してくしゃり、と私の髪をなでた。
「うん。青い」
そのまま、さっきみたいに髪をかきまぜられる。
「かがみ、なんか変」
「たまにはそういう気分にもなるわよ」
「そんなもんかね」
「そんなもんよ」
はあ、とため息を吐いて、空に視線を戻す。
「ため息は幸せが逃げるのよ?」
「少しくらい、逃がしとかないといけない気がしたんだよ」
かがみは眉をひそめたけれど、すぐに「そっか」と返してくれた。

うん。今日は、ため息が出そうなくらいに快晴だ。

744 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 15:04:53 ID:b9VYOsw5
17-113さんがラスト1レス規制されてしまってて変わりに避難所に投下してたので貼ってみた。



745 名前:17-113 :2008/05/28(水) 15:05:33 ID:tLWdLgo5
あれ、書き込めてた
避難所の方にも投下しちまっててすみません

746 名前:17-113 :2008/05/28(水) 15:39:43 ID:tLWdLgo5
>>774
貼ってもらえてたことに今気付きました
ありがとうございます

747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 15:40:03 ID:U0eDzE9l
>>737
いいねwGJ!www

748 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 16:41:58 ID:viRs/aRP
                              /\
                         '"  ̄ ̄ {    ̄ ̄`丶、
                        //: : : : : : : j: : : : : : : : : : : :\
__________     /' 7: : : : : / : : ∧: l: : : : \: :\-=ヘ_
三三三三三三三三三ミ∧      /: : : /: /: : :/: ハ:ヽ : : : : l: : : ∨:7(_厂\
              |lll|.     /: :/ /.: :|: :⌒:/  ヽ {\⌒:| : : : ∨ │  〉
              |lll|    /: ;イ:│.:.:.| :/∨    ヾ \j: : :ヽ:ハ.  |l  /
              |lll|    W│ |.: : :!fて汽    イう汽ス: : : l: |  |:∨
              |lll|         V:! : :ハ! V:rリ    {ト:::rリ ヘ : | :ト、ノ! :!  こなた誕生日おめでとうっと
              |lll|       ヘl :.:{小. ゞ''  ,   ''ヾ'  ^∨N : ,'.:│
__,               |lll|       ∧ : j:人xx  rっ  xxxヘー/: : :/: : |
l│               |lll|       |: ∨:|: : :`ーr-zr  ァ<. //: : :/: : : |
l│               |lll|       |: : : :|\:_;斗' >‐く  〃: : : :/l : : : |
l│               |lll|       |: : : :l /-―|o/ O∧o/: : : : :∧|.: : :│
l│               |lll|       |: : : :|' {   `|   | 7: : : : :/ │: : :.|
l│               |lll|       |: : : :| V ̄| | O | /: : : /   !: : : :|
l│               |lll|       ヽ: : :| {____,| |   |,' : /    │: : :.|


749 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 17:30:33 ID:qdkBtbzg
>>729
かわええ…こういう絵好きだなー…こなたがとてもしあわせそう…
前にもお世話になってます!GJっす!!

>>737
コロネでけえw

750 名前:18-236 :2008/05/28(水) 19:26:43 ID:UeXDy15t
こなた、かがみが今日一日を振り返り、思ったこと、
感じたことを日記に書くという想定で書いて見ました。
本当は別に書いていた誕生日向けのSSがあるのですが、
諸々の事情でまた別の機会にお目にかければと思っております。
今日投稿するのはあくまで日記風の文章ですので、量は多くありません。
これをSSと呼ぶのかどうかわかりませんが、投稿したいと思います。
2レス消費します。

751 名前:18-236 『5月28日:心の日記』 :2008/05/28(水) 19:27:54 ID:UeXDy15t
『5月28日:心の日記』




誕生日、おめでとう。

そう言って渡した手作りのクッキーを見て、
こなたは恥ずかしそうに笑っていたね。
かわいくラッピングされた手作りのクッキー。
でも、ほんのちょっぴり焦げたクッキー。

つかさやみゆきのとてもおいしそうなお菓子よりも、
私のクッキーを最初に食べてくれたね。
そんななんでもないことが嬉しくて。
でも、素直に嬉しさを表せなくて。
それが少し寂しかった。

いつものように冗談で私に抱きつきながら、私をからかってきたね。
でも、分かってる。
恥ずかしくて冗談でごまかしてること。
嬉しさでいっぱいの顔を隠すためなんだって。

そのはにかんだ笑顔が私を温かくしてくれる。
腕に感じる温もりが私を幸せにしてくれる。
でもそれ以上近づかれたら……この胸の鼓動に気付かれてしまう。

こなた、焦げたクッキーしか贈れなくてごめんね。
いつかもっと素敵なプレゼントを渡してみせるから。
そして、そのときには……
だから、待ってて。
いつか、この思いを伝えられる日が来るまで。

ハッピーバースデー、こなた。



752 名前:18-236 『5月28日:心の日記』 :2008/05/28(水) 19:28:08 ID:UeXDy15t


今日は朝からとても不安だった。
いつもかがみのことからかったり、迷惑かけたりしてきたから、
もしかしたら誕生日忘れられてるんじゃないかって。

でも、不安な素振りなんて見せなかったよ。
いつものように振舞って、ずっとはやる気持ちを隠してた。
表向きは冗談を言いながら、心はとてもあせってた。
なんだか私もかがみみたいだね。

けれど、かがみは覚えててくれた。
おめでとうって、手作りのクッキーを渡してくれた。

すごく……嬉しかった。
その一言で、どれだけホッとしただろう。
これまでの誕生日の中で何度も聞いてきたはずなのに、
かがみが言うだけでこんなにも違って聞こえるなんて。
嬉しくって、心がとても温かくなって、そして……
いつものにやけた顔ができなくなった。

そんな顔を見られるのが恥ずかしくて、
すぐに冗談言ってかがみに抱きついた。
私が抱きついてもかがみはいつもの冗談だと思うよね。
でも、かがみの優しい匂いを間近で感じながらすごくどきどきしたよ。
この気持ち……気付かれてないよね?

かがみ、素直にありがとうって言えなくてごめんね。
ほんとはこんなに嬉しいのに、どうしても言えなくって。
だから、待っててくれるかな。
いつか、この気持ちを素直に表せる日が来るまで。

ありがとう、ほんとに嬉しかったよ。


753 名前:18-236 :2008/05/28(水) 19:28:32 ID:UeXDy15t
以上です。
お読みいただきありがとうございました。

今日という日がこなたにとって一生忘れられない
一日になれたらいいですね。

最後に。
こなた、誕生日おめでとう。


754 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 20:12:49 ID:C6Rcmbki
GJの嵐とはこの事か・・・

755 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 20:23:41 ID:4IoAAmP0
今日だけで二週間は持つ勢いだぜ

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 20:25:56 ID:Poww4+3p
あと10年は戦える

757 名前:4-234 :2008/05/28(水) 20:52:07 ID:QbPF6ypq
こんばんは、4−234です
こなたの誕生日に向けて書いてたんですが、忙しすぎて間に合わなかったので
とりあえず序章だけ投下します。
お絵かき掲示板ではささやかにお祝いしてきたのですが。
第三者からみたこなかがが書きたかったので序章はこなたもかがみもでてきません
それでもいいという方のみどうぞー

・4レス失礼します
・ひより視点

758 名前:こなかが観察日記!〜序章〜 :2008/05/28(水) 20:53:22 ID:QbPF6ypq
「はぁぁああああーーーーっ」
陵桜一の同人作家――とまではいかないが自称・中堅同人サークルの
漫画描きの、私こと田村ひよりは、昨夜からもう何度目になるか分からない
溜息を吐いた。一度目の溜息を吐いた時には真っ暗だったカーテンの向こうも
今は隙間から早朝の柔らかい光が零れている。
んんーっと大きく伸びをすると、背骨が音を鳴らし凝りが幾分か解れるのが感じられた。
数時間座りっぱなしの椅子から立ち上がり、一睡もしていないせいで腫れぼったくなった
眼を擦りながらカーテンを勢いよく引くと、普段ならば心地よいと思える太陽の光が
目に染みた。
「ぅあ……っ。黄色い…太陽が黄色いっス…」
間抜けな感想を漏らしつつぼふん、と重力に逆らわず自分のベッドに倒れた。登校までの時間は
後二時間ほどしかないが、完徹で学校に行くよりはマシだろう。最悪朝食を抜けばいい。
横になることで、どっと疲れが押し寄せ急激に睡魔が襲ってくる。ふわりと意識が
夢の中にたゆたうのを認識したのを最後に私は深い眠りの世界へと旅立っていった。



「ギ…ギリギリセーフっス…!!」
言って、教室の扉を開けるのとほぼ同時に始業のチャイムが鳴った。こんな光景は
一週間ほど前からほぼ毎日繰り返されている。
駅から校舎まで全速力で駆けてきたので口から吐き出される息はぜえぜえとひどく荒い。夏本番と
いうわけでもないのに、額から汗が一筋、もう一筋と流れてくる。
「Oh!Good morningヒヨリ、また徹夜明けデスカ?」
「おはよー、パティ…いやー二時間ぐらい仮眠しようとしたら寝過しちゃって」

ぐったりと机に突っ伏すと呆れたような溜息が頭上から降ってきた。その意味するところを正確に
分かるだけに何か言い返すこともできない。担任はまだ来る気配がなく、岩崎さんと小早川さんが
心配そうな表情を浮かべてこっちに近づいてくるのが見えた。
うぅ…二人に悪いことをしているわけではないのになんでか申し訳ない気持ちになってくるっス…。
「おはよう、田村さん。…あの、だいじょうぶ…?」
「顔色が…悪い…」
あぁ…癒されるっス…岩崎さんと小早川さん二人で居る所を見ただけで和むというか…
眼福、眼福っス…。
「って痛ぁ!!?」
べしん、と大きい音とともに頭の天辺に衝撃が走った。実際には音だけでそんなに痛みはないのだけれど
いきなりのことで驚いたから反射的に叫んでいた。右上をみるとパティが呆れた顔で左手に数学の教科書を握っていた。
どうやら衝撃の原因はそれらしい。怨みがましく半眼で見上げると、パティがふう、と軽く息を吐いた。
「ヒヨリ、妄想もそれはそれでniceなことですガ、節度を守らないといけマセンヨ?」
「ぐ…パティに節度とか言われる日が来るとは思わなかった…!!」
「失礼ナ。物事には大抵の場合限度がアリマス。それをprotectしないと、niceがnice boat.に
なっちゃうかもしれないデスカラ。それに、さっきからミナミとユタカがとても困った
faceをしてイマスシ」
「そうっスね…。この年でひより氏ねとは言われたくないっスし…。
ごめんごめん、おはよー小早川さん、岩崎さん」
パティと二人で一般人には到底分らないだろう会話を終了させ改めてこのクラス随一の
百合ップル……もとい、仲の良い二人の方に向き直る。案の定、二人とも
クエスチョンマークを顔中に浮かべていた。あぁ…オタクと一般人の間にある見えない壁が
チョモランマの如く聳え立っているのが分かるっス。まぁ、これも自分で選んだ道。
一片も悔いなんて無いっスけどね!

759 名前:こなかが観察日記!〜序章〜 :2008/05/28(水) 20:54:29 ID:QbPF6ypq

「あの…目の下にすごい隈が出来てるけど…本当に大丈夫…?」
「…約…一週間前から…」
小早川さんと岩崎さんの優しさが乾ききった心に染みるっス…!!萎んだ体に空気を入れて
膨らますイメージで、ゆっくりと机に突っ伏していた上半身を起こして
パタパタと体の前で手を振った。
「ダイジョーブっス。いつもみたいに締め切り前、ってだけっスから」
「でも…」
今回は本当にヤバいけど、という言葉はこれ以上余計な心配をさせたくないから
喉の奥で飲み込んで、尚も言い募ろうとする小早川さんをはぐらかす。
「あ、ほら先生来たっスよ!早く席に戻らないと」



「ヒヨリ!lunchをトゥギャザーしようゼ」
後半だけ怪しい英単語を使う某有名人みたいな口調で、パティが私の机に
大手コンビニチェーン店の袋を置いた。時間は12時を半分ちょっと回ったところで、10分程前に
午前中最後の授業が終わり、教室は昼食を摂りに学食にいったり、友達と一緒に食べるために席を立つ
クラスメイト達でざわついている。

「あれ?小早川さんと岩崎さんは?」
「Uh…食堂でdate timeデスネー」
「成る程…」
パティが、小早川さんと岩崎さんと同じように食堂に行っているらしい、私の前の席の人の
椅子をこっちに寄せて座った。コンビニの袋からとサンドイッチとクリームパン、そして
カフェオレを取り出した。カフェオレにストローで穴をあけ、サンドイッチの方の
ビニール包装をペリペリと?す。私も自分のお弁当の包みを解いて箸を持った。

「今回はいつもよりもdangerなんデスネ?」
「うあ…やっぱパティにはバレてたか…。もー、締切までもう日がないのに
全然進んでなくて…」
母特製、少し甘めの卵焼きを口に含んだところで、パティの言葉がここ最近の
最重要懸案事項を思い出させて、舌に乗せた甘味とは裏腹に思わず苦い顔をしてしまった。
教職員の方々には本当に申し訳ないことだけど、授業中も一生懸命ネタになりそうなことを
考えようとして――睡魔に屈してしまった。
「ユタカとミナミのlove lifeは描かないんデスカ?」
「んー…それはこの前描いたばっかりでネタのストックがないんだよね…」
本人たちに聞かれたらマズイ会話をぽんぽん重ねつつ、ご飯を一口。結局、朝ごはんも
食べられなかったのでいつもよりも美味しく感じられる。空腹は最大の調味料、っス。
「あ゛ー今回こそは落としちゃうかもなぁ…」
半ば諦めモードで投げやりに呟くと、サンドイッチを食べ終えたらしいパティが
二つ目のパンの包装を開けてちっちっちっと指を振った。

「ヒヨリ、forgetしていまセンカ?このschoolの2大coupleのもうひと組の方ヲ…!!」
「……!!そうっス!!わ…私としたことが…こな×かがを失念していたなんて…ッ!!」
「そうデスヨ…ヒヨリ…百合は至高にして究極…今こそこなかがで●●で
×××で△△△なstoryを描くのデス!!You copy?」
「あ…I copyっスけど…声がでかいっス!!ほら、検閲で微妙にモザイク掛かってるじゃ
ないっスか!!後、プラネ●スって中々古いところを持ってくるっスね…」
「プラネ●スは不朽の名作デス!!」
ガタン、と音を鳴らしつつ椅子から立ち上がって、唇の端にクリームをつけながら
力説するパティを慌てて抑え込む。女子高生として危ない発言をしていることに
気づいていないのか、それとも気づいていながら言っているんだろうか。
…なんとなく、後者っぽいっスけど…。

760 名前:こなかが観察日記!〜序章〜 :2008/05/28(水) 20:55:50 ID:QbPF6ypq
「でも…あの二人とはクラスどころか学年も違うっスし…ウオッチングは難しくないっスか?
締め切りまで厳しいっスし…」
そこで、パティがにやりと妖しい笑みを浮かべた。ぞくりと背中が震え、いやな予感が
胸をよぎる。
「ま…まさか…!」
「ソウ…そのまさかデスヨ、ヒヨリ。ワタシたちがwatching出来ないのなら
協力者がいればいいんデス」
「い…いいのかなー…」
「今更何を言っているんデスカ。alwaysユタカとミナミの仲を観察してるクセニ」
「それは…そうだけど…さぁ…」
指摘されたことは、心当たりがありすぎて反論も出来ない。他人の仲を観察することに
罪悪感がないと言えば嘘だけど、見ていて和むのは本当だし、それをついついネタにもしてしまっている。
パティの押しに、爛れた脳と寝不足で判断力を失った頭がそれもいかな、なんて思い始める。
普段なかなか確認することが出来ない、二人の先輩の進展具合が気にならないわけがないし
なによりそろそろネームぐらいは取りかからないと本気で落とす。

「…分かったっス…覚悟を決めましょう…!!」
「…!!じゃあ、ヒヨリ…!!」
「やるっス…田村ひより、やってやるっスよ!!」
「さすがヒヨリ!ワタシ達に出来ないことを平然とやってのけるッ!
そこに痺れる憧れるゥ!」



善は急げ。思い立ったが吉日。頭の中でそんな言葉を並べつつ、私は普段行くことのない
三年生の教室の前にいた。ちなみにパティはというと、留学生ということで目立ってしまうから、と
教室で待っている。三年B組の教室の扉から顔を覗かせると目的の人は、いつもの三人と
喋っている所だった。
(どうやって呼び出すっスかね…)
なるべくなら、泉先輩と柊先輩には勘付かれたくないし…。じぃーーーっと、目でこっちの方を
向かないかと念を送っていると、ちょうど向かいに居たつかさ先輩と目が合った。
まず口元に人差し指をあてて声を出さないように
というポーズをとってから、ちょいちょいと手招きをする。つかさ先輩が私?
と自分を指差したのを見てこくりと頷いた。幸い他の先輩方は話に夢中になっているせいか
私のことはバレていないみたいで、つかさ先輩が三人に何か言ってこっちに来るのを確認してから
出していた頭を引っ込めた。


二人で廊下の隅に移動するとつかさ先輩の方から話しかけてきた。まぁ、当たり前っスよね。
私からつかさ先輩に話かけることは滅多にないし、それはつかさ先輩から私にという意味合いでも
同じだったから。

761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 20:56:36 ID:C5UHC8jZ
今日という日が終わるまでに、このスレの住人は何人生き残ってるだろう――


……いや、この調子なら死んでも蘇生しそうですなw

762 名前:こなかが観察日記!〜序章〜 :2008/05/28(水) 20:57:08 ID:QbPF6ypq
「どうしたの?…えと…田村さん」
「えーと、折り入ってお願いがあるんス!!」
「え…?私に?」
「そうっス!!というかつかさ先輩にしか出来ないんス!!」
ガシッとつかさ先輩の手を握りながら力説する。もう私にはこれしか無いんっス!
そんな私の情熱――えらく曲がったものかもしれないけれど――が伝わったのか
つかさ先輩が大きく頷いた。
「わかったよ、田村さん!私に出来ることなら協力するね…っ」
「ありがとうございます!!神様、仏様、つかさ様っス!」
目から滂沱の涙を流しながらお礼を言う。ここは廊下で、周りの視線が突き刺さるけれど
今はそんなの関係ないっス!!
「そんなぁー、大袈裟だよぉ。…んと、それで何をすればいいの?」
「日記を書いて欲しいんス」
「日記?」
途端に疑問符を浮かべるつかさ先輩に、そうっスと呟いて一緒に持ってきていた
トートバックからB5のノートを取り出した。ノートは美術室に常備してあるものを
一冊拝借してきたものだ。
「情けない話なんスが、新刊の締切が迫ってまして…。で、つかさ先輩に柊先輩と泉先輩の
日常を書いてもらえないかなーと思ってまして。恋び…ゲフンゲフン…仲の良いお二人を
客観的に見ることで良いネタが出来るんじゃないかなぁと…」
「うん、そういうことなら協力するよぉー」
にっこり笑ってノートを受取るつかさ先輩のあまりの純粋さに、心の中で何度も謝る。
ノートを腕に抱きながらとてとてと自分の教室に戻るつかさ先輩を手を振り、感謝の意を
伝えつつ最後まで見送った。
ありがとうっス!つかさ先輩!このご恩は一生忘れないっス!!

期間は時間がないから四日間だけ。今日はもう昼休みも過ぎてしまったから大きな成果は望めないと思う。
だけど、今日が木曜日だから金・土・日とちょうど平日と休日の
先輩たちを知ることができる。あぁ、今から月曜日が楽しみでならないっス!!
これで漫画の方も何とかなりそうだという思いと、期待感で帰りの足取りは軽く、
おそらく小学生以来ののスキップをしつつ、私は自分の教室へと戻っていったのだった。

763 名前:4-234 :2008/05/28(水) 20:58:51 ID:QbPF6ypq
とりあえず、以上です。
読んでくれた皆様ありがとうございました!
いちおう誕生日モノにする…予定、ですので気長に待っていただけたら嬉しいです。

最後に、誕生日おめー!!!!

764 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 21:02:50 ID:C5UHC8jZ
4-234さん

GJでした! そして申し訳ありません!
書き込む前に、ちゃんとリロードして確認すべきでした……
割り込みの形になってしまい、大変申し訳ありませんです。

765 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 22:41:01 ID:q1gtt/gA
しあわせせな2人を見るのがしあわせ 日付変わる前に間に合って良かった

ttp://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080528223940.jpg

766 名前:8-616 :2008/05/28(水) 22:41:49 ID:sm/dOPt8
お久しぶりになります。
かなり久々にスレを覗きましたが、やはり誕生日だから沢山の投下がされていて嬉しいです。
まとめてになりますが皆様GJです!
さて、折角のこな誕なのでちょっとした物ではありますがssを用意したので今から投下したいと思います。

・こなかがで恋人設定です。
・少し暗いですが最後はハッピーエンドです。
・5レスお借りします。


767 名前:ココロの距離(1/5) :2008/05/28(水) 22:44:15 ID:sm/dOPt8
今日はこなたの誕生日。

「ハッピーバースデー、こなちゃん!」
「うわわっ、つかさ!?そんな飛び付いてこなくていいからっ」

それはとても特別な日。

「おめでとうございます、泉さん」
「むふふ、歩く萌え要素に誕生日を祝ってもらえるなんて…世界中の男を敵に回しちゃうねー!」

昼休み、教室には沢山の人が集まった。
こなたの誕生日を祝うため、みんなが思い思いの言葉をかけている。その中にはこなたのクラスの人だけじゃなく、日下部を含む他のクラスや従姉妹である後輩等もいた。

「いやー、こんなに祝ってもらえるなんて…人生初の出来事だよ!」

こなたはみんなに囲まれて凄く嬉しそう。教室の雰囲気はとても楽しいものになっている。そして私も…こなたにおめでとうって言わなきゃいけない。

「ねぇ、かがみー」
「…っ!?」

だけど、何故か私の頭の中にはお祝いの言葉が一つも出てこなかった。
こなたの誕生日を祝いたくないハズもない。寧ろ私は恋人として一番に祝うべきだと思う。それなのに…

「…どしたのさ」
「私…ちょっと用事があるから、行くね」
「あ…待って!」

私はこなたの呼びかけに答えることなく、お祝いムードいっぱいの教室を後にした。勿論…用事なんてものはない。ただ、この空間に居たくなかった。

768 名前:ココロの距離(2/5) :2008/05/28(水) 22:45:40 ID:sm/dOPt8
―――。

「はぁ、何してんのよ…私」

生暖かい風が吹き抜ける。私は気分的に、教室から屋上へと場所を移していた。屋上なんて場所に誰かがいるはずもなく、私は心を落ち着かせる。

「早く、戻らないといけないのに…」

昼休みを過ぎれば、何かタイミングを失ってしまう気がする。いや、もう既にタイミングも何もかも失ってしまったとも言える。

「誕生日…」

あえて言葉を区切るのは、まだ何かしらの抵抗感がある証拠かもしれない。

「おめでとう…か」
「それは誰に言っているのかな?かがみん」
「えっ…」

突然の返答に後ろを振り返ると、そこにはいつもと変わらぬ表情のこなたがいた。

「屋上にいたとはね…探したよ」
「ごめん…」
「いいっていいって」

それから暫く沈黙が続く。こなたは私から目を逸らさないし、私もこなたを瞳を見つめる。時が止まった様な錯覚を覚える。

「…ねぇ、かがみ」
「…ん?」

その沈黙を破ったのはこなた。呼び掛けに意外とはっきりと反応してしまう自分は、早く沈黙という時から抜け出したかったのかもしれない。

「私がみんなにちやほやされて、嫉妬した?」
「違う…」
「…何か嫌なこと、あったの?」
「………」

嫌なわけ…ないのに。それでも私は、その質問に答えられなかった。
ああ、最低だ。折角の誕生日なのに、こなたはきっと機嫌を悪くするだろう。

「…かがみが嫌じゃないなら、話してくれると嬉しいな」
「………」

それなら少しだけ、話してみよう。もしかしたら気が晴れるかもしれない。


769 名前:ココロの距離(3/5) :2008/05/28(水) 22:47:04 ID:sm/dOPt8
「何だかね…あんたが凄く遠くに離れて行っちゃう気が…したの」
「ふぇ?…遠く?」
「うん」

誕生日を迎えたら、こなたは私より一つ年上になる。それは当たり前であり、とても嬉しいこと。そして…悲しいこと。

「離れるも何も…こんなに近くにいるよ?」

こなたはゆっくりと歩み寄ってくる。今の私達の身体の距離は、確かに近い。
こなたはいつでも私の側にいて、私を幸せにしてくれる。だけどさ…

「そういう意味じゃなくてっ…」

そんなんじゃない。

「なら、どんな意味?私には分からないよ…」

私の感じる距離は…。

「それは…」

言ってもどうにもならない。
だって、生まれた月日までは…変えられないでしょ?当たり前のことだけど、今まで生きてきた時間というものは私達の関係で唯一変わることの無い距離。

悩んだってどうにもならない。こうしている間にもそれぞれの時は刻まれ続けている。

ねぇ、こなた。
私はいつだって…こなたと並んで歩きたいの。私達の間にある、こんな僅かな距離が煩わしい。

「はぁ〜」
「私…馬鹿みたいでしょ?」

こなたが溜め息をつくのは当たり前。ワケが分からない話をされて、うんざりなんだろう。いっそ馬鹿にしてほしいくらいだ。

「ううん、でも相変わらずの堅物だと思ってね」
「え…」

けどこなたは…笑っていた。とても優しい笑顔で、私を見つめていた。

「かがみが何を考えてるか、私にはあんまり分からないよ」
「…うん、だと思う」
「だけどさ、かがみが何か不安を………距離を感じてるなら」
「…なら?」

こなたは私の肩に手を置く。その手の暖かさに、私の鼓動は早くなる。


770 名前:ココロの距離(4/5) :2008/05/28(水) 22:49:10 ID:sm/dOPt8
「そんな距離は、今ここで埋めちゃえばいいよ」

言うと同時に、こなたは私を押すように前へ出てくる。その力に抗うことが出来ず、私は自然に壁の方へと押し寄られていく。

「ちょっ、こなたっ…」

私の言葉を無視し、こなたは私を壁際へと追い込んだ。背中には鉄柵の無機質な感触だけがある。

「かがみ…」

私の名前を呼ぶと同時に、こなたはゆっくりと私の方へ顔を近付けてくる。
それも、とても近い距離まで。

「こなた、このままじゃ………」
「なーに?」

悪戯っぽく笑いながら、こなたは更に顔を近付けてくる。こなたの息が顔にかかり、くすぐったい。自分の顔が熱くなってくるのが分かる。

「その…唇が………」
「唇が、どうしたの?」

身体が少し強ばる。
胸の鼓動がうるさいくらい鳴り響く。それは当たり前。だって、この距離は…

「き、キス…しちゃいそうな………」

私の言葉を聞いた直後、こなたはいつもの悪戯っぽい笑みを全開に浮かべた。
ここでやっと、こなたの行動の意図を理解する。

「初めからそのつもりだよ、かがみん」

ほら、やっぱり。
こうして静かに、だけど確かに私達の距離は無くなった。


771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 22:59:02 ID:HdORiwaA
なぜか自分の携帯からスレに繋げなくなったので続きは避難所に投下します><

772 名前:8-616 :2008/05/28(水) 23:01:26 ID:HdORiwaA
↑コテ付け忘れました、8-616です。連投申し訳ありません。

773 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:06:08 ID:6KyvLqsS
善意溢れる所は美しいものだ

774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:08:33 ID:C6Rcmbki
>>763 >>765 >>772
いいねー!ってか投下量が半端ないw

775 名前:8-784 :2008/05/28(水) 23:25:17 ID:NY4JcSGT
こんばんは。いろいろあって遅くなりましたが、どうしても今日中に投下したいので失礼します
職人の皆さんGJです !

最終話です↓
http://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080528230256.gif

最終話だけにしようかとも思ったのですが、約束は守らないといけないと思ったので、使用許可
をいただいたネタを漫画化してみました。
これを描いていたので今回うP遅れました↓
http://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080528230745.gif

前回お返事ありがとうございます !

776 名前:19-117 :2008/05/28(水) 23:27:35 ID:feHfrVQ6
どうも19-117のコテを頂いたものです。やはり規制解除ならず。無念。
SS避難所に上げておきました。
良かったらどうぞ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/6076/1199803893/363-366
そして、職人の皆様、GJ!!

777 名前:11-307 :2008/05/28(水) 23:32:57 ID:ofIWzDSC
鏡開き以来の2回目の投下になります
何とか間に合って良かったw

こなた誕生日おめでとう〜!

ttp://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080528232251.jp

778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:38:57 ID:IY7Dl/bU
>>775
即 時 保 存 し た

痛みに耐え、よくがんばった、感動s(ry

>>776
カウントダウンお疲れ!
すべてうけとめこなたに、萌 え た

>>777
志村〜!末尾!末尾!
テレながらツインツインされようとするこなたに、これまた、萌 え た
あ、でも、こなたの場合、真ん中のも合わせて、トリプルテール?(=ω=.)

779 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:39:36 ID:NXW2vB8p
>>776
読ませていただきました〜
いいですねえ。
二人の気持ちはどうやったって分類できないでしょうけど、
お互いを一番大事に思っているってのが文章の端々から滲み出ていて胸が熱くなりました。
本当にGJです!

あとがきでビックリしましたが、6-774さんだったんですね!
この日までの毎日の更新楽しみにしてました。
本当にお疲れ様でした!

780 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:41:47 ID:Jnkg1Hd2
ふおおおおおおお!!!!!
投下量がすごいっ!

一つ一つ感想言ってあげたいけど、読む時間が欲しいので保管庫でGJしますっ!w

781 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:46:02 ID:5S6WvmUp
保管庫の更新の量にワロタwwww
本当にご苦労様です

782 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:48:24 ID:zGoF4Ci6
残り20KB切ってるけど次スレは?

783 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:49:56 ID:UeXDy15t
誕生日終了間際の投稿ラッシュがすごいですね。

>>763
GJです。
かがみ視点・こなた視点のSSが多い中、
ひより視点で見るこなたとかがみは面白そうですね。
続きを楽しみにしてます。

>>765
これは良い。
こなたにとって最高のプレゼントですね。

>>772
他の人からみて何でもないことが、本人にとっては
意外な距離として感じられるものなのかもしれませんね。

>>775
ずっと楽しみに待ってました。
これで最終話だと思うと、とても寂しいです。
でも、二人にとってはこれがスタートなんですね。
これからも二人一緒なら茨の道も切り開いてくれると信じてます。
これまで多くの作品で楽しませていただき、ありがとうございました。
また、お時間の許す限りこのスレをのぞきに来てくださいね。

>>776
今日まで毎日楽しませてもらいました。
GJです。
これまでのこなたは意外としっかりしていたのに、
肝心なところで照れ屋になるんですね。
そのギャップがとてもいいです。

784 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:56:22 ID:/r/gd6Xm
「カウントダウン」の19-117氏=6-774氏だったのかw
なるほど、どうりで上手いわけだ。

785 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 23:59:44 ID:IY7Dl/bU
   / : ,. -/: : : : : : : : /: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
. /,.. '´/: : : :/: : : : /: : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
//   / : : : : /: : : : : /: : : :,! : : : : : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
.    /: : : : : /: : : : : /: : : /.|: :|: : : : : |: : : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : l
   /: : : : : /: : : : : /-‐ x' !: :|: : : : : |!: : : :l: : : : : :ヽ::::: : : : : : : : :|
   !: : : : :/: : : : : / : : :/ ヽ| : | : : : : | l : : : |: : : : : : :ヽ:::ヽ : : : : : |
.   !: : : :,.イ: : : : : :l : : /   l : !: : : : :| ,.x-‐‐!-、: : : : : ハ::::ハ: : : : : !
  |: : :/ !: : : : : :|: : /     l: |: : : : :|  ヽ: : !、: ヽ、 : : : l::::::l: : : : :|
  |: :/  |: : : : : : ! ll`!‐- 、 l |、: : : :|  ヽ: :| ヽ: :!: : : : :l:::::::!: : : l
  |:/   l: : : : : イ l |   ,!`'.| ヽ: : | - ..__ヽ| ヽ: l: : : : :l、:::::l: : :!
      |: : : : :l l:|  r'ー',ノ    ヽ: |  |  `丶、ヽ:|: : : : :|:ヽ::l : |
        !: : : ,.!: |!  ` '´     ヽ!  r'、__ ,./'/l: !ヽ : : |):ヽ|: l
       ', : / | : '、 '"'"  ,      ヽ._,. ' l:∧!: 〉、 ,.! '´ ,):|
         ヽ:l !: : :`ヽ、   、_     '"'" ・ l/: : : :l/  /: l
        '.| | : : : :|:l/丶、  `ー'     r‐〈: : : : /  /、 : |
          l: : : : |:| l:.:.:.:.:` ー,┬ '' ´ ,〉、r'ー-'、 /=-ヽ: :!
         /! : : : |:! |:.:.:.:.:.:./ '   , ':/:.:.}-- ..__, !'" `ヽ:|
           / !: : : :|:! l:.:.:.:.:.:l`ヽ、  / /:.:.:.l.__,. l_,. --、:}:l
        {   !: : : |:| |:.:.:.:.:.|   `/ /:.:.:.:.:{     l     ヽ!

かがみん、今日はありがとだヨ!

786 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 00:00:29 ID:5S6WvmUp
終わったね、みんなお疲れ様。
最高だったよ!

787 名前:18-423 :2008/05/29(木) 00:07:02 ID:WjCFe66F
ハハ、ギリギリ間に合わなかったさorz
プレゼントはこれかなー?みたいな感じで
ちょいエロなんで気を付けてください
ttp://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080529000414.jpg

788 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 00:10:28 ID:vmuJfqSD
投下して頂いた職人様本当にGJです。
そして保管作業に入るっと思われる管理人さんに合掌。

789 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 00:10:38 ID:2wRYKm2Y
>>787
照れかがみかわええ!!
もしかして子供こなた&かがみの絵を書いて人かな?
あなたの書く絵はどことなく幼く見えてすごい可愛いらしいw

790 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 00:14:37 ID:e+1T8jl9
阿修羅すらも凌駕する勢いで萌えさせてもらった!!
職人さん達には愛すら感じ入る!!

791 名前:639 :2008/05/29(木) 00:15:33 ID:d2xD2ZSj
>>775
最終回GJです
そして作品を投下された意気込みを賞賛します

学校や資格試験が迫っていらっしゃるのでしょうか
勉強がんばってください
息抜きにでも新作を投下くだされば幸いです

あの文章を4コマにまとめるってどうやるのか楽しみでした
そして、私が伝えたいことを見事に籠めて
作品にしていただいたことに感謝します
かがみの可愛らしさ、あやのみさおの可愛さも反則技です♪
ありがとうございました



追伸
みなみとゆたかのネタは本人かどうか判断していただく為にとの意図ですが
スレチで場を荒らしたことを住民の皆様にお詫びします

792 名前:19-737 :2008/05/29(木) 00:17:05 ID:2XdVKQRV
>>787
プレゼントはかがみ自身というやつですなw


こなた誕生日祭り終わりましたね。お疲れ様でした!
SSも絵もどれも秀逸でお腹いっぱいです。
何気に保管庫でコテ番いただいて感激っすw

さぁ、明日の朝ご飯もチョココロネかな。
コロネのまとめ買いなんて初めてだよ・・・w

793 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 00:20:12 ID:tTmniD25
ちょうど、容量も使いきりましたね。
皆様纏めてですがGJ!
自分携帯からなのでスレ建て出来ませぬ。申し訳ない。

794 名前:19-727 :2008/05/29(木) 00:39:24 ID:CtVr1ifK
予想以上の力作ラッシュに丸一日楽しませて頂きました!
まさに愛ですねw
憂鬱な天気の中、元気になれました。皆様お疲れ様です。

保管庫、一度きりの投げ捨てのつもりなのに、コテ番頂いてしまって嬉しいやら申し訳ないやらです。
もし次の機会があればもう少し頑張らせて頂きたく(礼)

795 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 00:40:42 ID:ul0uKaTx
お疲れ様でした!まとめてになってしまいますがGJです!

次スレ立て試してみます。

796 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 00:46:47 ID:zOTM89j7
         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>1
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E)
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |

797 名前:795 :2008/05/29(木) 00:48:55 ID:ul0uKaTx
立てました。
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1211989371/

798 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 00:49:57 ID:d2xD2ZSj
お疲れ様です

799 名前:18-349 :2008/05/29(木) 03:09:40 ID:+Ix1aJIz
余裕で間に合いませんでした〜・・・orz
でもおめでとう〜♪

http://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080529030725.jpg

800 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 03:33:05 ID:THuu/8ah
>>799
ワロタwwww

SS職人さん絵師さん、皆さんお疲れさまでした。
ホントみんな良い仕事してると思う。

801 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 03:46:11 ID:4/PR7AHo
そしてこの後、黒ヒゲ危機一髪ごっこに・・・

802 名前:狂信者M :2008/05/29(木) 04:37:59 ID:4dvg05Q1
スレでは初めまして、です。時々おえかき掲示板に姿を表していたモノです。
ぎりぎり間に合ったのにスレで貼り忘れてしまったという…(汗
でもまとめサイトにはしっかり掲載されておりました。感謝いたします。
http://konakaga.me.land.to/cgi-bin/imgboard/img-box/img20080528233327.jpg
まとめてで申し訳ないですがSSの数々を堪能させていただきました。
又時折投下していきたく存じますので今後ともよろしく…多分ROMってる方が
多いだろうけど。
>>799
近所迷惑になる方向で笑わせていただきましたwwww


803 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 13:26:46 ID:RxF42YqB
>>802
GJ!!
穏やかな目がいい感じですね!

それにしても、ハルヒみたく京アニさん(角川さん)もキャラの誕生日企画の一つや二つ出しても罰は当たらないと思うんだけどなぁ…

804 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 14:40:09 ID:2TPk8GOZ
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


805 名前:名無しさん :2008/05/29(木) 18:13:46 ID:GwXdsg36
ttp://imepita.jp/20080529/647950

タイトル 事後

806 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 18:21:28 ID:55IlcXp6
>>805
うおおおおおおおおお

807 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 18:25:55 ID:3uYhob4S
>>805
……え、これって、ちょ、えぇぇぇえ!!!?

808 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 18:36:51 ID:O1WZ2DMr
>>805
  ┏┓  ┏━━┓┏━┓┏┓┏━━┓┏━━┓     //.i:.:.:i:.:.:.:.:i,|:.i/iハ:.:./ リ\|、;イ:.:.:.:.i、:.:i....      ┏┓┏┓┏┓
┏┛┗┓┗━┓┃┗━┛┃┃┃┏┓┃┃┏┓┃    .| i.|:.:.;イ:.:.i:.:| |i  ィ ∨ ゝ リ|/`イ:.:.:ト:.Y、.      ┃┃┃┃┃┃
┗┓┏┛    ┃┃┏━┓┃┃┃┗┛┃┗┛┃┃┏━| i,|:.:.| i:.:.|i:.:|ィェェク    イミェュャ.レ:.:.i;,:.:) ヽ..━━┓┃┃┃┃┃┃
┏┛┗┓┏┓┃┃┗━┛┃┃┃┏┓┃    ┃┃┃  .i|.´i:.| i:.:.iヽi /// ヽ   /// /:.:./、)   \  ┃┃┃┃┃┃┃
┗┓┏┛┃┗┛┃    ┏┛┃┗┛┃┃    ┃┃┗ /リ i:.i .ト:.:i:.ゝ  マ⌒ 、   /イ:.:.ifj´\ i.  ヘ....┛┗┛┗┛┗┛
  ┃┃  ┗┓┏┛┏━┛┏┛    ┃┃  ┏┛┃  `ー <i\|\ヽ    ヽ_ノ    /:.:.:/Y ヽ. \ ,/..  ┏┓┏┓┏┓
  ┗┛    ┗┛  ┗━━┛      ┗┛  ┗━┛      ∨.|:.:.:`|`ゝ、     ,./i:.:.:/ .i| \  /....    ┗┛┗┛┗┛



かがみ、顔すっきりしすぎだ

809 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 18:48:20 ID:4bQ5/di3
もうちょいデカイのね

ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date82656.jpg

810 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 18:49:31 ID:d2NE96Oi
>>809
なん・・だと・・?

811 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 18:58:36 ID:55IlcXp6
>>809
何をやった・・・w

812 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:00:34 ID:maBWylew
>>809
かがみんを見つめるこなたの視線がたまらん

813 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:02:24 ID:L6bNx/8y
ありきたりでくだらねぇな。

814 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:05:37 ID:55IlcXp6
これマジで公式なの?w暴走しすぎだろw

815 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:06:43 ID:nmsfCPcg
>>809
ゆっくりしてしまったのか

816 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:08:28 ID:nzL7SHOz
こないだのピンナップで
次はもう事後だなとか冗談で言ってたけど
本当にやるとまでは思わなかったw

817 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:28:47 ID:bbrXQW5s
職人の皆様、どうもありがとうございました。

818 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:29:54 ID:nD2lzERp
まじでやっちゃったのかよwww

ってあれ?みんな結構冷静?w

819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:31:18 ID:Ff5C4VC5
>>809
先月の続きかよ!!
かがみがネグリジェからYシャツに着替えてるってことは…ゴクリ

820 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:33:09 ID:3zkeO1oI
おっと、意識を失っていたようだ

821 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:35:26 ID:Ff5C4VC5
もはやメガマガはいい意味でバカとしか思えんwwww

822 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:40:14 ID:oyR7vTB+
これって朝焼け?
もし夕方だとしたら…

823 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:45:14 ID:qkTIOria
>>809
ちょwww
こなたは裸みたいだし、かがみは着替えてる
一晩中何やってたんだw
もうね、今月も買うよメガミマガジンw

824 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:50:54 ID:vudohyyd
>>823
こなたってこれパジャマなのかな?
毛布か薄いシーツっぽいのを羽織ってる感じだよね。
ってことはこの下は裸だよね。

ということは・・・・・・・え、ちょwwwwwww

825 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:51:46 ID:xPqC2+Ve
>>809
こなたは何も着てなくて
かがみは下に何も履いてないだと・・?

そして頬を赤らめてるだと・・?

それらが示すことは・・一つしかない!

826 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:51:54 ID:MlXEK5lQ
>809
かがみ、もしかして下は何も履いてない???

827 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 19:57:01 ID:xPqC2+Ve
参考までに前回の、夜のネクリジェな公式絵
ttp://momoiro.s4.dxbeat.com/up/img/momoiro05739.jpg

見比べると二人のいる部屋が同じっっぽいww

テラ事後www

828 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 20:05:07 ID:2wuz76Dv
え、あ、え?・・・ごめん全然頭回んない
何度思考停止にさせれば気が済むんだよ、このバカポーは

829 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 20:18:07 ID:Fl4vy4rO
これはあああああああああああああああああああ




よしメガマガ買ってくるか

830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 20:25:50 ID:LmVOC40S
みなさん、左下にご注目ください


ttp://www.death-note.biz/up/img/10306.jpg



831 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 20:29:11 ID:O1WZ2DMr
妄想にしてもすげえ
ひよりGJところでかがこな派かい?

832 名前:フタ☆某 :2008/05/29(木) 20:35:11 ID:epTwhDxD
ひよりww
……さ、オチも綺麗についたところで、僕のイラストへのコメント、あじゅじゅしたー。

833 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 20:37:29 ID:PFDzS8uz
>>830
ひよりんをスケープゴートにすれば
公式で百合し放題ということがわかった

834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 20:49:27 ID:19+W6Kea
みなゆた妄想だけじゃなくこなかが妄想もするようになったのかひよりんはw

835 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 21:34:36 ID:4/PR7AHo
まさかひよりんが安全弁になろうとは・・・

836 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/29(木) 21:56:17 ID:wYRtieyO
                     _
    、             ,. ‐ '_"´::::::::::::``'  、
     ! \        ,. -ッ'"::::::::/‐`〜'-´1::::::::i::::ハ::丶、
  ___|  /     //:::;/::::::::,'       !:::::::::|:::U:::::::::ヽ
  \  /    / , ':::::::::!::::::!:::!      |::::::::::!::::::::::::::::::::',
  /  i'  / ,/::::::::::::i::::::,!::l        !::,、:::|::::::::::::::::::i:::i
  \  |    /::::;ォ::::::!:::::ハ::|      ,!;ハ:::|:::::::::::::::::,!:::|
   丶!    /::/ !::::::|:::/丶|、,   、,. 斗 '"「!::::::::::::::://(ヽ、
  <_]   //   !::::::!:/ ヽ!     /'   リ::::::::::::/ ̄` ,ノ)
       '"   /|::::::lハェ.三ュ r‐i ェ三三ュ:::::::, '     ')
        ,/   !:l::::!、!    ノ ヽ     !:.:.:, '   r‐t..ァ'
       /    .l::l::::::{,  ̄     ` ー 'l::::/   /:l:,!
      /     /|::l::::::::`, 、⊂ニニニ⊃,!:/    ,/::::リ
    ,/      ,.ぐi、ハ::i;:::::::{‐r'rr`ーT''' フ¨/     /、::::::i
   〈       i.l l`リi:::::::! !.l i...../-、/.../    /ヽヾ、:!
     丶、,     |.| !.l |i::::/  l.l |...,! /.....!     / }.lヽ 〉:i
       `'iー- /.l l..l l∨   !l |.,' ,'.r,/i`' 、 _,///.ハ::::i
         {_,ノ..//./// ヽ  !l !{ ///l/{、........///./ }:::::!

私がここの住民だってばれてしまった・・・
しかし自重はしない


戻る
DAT2HTML 0.31a Converted.